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Assessments/ja: Difference between revisions

From LimeSurvey Manual

(Created page with "このプロセスは、時間を節約し、実用的です。アンケートの初期段階でプランを作成し、同じ評価値付きの定義済みラベルセット...")
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<div class="simplebox">[[File:help.png]] '''ヒント:''' [[Expression Manager/ja|式マネージャー]]を使って、さらに洗練された評価やレポートをつくることができます。終了後のみならず、アンケート中の任意の時点で、すべての変数の値を使って、カスタマイズしたレポートを生成できます。LimeSurveyでは、新しい''数式''質問タイプを使うことにより、自動的にその評価値やレポートがデータベースに格納されます。</div>
<div class="simplebox">[[File:help.png]] '''ヒント:''' [[ExpressionScript - Presentation/ja|ExpressionScript]]を使って、さらに洗練された評価やレポートをつくることができます。終了後のみならず、アンケート中の任意の時点で、すべての変数の値を使って、カスタマイズしたレポートを生成できます。LimeSurveyでは、新しい''数式''質問タイプを使うことにより、自動的にその評価値やレポートがデータベースに格納されます。</div>
 


=はじめに=
=はじめに=


LimeSurveyには、アンケートによる評価を作成する機能があります(複数言語アンケートを含む)。評価とは、アンケート送信直後にアンケートへの回答を評価し、評価に基づいたテキストを表示するルールのことです。
 
LimeSurveyには、アンケートで参加者のための"''評価''"を作成する機能があります(複数言語アンケートを含む)。評価とは、アンケート送信直後にアンケートへの回答を評価し、評価に基づいたテキストを表示するルールのことです。


LimeSurveyの評価機能を使用するには、'''アンケートメニュー'''にアクセスし、'''評価'''タブをクリックします。
LimeSurveyの評価機能を使用するには、'''アンケートメニュー'''にアクセスし、'''評価'''タブをクリックします。
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ここで、評価モードを有効にします。
ここで、評価モードを''有効''にします。




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<div class="simplebox">[[File:help.png]] 古いバージョンのLimeSurvey(2.xなど)で評価を作成・編集するには、アンケート設定の画面の'''通知とデータ管理'''タブで評価モードを有効にします。設定すると、質問を編集するときに、評価値を入力するための新たなフィールドが現れます。
<div class="simplebox">[[File:help.png]] 古いバージョンのLimeSurvey(2.xなど)で評価を作成・編集するには、アンケート設定の画面の'''通知とデータ管理'''タブで評価モードを有効にします。回答編集時に、評価値を入力するための新たなフィールドが現れます。</div>


=評価モードの仕組み=


=評価モードの仕組み=


'''評価モード'''が動作する仕組みをよりよく理解するのに役立つ、簡単な例を作成してみましょう。  
'''評価モード'''が動作する仕組みをよりよく理解するのに役立つ、簡単な例を作成してみましょう。  
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2つ目は、"運動をしますか?"という質問で、これに対する回答の選択肢は次の3つ、"はい、週に3回、30分以上行います"(評価値は1)、"はい、ときどきします。"(5)、"いいえ、全くしません"(10)。
2つ目は、"運動をしますか?"という質問で、これに対する回答の選択肢は次の3つ、"はい、週に3回、30分以上行います"(評価値は1)、"はい、ときどきします。"(5)、"いいえ、全くしません"(10)。


アンケートの最後に、これらの回答に対するコードの値を足し合わせると、回答者の健康状態についての良い指標が得られます。例えば、煙草を吸う上に全く運動をしない人の指標の値は10+10=20、煙草を吸わない上に定期的に運動をする人の指標の値は2となります。
アンケートの最後に、これらの回答に対するコードの値を足し合わせると、回答者の健康状態についての良い指標が得られます。例えば、煙草を吸う上に全く運動をしない人の指標の値は10+10=20、煙草を吸わない上に定期的に運動をする人の指標の値は最終的に2となります。




