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電子メールバウンストラッキングシステム

From LimeSurvey Manual

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はじめに

電子メールバウンストラッキングシステムは、受信者(アンケート参加者)に配信されなかった電子メールを追跡してマークすることができます。このシステムは、"電子メール配信通知失敗レポート"に依存しています。したがって、バウンスを追跡するために電子メールを受け取れる電子メールアドレスが必要です。アカウントのアドレスとともに、アカウントの資格情報と接続の詳細も必要です。

電子メールおよびホスティングプロバイダの多くは、電子メール送信のためSMTPを提供しています。電子メールアドレスをバウンス電子メールアドレスとして使用できるようSMTPの詳細を手に入れてください。


要件

php5-imapのモジュールは、サーバーにインストールする必要があります。LimeSurveyの全体設定ページにある概要タブのPHPInfoを表示から確認できます。


Show php info general settings.png


次に、imapセクションを探します(検索する場合はcontrol+Fを使います)。imapセクションが表示されていれば、そこで確認できます。


Phpinfo imap.png


php5-imapをインストールしておらず、サーバーへのrootアクセス権がある場合は、ディストリビューション固有の手順に従ってインストールすることができます。たとえば、Debianを使用している場合は、このリンクをチェックしてください。インストールしたら、ウェブサーバーを再起動してください(例えば、ターミナルで "apache/usr/sbin/apache2ctl restart"を実行します)。


仕組み

このシステムの開発の背後にある基本的な考え方は、手作業を減らし、フィールドを手動で編集することによって生じる人為的ミスを減らすことにあります。

このシステムの背後にある基本的な考え方は、電子メールを送信するとき、電子メールのバウンストラッキングシステムが管理者の通知なしで自動的にsurvey-idとtoken-idを電子メールヘッダーに追加することです。


Header.png


これらのヘッダー(カスタムヘッダーとも呼ばれます)は、LimeSurveyからアンケート参加者に送信する招待メールに追加されます。

電子メールが返送されると、元のヘッダーと配信通知ヘッダーを受信します。システムは新しい電子メールをチェックし、これらのカスタムヘッダーを持つ電子メールを解析します。アンケート参加者テーブルでは、不達の電子メールアドレスが赤色に変更されています。


システムのセットアップ

システムは全体(すべてのアンケート)または個別のアンケートで機能させることができるため、それぞれ設定することができます。バウンスグローバル設定は、全体設定 -> バウンス設定で保存することができます。次のオプションが表示されます。


Limesurvey index php admin globalsettings bouncesettings.png


  • 既定のサイトバウンス(エラー)メールアドレス: バウンスされたメールを送信するメールアドレスです。返送されたメールの処理を高速化するには、電子メールアドレスを電子メールバウンストラッキングシステム専用にすることをお勧めします。
  • サーバータイプ: "オフ"に設定すると、バウンス処理機能は使用できません。バウンス処理機能を有効にするには、これを"POP"または"IMAP"に設定します。
  • サーバー名、ポート: サーバーの名前と(必要に応じて)ポートをコロンで区切って指定します。電子メールホストが非標準のポートを使用しない限り、ポート番号は通常は必要ありません。
ホスト名が'smtp.server.net'で、ポートが143の場合は、ホスト名を'smtp.server.net:143'としてください。セキュリティ上の理由から、現在のところ、110、143、587、993、995のポート番号のみを許可しています。


  • ユーザ名: POP/IMAPアカウントのユーザー名。
  • パスワード: POP/IMAPアカウントのパスワード。
  • 暗号化タイプ: 暗号化を使用する場合は、ここで正しいタイプ(SSLまたはTLS)を設定してください。




1つのアンケートだけにバウンス設定を適用する場合は、当該のアンケートメニューにアクセスしてアンケート参加者タブをクリックし、ページのメインツールバーの案内&催促オプションをクリックしバウンス設定を選択します。次のページが表示されます。


Limesurvey admin tokens bouncesettings.png


追加のオプションがバウンス設定を使用設定に表示されます。ここでは、次のいずれかを選択できます。

  • なし
  • ローカルバウンス設定(次の設定を適用)。選択すると、残りのローカルバウンス設定フィールドに入力する必要があります。
  • 全体バウンス設定(全体設定を適用)。選択すると、LimeSurveyの全体バウンス設定が適用されます。
Help.png 注意: LimeSurveyは、LimeSurveyのIPアドレスからSMTP接続を初期化します。LimeSurveyのURLにpingを入力すれば、見つけることができます。SMTPサーバーに接続できないようになっている場合は、このIPアドレスをSMTP設定/ファイアウォールの例外として追加する必要があります。


