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Survey quotas/ja: Difference between revisions

From LimeSurvey Manual

(Created page with "*'''制限:''' 回答テーブルに保存され、''完了''としてマークされるアンケートの最大数を表します。LimeSurveyで採用されているSurvey...")
(Created page with "アンケート送信後、回答が編集されている場合、定員のチェックは行われません。参加者は自身の回答を更新し、定員外の値を設...")
 
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=はじめに=
=はじめに=


クォータは、稼働中のアンケートにおいて、あらかじめ定義したグループからの回答数を制限するために使用します。クォータの定義に使用される一般的な属性として、性別、年齢、人種、県/州などがあります。アンケートクォータパネルにアクセスするには、'''アンケートメニュー'''にアクセスし、'''アンケートクォータ'''タブを選択します。
 
定員は、稼働中のアンケートにおいて、あらかじめ定義したグループからの回答数を制限するために使用します。定員の定義に使用される一般的な属性として、性別、年齢、人種、県/州などがあります。アンケートの定員パネルにアクセスするには、''設定''の'''アンケートメニュー'''から'''アンケートの定員'''タブを選択します。




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  {{Alert|title=注意|text=クォータは、アンケートが有効なときのみテストされます。したがって、制限を"0"に設定してアンケートが有効になっていない場合、クォータが動作しているかどうかを確認することはできません。}}
  {{Alert|title=注意|text=アンケートが有効なときのみ、定員が正しく設定されていることを検証することができます。したがって、制限を"0"に設定しても、アンケートが有効になっていない場合、定員が動作しているかどうかを確認することはできません。}}


=定員の仕組み=


=クォータの仕組み=


LimeSurveyクォータシステムの仕組みを理解するため、"はい/いいえ"の質問と配列型の質問があり、それぞれが別の質問グループに属するようなアンケートを考えます。この調査では、この質問に対して"はい"と回答するユーザーを20人までとする制限が設定されています。誰かがその質問に対して"はい"と答えるたびにクォータがチェックされます。
LimeSurvey の定員システムの仕組みを理解するため、"はい/いいえ"の質問と配列型の質問があり、それぞれが別の質問グループに属するようなアンケートを考えます。この調査では、この質問に対して"はい"と回答するユーザーを20人までとする制限が設定されています。誰かがその質問に対して"はい"と答えるたびに定員がチェックされます。


[[General_settings/ja#General_settings_panel|アンケートの形式]](回答者に質問がどのように表示されるか)に応じて、送信するたびに'''チェック'''が行われます。
[[General_settings/ja#General_settings_panel|アンケートの形式]](回答者に質問がどのように表示されるか)に応じて、送信するたびに'''チェック'''が行われます。


*'''アンケート全体を単一ページに収める場合:''' アンケートの形式が''単一ページ''の場合、すべての質問は同じページに表示されます(質問グループに関係なく)。クォータ制限チェックを行うには、ユーザが送信ボタンを押さなければなりません。
*'''アンケート全体を単一ページに収める場合:''' アンケートの形式が''単一ページ''の場合、すべての質問は同じページに表示されます(質問グループに関係なく)。定員制限チェックを行うには、ユーザが送信ボタンをクリックしなければなりません。


*'''質問グループごとに改ページして回答する場合:''' アンケートの形式が''1ページ1グループ''の場合、クォータでチェックする回答が配置されている質問グループに属するすべての質問にアンケート参加者が回答したときにクォータが有効になります。質問グループがアンケートの最初のほうに配置されていれば、アンケートが完了する前にクォータが機能することがあります。
*'''質問グループごとに改ページして回答する場合:''' アンケートの形式が1ページ1グループの場合、定員でチェックする回答が配置されている質問グループに属するすべての質問にアンケート参加者が回答したときに定員が有効になります。質問グループがアンケートの最初のほうに配置されていれば、アンケートが完了する前に定員が機能することがあります。


*'''質問ごとに改ページして回答する場合:''' アンケートの形式が"質問ごとに改ページ"される場合は、個々の質問が別々に表示され、それぞれにページが割り当てられます。この場合、クォータ適用対象の回答を選択すると、'''次へ'''または'''送信'''ボタンを押すとクォータシステムが自動的に起動します。
*'''質問ごとに改ページして回答する場合:''' アンケートの形式が質問ごとに改ページされる場合は、個々の質問が別々に表示され、それぞれにページが割り当てられます。この場合、定員適用対象の回答を選択すると、''次へ/送信''ボタンをクリックすることにより定員システムが自動的に起動します。


{{Note|アンケートの形式を変更するには、アンケートの[[General settings/ja|アンケートの一般設定]]にアクセスします。}}
{{Note|アンケートの形式を変更するには、アンケートの[[General settings/ja|アンケートの一般設定]]にアクセスします。}}


"いいえ"を選択した場合、クォータシステムは起動しません。したがって、別途指定されない限り、アンケートの残りの質問に対する回答は制限されません。
"''いいえ''"を選択した場合、定員システムは起動しません。したがって、別途指定されない限り、アンケートの残りの質問に対する回答は制限されません。
 
"''いいえ''"の回答の数に制限を設定するには、追加の定員を追加し、"''いいえ''"を選択した参加者の数を制限する必要があります。


"いいえ"の回答の数に制限を設定するには、追加のクォータを追加し、"いいえ"を選択した参加者の数を制限する必要があります。
<div class="simplebox">[[File:help.png]] '''注意:''' 先行する質問への回答によって特定の質問に回答させたい場合は、LimeSurvey の[[ExpressionScript/ja|ExpressionScript]]を使用してください。</div>


