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Survey participants/ja: Difference between revisions

From LimeSurvey Manual

(Created page with "File:surveyBounseSettings.png *'''既定のサイトバウンス(エラー)メールアドレス''': メールの返信先 *'''適用するバウンス設定''': 三つか...")
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<languages /> __TOC__
<languages /> __TOC__
<div class="simplebox">'''注意''': トークンの仕様は、バージョン1.85から大きくかわりました。以前のバージョンを使っているときは、このマニュアルの内容とは違っていますので、アップグレードをおすすめします。</div>


=はじめに=
=はじめに=


アンケートの案内を一定のグループの人に送付したり、誰がアンケートに回答したかを確認したり、回答をひとり一回だけに制限したり、といったことがしたくなるときがあるでしょう。トークンを用いると、次のようなことができます:


*参加者の名前・メールアドレスのリストをインポート(CSV形式、または、LDAPクエリ)
アンケート参加者機能により、アンケートの案内を一定のグループの人に送付し、誰がアンケートに回答したかを確認し、回答をひとり一回だけに制限することができます。アンケート参加者テーブルを用いると、次のようなことができます。
*参加者の名前・メールアドレスのリストを[[Survey_participants/ja#CSV.E3.83.95.E3.82.A1.E3.82.A4.E3.83.AB.E3.81.8B.E3.82.89.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E3.82.92.E3.82.A4.E3.83.B3.E3.83.9D.E3.83.BC.E3.83.88.E3.81.99.E3.82.8B|CSV]]ファイルや[[Survey_participants/ja#LDAP.E3.82.AF.E3.82.A8.E3.83.AA.E3.83.BC.E3.81.8B.E3.82.89.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E3.82.92.E3.82.A4.E3.83.B3.E3.83.9D.E3.83.BC.E3.83.88.E3.81.99.E3.82.8B|LDAPクエリー]]からインポートする
*参加者ひとりひとりを識別できる一意なトークン(招待コード)を付与する
*参加者ひとりひとりを識別できる一意なトークン(招待コード)を付与する
*アンケートの案内状を、参加者に一括で/個別に送信する
*アンケートへの案内状を、参加者に一括で/個別に送信する
*アンケートの催促状を、まだ回答していない参加者に一括で/個別に送信する
*アンケートの催促状を、まだ回答していない参加者に一括で/個別に送信する
*特定の参加者の回答を追跡する
*参加者リストの中で誰が回答したか追跡する
*トークンを持たない人や、すでに回答を終えた人がアンケートにアクセスすることを制限する
*トークンを持たない人や、すでに回答を終えた人がアンケートにアクセスすることを制限する
*参加者のリストを編集する
*参加者のリストを編集する
*案内のメールや回答の催促について、メール文面のテンプレートを編集する
*案内メールや回答の催促について、メール文面のテンプレートを編集する
 
アンケートを''限定公開''モードにすると(つまりトークンを有効にすると)、'''有効な(未使用の)トークンコードを持つ人だけがアンケートにアクセスできます'''(アンケートに対応するアンケート参加者テーブルの作成が必要です)。
 
アンケートの設定で[[Participant settings/ja|参加登録許可]]を有効にしておくと、参加者は自動的に生成されたトークンコードを取得しアンケートに登録できるようになります。
 
{{Hint/ja|Text=トークン関連の設定は、[[Participant settings/ja|参加者設定]]パネルにあります。}}
 
=アンケート参加者テーブルの作成方法=
 
 
アンケート参加者テーブルの''初期化'':'''設定''' > '''アンケートメニュー''' > '''アンケート参加者'''
 
 
<center>[[File:Survey_participants_settings_tab.png]]</center>
 
 
次のメッセージが表示されます。
 
 
<center>[[File:Switch-to-closed-access-mode-2.png]]</center>
 
 
''参加者テーブルを初期化''すると、アンケート登録プロセスでトークンコードを(手動もしくはURLを通じて)受け取った参加者だけがアクセスできます。これにより、アンケートは'''限定公開'''モードに切り替わります。
 
初期化すると、アンケート参加者テーブルの作成について確認するウィンドウが表示されます。
 
 
==アンケート参加者テーブルの再利用==
 
 
アンケート参加者テーブルを削除すると、バックアップが作成されます。ほかのアンケートで特定の参加者テーブルを利用したいときは、再利用することができます。
 
 
<center>[[File:Restore old token tables.png]]</center>
 
=アンケート参加者テーブル管理ツール=
 
 
アンケート参加者テーブルを作成すると、''アンケート参加者の概要''が表示されます。既定の画面は次の通りです。
 
 
<center>[[File:Survey participant summary.png]]</center>
 


アンケートをクローズド・アクセスモードにすると(つまりトークンを有効にすると)、'''有効な(未使用の)トークンコードを持つ人だけがアンケートにアクセスできます'''
*'''合計レコード:''' アンケート参加者テーブルに含まれる参加者の数
*'''一意なトークンを持たないレコード数:''' トークンコードを割り当てられていないユーザーの数
*'''案内メール送付数:''' [[Survey participants/ja#.E6.A1.88.E5.86.85.EF.BC.86.E5.82.AC.E4.BF.83|案内&催促]]メニューから案内オプションを使って'''アンケート参加者'''テーブルからアンケート参加者に送付した案内の数
*'''参加を拒否した数:''' アンケートへの[[Email_templates/ja#.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E3.81.AE.E3.82.AA.E3.83.97.E3.83.88.E3.82.A2.E3.82.A6.E3.83.88|参加を拒否]]したユーザーの数
*'''除外者数:''' 特定の基準を満たさないため除外された参加者の数
*'''アンケート完了数:''' トークンコードを割り当てられたユーザーが完了したアンケートの数


アンケートの設定で''自動登録''を有効にしておくと、参加者は個人用のトークンコードを登録画面から取得できるようになります。


{{Hint|Text=トークンの設定のいくつかは、アンケート設定画面から行えます。see [[Creating a new survey#Tokens]]}}
'''アンケート参加者概要'''テーブルには、'''アンケート参加者テーブル管理ツール'''があります。


==トークンを使うと、アンケート回答が匿名化できる?==


この問いへの答えは'''YES'''です。トークンは匿名用と非匿名用に使えます。これはアンケートの設定で決まります。アンケートが非匿名(追跡可)な場合は、個々人の回答を知るためにトークンリストと見比べることができます。アンケートが匿名な場合は、トークンリストと回答は互いにリンクされません(技術的には、データベース間にリレーションを張りません)。
<center>[[File:token-menu2.png]]</center>


=トークンを有効化する方法=


トークンを有効化する方法は二通りです:
*[[Survey participants/ja#.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E8.A1.A8.E7.A4.BA|参加者表示]]: すべての参加者の情報を含むアンケート参加者テーブルが表示されます。閲覧画面から個々のエントリーを編集・削除できるほか、各種の機能を利用することができます(詳細は、[[Survey participants/ja#.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E8.A1.A8.E7.A4.BA|参加者表示のウィキ]]を参照してください)。
#アンケートを開始するときに、トークンを有効化するかを聞かれます。[[File:Switch-to-closed-access-mode.png]]
*[[Survey participants/ja#.E4.BD.9C.E6.88.90|作成]]: '''参加者の追加'''や'''参加者のインポート'''機能を通じてアンケート参加者テーブルに参加者を追加することができます。
#'''あるいは、'''トークンのアイコン[[File:tokens.png]]をクリックしてもよいです。アンケートを実行開始する前でもこれはできます。
*[[Survey participants/ja#.E5.B1.9E.E6.80.A7.E3.81.AE.E7.AE.A1.E7.90.86|属性の管理]]: ここから、アンケート参加者テーブルに参加者の新たな属性データを格納するフィールドを追加することができます。
*[[Survey participants/ja#.E3.82.A8.E3.82.AF.E3.82.B9.E3.83.9D.E3.83.BC.E3.83.88|エクスポート]]: この機能は、トークンテーブルをエクスポートして他のアンケートで利用するときに使用します。ファイルは.CSV フォーマットで保存されます。
*[[Survey participants/ja#.E6.8B.9B.E5.BE.85.E3.81.A8.E5.82.AC.E4.BF.83|案内&催促]]: アンケート参加者テーブルからアンケート参加者に案内を送ったり、アンケートに答えるよう催促したりすることができます。
*[[Survey participants/ja#.E3.83.88.E3.83.BC.E3.82.AF.E3.83.B3.E7.94.9F.E6.88.90|トークン生成]]: アンケート参加者テーブルの中でトークンが割り当てられていないユーザーにランダムでユニークなトークンコードを素早く割り当てることができます。
*[[Survey participants/ja#CPDB.E3.82.92.E8.A1.A8.E7.A4.BA|CPDBを表示]]: LimeSurveyの[[Central Participant Database/ja|中央参加者データベース]] (CPDB)にアクセスします。ここからCPDBユーザーをアンケート参加者としてアンケートに割り当てることができます。


=トークン管理ツール=


[[File:token-menu2.png]]
==参加者表示==


トークンテーブルを作ったのちに、トークンアイコンをクリックして管理画面に入ります。下がそれぞれの機能概要です。
*'''Admin''':  管理者ホーム画面に戻ります。
*'''Summary''': トークンの数、招待メールを送った数、回答のあった数、などの概要を表示します。後述のようなデータベースの操作機能もあります。
*'''Browse''': トークンの完全なリストを見ます。ウェブブラウザから個々のトークンを変更したり削除したりできます。
*'''Add new token entry''': トークンテーブルに追加します。
*'''Add dummy token''': 複数のトークンをいちどにテーブルに追加します。
*'''Manage additional field attributes''': トークンテーブルに属性を追加して、参加者のデータをカスタム化できます。
*'''Import from CSV''': CSVからインポートします。
*'''Import from LDAP''': LDAPからインポートします。openLDAPでテストしましたが、ActiveDirectoryのように、LDAPの仕様に従った他のディレクトリシステムも大丈夫でしょう。
*'''Export tokens to CSV file''': 標準的なCSV(コンマ区切りファイル)で、すべての参加者トークンデータをエクスポートします。
*'''Edit [[Email templates|email templates]]''': アンケートの案内、アンケート回答の催促、登録メールの文面テンプレートを編集できます。
*'''Send email invitation''': まだ案内メールを送っていない参加者に、案内メールを一斉送信します。
*'''Send email reminder''': 案内メールを送ったのに回答がまだである参加者に、催促のメールを一斉送信します。
*'''Generate tokens''': トークンをまだ割り当てていない参加者データについて、トークンを生成します。
*'''Drop token table''': トークンテーブルを削除し、アンケートをオープンモードにします。
*'''Bounce settings''':  バウンス(送信失敗通知)についての設定です。バージョン1.91より。これはシステムレベルの設定です。


