Actions

Statistics/ja: Difference between revisions

From LimeSurvey Manual

(Created page with "'''参加者に見えるもの'''")
No edit summary
 
(159 intermediate revisions by 2 users not shown)
Line 1: Line 1:
<languages /> __TOC__
<languages />  
 
__TOC__
 


=概要=
=概要=


統計機能を使用するには、アンケートツールバーの最後のドロップダウンメニュー(アンケートが実行中の時だけ使えます)の最初にある[[File:browse.png]] '回答と統計'をクリックし、[[File:statistics.png]]統計ボタンをクリックします。


===統計機能とは===
アンケートの目的は"質問に対する回答を得る"ことです。アンケートを作成し、有効化し、参加者を招待したら、'''''回答と統計'''''の機能を使ってアンケート結果を収集・分析し、回答を得ることができます。 
 
統計機能は、有効なアンケートの回答メニューの下にあります。'''回答''' > '''回答と統計'''
[[Responses/ja|回答]]は、アンケートが有効になっている場合にのみ利用できます。
 
 
<center>[[File:Location_responses_and_statistics.png]]</center>
 
 
上部のツールバーにある'''統計'''をクリックします。
 
 
<center>[[File:statistics.png]]</center>
 
 
以下のページが表示されます。
 
 
<center>[[File:Statistics - start page.png]]</center>
 
 
LimeSurveyの統計は、'''エキスパートモード'''または'''シンプルモード'''のいずれかで表示できます。[[Statistics/ja|統計]]ボタンをクリックすると既定では、'''エキスパートモード'''が表示されます。
 
=統計 - エキスパートモード=
 
 
アンケートが完了し、結果の分析に着手するところであるとします。LimeSurveyはすべての結果をExcelのシート、CSVファイルに出力できます。
 
 
統計(エキスパートモード)機能を用いれば、データを'フィルタ'し、いくつかのフィールドから統計数値や概要を得ることができます。この機能は複雑なフィルタリングができるわけではありませんが、有益な統計情報を簡単に得ることができます。
 
 
==クイック統計を実行する==
 
 
以下のスクリーンショットでは、各質問の回答概要を表示するために選択するチェックボックスと、クリックまたはカーソルを合わせると質問の全文を見ることができるアイコンが表示されることがわかります。質問に対する結果を閲覧するには、質問の上部のチェックボックスをチェックし、"統計を表示"をクリックします。
 
 
<center>[[File:Select answers and view statistics.png]]</center>
 
 
または、すべての質問の結果を表示するには、"利用可能な全フィールドの概要を表示"を有効にしてから"統計を表示"をクリックします。
 
 
<center>[[File:View summary of all available fields.png]]</center>
 
 
次に、件数を示す"''結果''"テーブルと、選択した各質問の"フィールド概要"テーブルが表示されます。このテーブルには、すべての回答選択肢、合計、および割合が要約されています。
 
 
<center>[[File:Results view statistics.png]]</center>
 
 
{{Note|既定の[[Statistics/ja#.E5.87.BA.E5.8A.9B.E3.83.95.E3.82.A9.E3.83.BC.E3.83.9E.E3.83.83.E3.83.88.E3.81.A8.E3.82.AA.E3.83.97.E3.82.B7.E3.83.A7.E3.83.B3|出力形式]]はHTMLなので、統計は同じページに表示されます。これをPDFまたはExcelに変更した場合、"統計を表示"ボタンをクリックするとポップアップが表示され、それぞれのファイルを自分のコンピュータに保存するように求められます。}}
 
==データのフィルタリング==
 
 
フィルターには、[[Statistics/ja#.E5.85.A8.E8.88.AC.E3.83.95.E3.82.A3.E3.83.AB.E3.82.BF.E3.83.BC|全般フィルター]]と[[Statistics/ja#R.E5.9B.9E.E7.AD.94.E3.83.95.E3.82.A3.E3.83.AB.E3.82.BF.E3.83.BC|回答フィルター]]の2つのタイプがあります。
 
 
===全般フィルター===
 
 
名前が示すように、''全般フィルター''は、全般的な(マクロ)レベルでのフィルターです。
 
 
<center>[[File:General filters - statistics.png]]</center>


アンケートを実行し、終了して、結果についての分析に着手するところであるとします。LimeSurveyはすべての結果をExcelのシート(もしくはCSVファイルやWordのファイル)に出力するので、あとは分析者のお好みのままに、あれこれ加工できます。これとは別に、統計機能を利用してデータを閲覧し、有益な情報を得ることができます。


統計機能を用いれば、データを「フィルタ」し、いくつかのフィールドから統計数値や概要を得ることができます。この機能は複雑なフィルタリングを提供しようというものではありませんが、基本的な統計情報を驚くほど簡単に得ることができます。
フィルターは、以下のような条件を使用できます。