<div class="simplebox">[[File:help.png]] '''注意:''' 先行する質問への回答によって特定の質問に回答させたい場合は、LimeSurvey の[[Expression Manager/ja|式マネージャー]]を使用してください。</div>


==回答と定員==


==回答とクォータ==


25人の男性と30人の女性の回答者に限定するようなアンケートを実施する必要があるとします。この場合、2つのクォータを適用する必要があります。1つは''男性''に対して、もう1つは''女性''に対してです。これにより、アンケートを完了できる男性は最大25人、女性は最大30人になります。
'''''': 25人の男性と30人の女性の回答者に限定するようなアンケートを実施する必要があるとします。この場合、2つの定員を適用する必要があります。1つは男性に対して、もう1つは女性に対してです。これにより、アンケートを完了できる男性は最大25人、女性は最大30人になります。


男性から50の回答、女性から50の回答が必要になったとしましょう。クォータを起動する回答は、それぞれのクォータボックスに設定する必要があります。同じボックスに2つの回答を追加すると、回答者の性別分布に関係なく、50の回答が収集されます(たとえば、男性40人・女性10人、男性20人・女性30人など)。このwikiページを読んで、[[Survey quotas/ja#Examples|例]]を参照してクォータシステムの使い方を理解してください。
男性から50の回答、女性から50の回答が必要になったとしましょう。定員を起動する回答は、それぞれの定員ボックスに設定する必要があります。同じボックスに2つの回答を追加すると、回答者の性別分布に関係なく、50の回答が収集されます(たとえば、男性40人・女性10人、男性20人・女性30人など)。このwikiページを読んで、[[Survey quotas/ja#Examples|例]]を参照して定員システムの使い方を理解してください。




==アンケート回答テーブルが空でないときにクォータシステムを有効にする==
==アンケート回答テーブルが空でないときに定員システムを有効にする==


クォータシステムは、必ずしもアンケートを有効にする前に設定しなければならないわけではありません。クォータシステムを後で有効化する場合は、アンケート回答テーブルのチェックが開始され、''完了''とマークされたエントリーが検索されます。次に、クォータ条件が満たされているかどうかをチェックします。満たされている場合、それ以降新たに受信するアンケートの回答・エントリーは''未完了''であるとマークされます。


たとえば、それまでに女性から1000件の回答を集め、数週間後に女性のクォータ制限800を導入した場合、女性から新たに受け取る回答は''未完了''とマークされます。回答が収集された後にクォータが適用されたため、残りの200件の回答はアンケート回答テーブルでは''完了''して表示されます。
定員システムは、必ずしもアンケートを有効にする前に設定しなければならないわけではありません。定員システムを後で有効化する場合は、アンケート回答テーブルのチェックが開始され、''完了''とマークされたエントリーが検索されます。次に、定員条件が満たされているかどうかをチェックします。満たされている場合、それ以降新たに受信するアンケートの回答・エントリーは''未完了''であるとマークされます。
 
たとえば、それまでに女性から1000件の回答を集め、数週間後に女性の定員制限800を導入した場合、女性から新たに受け取る回答は''未完了''とマークされます。回答が収集された後に定員が適用されたため、残りの200件の回答はアンケート回答テーブルでは''完了''して表示されます。




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クォータシステムでは回答が保存されず、送信されたアンケート回答の数は記録されません。アンケート回答テーブルに適用されるフィルターと考えてください。基本的には、'''完了'''の列と、クォータが適用されている回答を含む質問の列を確認します。
定員システムでは回答が保存されず、送信されたアンケート回答の数は記録されません。アンケート回答テーブルに適用されるフィルターと考えてください。基本的には、'''完了'''の列と、定員が適用されている回答を含む質問の列を確認します。


=サポートされる質問タイプ=
=サポートされる質問タイプ=


クォータシステムは、現時点で次の質問タイプにのみ適用できます。
*'''性別'''
*'''複数選択'''
*'''配列(5点尺度)'''
*'''配列(10点尺度)'''
*'''言語の変更'''
*'''はい/いいえ'''
*'''リスト(ラジオボタン)'''
*'''リスト(ドロップダウン)'''
*'''リスト(コメントつき)'''


定員システムは、現時点で次の質問タイプにのみ適用できます。
*性別
*複数選択
*配列(5点尺度)
*配列(10点尺度)
*言語の変更
*はい/いいえ
*リスト(ラジオボタン)
*リスト(ドロップダウン)
*リスト(コメントつき)
*式


=アンケートクォータパネル=
=アンケートの定員パネル=


Surveyメニューから'''アンケートクォータ'''タブをクリックすると、次のページが表示されます。
 
アンケート メニューから'''アンケートの定員'''タブをクリックすると、次のページが表示されます。




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このパネルのすべてのオプションを表示するには、アンケートクォータを1つ追加します。追加すると、アンケートクォータページは次のようになります。
このパネルのすべてのオプションを表示するには、アンケートの定員を1つ追加します。追加すると、アンケートの定員ページは次のようになります。