=トークンの編集/追加=
アンケート参加者テーブルのエントリーリストを表示します。ここから次のことができます。
*[[Survey participants/ja#.E3.82.A2.E3.83.B3.E3.82.B1.E3.83.BC.E3.83.88.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E3.81.AE.E4.B8.A6.E3.81.B9.E6.9B.BF.E3.81.88|アンケート参加者の並べ替え]]
*[[Survey participants/ja#.E3.82.A2.E3.83.B3.E3.82.B1.E3.83.BC.E3.83.88.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E3.81.AE.E3.83.95.E3.82.A3.E3.83.AB.E3.82.BF.E3.83.AA.E3.83.B3.E3.82.B0|アンケート参加者のフィルタリング]]
*[[Survey participants/ja#.E5.80.8B.E5.88.A5.E3.81.AE.E3.82.A8.E3.83.B3.E3.83.88.E3.83.AA.E3.83.BC.E3.81.AB.E5.AF.BE.E3.81.99.E3.82.8B.E6.93.8D.E4.BD.9C|個別のエントリーに対する操作]]
*[[Survey participants/ja#.E8.A4.87.E6.95.B0.E3.81.AE.E3.82.A8.E3.83.B3.E3.83.88.E3.83.AA.E3.83.BC.E3.81.AB.E5.AF.BE.E3.81.99.E3.82.8B.E6.93.8D.E4.BD.9C|複数のエントリーに対する操作]]
 
 
<center>[[File:token-actions.png]]</center>
 
 
===アンケート参加者の並べ替え===
 
 
テーブルの2行目は、エントリーをソートするキーとなる項目が表示されています。
テーブルの任意の項目をクリックすると、画面が再表示され、クリックした項目によってトークンが並べ替えられて表示されます。2回クリックすると、逆順で表示されます。
 
 
<center>[[File:Display participants - sort.png]]</center>
 
 
===アンケート参加者のフィルタリング===
 
 
アンケート参加者をフィルターする場合、フィルターの条件とするカラムを選択します。すぐ下の行にフィルターの条件となる値や文字列を入力します。
 
 
<center>[[File:Display participants - filter.png]]</center>
 
 
例えば、メールステータス欄を"OK"にすると、有効なメールアドレスが含まれるユーザーだけ表示します。
 
<div class="simplebox">[[File:help.png]] '''ヒント:''' アンケート参加者をフィルターにかけるため、演算子を用いることができます(例:>, <, >=, <=, =)</div>
 
{{Alert|title=注意|text="案内メール送信"、"催促メール送信"、"アンケート完了"列でフィルタリングするには、"=N"または"<>N"を使用します。それぞれ"いいえ"、"いいえでない"を意味します。}}
 
===個別のエントリーに対する操作===
 
 
'''操作'''欄には、アンケート参加者テーブルの個々のエントリーに対して実行できる操作があります。実行できる操作は次のとおりです。
 
 
<center>[[File:Display participants - participant action.png]]</center>
 
 
*'''回答詳細を表示:''' アンケートが"追跡"(つまり、匿名でない)アンケートの場合、ボタンが表示され、このエントリからの回答を表示できます。
*'''このトークンでアンケートを実行:''' 生成されたトークンコードを使用してアンケートを実行する場合に使用します。
*'''案内メールを送付:''' このオプションを使用して、各参加者にアンケートを実施するよう電子メールの案内を送信します。
*'''このアンケート参加者を編集:''' アンケート参加者のデータを変更する場合にクリックします。
*'''アンケート参加者削除:''' エントリーを削除する場合にクリックします。
*'''中央参加者データベースでこのユーザーを閲覧する''': 中央参加者データベースに当該のエントリーがある場合にアイコンが表示されます。
 
===複数のエントリーに対する操作===
 
 
テーブルの左下には、複数の参加者に対する操作をまとめて実行できる'''選択された参加者...'''ボタンがあります。
 
 
<center>[[File:Display participants - participants actions.png]]</center>
 
 
*'''案内メールを送付:''' 選択したアンケート参加者に案内メールを送信します。
*'''催促メールを送付:''' 選択したアンケート参加者に催促メールを送信します。
*'''参加者を中央データベースに追加する:''' トークンエントリーの一部を別のアンケートに使用する場合は、選択した参加者を[[Central Participant Database/ja|中央参加者データベース]]に追加します。そこから、任意のアンケートに参加者を追加することができます。詳細は、[[Central_Participant_Database/ja#.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E3.82.92.E5.85.B1.E6.9C.89.E3.81.99.E3.82.8B|参加者の共有]]に関するウィキページを読んでください。
 
 
{{Box|上記のいずれかの機能を実行する前に、操作の対象となるアンケート参加者を選択してください。}}
 
==作成==
 
 
アンケート参加者テーブルに表示される参加者を増やすには、新しい参加者を追加するか、CSVファイルまたはLDAPクエリからインポートすることができます。
 
 
<center>[[File:Survey participants - Create....png]]</center>
 
 
===参加者を追加===
 


典型的なトークンは次の属性を持ちます。
典型的なトークンは次の属性を持ちます。


<center>[[File:token_editing2.png]]</center>
<center>[[File:token_editing2.png]]</center>
*'''姓・名''': .. 回答者のものです。電子メールやアンケート内で使えます
*'''メールアドレス''': .. 回答者の電子メールアドレスです。
*'''メール状態''': .. 失敗したメールの記録用です。たとえば、この回答者に出したメールのエラーを管理者が受け取った場合、OK以外(不明、メール容量オーバーなど)の状態に手動でセットします。OK以外にしておくと、アンケート案内や催促のメールが出されなくなります。この属性は手動設定なことに注意してください。何か自動設定のための外部的なスクリプトでも書くことはできるでしょうが。
*'''トークン''': これが招待のためのコードです。通常は「トークン生成」ボタンで自動生成されます。
*'''言語''': この回答者が使うデフォルト言語です。必要なときに使います。
*'''招待済''': 初期値は 'N' です。招待メールを出した後は、その日付が入ります。
*'''催促済''': 初期値は 'N' です。催促メールを出した後は、その日付が入ります。
*'''完了''': 初期値は 'N' です。非匿名アンケートのときは回答完了時の日付が入ります。匿名アンケートのときは、完了時には 'Y' とのみ入ります。
*'''残り回数''': トークンがあと何回使えるかが入ります。 ''注:'' これを回数切れになったあとで増やすときは、完了フィールドを改めて 'N' に直しておく必要があります。
*'''有効期限''': このトークンが使える有効期限を、開始日時と終了日時という形でセットします。期限設定をしないばあいは、空のままよいです。注: 実際の回答中に回答期限が来てしまった場合は、その時点でアンケートの続行はできなくなり、もう回答完了できません。
*'''Attribute1 to Attribute x''': ユーザー定義属性です。後段参照。


=ダミートークン=


ダミートークンはバージョン1.91から使えるようになりました。画面例:
*'''ID:''' アンケート参加者ごとに自動的に割り当てられる整数。
*'''完了?''': 既定値は'いいえ'になっています。'はい'にすると、アンケートが完了した日付が記録されます。'はい'の場合、各ユーザーに案内や催促は送信されません。アンケート参加者が割り当てられたトークンコードを使用してアンケートを完了すると自動的に'はい'になります。
*'''名:''' アンケート参加者の名
*'''姓:''' アンケート参加者の姓
*'''トークン:''' 招待コードです。手動または自動で生成することができます('''トークンを生成'''ボタンを使用)。
*'''言語:''' 各参加者のアンケートの既定の言語を選択できます。
*'''Eメール:''' 参加者の電子メールアドレス。
*'''メールステータス:''' このフィールドは、無効なメールアドレスを追跡するのに役立ちます。たとえば、アンケート管理者がこのメールアドレスからエラー通知を受け取った場合、このフィールドに"OK"以外の値を設定できます("ユーザー不明"や"メールボックスクォータ超過"など)。このフィールドに"OK"以外のメールステータスをマークすると、案内メールや催促メールを送信するときにこの参加者がスキップされます。この欄を自動的に更新するスクリプトを実装しない限り、この欄は手動で変更するものであることに注意してください。
*'''案内メールを送信?:''' 'はい'の場合は、案内メールが送信された日付が記録されます。
*'''催促メールを送信?:''' 'はい'の場合は、催促メールが送信された日付が記録されます。
*'''残りの回数:''' トークンを使用できる回数のカウンター。''注意:''アンケートに回答済みのユーザーの値は0になっていますが、この値(既定値 = 1)を増やす場合は、'''完了?'''フィールドを"はい"から"いいえ"に切り替える必要があります。
*'''次から有効:'''と'''次まで:''' このトークンを使用できる日時の範囲を設定できます。参加時間枠を制限しない場合は、空白のままにしておきます。ユーザーがアンケート回答中に参加期限に到達すると、ユーザーはすぐにロックアウトされ、アンケートを完了できなくなります。
 
'''アンケート参加者追加'''パネルには、'''全般'''タブと'''追加属性'''タブの2つのタブがあります。追加属性タブでは、カスタム属性を利用することができます。詳細については、次の[[Survey participants/ja#.E5.B1.9E.E6.80.A7.E3.81.AE.E7.AE.A1.E7.90.86|ウィキセクション]]を参照してください。
 
 
===ダミー参加者の作成===
 
 
ダミー参加者は、アンケート参加者にトークンを電子メールで送信するのではなく、他の方法でトークンコードを提供する場合に使用できます。たとえば、授業評価の際、オンラインアンケートを始めるときに入力する招待コードが書かれた紙を学生に渡すことにより、多くの回答とフィードバックを受け取る可能性が高まります。
 
'''''ダミー参加者を作成'''''ボタンをクリックすると、次のページが表示されます。
 
 
 
<center>[[File:Survey participants - create a dummy participant.png]]</center>
 


<center>[[File:dummyToken.png]]</center>
''参加者数''欄には、アンケート参加者テーブルに追加したいダミー参加者の数を入力します。他のフィールドの説明は[[Survey participants/ja#.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E3.82.92.E8.BF.BD.E5.8A.A0|参加者の追加]]に関するウィキセクションにあります。
*'''トークン数''': 追加するトークンの数です。初期値は100。
*'''トークンの長さ''': トークンの文字長です。初期値は15。
*'''姓・名''': (ダミー)回答者の名前です。
*'''E-mail''': (ダミー)回答者の電子メールアドレスです。
*'''言語''': デフォルト言語です。
*'''残りの回数''': トークンが使える残り回数です。
*'''有効期限''': このトークンが使える有効期限を、開始日時と終了日時という形でセットします。
*'''Attribute1 to Attribute x''': ユーザー定義属性です。後段参照。


姓名、メールアドレス、デフォルト言語は、全部のダミートークンで同じ値になることに注意してください。
記入を完了したら、画面の右上にある'''保存'''を押します。


=バウンス設定{{NewIn|1.91}}=


正しくこの機能を設定して使うために、[[Email bounce tracking system]] のページも読んでおいてください。
追加されたかどうかは、アンケート参加者テーブルで確認します。


[[File:surveyBounseSettings.png]]
*'''既定のサイトバウンス(エラー)メールアドレス''': メールの返信先
*'''適用するバウンス設定''': 三つから(なし・下の設定・システム全体の設定)を選びます。「下の設定」のときのみ以下の設定が有効です。
*'''サーバータイプ''':なし、IMAP、POP から選びます。
*'''サーバー名、ポート''': ホスト名とポート番号を設定します。例:mail.example.net:25 、 imap.gmail.com:995
*'''ユーザ名''': メールアカウントにアクセスするときのユーザーID
*'''パスワード''': パスワード
*'''暗号化タイプ''': なし、SSL、TLS から選びます。