{{Box|ダウンロードできるサンプルアンケートに、評価の使い方のデモがあります。これをご自分のLimeSurveyに[[Surveys_-_introduction/ja#Import_a_survey|インポート]]してテストしましょう。[[File:Limesurvey_sample_survey_Assessment.lss]]}}
{{Box|ダウンロードできるサンプルアンケートに、評価の使い方のデモがあります。これをご自分のLimeSurveyに[[Surveys_-_introduction/ja#.E3.82.A2.E3.83.B3.E3.82.B1.E3.83.BC.E3.83.88.E3.82.92.E3.82.A4.E3.83.B3.E3.83.9D.E3.83.BC.E3.83.88.E3.81.99.E3.82.8B|インポート]]してテストしましょう。[[File:Limesurvey_sample_survey_Assessment.lss]]}}


=評価=
=評価=


有効にすると次のページが読み込まれます。
 
評価ページ:




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{{Box|[[Assessments/ja#How do assessments work|上記]]の例をもう一度見てみましょう。回答者が1(最小)と10(最大)の間でスコアをつけた場合、評価機能により、健康状態が良好であることを伝えるメッセージが回答者に表示されます。11(最小)と20(最大)の間でスコアをつけた場合、評価機能により、最後のページで健康でないことを伝えるメッセージが回答者に表示されます。}}  
{{Box|[[Assessments/ja#.E8.A9.95.E4.BE.A1.E3.83.A2.E3.83.BC.E3.83.89.E3.81.AE.E4.BB.95.E7.B5.84.E3.81.BF|上記]]の例をもう一度見てみましょう。回答者が1(最小)と10(最大)の間でスコアをつけた場合、評価機能により、健康状態が良好であることを伝えるメッセージが回答者に表示されます。11(最小)と20(最大)の間でスコアをつけた場合、評価機能により、最後のページで健康でないことを伝えるメッセージが回答者に表示されます。}}  
*'''見出し:''' 評価を表示する場合に表示される評価の見出し。
*'''見出し:''' 評価を表示する場合に表示される評価の見出し。
*'''メッセージ:''' 評価のテキストメッセージを表します。これは、調査の最後に回答者に表示されるものです。'''{PERC}'''や'''{TOTAL}'''などのプレースホルダーを使用して、各アンケートの質問グループのスコアや合計アンケートのスコアを強調することができます。緑色の鉛筆ボタンをクリックすると、HTMLエディターが開き、色、表、画像などを追加して評価の最終メッセージを強調します。
*'''メッセージ:''' 評価のテキストメッセージを表します。これは、調査の最後に回答者に表示されるものです。'''{PERC}'''や'''{TOTAL}'''などのプレースホルダーを使用して、各アンケートの質問グループのスコアや合計アンケートのスコアを強調することができます。緑色の鉛筆ボタンをクリックすると、HTMLエディターが開き、色、表、画像などを追加して評価の最終メッセージを強調します。
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==質問タイプごとの評価のされかた==
==質問タイプごとの評価のされかた==


評価されない、または特殊な方法でのみ評価されるような[[question types/ja|質問タイプ]]があります。質問の中には評価機能が使えないものもありますが、評価可能な質問タイプに置き換えることが可能です。たとえば、5点評定の質問タイプは、いつでも単純なリスト形式(ラジオボタン)の質問に置き換えることができます。  
評価されない、または特殊な方法でのみ評価されるような[[question types/ja|質問タイプ]]があります。質問の中には評価機能が使えないものもありますが、評価可能な質問タイプに置き換えることが可能です。たとえば、5点評定の質問タイプは、いつでも単純なリスト形式(ラジオボタン)の質問に置き換えることができます。  
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*配列
*配列
*軸を反転した配列
*軸を反転した配列
* 配列(ドロップダウン)
* 配列(ラジオボタン)
* リスト(ドロップダウン)
* リスト(ドロップダウン)
* リスト(ラジオボタン)
* リスト(ラジオボタン)
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==各質問・ラベルへの、評価値のセット==
==各質問・ラベルへの、評価値のセット==