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次のオプションを使用できます。
次のオプションを使用できます。
*'''[[Survey quotas/ja#Quick CSV report|新規クォータの追加]]:''' アンケートクォータテーブルの右下にあるボタンから、新しいクォータを追加できます。クォータがテーブルに表示されたら、質問/サブ質問の回答にクォータの実装を開始できます。
*'''[[Survey quotas/ja#Quick CSV report|新規定員の追加]]:''' アンケート定員テーブルの右下にあるボタンから、新しい定員を追加できます。定員がテーブルに表示されたら、質問/サブ質問の回答に定員の実装を開始できます。


*'''[[Survey quotas/ja#Add an answer|回答追加]]:''' 回答を追加する前に、回答を保存するクォータを追加する必要があります。クォータ制限は、クォータボックスに表示されている回答に<u>のみ</u>適用されます。
*'''[[Survey quotas/ja#Add an answer|回答追加]]:''' 回答を追加する前に、回答を保存する定員を追加する必要があります。定員制限は、定員ボックスに表示されている回答に<u>のみ</u>適用されます。


*'''クォーターを編集:''' クォータのフィールドを編集するには、サーベイクォータテーブルの'''アクション'''列にある緑色の鉛筆をクリックします。
*'''定員を編集:''' 定員のフィールドを編集するには、アンケートの定員テーブルの'''アクション'''列にある緑色の鉛筆をクリックします。


*'''クォータの削除:''' 調査クォータテーブルの'''アクション'''列にある赤いゴミ箱のボタンをクリックして、クォータエントリを削除します。
*'''定員の削除:''' アンケートの定員テーブルの'''アクション'''列にある赤いゴミ箱のボタンをクリックして、定員エントリーを削除します。


*'''[[Survey quotas/ja#Quota validation|クォータの検証]]:''' アンケートクォータテーブルの'''アクション'''列にある最後のボタンをクリックすると、回答者に表示されるクォータメッセージ、リダイレクト先のURLや簡単な説明を確認できます。
*'''[[Survey quotas/ja#Quota validation|定員の検証]]:''' アンケートの定員テーブルの'''アクション'''列にある最後のボタンをクリックすると、回答者に表示される定員メッセージ、リダイレクト先のURLや簡単な説明を確認できます。


*'''[[Survey quotas/ja#Quick CSV report|クイックCSVレポート]]:''' カンマ区切りのCSVテーブルの形式でクォータの概要をエクスポートします。
*'''[[Survey quotas/ja#Quick CSV report|クイックCSVレポート]]:''' カンマ区切りのCSVテーブルの形式で定員の概要をエクスポートします。


*'''選択されたクォータ...:''' アグリゲーターのように機能します。複数のクォータを選択し、このボタンを使用すると、選択したクォータグループに対して、以下で説明するアクションの1つを適用します。
*'''選択した定員...:''' アグリゲーターのように機能します。複数の定員を選択し、このボタンを使用すると、選択した定員グループに対して、以下で説明するアクションの1つを適用します。


<center>[[File:Survey quotas - Selected quota(s).png]]</center>
<center>[[File:Survey quotas - Selected quota(s).png]]</center>


**''有効化:'' クォータを有効にするには、このボタンを使用します。有効なものは、クォータ名、操作、およびURLが緑の背景に白い文字で書かれています。
**''有効化:'' 定員を有効にするには、このボタンを使用します。有効なものは、定員名、操作、およびURLが緑の背景に白い文字で書かれています。


<center>[[File:Active quota.png]]</center>
<center>[[File:Active quota.png]]</center>


**''無効化:'' このボタンを使用して、クォータを無効にします。無効化されたものは、グレーの背景にクォータ名、操作、URLが黒い文字フォントで書かれています。
**''無効化:'' このボタンを使用して、定員を無効にします。無効化されたものは、グレーの背景に定員名、操作、URLが黒い文字フォントで書かれています。


<center>[[File:Deactivated quota.png]]</center>
<center>[[File:Deactivated quota.png]]</center>


**''テキスト変更:'' 複数のクォータのクォータメッセージ、URL、URLの説明をまとめて変更するには、このボタンを使用します。諸々のクォータ条件が満たされると、この機能を使用して回答者を特定のリンクにリダイレクトすることができます。
**''テキスト変更:'' 複数の定員のメッセージ、URL、URLの説明をまとめて変更するには、このボタンを使用します。諸々の定員条件が満たされると、この機能を使用して回答者を特定のリンクにリダイレクトすることができます。


<center>[[File:Survey quotas - change texts.png]]</center>
<center>[[File:Survey quotas - change texts.png]]</center>


**''削除:'' 数回クリックするだけでクォータをまとめて削除する場合は、削除するクォータをクリックし、'''削除'''オプションを選択します。
**''削除:'' 数回のクリックで複数の定員をまとめて削除したい場合は、削除したい定員をクリックし、'''削除'''オプションを選択します。




==新しいクォータを追加する==
==新しい定員を追加する==


'''完全に動作するクォータを使用するには、最初に"クォータを追加"し、そのクォータに"回答を追加"する必要があります。'''


'''新規クォータの追加'''ボタンをクリックすると、次のページが表示されます。 
'''定員を完全に動作させるには、最初に"定員を追加"し、その定員に"回答を追加"する必要があります。'''


<center>[[File:Survey quotas - new quota.png]]</center>
'''新規定員の追加'''ボタンをクリックすると、次のページが表示されます。 