=User-defined attribute fields=
<center>[[File:Dummy variables - simple example.png]]</center>


It is possible to add a number of additional fields to the tokens table to save additional data for a participant. By clicking on the [[File:token_manage.png]] icon you can manage these fields. You can add more attribute fields (by default they have a a length of 255 chars) and also set descriptions for each field - so they look nicer in the administration, when you browse tokens, when creating [[Setting conditions|conditions]] based on attribute fields or even when you export results for non-anonymous surveys.
===CSVファイルから参加者をインポートする===


Detailed instructions on how to add additional attribute fields and use conditions based on these values can be found at this blog post: "[http://www.limesurvey-consulting.com/limesurvey-conditions-based-on-token-attributes/ Conditions based on token attributes]"


=Using the browse screen and editing tokens=
インポート機能を使用すると、[[Survey participants/ja#CSV.E3.83.95.E3.82.A1.E3.82.A4.E3.83.AB.E3.81.8B.E3.82.89.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E3.82.92.E3.82.A4.E3.83.B3.E3.83.9D.E3.83.BC.E3.83.88.E3.81.99.E3.82.8B|CSVファイル]]や[[Survey participants/ja#LDAP.E3.82.AF.E3.82.A8.E3.83.AA.E3.83.BC.E3.81.8B.E3.82.89.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E3.82.92.E3.82.A4.E3.83.B3.E3.83.9D.E3.83.BC.E3.83.88.E3.81.99.E3.82.8B|LDAPクエリー]]から情報をインポートできます。


The browse screen will show you a list of all entries in the tokens table, as well as giving you some 'action' buttons that can perform specific tasks for that individual entry.


The top row of the table has three columns: The dialogue on the right gives options for displaying a number of records, and a starting point. In the middle is a search bar and the symbols on the left let you move backwards or forwards through your list.
<center>[[File:survey participants - import csv.png]]</center>


The second row of the table (see image below) includes various criteria to sort the entries and for each a green arrow that - if clicked - will refresh the screen showing the tokens ordered by that criterion.


The "Actions" column gives a list of specific tasks that can be performed on that individual entry:
*'''アップロードするCSVファイルを選択してください:''' インポートするCSVファイルを選択します。エラーを防止するため、値の前後に二重引用符を付けた標準のCSV(カンマ区切り)ファイル(OpenOfficeとExcelのデフォルト)をインポートすることをお勧めします。


[[File:token-actions.png]]
'''最初の行にはフィールド名が含まれていなければなりません'''。また、''firstname(名)、lastname(姓)、email(Eメール)''のフィールドも<u>含めなければなりません</u>。
*Do the survey using the unique token of this entry
*Edit this entry
*Delete this entry
*Send a invitation/reminder to this individual entry
*If the survey is a 'tracked' (ie: not anonymous) survey, another button will appear, allowing you to view the response from this individual entry.


=Database Admin=
少なくとも1文字を含む必要があります。二重引用符の間に文字がない場合は動作しません。


[[File:token-summary.png]][[File:token-db-mgt.png]]
その他のフィールドはオプションです。''emailstatus(メールステータス)、token(トークン)、language(言語)、validfrom(開始日時)、validuntil(終了日時)、attribute_1(属性1)、attribute_2(属性2)、attribute_3(属性3)、usesleft(残りの回数)、...''


While the summary screen shows a brief summary of tokens in the table, it also provides access to the "Database Admin" features which include:
*Clear invites: Sets all records that an invitation has been sent out to 'N'. Obviously shouldn't normally be used.
*Clear tokens: Clears all tokens. Similarly shouldn't normally be used.
*Drop tokens: Allows you to remove the tokens feature from your script. Deletes the entire table and all records, and allows the survey to be accessed by anybody who knows the URL.


= Importing/exporting tokens=
{{Hint|Text=すべてのトークンフィールド名のリストを取得するには、[[Survey participants/ja#.E3.82.A8.E3.82.AF.E3.82.B9.E3.83.9D.E3.83.BC.E3.83.88|既存のアンケート参加者テーブルをエクスポート]]します。}}


== CSV import==
{{Hint|Text=CSVトークンインポートファイルの"validfrom"および"validuntil"フィールドの日付形式は、"YYYY-MM-DD HH:MM"です。}}


When you click the icon to import tokens you will be presented with the following screen:
*'''ファイルの文字セット:''' CSVファイルで使用される文字に適合するオプションを選択します。
*'''使用されるセパレータ:''' LimeSurveyにCSVで使用されている区切り文字を自動的に検出させるか、''カンマ''または''セミコロン''を選択することができます。
*'''メールアドレスが空のものをフィルタ:''' 有効にすると、電子メールアドレスのないアンケート参加者は、アンケート参加者テーブルにインポートされません。
*'''無効なメールアドレスを許可:''' この機能を無効にすると、電子メールアドレスのフィールドを調べ、そのアドレスが電子メールの構造を持っているかどうかを確認します(例:a@a.net)。
*'''属性の警告表示:''' 有効にすると、インポートプロセスの後に、フィールドに何か問題がある場合に警告が表示されます。例えば。必須フィールドに何も入力されていない場合や、電子メールがCSVファイルに間違って入力されている場合は、属性の警告が表示されます。


[[File:uploadtoken.jpg]]
*'''重複しているレコードをフィルター:''' 有効にすると、重複を識別するために使用するフィールドを設定できます。既定では、名、姓、メールアドレスが事前に選択されています。インポート中に重複が見つかった場合、関連する行は省略されます。


Your CSV file must be a standard [http://en.wikipedia.org/wiki/Comma-separated_values CSV (Comma Separated Value) file]. The first line of text is always the header information and will be used to identify the field data. Possible data fields are:
*'''重複によって決定されます:''' 重複フィルタ処理の条件としたいフィールドを選択します。


    firstname,lastname,email,emailstatus,token,language code,tid,attribute_1,attribute_2, attribute_...


To obtain a full list of token field names, export an existing token table.
また、CSVファイルをインポートするときに、カスタマイズされた属性をインポートすることもできます。追加する属性を定義します。次のように記述します。


The fields can be in any order but ''firstname, lastname and email are mandatory'', and they must contain at least one character. Empty data (such as "") is not sufficient. If you would like to import data for attribute fields, you must add the desired attribute fields to the token table prior to importing token data.


A bare minimum CSV file could look like this:
    <code>email,attribute_1 <Casenr>, token, attribute_2 <Title>, attribute_3 <destination>, lastname,firstname,attribute_4 <Sender></code>


    firstname,lastname,email
    John,Doe,john@doe.net


'''Date format for token import'''
必要なインポート設定を完了したら、'''アップロード'''ボタンをクリックしてください。


The date format for the "validfrom" and "validuntil" fields in the CSV token inport file is "YYYY-MM-DD HH:MM", e.g.:


    2012-01-01 00:00
====アンケート参加者のインポートに関するトラブルシューティング====


--would correspond to 1st January, 2012, at 12:00 AM.


'''Filtering duplicates'''
ユーザーがトークンをインポートする場合の一般的なエラーは、無効なCSVファイルです。これは、多くの場合、Microsoft Excelによって発生します。多くのユーザーは、XLSドキュメントとして保存された電子メールアドレスのリストを持っています。ExcelでCSV形式としてファイルを保存できますが、OSのロケールによっては、標準のカンマ(,)ではなく、セミコロン(;)を区切り文字として使用することがあります。どちらかわからない場合は、標準のテキストエディターでファイルを開き、使用された区切り文字を確認します。


If you activate the option to filter for duplicates you can set which fields are used to identify duplicates. By default First name, Last name & Email-address are pre-selected. If a duplicate is found while importing the related line is omitted.
推奨のフリーテキストエディターは、Windows用は[http://www.pspad.com/ PSPad]、[http://www.flos-freeware.ch/notepad2.html NotePad2]、[http://notepad-plus-plus.org/ Notepad++]、Macintoshでは[http://www.barebones.com/products/textwrangler/ TextWrangler]です。


'''Troubleshooting the token import'''


A common error when users try to import tokens is an invalid CSV file. This is often caused by Microsoft Excel. Many users have a list of e-mail addresses saved as an XLS document. A file can be saved as CSV in Excel, however, depending on the locale of the OS Microsoft may use semi-colon (;) as the comma separator, while a standard CSV file uses comma (,) as the separator. If not sure just open the file with a standard text editor and check what separator was used. Starting in version 2.00 can you select the used separator during import.
{{Box|LimeSurveyはセミコロンもセパレータとして検出する必要があります。ただし、インポートプロセスが正常に機能していない場合は、セミコロンをカンマで置き換えてください。値の前後に二重引用符も追加する必要があります。}}


Recommended free raw text editors are: [http://www.pspad.com/ PSPad], [http://www.flos-freeware.ch/notepad2.html NotePad2] or [http://notepad-plus-plus.org/ Notepad++] for Windows, and [http://www.barebones.com/products/textwrangler/ TextWrangler] for Macintosh.
===LDAPクエリーから参加者をインポートする===


You can use [http://www.libreoffice.org/features/calc/ LibreOffice Calc] to export import your xls file and export your csv file.
{{Alert|title=注意|text=このオプションは、LDAPクエリーに関する高度な知識を持つユーザーにのみ推奨されます。}}


'''Add additional attributes at import'''
このインポート機能を使用すると、LDAPクエリから情報をインポートできます(openLdapでテストしていますが、ActiveDirectoryを含むLDAP準拠のディレクトリで動作するはずです)。''LDAPからアンケート参加者をインポート''ページから、以下のオプションが利用できます。
It is also possible to add new custom attributes when import a CSV file. It is still needed to define what attributes will be added. The way to do this is:
    firstname,lastname,email
    attribute_1 <Casenr>; token; attribute_2 <Title>; attribute_3 <destination>; lastname; firstname; attribute_4 <Sender>;


== Creating CSV file with Excel on the Mac==


When you create a CSV file with Excel 2011 on the MAC and use the standard "save as" option, you loose special characters such as ü, &euml;, é etc. when importing into LimeSurvey Token Table.
<center>[[File:Import survey participants from LDAP.png]]</center>


To make this work properly choose to save the file as a Windows text CSV file (tested on the Dutch version of Excel, saved as "Door lijstscheidingstekens gescheiden Windows tekst (.CSV)").
* クエリーは、システム管理者がconfig-ldap.phpファイルで手動で定義します。
* 重複は、名、姓、メールアドレスで識別されます。インポート中に重複が見つかった場合、関連する行は省略されます(''重複しているレコードをフィルター''をオフにしている場合を除く)。


Then when importing the file in the LimeSurvey token table, under "character set of file" choose "Mac West European". The special characters will be imported correctly.
{{Note|LimeSurveyのLDAP設定の詳細については、[[LDAP settings/ja|ウィキページ]]を参照してください。}}


Tested on LimeSurvey 2.0 only.
==属性の管理==


== CSV export==
このオプションを使用すると、アンケート参加者テーブルの追加フィールドを追加/編集できます。標準で用意されていないアンケート参加者データは、フィールドを追加して格納することができます。


When you export your tokens the following fieldorder is exported:


    tid,firstname,lastname,email,emailstatus,token,language code,attribute_1,attribute_2,...
<center>[[File:Survey participants - Add attributes.png]]</center>


== LDAP import==


[[File:token-Ldap-import.png]]
アンケート参加者テーブルに追加する新しい属性フィールドの数を入力します。'''フィールド追加'''ボタンをクリックします。次のページが表示されます。
* Queries are manually defined by the system administrator in the config-ldap.php file
* Duplicates are identified by First Name, Last Name & Email-Address. If a duplicate is found while importing the related line is omitted, unless you have unchecked the Filter Duplicates checkbox.