有効にすると、評価モードでは、評価可能なすべての質問について、回答コードと回答オプション名の間にフィールドが追加されます。
 
有効にすると、評価モードでは、評価に使うすべての質問について、回答コードと回答オプション名の間にフィールドが追加されます。




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このプロセスは、時間を節約し、実用的です。アンケートの初期段階でプランを作成し、同じ評価値付きの定義済みラベルセットを複数の質問で使用することができます。このようにして、アンケートの評価対象の質問のすべての回答に対し、評価値を手動で追加する必要がなくなります。
このプロセスは、時間を節約し、実用的です。アンケートの初期段階でプランを作成し、同じ評価値付きの定義済みラベルセットを複数の質問で使用することができます。このようにして、アンケートの評価対象の質問のすべての回答に対し、評価値を手動で追加する必要がなくなります。


{{Note|To find out more about the label sets and their usage, read the following [[Label sets|wiki section]].}}
{{Note|ラベルセットとその使い方の詳細については、次の[[Label sets/ja|ウィキセクション]]を参照してください。}}


==評価プレースホルダー==


==Assessment placeholders==


When using assessments the following placeholders are available:
評価を使用するときは、次のプレースホルダーが利用できます。
* '''{PERC}''': It displays the score of of a question group. '''It can be used only in the message field of the assessment rule!'''
* '''{PERC}''': 質問グループのスコアを表示します。 '''評価ルールのメッセージフィールドでのみ使用できます'''
* '''{TOTAL}''': It displays the total score. '''It can be used only in the message field of the assessment rule!'''
* '''{TOTAL}''': 合計スコアを表示します。 '''評価ルールのメッセージフィールドでのみ使用できます'''
* '''{ASSESSMENT_CURRENT_TOTAL}''': This placeholder can be used within a survey to display the current total score. Keep in mind that the score is only updated when the respondent clicks on the "Next" button. Therefore, it is useless in an ''all-in-one'' survey. Also, its usage requires the existence of at least one assessment rule. Otherwise, the placeholder will not display any value.
* '''{ASSESSMENT_CURRENT_TOTAL}''': このプレースホルダーは、現在の合計スコアを表示するためにアンケート内で使用できます。スコアは、回答者が"次へ"ボタンをクリックしたときにのみ更新されることに留意してください。したがって、1ページで終わる"オールインワン調査"では役に立ちません。また、使用するには、少なくとも1つの評価ルールがなければなりません。ルールがないと、プレースホルダーは値を表示しません。


=Tips & tricks=
アンケートが'''匿名でない'''場合、次のプレースホルダーが使えます。
* '''{TOKEN:EMAIL}''': アンケート参加者テーブルのメールアドレスを表示します。
* '''{TOKEN:FIRSTNAME}''': アンケート参加者テーブルの名前を表示します。
* '''{TOKEN:LASTNAME}''': アンケート参加者テーブルの姓を表示します。
* '''{TOKEN}''': アンケート参加者テーブルのトークンコードを表示します。


* If you only want to use the '''{ASSESSMENT_CURRENT_TOTAL}''' placeholder within a survey without showing an assessment message at the end of the survey:
=TIP&トリック=
#Access the [[Text elements|Survey text elements]] panel and type in an URL fields and
#Enable the autoload URL located in the [[Presentation]] panel.


=How to disable the assessments mode=
== データの中に評価値を保存する ==


To deactivate it, go to the '''survey menu''' and look for the '''Data management''' tab. Click on it and the '''Notification and data management panel''' will be displayed. Look for the '''Enable assessment mode''' option and click on it to have it disabled for the respective survey.
データの中に評価値を保存し、エクスポートに含める: [[Question_type_-_Equation/ja|質問タイプ - 式]]質問を作成し式設定に'''{ASSESSMENT_CURRENT_TOTAL}'''をセットします。
 
== 評価メッセージを表示せずに{ASSESSMENT_CURRENT_TOTAL}を使用する ==
 
評価メッセージを追加しなければ何も尿辞されません。
 
=表示モードを無効にする方法=
 
 
無効にするには、'''アンケートメニュー''''''データ管理'''タブにアクセスします。クリックすると、'''通知とデータ管理パネル'''が表示されます。'''評価モードを有効にする'''をクリックして無効にします。