{{Note|星印の付いた欄には記入が必須です。}}  
<center>[[File:Add_new_quota_panel.png]]</center>
 
{{Note|星印の付いた欄は必須項目です。}}  


下記のオプションが使用できます。
下記のオプションが使用できます。


*'''クォータ名:''' アンケートクォータテーブルに表示されるクォータの名前を表します。クォータの内容がわかるようなものにします。
*'''定員名:''' アンケートの定員テーブルに表示される定員の名前。定員の内容がわかるようなものにします。


*'''制限:''' 回答テーブルに保存され、''完了''としてマークされるアンケートの最大数を表します。LimeSurveyで採用されている[[Survey_quotas/ja#How do quotas work|クォータの仕組み]]について、よりよく理解するために、上のwikiセクションを参照してください。  
*'''制限:''' 回答テーブルに保存され、''完了''としてマークされるアンケートの最大数。LimeSurveyで採用されている[[Survey_quotas/ja#How do quotas work|定員の仕組み]]について、よりよく理解するために、上のwikiセクションを参照してください。  


*'''Quota Action:''' If the quota is triggered, then one of the two actions will happen:
*'''定員アクション:''' 定員が起動した場合、2つのアクションのいずれかが実行されます。
**''Terminate survey:'' This action immediately terminates the survey and closes the survey.
**''アンケートを終了:'' このアクションは、アンケートを直ちに終了して閉じます。
**''Allow user to modify his last answers before terminate survey:'' Useful action when you want your respondents not to go for the same option. In this way, you can make some of them choose another solution or option. For example, when goodies are offered, you can use a quota on each option in order not to have more users selecting the same good. With this action activated, the users will be aware of the fact that you cannot offer an
**''アンケートの期限切れ前に、ユーザーに最後の回答を編集することを許可する :'' 回答者が別の選択肢を選ぶことができるようにする場合に便利なアクションです。これにより、他の選択肢を選択させることができます。たとえば、インセンティブが提供されている場合、多くのユーザーが同じインセンティブを選択しないよう、選択肢ごとに定員を適用することができます。


*'''Autoload URL:''' This tells LimeSurvey to automatically redirect the participant to the URL when the quota action occurs.
*'''URLを自動表示:''' これは、定員アクションが発生したときに自動的に参加者をURLにリダイレクトするようLimeSurveyに指示するものです。


*'''Quota Message:''' Write the text you wish to be displayed to your respondents if the quota action is triggered. The message will be displayed if the '''Autoload URL''' is disabled.
*'''定員メッセージ:''' 定員アクションが発生した場合に、回答者に表示するテキストを入力します。'''URLを自動表示'''が'いいえ'の場合、メッセージが表示されます。


*'''URL:''' The URL displayed to survey participants after the quota action was triggered. The users can also be automatically redirected to this URL if "Autoload URL" is enabled. You can use [[URL fields]] in this section.
*'''URL:''' 定員アクションが発生した後にアンケート参加者に表示されるURL。'''URLを自動表示'''が有効になっている場合、ユーザーは自動的にこのURLにリダイレクトされます。このセクションで[[URL fields/ja|URLフィールド]]を使用できます。


*'''URL Description:''' A short URL description can be added in order to show to the other survey administrators the goal of the URL for example.
*'''URLの説明:''' 他のアンケート管理者にURLの目的を示すなどのために、短いURLの説明を追加できます。




===Add an answer===
===回答の追加===


Once the quota was created, you can start adding answers under it. To do that, access the '''Survey quotas''' panel. Look into the survey quotas table and select the '''Add answer''' option from the quota box where you wish to add the respective answer to:
 
定員を作成したら、回答を追加することができます。回答を追加するには、アンケートの定員パネルにアクセスします。アンケートの定員テーブルを確認し、回答を追加しようとしている定員ボックスから'''回答追加'''を選択します。




Line 150: Line 158:




After you clicked it, a new page will load up asking you to select the question to which the quota will be applied to:
定員を適用する質問を選択するための新しいページが読み込まれます。
 




Line 156: Line 165:




{{Box|Please remember that only certain types of questions accept quotas. [[Survey quotas#Supported question types|Click here]] to revisit the supported question types list.}}  
{{Box|一部の質問タイプにのみ定員を設定できます。サポートされている質問タイプの一覧は、[[Survey quotas/ja#Supported question types|こちらをクリック]]してください。}}  


Once you click next, the answers of the question you selected one step before will be displayed. Now, you have to choose to which answer you wish the quota to be applied to:
'''次へ'''をクリックします。選択した質問の回答が表示されます。ここで、定員を適用する回答を選択します。




Line 164: Line 173:




In this example, the "Male" answer will have the quota applied to it. Whenever respondents choose this option the quota system registers the answer. Once the quota limit is reached, the stored survey answers will still be saved in the survey responses table, but it will be marked as being ''incomplete''.
この例では、"''男性''"の回答に定員が適用されます。回答者がこの選択肢を選択するたびに、定員システムが回答を登録します。定員制限に達すると、回答はアンケート回答テーブルに保存されますが、''未完了''とマークされます。
 
==クイックCSVレポート==
 
クイックCSVレポート機能は、アンケート定員テーブルをカンマ区切りのCSVファイルでエクスポートするために使用されます。以下のフィールドがあります。
*'''定員名:''' 定員の名前。
*'''制限''': 定員が有効な場合、アンケート回答テーブルで''完了''とマークできる回答の最大数を表します。
*'''完了:''' アンケート回答テーブルで''完了''したとマークされたアンケート回答の数。 定員が起動した場合、回答は''未完了''とマークされます。
*'''残り:''' アンケート回答テーブルにこれから保存され、''完了''とマークされうる回答の残数。
 