== A tip for generating a large number of fake e-mail addresses==


Sometimes you may need a large number of fake e-mail addresses and tokens. You can use functions in a spreadsheet (e.g. OpenOffice Calc) to generate them. Let's assume you want thousands addresses in a form: 1@test.com, 2@test.com, 3@test.com... Put consecutive numbers in column A: 1 in the A1, then insert function =A1+1 in A2, then copy A2 down as many times as you need. In B1 use concatenation function to join A1 and "@test.com", which is =CONCATENATE(A1;"@test.com"). Then copy B1 down for each copied A. You may generate fake names in a similar way. Finally, save the file as CSV for import in LS.
<center>[[File:token_manage.png]]</center>


With the 1.91, you can use "Generate dummy token" functionnality


== A tip for generating a large number of individual links which include the token already==
属性フィールドテーブルには、次のフィールドがあります。
*'''属性フィールド:''' ここに入力される値は、属性フィールドに基づいて[[Setting conditions/ja|条件]]を適用する場合や匿名でないアンケートの結果をエクスポートする場合など、カスタム属性フィールドを使用して行う様々な操作で使用できます。
*'''フィールド説明:''' '''属性フィールド'''名を置き換えるために使用します。各属性フィールドにカスタム名を付けることで、管理パネル、トークンを閲覧するとき、属性フィールドに基づいて条件を作成するとき、または匿名でないアンケートの結果をエクスポートするときに、より見やすくなります。
*'''必須?:''' 有効にすると、アンケート管理者はこの属性フィールドを入力する必要があります。入力しないと回答者をアンケート参加者テーブルに登録することはできません。
*'''登録時に表示しますか?:''' アンケート参加者がアンケートの前に登録する必要がある場合、このフィールドの入力が要求されます。無効にすると、属性フィールドはアンケート登録ページに表示されません。
*'''フィールド見出し:''' このフィールドを使用して、それぞれの属性フィールドの役割/使用法に関する詳細な説明を追加します。
*'''CPDBにマップ:''' 中央参加者データベースの対応する属性にマッピングします。
*'''サンプルデータ:''' フィールドの入力例の文字列を設定します。たとえば、アンケート参加者の性別を尋ねる場合は、男性、女性、無回答などの'''サンプルデータ'''を表示します。


The structure of the survey link is the following:


Limesurvey 1.x: http://url-to-your-limesurvey-installation/index.php?sid=XXXX&lang=en&token={TOKEN}
ボックスの記入が終わったら、画面の左下にある'''保存'''ボタンをクリックしてください。


Limesurvey 2.x: http://url-to-your-limesurvey-installation/index.php/survey/index/sid/xxxx/newtest/Y/lang/EN/token/{TOKEN}
<div class="simplebox">[[File:help.png]] 属性フィールドを追加する方法とこれらの値に基づく条件を使用する方法については、ブログの記事を参照してください。"[http://www.limesurvey-consulting.com/limesurvey-conditions-based-on-token-attributes/ Conditions based on token attributes]"</div>


So you proceed similar to the example above for generating email adresses.
さらにフィールドを追加するには、ページの下部に移動し、'''属性フィールドの番号を追加する'''に数値を入力して'''フィールド追加'''ボタンをクリックします。
*First column: http://url-to-your-limesurvey-installation/index.php?sid=XXXX&lang=en&token= (for version 1.x) OR http://url-to-your-limesurvey-installation/index.php/survey/index/sid/xxxx/newtest/Y/lang/EN/token/ (for version 2.x) (same URL for all, as long as the language is the same!)
*Second column: {TOKEN} (put your tokens here, of course they must be individual)
*Third column: use the CONCATENATE function to join the first column with the second column.


= Emailing=
カスタム属性を削除する場合は、ページの一番下にある'''この属性を削除'''フィールドのドロップダウンリストから、削除する属性を選択します。選択したら、'''属性削除'''をクリックし、削除を確認します。


== Email placeholders==
==エクスポート==


アンケートの設定画面で、案内メールや催促メールのテンプレートを作成できます。テンプレート作成時には次のフィールド名が使用できます。メールのプレビューでは、これらのフィールド名は実際のデータと置き換えられます。


{ADMINEMAIL} アンケート管理者のメールアドレス
アンケート参加者テーブルをエクスポートする場合は、トークン管理ツールのツールバーにある'''エクスポート'''ボタンをクリックします。アンケート参加者リストをエクスポートする前に、必要なオプションを選択します。


{ADMINNAME} アンケート管理者の名前


{SURVEYNAME} アンケートの題名
<center>[[File:Survey participants - export.png]]</center>


{SURVEYDESCRIPTION} アンケートの摘要


次のフィールド名は、実際にメールを送信するときに置き換えられます。
*'''アンケートステータス:'''
**''すべてのトークン:'' すべてのアンケート参加者をアンケート参加者テーブルからエクスポートします。
**''完了:'' アンケートを完了した参加者のみをエクスポートします。
**''未完了:'' アンケートをまだ完了していない参加者をエクスポートします。
**''開始していません:'' まだアンケートを開始していない参加者をエクスポートします。
**''開始しましたが、まだ完了していません:'' アンケートを開始したものの完了していない参加者をエクスポートします。
*'''案内メールステータス:''' 案内メールの状況(''すべて''、''案内済''、''未案内'')に応じてユーザーをエクスポートします。
*'''催促メールのステータス:''' 催促メールの状況(''すべて''、''催促メールを送付''、''催促メール送付なし'')に応じてユーザーをエクスポートします。
*'''言語フィルタ:''' アンケートを作成するときに、基本言語のほかに追加の言語を追加できます。アンケート参加者をエクスポートする際、回答者が利用した言語に基づいてエクスポートすることができます。
*'''メールアドレスによるフィルタ:''' 電子メールアドレスに指定した文字列を含むエントリーをエクスポートします。たとえば、アンケート参加者の一部が"A社"の仕事用メールアドレスを使用している場合に使用できます。''@companya.com''と入力すると、この会社の職場のメールアドレスをもつユーザーのみをエクスポートします。
*'''出力された参加者を削除:''' 有効にすると、エクスポートされたユーザーは、アンケート参加者テーブルから削除されます。


{EMAIL} 受信者のメールアドレス
エクスポートオプションを選択したら、画面の右上にある'''CSVファイルをダウンロード'''ボタンをクリックします。


{FIRSTNAME} 名(First Name)
<div class="simplebox">
アンケート参加者をエクスポートすると、フィールドは次の順序になります。
<code>tid,firstname,lastname,email,emailstatus,token,language code,attribute_1,attribute_2,...</code></div>


{LASTNAME} 姓(Last Name)
==案内&催促==


{SURVEYURL} アンケート開始時のURL
この機能により、LimeSurveyの案内状システムを管理できます。[[Survey participants/ja#.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E8.A1.A8.E7.A4.BA|アンケート参加者テーブル]]に表示されている参加者に案内または催促のメールを送信できます。[[Email bounce tracking system/ja|電子メールバウンストラッキングシステム]]は、受信者(アンケート回答者)に配信されなかった電子メールを追跡・把握するために使用することができます。


{TOKEN} このアンケートへのアクセスに必要なトークン


{ATTRIBUTE_1} 属性 1
===案内メールの送信===


{ATTRIBUTE_2} 属性 2


If your survey is NOT anonymous, the following field names are available to insert token data in survey text and javascript. You can use these fields in confirmation and notification email template, too.
アンケート参加者テーブルから、案内をまだ送信していないすべての回答者に対し、一括して電子メールの案内を送ることができます。






===Additional hints===
<center>[[File:token-invite.png]]</center>
*If your survey is using anonymized responses then token-related placeholders will not work in notification email templates.
*You can use [[Expression Manager|Expression Manager]] to use expressions for tailoring an email{{NewIn|1.92}}. Please have a look at the [[Expression Manager HowTos|Expression Manager HowTos]] for an example.
Also have a look at the examples on using [[Adding a question#Information from tokens table|information from tokens table]].


==Emails settings==
#'''Invitation Email Subject''': The subject line for the invitation email that gets sent out when tokens are used with your survey.
#'''Invitation Email''': This is the text for the invitation email that gets sent out when tokens are used with your survey. This is initially filled by the default invitation message (from the language files) but you can modify it to suit yourself. If you are using English as your base language, the default invitation and reminder text can be found in the limesurvey/tokens.php file. Of course if you don't plan to use tokens on your survey, whatever is in this field is irrelevant.  You can use the following "form" fields to insert individualized information in each email:
**'''{FIRSTNAME}''' - gets replaced with the token table's "firstname" value
**'''{LASTNAME}''' - gets replaced with the token table's "lastname" value
**'''{SURVEYNAME}''' - gets replaced with your surveys name
**'''{SURVEYDESCRIPTION}''' - gets replaced with your surveys description
**'''{ATTRIBUTE_1}''' - gets replaced with the token table's "attribute_1" value
**'''{ATTRIBUTE_2}''' - gets replaced with the token table's "attribute_2" value and so on
**'''{SURVEYURL}''' - gets replaced with the fully qualified URL to this particular survey - in HTML emails this is a fully linked HTML link
**'''@@SURVEYURL@@''' - Gets replaced with the survey barebone link. Use this if you want to integrate the link in your custom email HTML (available in v1.90 and later)
**'''{OPTOUTURL}''' - gets replaced with the URL for a respondent to opt-out of this particular survey


Note that these "form fields" apply to the following email fields.
'''無効なメールアドレスを回避する'''オプションを有効にすることにより、電子メールステータスフィールドが"OK"以外のアンケート参加者をスキップできます。
#'''Email Reminder Subject''': The subject line for the reminder email that gets sent out from the tokens tool
#'''Email Reminder''': This is the text for the reminder email that gets sent out when tokens are used with your survey. See "invitation email" for specific details on how this field is used.
#'''Confirmation Email Subject''': When tokens are used, this is the subject line of the email that gets automatically sent to participants after completion of the survey
#'''Confirmation Email''': This is the text of the email that gets sent to users after completion of the survey. Delete/blank this text remove the confirmation email sending.
#'''Public Registration Email Subject''': This is the subject line for the invitation email sent to members of the public who register for a survey.
#'''Public Registration Email''': This is the text for the invitation email sent to members of the public who register for a survey. The same "form fields" apply in this email as in the earlier ones.