<center>[[File:Disable assessment mode - picture.png]]</center>
<center>[[File:Disable assessment mode - picture.png]]</center>


=例=


=Examples=


==表示モードの使用方法==


==How to use the assessments mode==


Let's recreate the [[Assessments#How do assessments work|example presented above]] in order to better understand the steps you have to pursue in order to correctly use the assessment feature.
[[Assessments/ja#.E8.A9.95.E4.BE.A1.E3.83.A2.E3.83.BC.E3.83.89.E3.81.AE.E4.BB.95.E7.B5.84.E3.81.BF|前述の例]]を再作成して、評価機能を正しく使用するステップを理解しましょう。


{{Note|If you are unsure how to create a survey, use the following [[Quick start guide - LimeSurvey 2.50+#Create a survey|quick start guide.]]}}
{{Note|アンケートの作成方法がわからない場合は、[[Quick start guide/ja#.E3.82.A2.E3.83.B3.E3.82.B1.E3.83.BC.E3.83.88.E4.BD.9C.E6.88.90|クイックスタートガイド]]を参照してください。}}


1) [[Surveys_-_introduction#Create_a_new_survey|Create the survey]]
1) [[Surveys_-_introduction/ja#.E6.96.B0.E3.81.97.E3.81.84.E3.82.A2.E3.83.B3.E3.82.B1.E3.83.BC.E3.83.88.E3.82.92.E4.BD.9C.E6.88.90.E3.81.99.E3.82.8B|アンケートを作成する]]


2) [[Assessments#Introduction|Activate the assessments]]. Go to the settings menu of the survey and click on the '''Assessments''' tab. Once there, activate the feature:
2) [[Assessments/ja#.E3.81.AF.E3.81.98.E3.82.81.E3.81.AB|評価を有効にする]]。アンケートの設定メニューに移動し、'''評価'''タブをクリックし、有効にしてください。




Line 168: Line 182:




3) [[Question_groups_-_introduction|Create a question group]] and [[Questions - introduction|start adding the questions]]. Your survey structure should look like this:
3) [[Question_groups_-_introduction/ja|質問グループを作成]]し、[[Questions - introduction/ja|質問を追加します]]。アンケートの構成は次のようになります。




Line 174: Line 188:




{{Alert|title=Attention|text=Do not forget to check the whether the questions are assessable or not! Otherwise, no assessment value field will be displayed in the edit answer options panel.}}
{{Alert|title=注意|text=質問が評価可能かどうかを忘れないでください。評価できない質問は、回答オプションの編集パネルに評価値フィールドが表示されません。}}




4) [[Adding_answers_or_subquestions|Add answers]] for each question created above. While adding/editing the answers, complete also the assessment value field for each answer:
4) 上記で作成した各質問に[[Adding_answers_or_subquestions/ja|回答を追加]]します 。回答を追加・編集するときは、各回答の評価値フィールドも入力します。




Line 183: Line 197:




5) Now that you know the assessment values, access the '''Assessments''' panel and start [[Assessments#Assessments|adding assessment rules]]. Two rules were created for this example:
5) 評価値を決めたら、'''評価'''パネルにアクセスし、[[Assessments/ja#.E8.A9.95.E4.BE.A1|評価ルールを追加]]します 。この例では、2つのルールが作成されています。




Line 189: Line 203:




The text message of the first assessment rule (''You should start exercising!'') will be displayed if the respondent scores between 1 and 10 points. The text message of the second assessment rule (''Well, that's what I call being healthy!'') will be shown if the respondent scores between 11 and 21 points.
回答者のスコアが1〜10点の場合、最初の評価ルールのテキストメッセージ「運動を始めましょう」が表示されます。回答者の得点が11点から21点の場合、第2の評価ルールのテキストメッセージ「健康的ですね」が表示されます。


6) Now, preview the survey and see if the assessment mode is active. At the end of the survey, a text message will be displayed based on the score obtained by the respondent.
6) 次に、アンケートをプレビューし、評価モードが有効かどうかを確認します。 アンケート終了時に、回答者が得たスコアに基づいてテキストメッセージが表示されます。