=定員とトークン=


==回答が未送信の場合==


==Quick CSV report==
アンケートでトークンが使用され、回答者が定員により''除外''されると、アンケート回答テーブルの各トークンエントリーの'''完了'''列に、文字"Q"が表示されます。 トークンはこのように無効化され、アンケート参加者はアンケートを再開できません。


The quick CSV report function is used to export the survey quotas table in a comma-delimited CSV file. It includes the following fields:
==回答が送信済みの場合==
*'''Quota name:''' The name of the quotas;
*'''Limit''': If the quota is active, it represents the maximum number of survey responses that can be marked as being ''complete'' in the survey responses table;
*'''Completed:''' The number of survey answers marked as being ''complete'' in the survey responses table. Please note that an answer is marked as being ''incomplete'' if the quota is triggered.
*'''Remaining:''' The number of answers that can still be collected in the survey responses table and marked as being "complete" there.


=Quota and tokens=
[[Participant_settings/ja##.E4.B8.80.E3.81.A4.E3.81.AE.E3.83.88.E3.83.BC.E3.82.AF.E3.83.B3.E3.81.A7.E8.A4.87.E6.95.B0.E5.9B.9E.E7.AD.94.E3.81.BE.E3.81.9F.E3.81.AF.E5.9B.9E.E7.AD.94.E3.81.AE.E6.9B.B4.E6.96.B0.E3.82.92.E6.9C.89.E5.8A.B9|一つのトークンで回答の更新を有効]]を設定することにより、参加者は送信済みの回答を開くことができます。


When tokens are used in a survey and the user is screened out due to a quota, then the respective token entry from the survey responses table is marked with the letter "Q" in the '''completed''' column from the survey responses table. The token is invalidated in this way and the survey participant cannot restart the survey.
アンケート送信後、回答が編集されている場合、定員のチェックは行われません。参加者は自身の回答を更新し、定員外の値を設定できます。


=例=


=Examples=


The role of the following examples is to better explain the role of quotas and their usage within the LimeSurvey environment. Before continuing reading the below examples, please take into account that:
次の例では、LimeSurvey環境での定員の役割とその使用方法がよくわかります。 以下の例を読み進む前に、次の点を考慮してください。


*answers added in the same quota are summed up. For example, if answers A and B from the available responses of a survey question are added to quota Q1, the quota limit '''sums up''' the number of users who pick up A and B as their answers. Therefore, the distribution of A and B answers will be (highly probable) uneven, being entirely dependent on the characteristics or preferences of your respondents.
*同じ定員で追加された回答は合計されます。たとえば、質問の回答のなかから回答AとBが定員Q1に追加された場合、定員制限は、AとBを回答として選択したユーザーの数を'''合計'''します。したがって、回答者の特性や好みにより、AとBの回答比率が不均一になる可能性が高くなります。


*answers added in different quotas act as there is a logical operator "AND" between them. Let's suppose that A is added to Q1 and B to Q2. If A is chosen and Q1 is reached, then respondents won't get their answers marked as being "complete" in the survey responses table. However, the survey participants that choose B are still allowed to continue as long as Q2 is not reached. Once it is reached, respondents who further choose A or B as answers to that specific question will have their answers marked as being '''incomplete''' in the survey responses table.
*異なる定員で追加された回答は、それらの間に論理演算子"AND"があるものとして動作します。Q1にAを加え、Q2にBを加えたとします。Aが選択され、Q1に達した場合、回答者はアンケート回答テーブルで回答が''完了''とはマークされません。しかし、Bを選択したアンケート参加者は、Q2に達していない限り、引き続き回答が許可されます。 Q2に達すると、その質問に対する回答としてAまたはBを選択した回答者は、アンケート回答テーブルで回答が''未完了''とマークされます。




Line 192: Line 208:




==Adding more answers to different quotas==
==さまざまな定員に回答を追加する==


Let's assume that you are doing a survey about LimeSurvey and you would like to receive some feedback from your users. You would like to receive 1000 answers from students (PhD student, graduate, undergraduate) and another 1000 from non-students (unemployed person, full/part-time working person or other). In order to do this, create two quotas: '''Students quota''' and '''Non-students quota'''.
 
LimeSurveyに関するアンケートを行っているとし、参加者からのフィードバックを受け取りたいとします。学生(博士課程学生、大学院生、学部生)から1000件の回答を受け取り、学生でない人(失業者、フルタイム/パートタイム労働者など)から1000件の回答を得たいとします。これを行うには、学生定員と非学生定員の2つの定員を作成します。




Line 200: Line 217:




Now, start adding answers to each quota box following the steps described above in the [[Survey quotas#Add an answer|wiki section]]. The quota boxes should look like this:
上記の[[Survey quotas/ja#Add an answer|ウィキセクション]]で説明した手順に従って、各定員ボックスに回答を追加します。定員ボックスは次のようになります。




Line 206: Line 223:




By using this method, you limit the number of responses you receive from the two defined groups: students and non-students groups. Now, activate the survey and start testing the quotas. If you first reach 1000 answers from the '''non-students''' group, the next answers you receive from this category will be marked as being ''incomplete'' in the survey responses table. Only answers that come from the students group will still be accepted. Once it also reaches 1000, no more answers will be registered as being ''complete'' in the survey responses table.  
この方法を使用すると、受け取った回答の数を、定義された2つのグループ、つまり学生グループと非学生グループで制限できます。次に、アンケートを有効にし、定員のテストを開始します。最初に'''非学生'''グループから1000件の回答が届いた場合、このカテゴリーから受け取った次の回答は、アンケート回答テーブルでは''未完了''とマークされます。 学生グループからの回答のみが受け入れられます。それが1000に達すると、アンケート回答テーブルに回答が''完了''として登録されなくなります。
 
