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Default answers/ja: Difference between revisions

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=はじめに=
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アンケート参加者が回答を飛ばした時や、既定の回答と同じ意見の場合、様々な質問タイプに既定の回答値を設定し、記録することができます。このオプションにアクセスするには、質問パネルにある'''既定の回答を編集'''ボタンをクリックします。
アンケート参加者が回答を飛ばした時や、既定の回答と同じ意見の場合、様々な質問タイプに既定の回答値を設定し、記録することができます。このオプションにアクセスするには、質問パネルにある'''既定の回答を編集'''ボタンをクリックします。
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=有効な値=
=有効な値=  
 
 
*択一質問では、ドロップダウンリストで既定値としたいものを選択します。
*択一質問では、ドロップダウンリストで既定値としたいものを選択します。
*複数選択質問では、チェックボックスで既定の状態(チェックの有無)にします。
*複数選択質問では、チェックボックスで既定の状態(チェックの有無)にします。
*テキスト入力質問では、テキストフィールドにテキストや[[Expression Manager/ja|式]]を入力します。式を使う場合は、中括弧で囲みます。
*テキスト入力質問では、テキストフィールドにテキストや[[ExpressionScript - Presentation/ja|式]]を入力します。式を使う場合は、中括弧で囲みます。
*日付時刻型の質問で式によって日付を指定する場合、フォーマットはdate ('Y-m-d')またはdate ('Y-m-d H:s')の形式にします。例えば、現在の時刻をHH:MM(時、分)のフォーマットを使って既定値にしたい場合、完全な時刻フォーマット(date ('Y-m-d H:s'))を既定の回答ボックスに設定します。式の中のフォーマットは、質問設定のフォーマットとは別のものです。
*日付時刻型の質問で固定値を設定する場合は、その固定値はYYYY-MM-DD形式(例:2022-02-28)にする必要があります。式によって日付を指定する場合、フォーマットはdate ('Y-m-d')またはdate ('Y-m-d H:s')の形式にします。例えば、現在の時刻をHH:MM(時、分)のフォーマットを使って既定値にしたい場合、完全な時刻フォーマット(date ('Y-m-d H:s'))を既定の回答ボックスに設定します。式の中のフォーマットは、質問設定のフォーマットとは別のものです。


{{Alert|Title=注意|text= '''注意:'''
{{Alert|Title=注意|text= '''注意:'''
* 既定値を持つ非表示の質問がある場合、既定値はその質問に回答者が到達した場合のみセットされます。グループ全体が非表示の場合や、1問ずつ表示されるモードでは、既定値はセットされません。
* 非表示の質問については、別の方法として、ExpressionScriptで[[ExpressionScript - Presentation/ja#.E4.BB.A3.E5.85.A5.E6.BC.94.E7.AE.97.E5.AD.90.EF.BC.88.3D.EF.BC.89.E3.82.92.E4.BD.BF.E7.94.A8.E3.81.99.E3.82.8B.E9.9A.9B.E3.81.AE.E6.B3.A8.E6.84.8F|代入演算子]]を使う方法があります。}}
* 非表示の質問については、別の方法として、式マネージャーで[[Expression Manager/ja#Caution_about_using_Assignment_Operator_.28.3D.29|代入演算子]]を使う方法があります。}}
 
 
=ExpressionScriptと既定値=
 
 
アンケート管理者が既定値の指定に[[ExpressionScript - Presentation/ja|ExpressionScript]]を使うことができるのは、"テキスト"と"はい/いいえ"質問タイプだけです。その他の質問タイプでは、[[ExpressionScript - Presentation/ja#.E4.BB.A3.E5.85.A5.E6.BC.94.E7.AE.97.E5.AD.90.E3.82.92.E4.BD.BF.E7.94.A8.E3.81.99.E3.82.8B|代入演算子]]を使うことができます。
 
 
=例=
 


=Example=
*匿名式でないアンケートを実施し、{TOKEN:ATTRIBUTE_1}をアンケート参加者テーブルが作成された時点の年齢だとします。年齢付きの質問に既定値をセットして提示することにより、その年齢が正しいか確認したり、間違っていたら正しいものに入れなおすようお願いしたりすることができます。この場合、既定の回答のテキスト入力欄に{TOKEN:ATTRIBUTE_1}と入力します。
*You have a non-anonymous survey, where {TOKEN:ATTRIBUTE_1} is the person's age as of the time the survey participants table was created. You want to prefill a question/default answer with the person's age and ask them to validate the age or to let him or her change the age value if it is not accurate. To do that, enter {TOKEN:ATTRIBUTE_1} in the text entry field for the default answer.

Latest revision as of 10:40, 26 February 2023


はじめに

アンケート参加者が回答を飛ばした時や、既定の回答と同じ意見の場合、様々な質問タイプに既定の回答値を設定し、記録することができます。このオプションにアクセスするには、質問パネルにある既定の回答を編集ボタンをクリックします。



有効な値

  • 択一質問では、ドロップダウンリストで既定値としたいものを選択します。
  • 複数選択質問では、チェックボックスで既定の状態(チェックの有無)にします。
  • テキスト入力質問では、テキストフィールドにテキストやを入力します。式を使う場合は、中括弧で囲みます。
  • 日付時刻型の質問で固定値を設定する場合は、その固定値はYYYY-MM-DD形式(例:2022-02-28)にする必要があります。式によって日付を指定する場合、フォーマットはdate ('Y-m-d')またはdate ('Y-m-d H:s')の形式にします。例えば、現在の時刻をHH:MM(時、分)のフォーマットを使って既定値にしたい場合、完全な時刻フォーマット(date ('Y-m-d H:s'))を既定の回答ボックスに設定します。式の中のフォーマットは、質問設定のフォーマットとは別のものです。
  注意:
  • 非表示の質問については、別の方法として、ExpressionScriptで代入演算子を使う方法があります。



ExpressionScriptと既定値

アンケート管理者が既定値の指定にExpressionScriptを使うことができるのは、"テキスト"と"はい/いいえ"質問タイプだけです。その他の質問タイプでは、代入演算子を使うことができます。


  • 匿名式でないアンケートを実施し、{TOKEN:ATTRIBUTE_1}をアンケート参加者テーブルが作成された時点の年齢だとします。年齢付きの質問に既定値をセットして提示することにより、その年齢が正しいか確認したり、間違っていたら正しいものに入れなおすようお願いしたりすることができます。この場合、既定の回答のテキスト入力欄に{TOKEN:ATTRIBUTE_1}と入力します。