=結果とフィールド概要を見る=


"統計を表示"ボタンをクリックすると、 利用可能な質問のリストが表示されます。各々の質問にあるチェックボックスを選択するとテーブルの概要を見ることができ、アイコンをクリックまたはカーソルを合わせると質問の全文を見ることができます。質問に対する結果を閲覧するには、質問の上部のチェックボックスをチェックし、"統計を表示"をクリックします。または、画面上部の"利用可能な全フィールドの概要を表示"ボックスをチェックし、"統計を表示"をクリックします。
* '''データ選択'''
** ''回答の種類:''
*** 完了した回答: 回答提出日を含む回答
*** 未完了の回答: 回答提出日を含まない回答
*** すべての回答: 完成した回答と未完了の回答の合計
** ''統計レポートの言語:'' 追加言語を使用している場合、このフィルターオプションを使えば回答者が使った言語ごとに回答者を分割することができます。


「統計を表示」をクリックすると、指定したフィルタのもとで、チェックを入れた質問の回答についての統計情報が表示されます。全体についてはクエリに含まれるレコード数、全レコード数、百分率が、各質問については、選択肢ごとの回答者数、および、その百分率が表示されます。


===回答をフィルタして統計を取る===
{{Note|未完了の回答については、[[Responses & statistics/ja#.E5.9B.9E.E7.AD.94.E6.A6.82.E8.A6.81|回答概要]]のウィキセクションを参照してください。}}


データはいくつかの方法でフィルタリングできます。
#アンケートの完了 - 完了、未完了、またはすべてのレコードを選択します。不完了の回答については、[[Browsing survey results/ja|アンケート結果の閲覧]]を参照してください。
#ID - 入力したID番号によってフィルターします。
#回答 - 各質問の下にあるリストで回答をクリックし、その回答によってデータをフィルタリングします(同じ質問で複数の回答を選択するにはCTRLを押しながらクリックします)。すべての利用可能なフィールドの要約(上のチェックボックス)を表示することを選択した場合は、そのチェックボックスをオンにする前に回答フィルターを選択する必要があります。
#テキスト - テキストを入力することにより、自由回答形式などの質問の回答を検索することができます。文字列に部分一致するものを拾いたい場合は、ワイルドカードとしてパーセント記号(%)を使用します。例えば、'Tom%'で検索した場合、'Tomb'と'Tommy'などもヒットします。


もし情報を集計したい質問自体に表示基準が設定されていると、基準に適合した回答だけが集計されます。ただしこのようにして作成した統計は混乱を招くことがあるので、集計する質問自身には基準を設定しないほうがお勧めです。
<div class="simplebox"> "データ選択"ボックス内に2つのオプションがあります。
*'''利用可能な全フィールドの概要を表示:''' 既定ではオフになっています。有効にすると、統計スクリプトを実行するときにすべてのアンケートの質問とグループが処理されます。
*'''表示される質問に基づいた集計:''' 既定では無効になっています。回答中に当該の質問が実際に表示された総数にのみ基づいて各質問をカウントします(未完了/不完全な回答をフィルタリングするのに適した方法)。</div>
 
 
* '''回答ID:''' 収集した回答をフィルタリングするのに使用するID番号
 
* '''回答提出日:''' [[Notifications_%26_data/ja#.E5.9B.9E.E7.AD.94.E3.82.BF.E3.82.A4.E3.83.9F.E3.83.B3.E3.82.B0.E4.BF.9D.E5.AD.98|タイミングが有効]]な場合にのみ表示されます。回答の送信日に基づいてデータをフィルタリングできます。
 
'''全般フィルタ'''だけを使って回答をフィルタリングするには、"利用可能な全フィールドの概要を表示"オプションを有効にして、画面の右上にある'''統計を表示'''ボタンをクリックします。
 
===回答フィルター===
 
 
使用されている[[Question types/ja|質問タイプ]]に応じて、回答を絞り込むためのさまざまなフィールドが使われます。
 
* '''回答:'''それぞれの質問の下のリストにある回答をクリックして、選択した回答によってデータをフィルタリングします(同じ質問で複数の回答を選択するにはCTRL/クリックを使用)。利用可能な全フィールドの概要を表示することを選択する場合(上部のチェックボックス)、ボックスをチェックする前に回答フィルターを選択する必要があります。
 
* '''テキスト:''' テキストを入力することによってフリーテキストの質問タイプ(および同様のタイプ)に対する回答を検索することができます。部分文字列を検索する場合は、ワイルドカードとしてパーセント記号(%)を使用できます。例: 'Tom%'で検索すると、'Tomb'や'Tommy'などのエントリーが見つかります。
 
* '''数値:''' 番号ベースの質問タイプが使用されている場合、特定の数値を含む回答を検索できます。
 
 
<center>[[File:Response filters - filtering options.png]]</center>
 
 
'''統計を表示'''を選択すると、条件に合致する回答の数を示す''結果''テーブルと、選択した各質問ごとにすべての回答・合計・割合を示す''フィールド概要''テーブルが表示されます。ここで表示される結果は総回答の一部であることに注意が必要です。たとえば、全部で180件のレコードのうち146件のレコードが表示される条件を適用した場合、テーブルには146件のレコードの内訳だけが表示されます。