 
{{Box|ただし、アンケートは回答者からアクセスできる状態です。定員制限に達したら、有効期限(例:昨日)を設定してください。}}
 
==URLリンクの追加==
 
 
定員にURLリンクを追加するには、引き続き[[URL fields/ja|URLフィールド]]のウィキセクションをお読みください。
 
==他の質問タイプの定員に式の質問を使用する==
 
[[Survey_quotas/ja#.E3.82.B5.E3.83.9D.E3.83.BC.E3.83.88.E3.81.95.E3.82.8C.E3.82.8B.E8.B3.AA.E5.95.8F.E3.82.BF.E3.82.A4.E3.83.97|サポートされる質問タイプ]]に[[Question_type_-_Equation/ja|式の質問]]や[[Expression_Manager/ja#.E4.BB.A3.E5.85.A5.E6.BC.94.E7.AE.97.E5.AD.90.E3.82.92.E4.BD.BF.E3.81.86|代入演算子]]を使って値を設定することができます。
 
 
すべての質問が非表示となっているか、一つ目の質問が送信済みのページにある場合、二つ目の質問を非表示にすることができ、定員がチェックされます。
 
例えば、Y/N質問を使ってテキスト型の質問に(ユーザーがokと回答したかどうかについて)定員を設定するには、次のようにします。
<code>{QuotaQuestion=if(strtolower(Q00.NAOK) == 'ok', 'Y', 'N')</code>
 
 
[[File:QuotaEquation.png]]
 
このサンプルアンケート[[File:Limesurvey_survey_quotaEquationAndOptOut.zip]]をインポートし有効にしてみてください(必ずファイルを解凍し、アンケートを有効にしてください)。


{{Box|However, the survey can still be accessed by the respondents! Deactivate it once you see that the quota limit was reached.}}
==非表示の質問を使用したアンケートにおける回答最大数の制限==


==Adding a URL link==
回答として式を使用して値を設定するのと同様に、質問が非表示になっている場合は、既定値の定員がチェックされます。これにより、アンケートにおける回答の最大数を設定できます。非表示の質問の既定の回答に割り当てを設定し、この質問を単純なグループに配置します。


To add an URL link to a quota, please continue reading the [[URL fields|URL fields]] wiki section.
このサンプルアンケートをインポートし有効にすることができます。[[File:Quota_by_default_value_sample_survey.zip]](ファイルを解凍し、アンケートを有効にしてください)

Latest revision as of 04:46, 30 April 2023


はじめに

定員は、稼働中のアンケートにおいて、あらかじめ定義したグループからの回答数を制限するために使用します。定員の定義に使用される一般的な属性として、性別、年齢、人種、県/州などがあります。アンケートの定員パネルにアクセスするには、設定アンケートメニューからアンケートの定員タブを選択します。



  注意 : アンケートが有効なときのみ、定員が正しく設定されていることを検証することができます。したがって、制限を"0"に設定しても、アンケートが有効になっていない場合、定員が動作しているかどうかを確認することはできません。


定員の仕組み

LimeSurvey の定員システムの仕組みを理解するため、"はい/いいえ"の質問と配列型の質問があり、それぞれが別の質問グループに属するようなアンケートを考えます。この調査では、この質問に対して"はい"と回答するユーザーを20人までとする制限が設定されています。誰かがその質問に対して"はい"と答えるたびに定員がチェックされます。

アンケートの形式(回答者に質問がどのように表示されるか)に応じて、送信するたびにチェックが行われます。

  • アンケート全体を単一ページに収める場合: アンケートの形式が単一ページの場合、すべての質問は同じページに表示されます(質問グループに関係なく)。定員制限チェックを行うには、ユーザが送信ボタンをクリックしなければなりません。
  • 質問グループごとに改ページして回答する場合: アンケートの形式が1ページ1グループの場合、定員でチェックする回答が配置されている質問グループに属するすべての質問にアンケート参加者が回答したときに定員が有効になります。質問グループがアンケートの最初のほうに配置されていれば、アンケートが完了する前に定員が機能することがあります。
  • 質問ごとに改ページして回答する場合: アンケートの形式が質問ごとに改ページされる場合は、個々の質問が別々に表示され、それぞれにページが割り当てられます。この場合、定員適用対象の回答を選択すると、次へ/送信ボタンをクリックすることにより定員システムが自動的に起動します。
アンケートの形式を変更するには、アンケートのアンケートの一般設定にアクセスします。

"いいえ"を選択した場合、定員システムは起動しません。したがって、別途指定されない限り、アンケートの残りの質問に対する回答は制限されません。

"いいえ"の回答の数に制限を設定するには、追加の定員を追加し、"いいえ"を選択した参加者の数を制限する必要があります。

注意: 先行する質問への回答によって特定の質問に回答させたい場合は、LimeSurvey のExpressionScriptを使用してください。


回答と定員

: 25人の男性と30人の女性の回答者に限定するようなアンケートを実施する必要があるとします。この場合、2つの定員を適用する必要があります。1つは男性に対して、もう1つは女性に対してです。これにより、アンケートを完了できる男性は最大25人、女性は最大30人になります。