LimeSurvey PROメールサーバーの使用について

LimeSurvey Professionalの電子メールサーバーを使用している場合、すべての電子メールの送信者アドレスは "noreply@limesurvey.org"になります。ただし、これらのメールにはReply-toヘッダーにはあなたのメールアドレスが記載されています。誰かが返事をしようとすると、あなたに直接返信することができます。

このシステムは簡単に設定できます(バウンス設定フィールドを空白のままにしておく)が、1つ欠点があります。電子メールが送信できずに戻ってきた場合は、通知は一切受け取ることができません。

Important.png
LimeSurveyを迷惑メールに使わないでください。乱用の場合は、アカウントをロックします。案内を送付する相手の同意があることを確認してください。

v3.0でバウンス処理を開始する

バウンス処理を開始する前に、最初にアンケート参加者に電子メールで案内を送信してください。

バージョン3.0+では、電子メールのバウンストラッキングシステムが設定された後、アンケートのホームページのアンケートメニューから、アンケート参加者タブのツールバーにある案内と催促をクリックし、バウンス処理開始を選択することによりバウンス処理を開始することができます。


Survey Startbounceprocessing.png


このオプションを選択すると、処理の進行状況に関するインジケータが表示され、最後に処理ステータスの概要が表示されます。

送信された案内メールの審査が始まります。スキャン結果はアンケート参加者テーブルSurvey participants tableに表示されます(ページを手動でリフレッシュする必要があります)。案内メールが返送されたすべてのエントリーの電子メールアドレスが赤いフォントで表示されます。また、メールステータスが"OK"から"バウンス"に変更されます。


Red bounced email addresses.png


v2.5でバウンス処理を開始する

バージョン2.50以降では、バウンス処理システムを設定すると、アンケートのホームページからバウンス処理を開始できます。案内&催促 -> バウンス処理開始


WikiBounceProcessing2.5.png


このオプションを選択すると、処理の進行状況に関するインジケータが表示され、最後に処理ステータスの概要が表示されます。

送信された案内メールの審査が始まります。スキャン結果はアンケート参加者テーブルSurvey participants tableに表示されます(ページを手動でリフレッシュする必要があります)。案内メールが返送されたすべてのエントリーの電子メールアドレスが赤いフォントで表示されます。また、メールステータスが"OK"から"バウンス"に変更されます。

Important.png
注意 : v2.50+の一部のリリースではこのメニュー項目が正しく表示されない問題がありましたが、2016年7月14日にリリースされたビルド160714で修正されました。


LimeSurveyの電子メールバウンストラッキングシステムがどのように機能するかを理解するには、以下の例を確認してください。

次の例は、LimeSurvey 2.06+に基づいています。ほとんどの手順とスクリーンショットは、LimeSurvey 3.0以降の電子メールバウンストラッキングシステムの手順と一致しています。


1.あなたの回答者をアンケート参加者テーブルに組み入れます。それぞれにトークンと電子メールアドレスが割り当てられているか確認してください。


2.アンケートの案内メールを送信する回答者を選択します。


Send survey invitations - example.png


選択された参加者...ボタンをクリックし、案内メールを送付を選択します。


3. 電子メールがアンケート回答者に送信されるまで、しばらくお待ちください。


4. ここで、LimeSurveyの電子メールバウンストラッキングシステムを利用することができます。案内&催促をクリックし、バウンス設定フィールドに個人のメールアカウントの接続とアカウントの詳細を入力します。


Bounce email settings local survey - example.png


また、フィールドを空のままにすることもできます。バウンス処理は機能しますが、バウンス処理関連の電子メールは受信できません。ただし、アンケート参加者テーブルのエントリーの電子メールステータスは更新されます。

下図では、無料のGmailアカウントを使ってメールバウンストラッキングシステムを使用しています。Gmail関連の接続設定については、このリンクにアクセスしてください。また、Gmailアカウントの設定でIMAP/POPを必ず有効にしてください。


Complete local survey bounce settings - example.png


Important.png
Gmailでは、LimeSurveyアカウントへの接続を安全でないものとして扱うことがあります。LimeSurveyをGmailアカウントに接続させるには、アカウントで安全性の低いアプリとして使用する必要があります。

フィールドに必要事項を記入します。サーバーと暗号化設定を選択します。終了したら、画面の右上にある保存ボタンをクリックします。


5. ここで、バウンス処理開始ボタンをクリックします。


Start bounce processing - example.png


電子メールのバウンストラッキングシステムは、バウンスされた電子メールのヘッダーに付記されているsurvey-id、token-id、delivery notificationを検索し始めます。これらのカスタムヘッダーがあった場合、アンケート参加者テーブルでは、送信できなかった電子メールアドレスが赤色に変更されます。また、メールステータスが"OK"から"バウンス"に変更されます。


Results bounce processing - example.png


Help.pngさらに疑問がある場合は、フォーラムまたはIRCチャンネルに参加してください。