以下の画像は、'''回答完了/女性/年齢が18-25歳'''である回答者の"雇用状況"の統計を表示するための選択状態を示しています。13レコードのうち6レコードが抽出されています。
以下の画像は、'''回答完了/女性/年齢が18-25歳'''である回答者の"雇用状況"の統計を表示するための選択状態を示しています。13レコードのうち6レコードが抽出されています。


[[File:stats_1a_new.png]]


[[File:stats_1b_new.png]]
<center>[[File:stats_1a_new.png]]</center>
 
 
<center>[[File:stats_1b_new.png]]</center>


[[File:stats_2b.png]]


[[File:stats_2_new.png]]
<center>[[File:stats_2b.png]]</center>


注意事項
*概要を知ろうとしている質問に条件を設定した場合、その質問では条件に合った回答だけが表示されます。したがって、概要を知ろうとしている質問に基準を設定しないほうがよいでしょう。
*ひとつの質問で複数の項目を選択するには、CTRLボタンを押しながらクリックします。最後の項目の選択を解除するには(質問からすべての条件をクリアしたい場合)、CTRLボタンを押しながら強調表示された回答をクリックします。


=フィルタした結果を閲覧・出力する=
<center>[[File:stats_2_new.png]]</center>


条件に適合した回答だけを出力する場合は、結果テーブルの下にある「出力」ボタンを押します。通常の出力画面が表示され、条件に適合した結果だけが保存されます。また「閲覧」ボタンを押せば、条件に適合した結果だけを見ることができます。


===グラフ===
{{Alert|title=注意事項|
*概要を知ろうとしている質問に条件を設定した場合、その質問では条件に合った回答だけが表示されます。したがって、概要を知ろうとしている質問に基準を設定'''しない'''ほうがよいでしょう。
*ひとつの質問で複数の項目を選択するには、CTRLボタンを押しながらクリックします。最後の項目の選択を"解除"するには(質問からすべての条件をクリアしたい場合)、CTRLボタンを押しながら強調表示された回答をクリックします。}}
 
==グラフ==
 
 
{{Note|技術的な理由から、Excelの出力にはチャートが含まれていません。PDF出力が選択されている場合、チャートは円グラフ(単一選択質問)と棒グラフ(複数選択質問タイプ)に制限されます。}}
 


チャート作成には、pChartライブラリー(同梱、通常は設定不要)が使われます。
チャート作成には、pChartライブラリー(同梱、通常は設定不要)が使われます。


しかし、いくつかの言語(例:中国語)で通常使われているフォント(Vera)には必要な文字セットが含まれていません。そのような場合は config.phpの$chartfontfile に新しくTTFフォントを設定して下さい。(config-defaults.phpを確認して正しく設定して下さい)
一旦グラフが作成されれば、簡単にグラフをエクスポートすることができます。グラフの上で右クリックし、"名前を付けて画像を保存"を選択してグラフをpngファイルとして適当な場所に保存して下さい。
中国語(簡体字・繁体字)の場合はFireFlySungフォントを推奨しています。以下からダウンロードできます[http://cle.linux.org.tw/fonts/FireFly/]
 
すべてのグラフを保存するため、 "画像出力"機能を使うこともできます。
 
 
<center>[[File:Export images buttom.png]]</center>
 
 
<div class="simplebox"> [[File:help.png]] LimeSurveyは質問の種類によってグラフを作成できない場合があります。たとえば、[[Question type - Numerical input/ja|数値入力質問タイプ]]はグラフを使用して視覚化することはできません。ただし、その場合は、件数、合計、標準偏差、平均、最小、中央値、最大などの値を含む単純な表が表示されます。
 
 
<center>[[File:Numerical question type statistics.png]]</center>
 
 
統計やグラフを利用できる質問タイプを確認するには、[[Question types/ja|ここ]]からそれぞれの質問タイプのマニュアルを参照してください。タブ統計が使用可能な場合は、タブの下に表示されているオプションを確認してください。[[QS:Chart type/ja|チャートタイプ]]、[[QS:Display chart/ja|チャートの表示]]、[[QS:Public statistics/ja|公開統計に表示]]の3つのオプションがあります。</div>
 
=="未完了回答"、"わからない"と"未完了あるいは非表示"の件数==
 
 
* '''未完了の回答''': 回答者が回答し始めたが、完了していないすべての回答。また、回答者がアンケートで"次へ"ボタンをクリックして回答を開始したが、"送信"ボタンをクリックしなかった(アンケートの最後のページに到達しなかった)回答。
 
[[Responses/ja|回答テーブル]]の中で、このエントリーには回答提出日がありませんが、新たなデータセットが既に作成されています。
 
*'''回答なし''': 質問は表示されたが参加者が回答しなかった場合です。
 
必須ではない質問が表示され回答がないまま"次へ"や"送信する"がクリックされた質問です。データベースには""(空文字列)がセットされます。この"回答なし"は、データベース上で文字列で記録されない"日付"や"数値を答える質問"では発生しません。