男性から50の回答、女性から50の回答が必要になったとしましょう。定員を起動する回答は、それぞれの定員ボックスに設定する必要があります。同じボックスに2つの回答を追加すると、回答者の性別分布に関係なく、50の回答が収集されます(たとえば、男性40人・女性10人、男性20人・女性30人など)。このwikiページを読んで、を参照して定員システムの使い方を理解してください。


アンケート回答テーブルが空でないときに定員システムを有効にする

定員システムは、必ずしもアンケートを有効にする前に設定しなければならないわけではありません。定員システムを後で有効化する場合は、アンケート回答テーブルのチェックが開始され、完了とマークされたエントリーが検索されます。次に、定員条件が満たされているかどうかをチェックします。満たされている場合、それ以降新たに受信するアンケートの回答・エントリーは未完了であるとマークされます。

たとえば、それまでに女性から1000件の回答を集め、数週間後に女性の定員制限800を導入した場合、女性から新たに受け取る回答は未完了とマークされます。回答が収集された後に定員が適用されたため、残りの200件の回答はアンケート回答テーブルでは完了して表示されます。



定員システムでは回答が保存されず、送信されたアンケート回答の数は記録されません。アンケート回答テーブルに適用されるフィルターと考えてください。基本的には、完了の列と、定員が適用されている回答を含む質問の列を確認します。

サポートされる質問タイプ

定員システムは、現時点で次の質問タイプにのみ適用できます。

  • 性別
  • 複数選択
  • 配列(5点尺度)
  • 配列(10点尺度)
  • 言語の変更
  • はい/いいえ
  • リスト(ラジオボタン)
  • リスト(ドロップダウン)
  • リスト(コメントつき)

アンケートの定員パネル

アンケート メニューからアンケートの定員タブをクリックすると、次のページが表示されます。



このパネルのすべてのオプションを表示するには、アンケートの定員を1つ追加します。追加すると、アンケートの定員ページは次のようになります。



次のオプションを使用できます。

  • 新規定員の追加: アンケート定員テーブルの右下にあるボタンから、新しい定員を追加できます。定員がテーブルに表示されたら、質問/サブ質問の回答に定員の実装を開始できます。
  • 回答追加: 回答を追加する前に、回答を保存する定員を追加する必要があります。定員制限は、定員ボックスに表示されている回答にのみ適用されます。
  • 定員を編集: 定員のフィールドを編集するには、アンケートの定員テーブルのアクション列にある緑色の鉛筆をクリックします。
  • 定員の削除: アンケートの定員テーブルのアクション列にある赤いゴミ箱のボタンをクリックして、定員エントリーを削除します。
  • 定員の検証: アンケートの定員テーブルのアクション列にある最後のボタンをクリックすると、回答者に表示される定員メッセージ、リダイレクト先のURLや簡単な説明を確認できます。
  • 選択した定員...: アグリゲーターのように機能します。複数の定員を選択し、このボタンを使用すると、選択した定員グループに対して、以下で説明するアクションの1つを適用します。
    • 有効化: 定員を有効にするには、このボタンを使用します。有効なものは、定員名、操作、およびURLが緑の背景に白い文字で書かれています。
    • 無効化: このボタンを使用して、定員を無効にします。無効化されたものは、グレーの背景に定員名、操作、URLが黒い文字フォントで書かれています。
    • テキスト変更: 複数の定員のメッセージ、URL、URLの説明をまとめて変更するには、このボタンを使用します。諸々の定員条件が満たされると、この機能を使用して回答者を特定のリンクにリダイレクトすることができます。
    • 削除: 数回のクリックで複数の定員をまとめて削除したい場合は、削除したい定員をクリックし、削除オプションを選択します。


新しい定員を追加する

定員を完全に動作させるには、最初に"定員を追加"し、その定員に"回答を追加"する必要があります。

新規定員の追加ボタンをクリックすると、次のページが表示されます。

星印の付いた欄は必須項目です。

下記のオプションが使用できます。

  • 定員名: アンケートの定員テーブルに表示される定員の名前。定員の内容がわかるようなものにします。
  • 制限: 回答テーブルに保存され、完了としてマークされるアンケートの最大数。LimeSurveyで採用されている定員の仕組みについて、よりよく理解するために、上のwikiセクションを参照してください。
  • 定員アクション: 定員が起動した場合、2つのアクションのいずれかが実行されます。
    • アンケートを終了: このアクションは、アンケートを直ちに終了して閉じます。
    • アンケートの期限切れ前に、ユーザーに最後の回答を編集することを許可する : 回答者が別の選択肢を選ぶことができるようにする場合に便利なアクションです。これにより、他の選択肢を選択させることができます。たとえば、インセンティブが提供されている場合、多くのユーザーが同じインセンティブを選択しないよう、選択肢ごとに定員を適用することができます。
  • URLを自動表示: これは、定員アクションが発生したときに自動的に参加者をURLにリダイレクトするようLimeSurveyに指示するものです。
  • 定員メッセージ: 定員アクションが発生した場合に、回答者に表示するテキストを入力します。URLを自動表示が'いいえ'の場合、メッセージが表示されます。
  • URL: 定員アクションが発生した後にアンケート参加者に表示されるURL。URLを自動表示が有効になっている場合、ユーザーは自動的にこのURLにリダイレクトされます。このセクションでURLフィールドを使用できます。
  • URLの説明: 他のアンケート管理者にURLの目的を示すなどのために、短いURLの説明を追加できます。