<div class="simplebox">[[File:help.png]] '''Note:''' The score is not displayed in this example! If you would like to have it displayed in your assessment, create more assessment rules (for each possible scenario) or use assessment placeholders.</div>
<div class="simplebox">[[File:help.png]] '''注意:''' この例ではスコアは表示されません。評価に表示したい場合は、(可能なシナリオごとに)さらに評価ルールを作成するか、評価プレースホルダーを使用します。</div>




<center>[[File:Assessment results.png]]</center>
<center>[[File:Assessment results.png]]</center>


==評価プレースホルダーの使用方法==


==How to use the assessment placeholders==


As mentioned in [[Assessments#Assessment placeholders|the previous subsection]], three assessment-related placeholders can be used: '''{PERC}''', '''{TOTAL}''', and '''{ASSESSMENT_CURRENT_TOTAL}'''.
[[Assessments/ja#.E8.A9.95.E4.BE.A1.E3.83.97.E3.83.AC.E3.83.BC.E3.82.B9.E3.83.9B.E3.83.AB.E3.83.80.E3.83.BC|前のサブセクション]]で説明したように 、3つの評価関連のプレースホルダー、'''{PERC}''''''{TOTAL}''''''{ASSESSMENT_CURRENT_TOTAL}'''を使用できます。


In the previous example, the following result was obtained: ''"Well, that's what I call being healthy!"''. However, no score was displayed.
前の例では、「健康的ですね」という結果が得られましたが、スコアは表示されませんでした。


There are many ways through which you can have it displayed. You can either create 6 assessment rules in order to emphasize each possible score/result or use assessment placeholders. The below example explains the latter option.
スコアを表示する方法はたくさんあります。6通りの評価ルールを作成し、スコア/結果を強調したり、評価プレースホルダーを使用したりできます。 以下の例では、後者のやり方について説明します。


[[Assessments#Assessment placeholders|As mentioned above]], '''{PERC}''' and '''{TOTAL}''' can be used in the message text box of the assessment rule in order to emphasize the score of the current group and the total score, respectively. Let's take a look at the following two screenshots to understand their usage.
[[Assessments/ja#.E8.A9.95.E4.BE.A1.E3.83.97.E3.83.AC.E3.83.BC.E3.82.B9.E3.83.9B.E3.83.AB.E3.83.80.E3.83.BC|前述の通り]]'''{PERC}''''''{TOTAL}'''を評価ルールのメッセージテキストボックスで使用すると、現在のグループのスコアと合計スコアを表示することができます。その使い方を理解するために、次の2つのスクリーンショットを見てみましょう。




Line 214: Line 228:




In the first screenshot, {PERC} and {TOTAL} were added into the message text box of the assessment rule.
最初のスクリーンショットでは、{PERC}{TOTAL}が評価ルールのメッセージテキストボックスに追加されています。




Line 221: Line 235:
    
    


In the second screenshot, you can see how the assessment rule looks like in order to correctly use both placeholders. Because '''{PERC}''' is used, the '''scope''' of the assessment rule must be switched from ''Total'' to ''Group'' in order to correctly display the score of the question group selected from the '''Question group''' dropdown list:
2番目のスクリーンショットでは、両方のプレースホルダを正しく使用するため評価ルールをどう設定すべきか確認できます。{PERC}が使用されているため、'''質問グループ'''のドロップダウンリストから選択した質問グループのスコアを正しく表示するには、評価ルールのスコープを'''合計'''から'''グループ'''に切り替える必要があります。




Line 227: Line 241:




After completing the survey and depending on their answers, the respondents should get the following assessment message at the end:
アンケート終了後、回答内容に応じて、回答者は最終段階で次の評価メッセージを受け取ります。




Line 238: Line 252:




'''{ASSESSMENT_CURRENT_TOTAL}''' can be used only inside a survey. You can use it after each question or question group from a quiz. You could show in this way to each respondent his or her current quiz/survey score. To use it, you could add for example at the beginning of every question or question group a message like: "You have accumulated till now  '''{ASSESSMENT_CURRENT_TOTAL}''' points".
'''{ASSESSMENT_CURRENT_TOTAL}'''はアンケートの中でのみ使用できます。クイズの質問または質問グループの後に使用できます。この方法で、各回答者の現在のクイズ/アンケートのスコアを表示することができます。使い方として、たとえば、すべての質問または質問グループの先頭に"あなたは今まで'''{ASSESSMENT_CURRENT_TOTAL}'''ポイントを獲得しました"というメッセージを追加することができます。
 


<div class="simplebox">[[File:help.png]] '''ヒント:''' プレースホルダーが使えるその他のケースを確認するには、[https://www.youtube.com/watch?v=s5OOzDoPjIU こちらのYouTube動画]を確認してください。</div>


<div class="simplebox">[[File:help.png]] '''Hint:''' Check the [https://www.youtube.com/watch?v=s5OOzDoPjIU following YouTube video] to see in which other situations you can use placeholders.</div>
=ビデオチュートリアル=


=Video tutorial=


To understand the basics of the LimeSurvey assessments feature, check the following [https://testnumar1.limequery.com/admin/survey/sa/view/surveyid/759149 video].
LimeSurvey評価機能の基本を理解するには、次の[https://www.youtube.com/watch?v=aeb93vAe7R4 ビデオ]をチェックしてください。

Latest revision as of 05:04, 5 June 2021

ヒント: ExpressionScriptを使って、さらに洗練された評価やレポートをつくることができます。終了後のみならず、アンケート中の任意の時点で、すべての変数の値を使って、カスタマイズしたレポートを生成できます。LimeSurveyでは、新しい数式質問タイプを使うことにより、自動的にその評価値やレポートがデータベースに格納されます。


はじめに

LimeSurveyには、アンケートで参加者のための"評価"を作成する機能があります(複数言語アンケートを含む)。評価とは、アンケート送信直後にアンケートへの回答を評価し、評価に基づいたテキストを表示するルールのことです。

LimeSurveyの評価機能を使用するには、アンケートメニューにアクセスし、評価タブをクリックします。



ここで、評価モードを有効にします。



古いバージョンのLimeSurvey(2.xなど)で評価を作成・編集するには、アンケート設定の画面の通知とデータ管理タブで評価モードを有効にします。回答編集時に、評価値を入力するための新たなフィールドが現れます。

評価モードの仕組み

評価モードが動作する仕組みをよりよく理解するのに役立つ、簡単な例を作成してみましょう。

アンケートに質問が2つあるとします。1つ目の質問は、"煙草を吸いますか?"です。これに対する回答の選択肢は次の3つ、"はい、1日に10本以上吸います"(評価値は10)、"はい、1日に吸うのは10本未満です"(5)、"いいえ、煙草を吸いません"(1)。

2つ目は、"運動をしますか?"という質問で、これに対する回答の選択肢は次の3つ、"はい、週に3回、30分以上行います"(評価値は1)、"はい、ときどきします。"(5)、"いいえ、全くしません"(10)。

アンケートの最後に、これらの回答に対するコードの値を足し合わせると、回答者の健康状態についての良い指標が得られます。例えば、煙草を吸う上に全く運動をしない人の指標の値は10+10=20、煙草を吸わない上に定期的に運動をする人の指標の値は最終的に2となります。


ダウンロードできるサンプルアンケートに、評価の使い方のデモがあります。これをご自分のLimeSurveyにインポートしてテストしましょう。File:Limesurvey sample survey Assessment.lss


評価

評価ページ:



To start creating new assessments rules complete the fields located below the Assessment rules table. The following options are available: 新しい評価ルールの作成を開始するには、 評価ルールテーブルの下にあるフィールドに入力します。次のオプションを使用できます。

  • スコープ: 全体またはグループのいずれかを選択できます。前者は、アンケート全体で送信されたすべての回答の合計に基づいて評価を作成します。後者は、質問グループから提出されたすべての回答の合計に基づいて評価を作成します。
  • グループ: ドロップダウンリストから評価に使用する質問グループを選択します。