一旦グラフが作成されれば、更に簡単にグラフをエクスポートすることができます。画像の上で右クリックし、"名前を付けて画像を保存"を選択してグラフをpngファイルとして適当な場所に保存して下さい。ほとんどの集計に円グラフが表示されますが、"複数回答"の質問は棒グラフが表示されます。
*'''未完了あるいは非表示''': 質問を含むページが表示されなかった場合です。質問の条件設定による場合や、そのページが表示される前に(またはページは表示されたものの「次へ」ボタンを押す前に)参加者がアンケートをやめてしまった場合に発生します。


<center>[[File:Kreisdiagramm.png]]</center>
この質問に対してデータベースにはNULLが記録されます。


<center>[[File:Balkendiagramm.png]]</center>
==出力フォーマットとオプション==


="未完了回答"、"わからない"と"未完了あるいは非表示"の件数=


"未完了回答"件数:回答を開始したが、完了していないものの件数です。回答は参加者が調査の"次へ"ボタンをクリックすることで開始されていますが、最後の"投稿する"ボタンが押されていない状態です。
統計は、3つの形式で表示できます。


技術的には、入力に対するレコードが回答テーブルに作成されているが、投稿日はセットされていないという場合です。


"わからない"件数:質問は表示されたが参加者が回答しなかった場合です。
<center>[[File:Output format - statistics.png]]</center>


技術的には、必須ではない質問が表示され回答がないまま"次へ"や"投稿する"がクリックされた場合で、データベースには""(空文字列)がセットされます。この"わからない"はデータベース上で文字列で記録されない日付型や数値型には発生しません。


"未完了あるいは非表示"件数:表示されなかった質問がある場合です。これは質問の条件設定や、参加者がページが表示される前に"次へ"ボタンを押した場合に発生します。
* '''HTML'''(既定): 統計はLimeSurvey内に表示されます。
* '''PDF''': ポップアップが表示され、統計をPDFファイルとして保存するか聞かれます。
* '''Excel''': (フィルタリングされた)データをさらに処理するには、Excelを選択します。スプレッドシートアプリケーションからCSVにファイルをエクスポートして、SPSSやRなどのより高度な統計ツールを使用することもできます。


技術的には、この質問に対してデータベースにはNULLが記録されます。
 
出力オプションを使用して、統計の表示方法を変更することができます。以下のオプションがあります。
 
 
<center>[[File:Output options - statistics.png]]</center>
 
 
* '''テキスト回答をインラインで表示:''' 既定では無効になっています。閲覧ボタンをクリックしなくてもテキストの質問に対する回答が表示されます(HTML形式で出力する場合に有効にします)。
 
* '''グラフ表示:''' 既定では無効になっています。有効にすると、グラフが表示されます。
 
* '''カラムの数:''' 既定は2です。統計とグラフを1列または3列で表示したい場合は、このオプションで希望の値を選択します。これはHTML統計に適用されます。
 
*'''グラフのラベル:''' グラフ内でのラベルの表示方法を指定します。
**''質問コード''
**''質問テキスト''
**''両方''
 
*'''チャートタイプ:''' 次のチャートタイプが設定できます。
**''質問設定に定義:'' グラフを表示したくない場合に便利です。このような場合は、質問の設定で無効にします。"統計"パネルからこのオプションを選択してください。
**''棒グラフ''
**''円グラフ''
**''レーダーチャート''
**''ラインチャート''
**''ポーラーチャート''
**''ドーナツチャート''
 
==統計PDFにカスタムロゴを埋め込む==
 
統計PDFに独自のロゴを埋め込む場合は、"statistics.jpg"という名前のファイルが、システムで使用しているadmin themeの"images"フォルダー内にあることを確認してください。どのadmin themeを使用するかは、[[Global_settings/ja#.E5.85.A8.E8.88.AC|全般設定]]で設定できます。
 
=統計 - シンプルモード=
 
 
シンプルモードでは、エクスポート・保存し、プレゼンテーションへの組み込みが簡単にできるシンプルな棒グラフ統計が作成できます。
 
 
<center>[[File:Simple mode - statistics.png]]</center>
 
 
エキスパートモードよりも表示されるグラフが少なくなります。エクスポートモードでは、完了、無回答、未完了についてグラフを表示できますが、シンプルモードでは回答者から送信された"カウントできる"データ(択一、複数選択、配列質問など)の統計のみが表示されます。
 
シンプルモード内でデータをフィルタリングする方法には、統計に含める回答に関するオプションしかありません。すなわち、統計に含める回答として、完了、未完了、またはすべての回答(最初の2つのオプションの両方)を選択します。このオプションはパネルの右上にあります。
 