==Sending emails==
すべてのエントリーの[[Survey_participants/ja#.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E3.82.92.E8.BF.BD.E5.8A.A0|有効な日付の範囲設定]]を無視したい場合は、'''メール送信前に日付による回避'''機能を有効にします。これにより、LimeSurveyが電子メールを送信する際、トークンを使用することができる期間として設定された日時範囲は考慮されません。


=== Send invitations===


[[File:token-invite.png]]
====招待の再送====


You can skip tokens for which the email status field is different from 'OK', by choosing the 'Bypass token with failing email addresses' option.


==== Resending invitations====
特定のアンケート参加者に再度案内メールを送りたい場合にこの機能を使用します。'''案内メール送付'''機能を使用すると、''以前に案内メールを受信していない''メールアドレスのみが選択されます。つまり、最初に案内メールを送信した後、アンケート参加者リストに新たにアドレスを追加すると、2回目に案内メールを送信するときは、新たに追加したアドレスにだけ案内メールが送信されます。


Sometimes you might want to send invitations again to certain token entries / persons. When you use the '''send invitations'''-function only e-mail addresses that ''has not previously received an invitation'' will get one. This means that if you add new addresses to the token list after the first time you sent invitations, only these new addresses will receive an invitation the second time you send invitations.
つまり、テーブル内で送信エラーとなったエントリーの電子メールアドレスを編集し、編集されたアドレスにのみ送信することもできます。これを行うには、'''催促メールを送信?'''フィールドを'いいえ'にして、招待状を再度送信します。


This means that you can also edit/change an e-mail in a particular token entry that you got a bounce from and then send to only this edited address. Just substitute the date '''Invite sent?''' for a capital '''N''' (no) and click '''send invitations''' again.
===催促メールの送信===


==== Participant opt-out====
アンケート参加者テーブルにある参加者のうち、案内メール送付済みで、まだアンケートに回答していない参加者に対し、一斉に催促メールを送信します。


When you use the {OPTOUTURL} tag in your invitation/reminder email, your participants have the possibility to opt out of this particular survey by just clicking on the related URL in the email - so you don't harrass them with reminder emails. A participant that opted out of your survey will have the email status 'OptOut' set in the token.


=== Send reminders===
<center>[[File:token-remind.png]]</center>


[[File:token-remind.png]]


When sending reminders you can:
When sending reminders you can:
* bypass tokens with failing email addresses
* '''無効なメールアドレスを回避する:''' 送信エラーが発生したメールアドレスを持つエントリーはスキップされます。メールは送信されません。
* skip tokens for which an email has been 'recently' sent
* '''催促メールの最小間隔(日):''' 催促メールが"最近"送信されている場合はスキップします。
* skip tokens for which a given number of emails have already been sent
* '''最大催促メール:'''ここで設定した数の催促メールが既に送信されている場合はスキップします。
* '''メール送信前に日付による回避:''' トークンが使用可能な期間内にないエントリーはスキップします。
 
<div class="simplebox">[[File:help.png]] '''注意:''' "完了"フィールドがオフになっている(回答者がアンケートに着手していない、または完了していない)参加者にのみ催促メールが送信されます。</div>
 
 
====メール送信のバッチ処理====
 
同時に多くの電子メールを送信する必要がある場合、LimeSurveyはN通ずつバッチで送信します(このしきい値は、LimeSurveyの全体設定にある[[Global settings/ja#.E3.83.A1.E3.83.BC.E3.83.AB.E3.82.A2.E3.83.89.E3.83.AC.E3.82.B9.E8.A8.AD.E5.AE.9A|メールアドレス設定]]から管理者が設定します)。
 
===確認メール===
 
 
トークンを使用し、参加者がアンケートに必要事項を記入すると、確認メールが参加者のメールアドレスに送信することができます。
 
このメッセージを送信しない場合は、[[Participant settings/ja|アンケートの一般設定]]でこの機能を無効にしてください。
 
==バウンスプロセスの開始==
 
電子メールを送信する際、LimeSurveyの電子メールバウンストラッキングシステムは、自動的にsurvey-idとtoken-idをメールヘッダーに追加します。これらの"カスタムヘッダー"は、LimeSurveyからアンケート参加者に送信される案内メールに追加されます。電子メールがエラーで返送されると、元々のヘッダーに加え"Delivery notification"ヘッダーが受信されます。次に、システムは新しい電子メールをチェックし、これらのカスタムヘッダーを持つ電子メールを解析し、アンケート参加者テーブルで間違った電子メールアドレスとしてマークします。
 
 
===バウンス設定===
 
 
'''バウンス設定'''オプション:
 
 
<center>[[File:surveyBounseSettings.png]]</center>
 
 
各フィールドの簡単な説明については、[[Global settings/ja#.E3.83.90.E3.82.A6.E3.83.B3.E3.82.B9.E8.A8.AD.E5.AE.9A|ウィキセクション]]を参照してください。LimeSurveyインストールの''全体設定''を使用する場合は、'''バウンス設定を使用'''で、'''全体設定を適用'''を選択します。


Note: A reminder will only be send to tokens where the "completed" field is not "N" (this means the respondent has either not taken or has not completed the survey).
{{Note|詳細な説明については、[[Email bounce tracking system/ja|電子メールバウンストラッキングシステム]]に関するウィキを確認してください。}}


=== Sending emails by batch===
正しくこの機能を設定して使うために、[[Email_bounce_tracking_system/ja#.E3.82.B7.E3.82.B9.E3.83.86.E3.83.A0.E3.81.AE.E3.82.BB.E3.83.83.E3.83.88.E3.82.A2.E3.83.83.E3.83.97|この]]ページも読んでおいてください。


When you have to send a lot of emails at the same time, LimeSurvey will only send a first batch of N emails (this threshold is set by the administrator in the Global Settings).
==メールテンプレートの編集==


You'll then need to click "Next" to send the next batch, and so on untill all emails have been sent.


=== Confirmation email===
プレースホルダの使用、LimeSurveyの電子メールテンプレートの編集方法について詳しくは、[[Email templates/ja|電子メールテンプレート]]のwikiセクションを参照してください。


If you are using tokens and a participant fills out the survey, a confirmation email is sent to his/her email address.


If you don't want this message to be sent, just deactivate this in the General survey settings.
==トークン生成==


=== Spam problems===


Often users complain not having received an invitation/reminder email because the user&rsquo;s spam filter treated the email as spam.
この機能を使用すると、アンケート参加者テーブルの中で、トークンコードをまだ受信していないすべてのエントリーに対して、固有のトークンを作成することができます。


If an email is treated as spam mostly depends on the spam filter being used and its settings. A spam filter usually checks the sender address and the email subject and content, so there are ways and means to influence how they treat your LimeSurvey invitation and reminder emails.


At [http://www.limesurvey-consulting.com/how-to-prevent-limesurvey-email-invitations-or-reminders-being-treated-as-spam/ this blog post] on limesurvey-consulting.com a lot of possible issues and solutions are listed.
<center>[[File:Survey participants - Generate tokens.png]]</center>


===Wrong domain in invitation/reminder email link===
==CPDBを表示==


LimeSurvey automatically tries to determine the URL for the invitation link by looking at the URL by which you logged in to the LimeSurvey administration. However with some server (mis-)configurations this might not work properly and you will have to set this manually.
トークン管理ツールバーにある最後のオプションは、'''CPDBを表示'''オプションです。これにより、アンケート管理者は、中央参加者データベースとアンケート参加者リストの両方に存在する共通のユーザーを確認できます。


You can edit application/config/config.php to change the default base URL value. Add hostInfo property like this to the existing 'components' array.
以下の例では、次のアンケート参加者リストがあります。


<syntaxhighlight lang="php" enclose="div">    'components' => array(
 
<center>[[File:Survey participants list - view in cpdb.png]]</center>
 
 
IDが1、2のユーザーは、中央参加者データベースから共有されています。これを確認するには、アンケート参加者テーブルの管理ツールバーにアクセスし、'''CPDBを表示'''をクリックします。
 
 
<center>[[File:View in CPDB - filters.png]]</center>
 
 
ご覧のとおり、'''CPDBを表示'''機能では、基本的にフィルターを適用して、CPDBのどのユーザがそれぞれのアンケートに含まれているかを判断します。
 
=テーブル削除=
 
アンケート参加者テーブルを削除する場合は、'''参加者表示'''ボタンをクリックし、画面の右上にある'''参加者テーブルを削除'''ボタンをクリックします。
 
 
<center>[[File:Delete survey participants table.png]]</center>
 
 
ウィンドウがポップアップし、最終的な確認が求められます。
 
 
<center>[[File:Confirmation - delete survey participants table.png]]</center>
 
 
これにより、LimeSurveyからテーブルが削除されることはありません。バックアップが作成されます。これにアクセスするには、システム管理者権限が必要です。
 
完全に削除したい場合は、'''設定'''ダイアログにある[[Check data integrity/ja|データ整合性確認]]オプションを使用します。
 
=ヒント & TIP=
 
以下のヒントやTIPを自由に追加してください。以下のものは、コミュニティのメンバーによって投稿されました。
*[[Survey participants/ja#.E5.85.AC.E9.96.8B.E7.99.BB.E9.8C.B2.E3.81.AE.E8.A8.B1.E5.8F.AF|公開登録の許可]]
*[[Survey participants/ja#.E5.85.AC.E9.96.8B.E7.99.BB.E9.8C.B2.E6.99.82.E3.81.AE.E3.82.AD.E3.83.A3.E3.83.97.E3.83.81.E3.83.A3.EF.BC.88CAPTCHA.EF.BC.89|公開登録時のキャプチャ(CAPTCHA)]]
*[[Survey participants/ja#.E3.83.88.E3.83.BC.E3.82.AF.E3.83.B3.E3.82.92.E4.BD.BF.E3.81.A3.E3.81.A6.E3.82.82.E5.8C.BF.E5.90.8D.E3.81.AE.E3.82.A2.E3.83.B3.E3.82.B1.E3.83.BC.E3.83.88.E3.81.8C.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.82.8B.E3.81.8B|トークンを使っても匿名のアンケートができるか]]
*[[Survey participants/ja#.E5.A4.9A.E6.95.B0.E3.81.AE.E6.9E.B6.E7.A9.BA.E3.83.A1.E3.83.BC.E3.83.AB.E3.82.A2.E3.83.89.E3.83.AC.E3.82.B9.E3.82.92.E7.94.9F.E6.88.90.E3.81.99.E3.82.8B.E6.96.B9.E6.B3.95|多数の架空メールアドレスを生成する方法]]
*[[Survey participants/ja#.E3.82.B9.E3.83.91.E3.83.A0.E5.95.8F.E9.A1.8C|スパム問題]]
*[[Survey participants/ja#.E5.8C.BF.E5.90.8D.E3.81.AE.E5.8F.82.E5.8A.A0|匿名の参加]]
 