回答の追加

定員を作成したら、回答を追加することができます。回答を追加するには、アンケートの定員パネルにアクセスします。アンケートの定員テーブルを確認し、回答を追加しようとしている定員ボックスから回答追加を選択します。



定員を適用する質問を選択するための新しいページが読み込まれます。



一部の質問タイプにのみ定員を設定できます。サポートされている質問タイプの一覧は、こちらをクリックしてください。


次へをクリックします。選択した質問の回答が表示されます。ここで、定員を適用する回答を選択します。



この例では、"男性"の回答に定員が適用されます。回答者がこの選択肢を選択するたびに、定員システムが回答を登録します。定員制限に達すると、回答はアンケート回答テーブルに保存されますが、未完了とマークされます。

クイックCSVレポート

クイックCSVレポート機能は、アンケート定員テーブルをカンマ区切りのCSVファイルでエクスポートするために使用されます。以下のフィールドがあります。

  • 定員名: 定員の名前。
  • 制限: 定員が有効な場合、アンケート回答テーブルで完了とマークできる回答の最大数を表します。
  • 完了: アンケート回答テーブルで完了したとマークされたアンケート回答の数。 定員が起動した場合、回答は未完了とマークされます。
  • 残り: アンケート回答テーブルにこれから保存され、完了とマークされうる回答の残数。

定員とトークン

回答が未送信の場合

アンケートでトークンが使用され、回答者が定員により除外されると、アンケート回答テーブルの各トークンエントリーの完了列に、文字"Q"が表示されます。 トークンはこのように無効化され、アンケート参加者はアンケートを再開できません。

回答が送信済みの場合

一つのトークンで回答の更新を有効を設定することにより、参加者は送信済みの回答を開くことができます。

アンケート送信後、回答が編集されている場合、定員のチェックは行われません。参加者は自身の回答を更新し、定員外の値を設定できます。

次の例では、LimeSurvey環境での定員の役割とその使用方法がよくわかります。 以下の例を読み進む前に、次の点を考慮してください。

  • 同じ定員で追加された回答は合計されます。たとえば、質問の回答のなかから回答AとBが定員Q1に追加された場合、定員制限は、AとBを回答として選択したユーザーの数を合計します。したがって、回答者の特性や好みにより、AとBの回答比率が不均一になる可能性が高くなります。
  • 異なる定員で追加された回答は、それらの間に論理演算子"AND"があるものとして動作します。Q1にAを加え、Q2にBを加えたとします。Aが選択され、Q1に達した場合、回答者はアンケート回答テーブルで回答が完了とはマークされません。しかし、Bを選択したアンケート参加者は、Q2に達していない限り、引き続き回答が許可されます。 Q2に達すると、その質問に対する回答としてAまたはBを選択した回答者は、アンケート回答テーブルで回答が未完了とマークされます。



さまざまな定員に回答を追加する

LimeSurveyに関するアンケートを行っているとし、参加者からのフィードバックを受け取りたいとします。学生(博士課程学生、大学院生、学部生)から1000件の回答を受け取り、学生でない人(失業者、フルタイム/パートタイム労働者など)から1000件の回答を得たいとします。これを行うには、学生定員と非学生定員の2つの定員を作成します。



上記のウィキセクションで説明した手順に従って、各定員ボックスに回答を追加します。定員ボックスは次のようになります。



この方法を使用すると、受け取った回答の数を、定義された2つのグループ、つまり学生グループと非学生グループで制限できます。次に、アンケートを有効にし、定員のテストを開始します。最初に非学生グループから1000件の回答が届いた場合、このカテゴリーから受け取った次の回答は、アンケート回答テーブルでは未完了とマークされます。 学生グループからの回答のみが受け入れられます。それが1000に達すると、アンケート回答テーブルに回答が完了として登録されなくなります。


ただし、アンケートは回答者からアクセスできる状態です。定員制限に達したら、有効期限(例:昨日)を設定してください。


URLリンクの追加

定員にURLリンクを追加するには、引き続きURLフィールドのウィキセクションをお読みください。

他の質問タイプの定員に式の質問を使用する

サポートされる質問タイプ式の質問代入演算子を使って値を設定することができます。


すべての質問が非表示となっているか、一つ目の質問が送信済みのページにある場合、二つ目の質問を非表示にすることができ、定員がチェックされます。

例えば、Y/N質問を使ってテキスト型の質問に(ユーザーがokと回答したかどうかについて)定員を設定するには、次のようにします。 {QuotaQuestion=if(strtolower(Q00.NAOK) == 'ok', 'Y', 'N')


このサンプルアンケートFile:Limesurvey survey quotaEquationAndOptOut.zipをインポートし有効にしてみてください(必ずファイルを解凍し、アンケートを有効にしてください)。

非表示の質問を使用したアンケートにおける回答最大数の制限

回答として式を使用して値を設定するのと同様に、質問が非表示になっている場合は、既定値の定員がチェックされます。これにより、アンケートにおける回答の最大数を設定できます。非表示の質問の既定の回答に割り当てを設定し、この質問を単純なグループに配置します。

このサンプルアンケートをインポートし有効にすることができます。File:Quota by default value sample survey.zip(ファイルを解凍し、アンケートを有効にしてください)