[[Statistics/ja#.E7.B5.B1.E8.A8.88_-_.E3.82.A8.E3.82.AD.E3.82.B9.E3.83.91.E3.83.BC.E3.83.88.E3.83.A2.E3.83.BC.E3.83.89|エキスパートモード]]に戻るには、画面右上にある"エキスパートモード"ボタンをクリックします。
 
 
<center>[[File:Switch to expert mode.png]]</center>
 
 
{{Note|LimeSurveyでは、メニューに独自のエントリーを作成することにより、シンプルモードに直接アクセスできます。詳細については、[[Menu entries configuration/ja|メニューエントリー設定に関するウィキセクション]]を確認してください。}}


=統計の公開=
=統計の公開=


LimeSurveyには簡単な統計を参加者に公開する機能があります。参加者はオンラインで調査をすべて入力した後にそれを見ることができます。


参加者に統計を見せるには、2つのステップが必要です。まず、アンケートの統計公開を有効にする必要があります(デフォルトではオフになっています)。この設定は、プレゼンテーション&ナビゲーションタブメインのアンケートツールバーにある一般設定で行います。"統計公開"の設定を探します。ここでは、"公開統計でグラフを表示"という設定もあります。オンの場合、グラフとカウントが表示されます(デフォルトでは数値統計のみが表示されます)。
LimeSurveyにはシンプルな統計を参加者に公開する機能があります。参加者がオンラインアンケートの回答を完了した後に見ることができます。
 
参加者に統計を見せるには、2つのコンポーネントを有効にする必要があります。まず、アンケートの統計公開を有効にする必要があります(既定ではオフになっています)。この設定は、[[Presentation/ja|表示]]タブの下にあります。グラフを表示するには、同じページにある[[Presentation/ja#.E5.85.AC.E9.96.8B.E7.B5.B1.E8.A8.88.E3.81.A7.E3.82.B0.E3.83.A9.E3.83.95.E3.82.92.E8.A1.A8.E7.A4.BA|公開統計でグラフを表示]]設定を有効にします(既定では無効になっています)。
 
 
<center>[[File:Presentation - public statistics.png]]</center>
 
 
統計を表示するように設定した場合に、回答者にどの統計を表示するかを質問ごとに指定する必要があります。既定では、どの質問も表示されないようになっています。表示するようにするには、該当する質問にアクセスし、"統計"タブから[[QS:Public statistics/ja|公開統計に表示]]設定を有効にします。
 
 
<center>[[File:Statistics tab - public statistics.png]]</center>
 
 
==参加者に見えるもの==
 
 
統計公開を有効にして表示する質問を選択すると、アンケート完了時に追加のオプションが参加者に示されます。通常のお礼メッセージに加えて、"このアンケートの統計を閲覧"というリンクが表示されます。
 
 
<center>[[File:Respondent - view statistics.png]]</center>
 
 
アンケートの統計がこのページに表示されます。[[QS:Display chart/ja|チャートの表示]]の質問属性を有効にすればグラフを表示することもできます。
 
 
<center>[[File:Display statistics to user.png]]</center>
 
 
{{Note|統計には棒グラフしか表示できません。}}
 
 
==統計公開ページの見た目を変更する==
 
 
統計公開ページの外観は、template.css("#statsContainer"で検索)で変更できます。ただし、現在のところ、[[Theme editor/ja|LimeSurveyテーマエディター]]では編集できません。
 
=ヒントとTIP=
 
 
他のLimeSurveyユーザーが統計関連のヒントについて学ぶことができるよう、以下のウィキセクションを編集してください。
 
 
==統計をエクスポートしたらフォントが適切でなかった場合の対処==
 
 
言語(例:中国語)によっては、通常使われているフォント(Vera)に必要な文字セットが含まれていません。そのような場合は config.phpの$chartfontfile に新しくTTFフォントを設定して下さい。(config-defaults.phpを確認して正しく設定して下さい)
中国語(簡体字・繁体字)の場合は、FireFlySungフォントなどのフォントを使用する必要があります。FireFlySungフォントは[https://github.com/rougier/freetype-gl/blob/master/fonts/fireflysung.ttf ここ]からダウンロードできます。
 
 
=FAQ=
 
 
== 5点尺度の質問タイプ - "合計"列の下にある値は何か==
 
 
下のスクリーンショットからわかるように、'''"合計"'''列には集計値が次のように表示されます。


統計を表示するように設定したら、参加者に統計を示すかどうか質問ごとに指定します。既定では、どの質問も表示するように指定されていません。


各質問を編集し、統計公開ページにどの質問を表示するか設定します。各質問の統計タブには、"公開統計に表示"オプションがあります。この設定を"オン"にすると、質問が統計公開ページに表示されます。
<center>[[File:Sum_column_SC.png]]</center>


'''参加者に見えるもの'''


Once you&rsquo;ve enabled public statistics, and selected some questions to display, an additional option will be visible to participants when they&rsquo;ve completed filling out your survey. In addition to the usual thank you, there will be a link to "View the statistics for this survey"
質問を評価するとき、アンケート管理者は通常結果を次のように解釈するので、'''"合計"'''列のグループ化はこの方法で行われます。