 
=公開登録の許可=
 
トークンを使用する際に利用できる回答者管理機能を利用してアンケートを公開することもできます。これを行うには、アンケート参加者テーブルを初期化し、メインのアンケート設定で[[Participant settings/ja|参加登録を許可]]します。トークンが付与されていない人がアンケートのURLに訪問することにより登録することができます(この設定は、後からアンケートの設定メニューにある[[Participant settings/ja|参加者設定]]セクションから変更できます)。
 
参加者が現在のデータベースにない電子メールアドレスを入力した場合、アンケート参加者テーブルで新たなエントリーが作成され、固有のトークンコードを含む案内メールが送信されます。
 
==公開登録時のキャプチャ(CAPTCHA)==
 
ロボットによる登録からアンケートを守るため、登録、保存、フォームの読み込みのすべてに対し、CAPTCHA機能を有効にすることができます。詳細については、[[Participant settings/ja|参加者設定]]に関するウィキを参照してください。
 
==トークンを使っても匿名のアンケートができるか==
 
'''はい'''、トークンは匿名かどうかにかかわらず使えます。これはアンケートの作成時に決まります。アンケートが匿名でない('追跡可')場合は、個々人の回答を見つけるためトークンリストを使用します。アンケートが匿名の場合は、アンケート参加者テーブルの参加者と回答を結びつけること(技術的には、外部キー関係をもつこと)はできません。
 
アンケート回答の匿名化を有効または無効にするには、[[Participant settings/ja|参加者設定]]のウィキセクションを確認してください。
 
==多数の架空メールアドレスを生成する方法==
 
場合によっては、架空の電子メールアドレスとトークンが必要になることがあります。OpenOffice Calcなどの表計算ソフトの関数を使用して生成することができます。次のようなアドレスが多数必要だとしましょう:1@test.com、2@test.com、3@test.com、...。A1に"1"と入力します。A2に=A1+1という数式を入力し、A2を下方向にコピーし、必要なだけ連続した数値を作成します。B1 に、文字列結合関数を使用してA1と"@test.com"を結合します。すなわち、''=CONCATENATE(A1;"@test.com")''です。その後、B1をAのセルの分だけ下方向にコピーします(同様に架空の名前も作ることができます)。最後に、ファイルをCSV形式で保存し、LimeSurveyにインポートします。
 
LimeSurvey 1.91以降、"ダミートークン生成"機能を使用することができます。ただし、ダミーエントリーには電子メールアドレスは含まれません。
 
 
==スパム問題==
 
メールスパムフィルターがLimeSurveyからのメッセージをスパムとして認識したため、案内メールや催促ーメールを受信できなかったという不満をよく聞きます。
 
電子メールがスパムとして扱われた場合、主に使用されているスパムフィルターとその設定に原因があります。スパムフィルターは、通常、送信者アドレス、メールの件名、内容をチェックします。設定を変更すると、ユーザーの電子メールプロバイダがLimeSurveyからのメッセージを処理する方法を変えられるかもしれません。
 
問題と解決策は、[https://www.survey-consulting.com/how-to-prevent-limesurvey-email-invitations-or-reminders-being-treated-as-spam/ limesurvey-consulting.com Limesurvey Consultingのブログ記事]に掲載されています。
 
LimeSurveyでは、案内メールに書かれるURLを、LimeSurvey管理にログインしたURLから自動的に決定しようとします。しかし、サーバの(誤った)設定によってこれが正しく動作しない可能性があるため、手動で設定する必要があります。
 
"application/config/config.php"を編集して、既定のベースURL値を変更することができます。既存の'components'配列に、以下のように'hostInfo'プロパティを追加します。
 
<syntaxhighlight lang="php">    'components' => array(
       ...
       ...
       'request' => array(
       'config' => array(
           'hostInfo' => 'http://www.example.com',
          .......
           'publicurl' => 'http://www.example.com',
          ........
       ),
       ),
   )
   )
</syntaxhighlight>
</syntaxhighlight>


Regarding the source of the problem: LimeSurvey tried to determine the domain from the server PHP variable $_SERVER<nowiki>[</nowiki>'HTTP_HOST'] or $_SERVER<nowiki>[</nowiki>'SERVER_NAME'].
<div class="simplebox">[[File:help.png]]LimeSurveyの設定ファイルを編集する方法の詳細については、[[Optional settings/ja|LimeSurveyのオプション設定]]に関するウィキを読んでください。</div>
 
Some web server software do not properly seem to provide this information or are mis-configured.


=登録画面の公開=
問題の原因についてですが、LimeSurveyはドメインをサーバーのPHP変数から決定しようとします。$_SERVER<nowiki>[</nowiki>'HTTP_HOST'] or $_SERVER<nowiki>[</nowiki>'SERVER_NAME']


=公開登録の許可=
ウェブサーバーソフトウェアによってはこの情報を正しく提供できない、もしくは間違って設定されるようです。


一般にアンケートへの回答を求めたいが、トークンを使った制御もしたいということがあるでしょう。できます。トークンテーブルを初期化して、公開登録を設定しておけばよいです。アンケートのURLにトークンを持たずにアクセスしてくると、まず登録画面が表示されます。そこで入力した内容をもとにトークンが作られ、案内メールが送られつという仕組みです。この機能を使った参加者は、「R」ではじまるトークンコードを持ちます。
==匿名の参加==


==キャプチャ(CAPTCHA)==
ダミートークンを使用すると、作成されたダミートークンをエクスポートし、外部で参加者リストと組み合わせることによって、匿名の参加形式をとることができます。これにより、LimeSurveyは参加者の個人情報をシステムに入れることなくアンケートプラットフォームとして使用できます。


登録画面を守るために、バージョン1.48からキャプチャ機能を使うことができます。お使いのPHPにGDライブラリが入っている必要があります。(see [[Installation|Installation Requirements]])
唯一の欠点は、参加トークンを自身で配布する必要があることです。

Latest revision as of 10:58, 2 December 2023

はじめに

アンケート参加者機能により、アンケートの案内を一定のグループの人に送付し、誰がアンケートに回答したかを確認し、回答をひとり一回だけに制限することができます。アンケート参加者テーブルを用いると、次のようなことができます。

  • 参加者の名前・メールアドレスのリストをCSVファイルやLDAPクエリーからインポートする
  • 参加者ひとりひとりを識別できる一意なトークン(招待コード)を付与する
  • アンケートへの案内状を、参加者に一括で/個別に送信する
  • アンケートの催促状を、まだ回答していない参加者に一括で/個別に送信する
  • 参加者リストの中で誰が回答したか追跡する
  • トークンを持たない人や、すでに回答を終えた人がアンケートにアクセスすることを制限する
  • 参加者のリストを編集する
  • 案内メールや回答の催促について、メール文面のテンプレートを編集する

アンケートを限定公開モードにすると(つまりトークンを有効にすると)、有効な(未使用の)トークンコードを持つ人だけがアンケートにアクセスできます(アンケートに対応するアンケート参加者テーブルの作成が必要です)。

アンケートの設定で参加登録許可を有効にしておくと、参加者は自動的に生成されたトークンコードを取得しアンケートに登録できるようになります。

 ヒント: トークン関連の設定は、参加者設定パネルにあります。


アンケート参加者テーブルの作成方法

アンケート参加者テーブルの初期化設定 > アンケートメニュー > アンケート参加者



次のメッセージが表示されます。



参加者テーブルを初期化すると、アンケート登録プロセスでトークンコードを(手動もしくはURLを通じて)受け取った参加者だけがアクセスできます。これにより、アンケートは限定公開モードに切り替わります。

初期化すると、アンケート参加者テーブルの作成について確認するウィンドウが表示されます。


アンケート参加者テーブルの再利用

アンケート参加者テーブルを削除すると、バックアップが作成されます。ほかのアンケートで特定の参加者テーブルを利用したいときは、再利用することができます。


アンケート参加者テーブル管理ツール

アンケート参加者テーブルを作成すると、アンケート参加者の概要が表示されます。既定の画面は次の通りです。



  • 合計レコード: アンケート参加者テーブルに含まれる参加者の数
  • 一意なトークンを持たないレコード数: トークンコードを割り当てられていないユーザーの数
  • 案内メール送付数: 案内&催促メニューから案内オプションを使ってアンケート参加者テーブルからアンケート参加者に送付した案内の数
  • 参加を拒否した数: アンケートへの参加を拒否したユーザーの数
  • 除外者数: 特定の基準を満たさないため除外された参加者の数
  • アンケート完了数: トークンコードを割り当てられたユーザーが完了したアンケートの数


アンケート参加者概要テーブルには、アンケート参加者テーブル管理ツールがあります。



  • 参加者表示: すべての参加者の情報を含むアンケート参加者テーブルが表示されます。閲覧画面から個々のエントリーを編集・削除できるほか、各種の機能を利用することができます(詳細は、参加者表示のウィキを参照してください)。
  • 作成: 参加者の追加参加者のインポート機能を通じてアンケート参加者テーブルに参加者を追加することができます。
  • 属性の管理: ここから、アンケート参加者テーブルに参加者の新たな属性データを格納するフィールドを追加することができます。
  • エクスポート: この機能は、トークンテーブルをエクスポートして他のアンケートで利用するときに使用します。ファイルは.CSV フォーマットで保存されます。
  • 案内&催促: アンケート参加者テーブルからアンケート参加者に案内を送ったり、アンケートに答えるよう催促したりすることができます。
  • トークン生成: アンケート参加者テーブルの中でトークンが割り当てられていないユーザーにランダムでユニークなトークンコードを素早く割り当てることができます。
  • CPDBを表示: LimeSurveyの中央参加者データベース (CPDB)にアクセスします。ここからCPDBユーザーをアンケート参加者としてアンケートに割り当てることができます。


参加者表示

アンケート参加者テーブルのエントリーリストを表示します。ここから次のことができます。



アンケート参加者の並べ替え

テーブルの2行目は、エントリーをソートするキーとなる項目が表示されています。 テーブルの任意の項目をクリックすると、画面が再表示され、クリックした項目によってトークンが並べ替えられて表示されます。2回クリックすると、逆順で表示されます。



アンケート参加者のフィルタリング

アンケート参加者をフィルターする場合、フィルターの条件とするカラムを選択します。すぐ下の行にフィルターの条件となる値や文字列を入力します。



例えば、メールステータス欄を"OK"にすると、有効なメールアドレスが含まれるユーザーだけ表示します。

ヒント: アンケート参加者をフィルターにかけるため、演算子を用いることができます(例:>, <, >=, <=, =)
  注意 : "案内メール送信"、"催促メール送信"、"アンケート完了"列でフィルタリングするには、"=N"または"<>N"を使用します。それぞれ"いいえ"、"いいえでない"を意味します。