If your participants click on this link they will be able to see a page detailing the responses to the questions you&rsquo;ve selected, and a graph (if you chose to display graphs too).
*回答者のうちYパーセントは項目ABCを'''嫌い'''と評価しました。Yは"1"または"2"と回答した人の割合を表します。
*回答者のうちXパーセントは、項目ABCを'''好き'''と評価しました。Xは"4"または"5"と回答した人の割合を表します。
*回答者のうちZパーセントは項目ABCについて'''中立'''と評価しました。Zは"3"と答えた人の割合を表します。


'''Changing the look of the public statistics page'''


The looks of the public statistics page can be modified via template.css (search for "#statsContainer"). However, there is currently no template of it&rsquo;s own that can be edited in the limesurvey template editor.
{| class="wikitable" style="text-align: left"
!回答
!件数
!合計
|-
|1
|0
|50%("1"または"2"と回答した割合)
|-
|2
|2
|
|-
|3
|1
|25%(中立の"3"と回答した割合)
|-
|4
|0
|
|-
|5
|1
|25%("4"または"5"と回答した割合)
|-
|合計(回答)
|4
|100%
|-
|無回答
|1
|0%(常に"0%")
|-
|未完了または非表示
|0
|0%(常に"0%")
|-}

Latest revision as of 06:54, 1 January 2023


概要

アンケートの目的は"質問に対する回答を得る"ことです。アンケートを作成し、有効化し、参加者を招待したら、回答と統計の機能を使ってアンケート結果を収集・分析し、回答を得ることができます。

統計機能は、有効なアンケートの回答メニューの下にあります。回答 > 回答と統計 回答は、アンケートが有効になっている場合にのみ利用できます。



上部のツールバーにある統計をクリックします。



以下のページが表示されます。



LimeSurveyの統計は、エキスパートモードまたはシンプルモードのいずれかで表示できます。統計ボタンをクリックすると既定では、エキスパートモードが表示されます。

統計 - エキスパートモード

アンケートが完了し、結果の分析に着手するところであるとします。LimeSurveyはすべての結果をExcelのシート、CSVファイルに出力できます。


統計(エキスパートモード)機能を用いれば、データを'フィルタ'し、いくつかのフィールドから統計数値や概要を得ることができます。この機能は複雑なフィルタリングができるわけではありませんが、有益な統計情報を簡単に得ることができます。


クイック統計を実行する

以下のスクリーンショットでは、各質問の回答概要を表示するために選択するチェックボックスと、クリックまたはカーソルを合わせると質問の全文を見ることができるアイコンが表示されることがわかります。質問に対する結果を閲覧するには、質問の上部のチェックボックスをチェックし、"統計を表示"をクリックします。



または、すべての質問の結果を表示するには、"利用可能な全フィールドの概要を表示"を有効にしてから"統計を表示"をクリックします。



次に、件数を示す"結果"テーブルと、選択した各質問の"フィールド概要"テーブルが表示されます。このテーブルには、すべての回答選択肢、合計、および割合が要約されています。



既定の出力形式はHTMLなので、統計は同じページに表示されます。これをPDFまたはExcelに変更した場合、"統計を表示"ボタンをクリックするとポップアップが表示され、それぞれのファイルを自分のコンピュータに保存するように求められます。

データのフィルタリング

フィルターには、全般フィルター回答フィルターの2つのタイプがあります。


全般フィルター

名前が示すように、全般フィルターは、全般的な(マクロ)レベルでのフィルターです。



フィルターは、以下のような条件を使用できます。


  • データ選択
    • 回答の種類:
      • 完了した回答: 回答提出日を含む回答
      • 未完了の回答: 回答提出日を含まない回答
      • すべての回答: 完成した回答と未完了の回答の合計
    • 統計レポートの言語: 追加言語を使用している場合、このフィルターオプションを使えば回答者が使った言語ごとに回答者を分割することができます。


未完了の回答については、回答概要のウィキセクションを参照してください。


"データ選択"ボックス内に2つのオプションがあります。
  • 利用可能な全フィールドの概要を表示: 既定ではオフになっています。有効にすると、統計スクリプトを実行するときにすべてのアンケートの質問とグループが処理されます。
  • 表示される質問に基づいた集計: 既定では無効になっています。回答中に当該の質問が実際に表示された総数にのみ基づいて各質問をカウントします(未完了/不完全な回答をフィルタリングするのに適した方法)。


  • 回答ID: 収集した回答をフィルタリングするのに使用するID番号
  • 回答提出日: タイミングが有効な場合にのみ表示されます。回答の送信日に基づいてデータをフィルタリングできます。

全般フィルタだけを使って回答をフィルタリングするには、"利用可能な全フィールドの概要を表示"オプションを有効にして、画面の右上にある統計を表示ボタンをクリックします。

回答フィルター

使用されている質問タイプに応じて、回答を絞り込むためのさまざまなフィールドが使われます。

  • 回答:それぞれの質問の下のリストにある回答をクリックして、選択した回答によってデータをフィルタリングします(同じ質問で複数の回答を選択するにはCTRL/クリックを使用)。利用可能な全フィールドの概要を表示することを選択する場合(上部のチェックボックス)、ボックスをチェックする前に回答フィルターを選択する必要があります。
  • テキスト: テキストを入力することによってフリーテキストの質問タイプ(および同様のタイプ)に対する回答を検索することができます。部分文字列を検索する場合は、ワイルドカードとしてパーセント記号(%)を使用できます。例: 'Tom%'で検索すると、'Tomb'や'Tommy'などのエントリーが見つかります。
  • 数値: 番号ベースの質問タイプが使用されている場合、特定の数値を含む回答を検索できます。



統計を表示を選択すると、条件に合致する回答の数を示す結果テーブルと、選択した各質問ごとにすべての回答・合計・割合を示すフィールド概要テーブルが表示されます。ここで表示される結果は総回答の一部であることに注意が必要です。たとえば、全部で180件のレコードのうち146件のレコードが表示される条件を適用した場合、テーブルには146件のレコードの内訳だけが表示されます。

以下の画像は、回答完了/女性/年齢が18-25歳である回答者の"雇用状況"の統計を表示するための選択状態を示しています。13レコードのうち6レコードが抽出されています。






  注意事項 :
  • 概要を知ろうとしている質問に条件を設定した場合、その質問では条件に合った回答だけが表示されます。したがって、概要を知ろうとしている質問に基準を設定しないほうがよいでしょう。
  • ひとつの質問で複数の項目を選択するには、CTRLボタンを押しながらクリックします。最後の項目の選択を"解除"するには(質問からすべての条件をクリアしたい場合)、CTRLボタンを押しながら強調表示された回答をクリックします。


グラフ

技術的な理由から、Excelの出力にはチャートが含まれていません。PDF出力が選択されている場合、チャートは円グラフ(単一選択質問)と棒グラフ(複数選択質問タイプ)に制限されます。


チャート作成には、pChartライブラリー(同梱、通常は設定不要)が使われます。

一旦グラフが作成されれば、簡単にグラフをエクスポートすることができます。グラフの上で右クリックし、"名前を付けて画像を保存"を選択してグラフをpngファイルとして適当な場所に保存して下さい。

すべてのグラフを保存するため、 "画像出力"機能を使うこともできます。



LimeSurveyは質問の種類によってグラフを作成できない場合があります。たとえば、数値入力質問タイプはグラフを使用して視覚化することはできません。ただし、その場合は、件数、合計、標準偏差、平均、最小、中央値、最大などの値を含む単純な表が表示されます。



統計やグラフを利用できる質問タイプを確認するには、ここからそれぞれの質問タイプのマニュアルを参照してください。タブ統計が使用可能な場合は、タブの下に表示されているオプションを確認してください。チャートタイプチャートの表示公開統計に表示の3つのオプションがあります。

"未完了回答"、"わからない"と"未完了あるいは非表示"の件数

  • 未完了の回答: 回答者が回答し始めたが、完了していないすべての回答。また、回答者がアンケートで"次へ"ボタンをクリックして回答を開始したが、"送信"ボタンをクリックしなかった(アンケートの最後のページに到達しなかった)回答。

回答テーブルの中で、このエントリーには回答提出日がありませんが、新たなデータセットが既に作成されています。

  • 回答なし: 質問は表示されたが参加者が回答しなかった場合です。

必須ではない質問が表示され回答がないまま"次へ"や"送信する"がクリックされた質問です。データベースには""(空文字列)がセットされます。この"回答なし"は、データベース上で文字列で記録されない"日付"や"数値を答える質問"では発生しません。

  • 未完了あるいは非表示: 質問を含むページが表示されなかった場合です。質問の条件設定による場合や、そのページが表示される前に(またはページは表示されたものの「次へ」ボタンを押す前に)参加者がアンケートをやめてしまった場合に発生します。

この質問に対してデータベースにはNULLが記録されます。

出力フォーマットとオプション

統計は、3つの形式で表示できます。



  • HTML(既定): 統計はLimeSurvey内に表示されます。
  • PDF: ポップアップが表示され、統計をPDFファイルとして保存するか聞かれます。
  • Excel: (フィルタリングされた)データをさらに処理するには、Excelを選択します。スプレッドシートアプリケーションからCSVにファイルをエクスポートして、SPSSやRなどのより高度な統計ツールを使用することもできます。