個別のエントリーに対する操作

操作欄には、アンケート参加者テーブルの個々のエントリーに対して実行できる操作があります。実行できる操作は次のとおりです。



  • 回答詳細を表示: アンケートが"追跡"(つまり、匿名でない)アンケートの場合、ボタンが表示され、このエントリからの回答を表示できます。
  • このトークンでアンケートを実行: 生成されたトークンコードを使用してアンケートを実行する場合に使用します。
  • 案内メールを送付: このオプションを使用して、各参加者にアンケートを実施するよう電子メールの案内を送信します。
  • このアンケート参加者を編集: アンケート参加者のデータを変更する場合にクリックします。
  • アンケート参加者削除: エントリーを削除する場合にクリックします。
  • 中央参加者データベースでこのユーザーを閲覧する: 中央参加者データベースに当該のエントリーがある場合にアイコンが表示されます。

複数のエントリーに対する操作

テーブルの左下には、複数の参加者に対する操作をまとめて実行できる選択された参加者...ボタンがあります。



  • 案内メールを送付: 選択したアンケート参加者に案内メールを送信します。
  • 催促メールを送付: 選択したアンケート参加者に催促メールを送信します。
  • 参加者を中央データベースに追加する: トークンエントリーの一部を別のアンケートに使用する場合は、選択した参加者を中央参加者データベースに追加します。そこから、任意のアンケートに参加者を追加することができます。詳細は、参加者の共有に関するウィキページを読んでください。


上記のいずれかの機能を実行する前に、操作の対象となるアンケート参加者を選択してください。


作成

アンケート参加者テーブルに表示される参加者を増やすには、新しい参加者を追加するか、CSVファイルまたはLDAPクエリからインポートすることができます。



参加者を追加

典型的なトークンは次の属性を持ちます。



  • ID: アンケート参加者ごとに自動的に割り当てられる整数。
  • 完了?: 既定値は'いいえ'になっています。'はい'にすると、アンケートが完了した日付が記録されます。'はい'の場合、各ユーザーに案内や催促は送信されません。アンケート参加者が割り当てられたトークンコードを使用してアンケートを完了すると自動的に'はい'になります。
  • 名: アンケート参加者の名
  • 姓: アンケート参加者の姓
  • トークン: 招待コードです。手動または自動で生成することができます(トークンを生成ボタンを使用)。
  • 言語: 各参加者のアンケートの既定の言語を選択できます。
  • Eメール: 参加者の電子メールアドレス。
  • メールステータス: このフィールドは、無効なメールアドレスを追跡するのに役立ちます。たとえば、アンケート管理者がこのメールアドレスからエラー通知を受け取った場合、このフィールドに"OK"以外の値を設定できます("ユーザー不明"や"メールボックスクォータ超過"など)。このフィールドに"OK"以外のメールステータスをマークすると、案内メールや催促メールを送信するときにこの参加者がスキップされます。この欄を自動的に更新するスクリプトを実装しない限り、この欄は手動で変更するものであることに注意してください。
  • 案内メールを送信?: 'はい'の場合は、案内メールが送信された日付が記録されます。
  • 催促メールを送信?: 'はい'の場合は、催促メールが送信された日付が記録されます。
  • 残りの回数: トークンを使用できる回数のカウンター。注意:アンケートに回答済みのユーザーの値は0になっていますが、この値(既定値 = 1)を増やす場合は、完了?フィールドを"はい"から"いいえ"に切り替える必要があります。
  • 次から有効:次まで: このトークンを使用できる日時の範囲を設定できます。参加時間枠を制限しない場合は、空白のままにしておきます。ユーザーがアンケート回答中に参加期限に到達すると、ユーザーはすぐにロックアウトされ、アンケートを完了できなくなります。

アンケート参加者追加パネルには、全般タブと追加属性タブの2つのタブがあります。追加属性タブでは、カスタム属性を利用することができます。詳細については、次のウィキセクションを参照してください。


ダミー参加者の作成

ダミー参加者は、アンケート参加者にトークンを電子メールで送信するのではなく、他の方法でトークンコードを提供する場合に使用できます。たとえば、授業評価の際、オンラインアンケートを始めるときに入力する招待コードが書かれた紙を学生に渡すことにより、多くの回答とフィードバックを受け取る可能性が高まります。

ダミー参加者を作成ボタンをクリックすると、次のページが表示されます。



参加者数欄には、アンケート参加者テーブルに追加したいダミー参加者の数を入力します。他のフィールドの説明は参加者の追加に関するウィキセクションにあります。

記入を完了したら、画面の右上にある保存を押します。


追加されたかどうかは、アンケート参加者テーブルで確認します。


CSVファイルから参加者をインポートする

インポート機能を使用すると、CSVファイルLDAPクエリーから情報をインポートできます。



  • アップロードするCSVファイルを選択してください: インポートするCSVファイルを選択します。エラーを防止するため、値の前後に二重引用符を付けた標準のCSV(カンマ区切り)ファイル(OpenOfficeとExcelのデフォルト)をインポートすることをお勧めします。

最初の行にはフィールド名が含まれていなければなりません。また、firstname(名)、lastname(姓)、email(Eメール)のフィールドも含めなければなりません

少なくとも1文字を含む必要があります。二重引用符の間に文字がない場合は動作しません。

その他のフィールドはオプションです。emailstatus(メールステータス)、token(トークン)、language(言語)、validfrom(開始日時)、validuntil(終了日時)、attribute_1(属性1)、attribute_2(属性2)、attribute_3(属性3)、usesleft(残りの回数)、...


 Hint: すべてのトークンフィールド名のリストを取得するには、既存のアンケート参加者テーブルをエクスポートします。


 Hint: CSVトークンインポートファイルの"validfrom"および"validuntil"フィールドの日付形式は、"YYYY-MM-DD HH:MM"です。


  • ファイルの文字セット: CSVファイルで使用される文字に適合するオプションを選択します。
  • 使用されるセパレータ: LimeSurveyにCSVで使用されている区切り文字を自動的に検出させるか、カンマまたはセミコロンを選択することができます。
  • メールアドレスが空のものをフィルタ: 有効にすると、電子メールアドレスのないアンケート参加者は、アンケート参加者テーブルにインポートされません。
  • 無効なメールアドレスを許可: この機能を無効にすると、電子メールアドレスのフィールドを調べ、そのアドレスが電子メールの構造を持っているかどうかを確認します(例:a@a.net)。
  • 属性の警告表示: 有効にすると、インポートプロセスの後に、フィールドに何か問題がある場合に警告が表示されます。例えば。必須フィールドに何も入力されていない場合や、電子メールがCSVファイルに間違って入力されている場合は、属性の警告が表示されます。
  • 重複しているレコードをフィルター: 有効にすると、重複を識別するために使用するフィールドを設定できます。既定では、名、姓、メールアドレスが事前に選択されています。インポート中に重複が見つかった場合、関連する行は省略されます。
  • 重複によって決定されます: 重複フィルタ処理の条件としたいフィールドを選択します。


また、CSVファイルをインポートするときに、カスタマイズされた属性をインポートすることもできます。追加する属性を定義します。次のように記述します。


   email,attribute_1 <Casenr>, token, attribute_2 <Title>, attribute_3 <destination>, lastname,firstname,attribute_4 <Sender>


必要なインポート設定を完了したら、アップロードボタンをクリックしてください。


アンケート参加者のインポートに関するトラブルシューティング

ユーザーがトークンをインポートする場合の一般的なエラーは、無効なCSVファイルです。これは、多くの場合、Microsoft Excelによって発生します。多くのユーザーは、XLSドキュメントとして保存された電子メールアドレスのリストを持っています。ExcelでCSV形式としてファイルを保存できますが、OSのロケールによっては、標準のカンマ(,)ではなく、セミコロン(;)を区切り文字として使用することがあります。どちらかわからない場合は、標準のテキストエディターでファイルを開き、使用された区切り文字を確認します。

推奨のフリーテキストエディターは、Windows用はPSPadNotePad2Notepad++、MacintoshではTextWranglerです。


LimeSurveyはセミコロンもセパレータとして検出する必要があります。ただし、インポートプロセスが正常に機能していない場合は、セミコロンをカンマで置き換えてください。値の前後に二重引用符も追加する必要があります。


LDAPクエリーから参加者をインポートする

  注意 : このオプションは、LDAPクエリーに関する高度な知識を持つユーザーにのみ推奨されます。


このインポート機能を使用すると、LDAPクエリから情報をインポートできます(openLdapでテストしていますが、ActiveDirectoryを含むLDAP準拠のディレクトリで動作するはずです)。LDAPからアンケート参加者をインポートページから、以下のオプションが利用できます。


  • クエリーは、システム管理者がconfig-ldap.phpファイルで手動で定義します。
  • 重複は、名、姓、メールアドレスで識別されます。インポート中に重複が見つかった場合、関連する行は省略されます(重複しているレコードをフィルターをオフにしている場合を除く)。
LimeSurveyのLDAP設定の詳細については、ウィキページを参照してください。

属性の管理

このオプションを使用すると、アンケート参加者テーブルの追加フィールドを追加/編集できます。標準で用意されていないアンケート参加者データは、フィールドを追加して格納することができます。



アンケート参加者テーブルに追加する新しい属性フィールドの数を入力します。フィールド追加ボタンをクリックします。次のページが表示されます。



属性フィールドテーブルには、次のフィールドがあります。

  • 属性フィールド: ここに入力される値は、属性フィールドに基づいて条件を適用する場合や匿名でないアンケートの結果をエクスポートする場合など、カスタム属性フィールドを使用して行う様々な操作で使用できます。
  • フィールド説明: 属性フィールド名を置き換えるために使用します。各属性フィールドにカスタム名を付けることで、管理パネル、トークンを閲覧するとき、属性フィールドに基づいて条件を作成するとき、または匿名でないアンケートの結果をエクスポートするときに、より見やすくなります。
  • 必須?: 有効にすると、アンケート管理者はこの属性フィールドを入力する必要があります。入力しないと回答者をアンケート参加者テーブルに登録することはできません。
  • 登録時に表示しますか?: アンケート参加者がアンケートの前に登録する必要がある場合、このフィールドの入力が要求されます。無効にすると、属性フィールドはアンケート登録ページに表示されません。
  • フィールド見出し: このフィールドを使用して、それぞれの属性フィールドの役割/使用法に関する詳細な説明を追加します。
  • CPDBにマップ: 中央参加者データベースの対応する属性にマッピングします。
  • サンプルデータ: フィールドの入力例の文字列を設定します。たとえば、アンケート参加者の性別を尋ねる場合は、男性、女性、無回答などのサンプルデータを表示します。


ボックスの記入が終わったら、画面の左下にある保存ボタンをクリックしてください。

属性フィールドを追加する方法とこれらの値に基づく条件を使用する方法については、ブログの記事を参照してください。"Conditions based on token attributes"

さらにフィールドを追加するには、ページの下部に移動し、属性フィールドの番号を追加するに数値を入力してフィールド追加ボタンをクリックします。

カスタム属性を削除する場合は、ページの一番下にあるこの属性を削除フィールドのドロップダウンリストから、削除する属性を選択します。選択したら、属性削除をクリックし、削除を確認します。

エクスポート

アンケート参加者テーブルをエクスポートする場合は、トークン管理ツールのツールバーにあるエクスポートボタンをクリックします。アンケート参加者リストをエクスポートする前に、必要なオプションを選択します。