出力オプションを使用して、統計の表示方法を変更することができます。以下のオプションがあります。



  • テキスト回答をインラインで表示: 既定では無効になっています。閲覧ボタンをクリックしなくてもテキストの質問に対する回答が表示されます(HTML形式で出力する場合に有効にします)。
  • グラフ表示: 既定では無効になっています。有効にすると、グラフが表示されます。
  • カラムの数: 既定は2です。統計とグラフを1列または3列で表示したい場合は、このオプションで希望の値を選択します。これはHTML統計に適用されます。
  • グラフのラベル: グラフ内でのラベルの表示方法を指定します。
    • 質問コード
    • 質問テキスト
    • 両方
  • チャートタイプ: 次のチャートタイプが設定できます。
    • 質問設定に定義: グラフを表示したくない場合に便利です。このような場合は、質問の設定で無効にします。"統計"パネルからこのオプションを選択してください。
    • 棒グラフ
    • 円グラフ
    • レーダーチャート
    • ラインチャート
    • ポーラーチャート
    • ドーナツチャート

統計PDFにカスタムロゴを埋め込む

統計PDFに独自のロゴを埋め込む場合は、"statistics.jpg"という名前のファイルが、システムで使用しているadmin themeの"images"フォルダー内にあることを確認してください。どのadmin themeを使用するかは、全般設定で設定できます。

統計 - シンプルモード

シンプルモードでは、エクスポート・保存し、プレゼンテーションへの組み込みが簡単にできるシンプルな棒グラフ統計が作成できます。



エキスパートモードよりも表示されるグラフが少なくなります。エクスポートモードでは、完了、無回答、未完了についてグラフを表示できますが、シンプルモードでは回答者から送信された"カウントできる"データ(択一、複数選択、配列質問など)の統計のみが表示されます。

シンプルモード内でデータをフィルタリングする方法には、統計に含める回答に関するオプションしかありません。すなわち、統計に含める回答として、完了、未完了、またはすべての回答(最初の2つのオプションの両方)を選択します。このオプションはパネルの右上にあります。

エキスパートモードに戻るには、画面右上にある"エキスパートモード"ボタンをクリックします。



LimeSurveyでは、メニューに独自のエントリーを作成することにより、シンプルモードに直接アクセスできます。詳細については、メニューエントリー設定に関するウィキセクションを確認してください。

統計の公開

LimeSurveyにはシンプルな統計を参加者に公開する機能があります。参加者がオンラインアンケートの回答を完了した後に見ることができます。

参加者に統計を見せるには、2つのコンポーネントを有効にする必要があります。まず、アンケートの統計公開を有効にする必要があります(既定ではオフになっています)。この設定は、表示タブの下にあります。グラフを表示するには、同じページにある公開統計でグラフを表示設定を有効にします(既定では無効になっています)。



統計を表示するように設定した場合に、回答者にどの統計を表示するかを質問ごとに指定する必要があります。既定では、どの質問も表示されないようになっています。表示するようにするには、該当する質問にアクセスし、"統計"タブから公開統計に表示設定を有効にします。



参加者に見えるもの

統計公開を有効にして表示する質問を選択すると、アンケート完了時に追加のオプションが参加者に示されます。通常のお礼メッセージに加えて、"このアンケートの統計を閲覧"というリンクが表示されます。



アンケートの統計がこのページに表示されます。チャートの表示の質問属性を有効にすればグラフを表示することもできます。



統計には棒グラフしか表示できません。


統計公開ページの見た目を変更する

統計公開ページの外観は、template.css("#statsContainer"で検索)で変更できます。ただし、現在のところ、LimeSurveyテーマエディターでは編集できません。

ヒントとTIP

他のLimeSurveyユーザーが統計関連のヒントについて学ぶことができるよう、以下のウィキセクションを編集してください。


統計をエクスポートしたらフォントが適切でなかった場合の対処

言語(例:中国語)によっては、通常使われているフォント(Vera)に必要な文字セットが含まれていません。そのような場合は config.phpの$chartfontfile に新しくTTFフォントを設定して下さい。(config-defaults.phpを確認して正しく設定して下さい) 中国語(簡体字・繁体字)の場合は、FireFlySungフォントなどのフォントを使用する必要があります。FireFlySungフォントはここからダウンロードできます。


FAQ

5点尺度の質問タイプ - "合計"列の下にある値は何か

下のスクリーンショットからわかるように、"合計"列には集計値が次のように表示されます。



質問を評価するとき、アンケート管理者は通常結果を次のように解釈するので、"合計"列のグループ化はこの方法で行われます。

  • 回答者のうちYパーセントは項目ABCを嫌いと評価しました。Yは"1"または"2"と回答した人の割合を表します。
  • 回答者のうちXパーセントは、項目ABCを好きと評価しました。Xは"4"または"5"と回答した人の割合を表します。
  • 回答者のうちZパーセントは項目ABCについて中立と評価しました。Zは"3"と答えた人の割合を表します。


回答 件数 合計
1 0 50%("1"または"2"と回答した割合)
2 2
3 1 25%(中立の"3"と回答した割合)
4 0
5 1 25%("4"または"5"と回答した割合)
合計(回答) 4 100%
無回答 1 0%(常に"0%")
未完了または非表示 0 0%(常に"0%")