  • アンケートステータス:
    • すべてのトークン: すべてのアンケート参加者をアンケート参加者テーブルからエクスポートします。
    • 完了: アンケートを完了した参加者のみをエクスポートします。
    • 未完了: アンケートをまだ完了していない参加者をエクスポートします。
    • 開始していません: まだアンケートを開始していない参加者をエクスポートします。
    • 開始しましたが、まだ完了していません: アンケートを開始したものの完了していない参加者をエクスポートします。
  • 案内メールステータス: 案内メールの状況(すべて案内済未案内)に応じてユーザーをエクスポートします。
  • 催促メールのステータス: 催促メールの状況(すべて催促メールを送付催促メール送付なし)に応じてユーザーをエクスポートします。
  • 言語フィルタ: アンケートを作成するときに、基本言語のほかに追加の言語を追加できます。アンケート参加者をエクスポートする際、回答者が利用した言語に基づいてエクスポートすることができます。
  • メールアドレスによるフィルタ: 電子メールアドレスに指定した文字列を含むエントリーをエクスポートします。たとえば、アンケート参加者の一部が"A社"の仕事用メールアドレスを使用している場合に使用できます。@companya.comと入力すると、この会社の職場のメールアドレスをもつユーザーのみをエクスポートします。
  • 出力された参加者を削除: 有効にすると、エクスポートされたユーザーは、アンケート参加者テーブルから削除されます。

エクスポートオプションを選択したら、画面の右上にあるCSVファイルをダウンロードボタンをクリックします。

アンケート参加者をエクスポートすると、フィールドは次の順序になります。

tid,firstname,lastname,email,emailstatus,token,language code,attribute_1,attribute_2,...

案内&催促

この機能により、LimeSurveyの案内状システムを管理できます。アンケート参加者テーブルに表示されている参加者に案内または催促のメールを送信できます。電子メールバウンストラッキングシステムは、受信者(アンケート回答者)に配信されなかった電子メールを追跡・把握するために使用することができます。


案内メールの送信

アンケート参加者テーブルから、案内をまだ送信していないすべての回答者に対し、一括して電子メールの案内を送ることができます。



無効なメールアドレスを回避するオプションを有効にすることにより、電子メールステータスフィールドが"OK"以外のアンケート参加者をスキップできます。

すべてのエントリーの有効な日付の範囲設定を無視したい場合は、メール送信前に日付による回避機能を有効にします。これにより、LimeSurveyが電子メールを送信する際、トークンを使用することができる期間として設定された日時範囲は考慮されません。


招待の再送

特定のアンケート参加者に再度案内メールを送りたい場合にこの機能を使用します。案内メール送付機能を使用すると、以前に案内メールを受信していないメールアドレスのみが選択されます。つまり、最初に案内メールを送信した後、アンケート参加者リストに新たにアドレスを追加すると、2回目に案内メールを送信するときは、新たに追加したアドレスにだけ案内メールが送信されます。

つまり、テーブル内で送信エラーとなったエントリーの電子メールアドレスを編集し、編集されたアドレスにのみ送信することもできます。これを行うには、催促メールを送信?フィールドを'いいえ'にして、招待状を再度送信します。

催促メールの送信

アンケート参加者テーブルにある参加者のうち、案内メール送付済みで、まだアンケートに回答していない参加者に対し、一斉に催促メールを送信します。



When sending reminders you can:

  • 無効なメールアドレスを回避する: 送信エラーが発生したメールアドレスを持つエントリーはスキップされます。メールは送信されません。
  • 催促メールの最小間隔(日): 催促メールが"最近"送信されている場合はスキップします。
  • 最大催促メール:ここで設定した数の催促メールが既に送信されている場合はスキップします。
  • メール送信前に日付による回避: トークンが使用可能な期間内にないエントリーはスキップします。
注意: "完了"フィールドがオフになっている(回答者がアンケートに着手していない、または完了していない)参加者にのみ催促メールが送信されます。


メール送信のバッチ処理

同時に多くの電子メールを送信する必要がある場合、LimeSurveyはN通ずつバッチで送信します(このしきい値は、LimeSurveyの全体設定にあるメールアドレス設定から管理者が設定します)。

確認メール

トークンを使用し、参加者がアンケートに必要事項を記入すると、確認メールが参加者のメールアドレスに送信することができます。

このメッセージを送信しない場合は、アンケートの一般設定でこの機能を無効にしてください。

バウンスプロセスの開始

電子メールを送信する際、LimeSurveyの電子メールバウンストラッキングシステムは、自動的にsurvey-idとtoken-idをメールヘッダーに追加します。これらの"カスタムヘッダー"は、LimeSurveyからアンケート参加者に送信される案内メールに追加されます。電子メールがエラーで返送されると、元々のヘッダーに加え"Delivery notification"ヘッダーが受信されます。次に、システムは新しい電子メールをチェックし、これらのカスタムヘッダーを持つ電子メールを解析し、アンケート参加者テーブルで間違った電子メールアドレスとしてマークします。


バウンス設定

バウンス設定オプション:



各フィールドの簡単な説明については、ウィキセクションを参照してください。LimeSurveyインストールの全体設定を使用する場合は、バウンス設定を使用で、全体設定を適用を選択します。

詳細な説明については、電子メールバウンストラッキングシステムに関するウィキを確認してください。

正しくこの機能を設定して使うために、このページも読んでおいてください。

メールテンプレートの編集

プレースホルダの使用、LimeSurveyの電子メールテンプレートの編集方法について詳しくは、電子メールテンプレートのwikiセクションを参照してください。


トークン生成

この機能を使用すると、アンケート参加者テーブルの中で、トークンコードをまだ受信していないすべてのエントリーに対して、固有のトークンを作成することができます。


CPDBを表示

トークン管理ツールバーにある最後のオプションは、CPDBを表示オプションです。これにより、アンケート管理者は、中央参加者データベースとアンケート参加者リストの両方に存在する共通のユーザーを確認できます。

以下の例では、次のアンケート参加者リストがあります。



IDが1、2のユーザーは、中央参加者データベースから共有されています。これを確認するには、アンケート参加者テーブルの管理ツールバーにアクセスし、CPDBを表示をクリックします。



ご覧のとおり、CPDBを表示機能では、基本的にフィルターを適用して、CPDBのどのユーザがそれぞれのアンケートに含まれているかを判断します。

テーブル削除

アンケート参加者テーブルを削除する場合は、参加者表示ボタンをクリックし、画面の右上にある参加者テーブルを削除ボタンをクリックします。



ウィンドウがポップアップし、最終的な確認が求められます。



これにより、LimeSurveyからテーブルが削除されることはありません。バックアップが作成されます。これにアクセスするには、システム管理者権限が必要です。

完全に削除したい場合は、設定ダイアログにあるデータ整合性確認オプションを使用します。

ヒント & TIP

以下のヒントやTIPを自由に追加してください。以下のものは、コミュニティのメンバーによって投稿されました。


公開登録の許可

トークンを使用する際に利用できる回答者管理機能を利用してアンケートを公開することもできます。これを行うには、アンケート参加者テーブルを初期化し、メインのアンケート設定で参加登録を許可します。トークンが付与されていない人がアンケートのURLに訪問することにより登録することができます(この設定は、後からアンケートの設定メニューにある参加者設定セクションから変更できます)。

参加者が現在のデータベースにない電子メールアドレスを入力した場合、アンケート参加者テーブルで新たなエントリーが作成され、固有のトークンコードを含む案内メールが送信されます。

公開登録時のキャプチャ(CAPTCHA)

ロボットによる登録からアンケートを守るため、登録、保存、フォームの読み込みのすべてに対し、CAPTCHA機能を有効にすることができます。詳細については、参加者設定に関するウィキを参照してください。

トークンを使っても匿名のアンケートができるか

はい、トークンは匿名かどうかにかかわらず使えます。これはアンケートの作成時に決まります。アンケートが匿名でない('追跡可')場合は、個々人の回答を見つけるためトークンリストを使用します。アンケートが匿名の場合は、アンケート参加者テーブルの参加者と回答を結びつけること(技術的には、外部キー関係をもつこと)はできません。

アンケート回答の匿名化を有効または無効にするには、参加者設定のウィキセクションを確認してください。

多数の架空メールアドレスを生成する方法

場合によっては、架空の電子メールアドレスとトークンが必要になることがあります。OpenOffice Calcなどの表計算ソフトの関数を使用して生成することができます。次のようなアドレスが多数必要だとしましょう:1@test.com、2@test.com、3@test.com、...。A1に"1"と入力します。A2に=A1+1という数式を入力し、A2を下方向にコピーし、必要なだけ連続した数値を作成します。B1 に、文字列結合関数を使用してA1と"@test.com"を結合します。すなわち、=CONCATENATE(A1;"@test.com")です。その後、B1をAのセルの分だけ下方向にコピーします(同様に架空の名前も作ることができます)。最後に、ファイルをCSV形式で保存し、LimeSurveyにインポートします。

LimeSurvey 1.91以降、"ダミートークン生成"機能を使用することができます。ただし、ダミーエントリーには電子メールアドレスは含まれません。


スパム問題

メールスパムフィルターがLimeSurveyからのメッセージをスパムとして認識したため、案内メールや催促ーメールを受信できなかったという不満をよく聞きます。

電子メールがスパムとして扱われた場合、主に使用されているスパムフィルターとその設定に原因があります。スパムフィルターは、通常、送信者アドレス、メールの件名、内容をチェックします。設定を変更すると、ユーザーの電子メールプロバイダがLimeSurveyからのメッセージを処理する方法を変えられるかもしれません。

問題と解決策は、limesurvey-consulting.com Limesurvey Consultingのブログ記事に掲載されています。

LimeSurveyでは、案内メールに書かれるURLを、LimeSurvey管理にログインしたURLから自動的に決定しようとします。しかし、サーバの(誤った)設定によってこれが正しく動作しない可能性があるため、手動で設定する必要があります。

"application/config/config.php"を編集して、既定のベースURL値を変更することができます。既存の'components'配列に、以下のように'hostInfo'プロパティを追加します。

    'components' => array(
       ...
       'config' => array(
           .......
           'publicurl' => 'http://www.example.com',
           ........
       ),
   )
LimeSurveyの設定ファイルを編集する方法の詳細については、LimeSurveyのオプション設定に関するウィキを読んでください。

問題の原因についてですが、LimeSurveyはドメインをサーバーのPHP変数から決定しようとします。$_SERVER['HTTP_HOST'] or $_SERVER['SERVER_NAME']

ウェブサーバーソフトウェアによってはこの情報を正しく提供できない、もしくは間違って設定されるようです。

匿名の参加

ダミートークンを使用すると、作成されたダミートークンをエクスポートし、外部で参加者リストと組み合わせることによって、匿名の参加形式をとることができます。これにより、LimeSurveyは参加者の個人情報をシステムに入れることなくアンケートプラットフォームとして使用できます。

唯一の欠点は、参加トークンを自身で配布する必要があることです。