全体を選択すると、グループフィールドはアンケート回答の評価に影響を与えません。{PERC}というプレースホルダーを使用するときに注意してください。
  • 最小値: この評価が適用される最小の点数。
  • 最大値: この評価が適用される回答の最大の点数。


上記の例をもう一度見てみましょう。回答者が1(最小)と10(最大)の間でスコアをつけた場合、評価機能により、健康状態が良好であることを伝えるメッセージが回答者に表示されます。11(最小)と20(最大)の間でスコアをつけた場合、評価機能により、最後のページで健康でないことを伝えるメッセージが回答者に表示されます。
  • 見出し: 評価を表示する場合に表示される評価の見出し。
  • メッセージ: 評価のテキストメッセージを表します。これは、調査の最後に回答者に表示されるものです。{PERC}{TOTAL}などのプレースホルダーを使用して、各アンケートの質問グループのスコアや合計アンケートのスコアを強調することができます。緑色の鉛筆ボタンをクリックすると、HTMLエディターが開き、色、表、画像などを追加して評価の最終メッセージを強調します。

評価はいくらでも作成することができ、与えられたスコアに対して複数の評価を作成して表示することができます。

評価をいくつか追加した後、評価ルールテーブルの操作列の下に、評価に関する操作が表示されます。ここから評価ルールを編集または削除することができます。



評価を使用する場合は、自動読込URLオプションを有効にしていないことを確認する必要があります。有効にすると、評価ルールのテキストを含む終了ページは表示されなくなり、表示で設定したURLフィールドを自動的に読み込みます。このタブから無効にすることができます。


質問タイプごとの評価のされかた

評価されない、または特殊な方法でのみ評価されるような質問タイプがあります。質問の中には評価機能が使えないものもありますが、評価可能な質問タイプに置き換えることが可能です。たとえば、5点評定の質問タイプは、いつでも単純なリスト形式(ラジオボタン)の質問に置き換えることができます。

次の質問タイプは、常に評価可能です。

  • 二元スケール配列
  • 配列
  • 軸を反転した配列
  • リスト(ドロップダウン)
  • リスト(ラジオボタン)
  • リスト(コメントつき)
  • 複数選択
  • コメントつき複数選択


評価できない質問タイプは次のとおりです。

  • 5点尺度
  • 配列(5点尺度)
  • 配列(10点尺度)
  • 配列(増加/同じ/減少)
  • 配列(テキスト)
  • 配列(はい/いいえ/どちらでもない)
  • 配列(数字)
  • テキスト表示
  • 日付
  • 性別
  • 自由回答(非常に長い)
  • 言語の変更
  • 自由回答(長い)
  • 数値入力(複数)
  • 数字入力
  • 順位付け
  • 自由回答(短い)
  • はい/いいえ

各質問・ラベルへの、評価値のセット

有効にすると、評価モードでは、評価に使うすべての質問について、回答コードと回答オプション名の間にフィールドが追加されます。



また、一連の質問の答えとしてラベルセットを使用することもできます。回答表の下にある定義済みのラベルセット...ボタンをクリックし、定義済みのラベルセットを選択するだけです。

ラベルセットを使用する場合、ラベルを最初に作成する時点ですべてのラベルに評価値を追加することができます。これにより、アンケート管理者は、複数の質問セットの回答として評価値付きの定義済みラベルセットをすぐに使用することができます。



このプロセスは、時間を節約し、実用的です。アンケートの初期段階でプランを作成し、同じ評価値付きの定義済みラベルセットを複数の質問で使用することができます。このようにして、アンケートの評価対象の質問のすべての回答に対し、評価値を手動で追加する必要がなくなります。

ラベルセットとその使い方の詳細については、次のウィキセクションを参照してください。

評価プレースホルダー

評価を使用するときは、次のプレースホルダーが利用できます。

  • {PERC}: 質問グループのスコアを表示します。 評価ルールのメッセージフィールドでのみ使用できます
  • {TOTAL}: 合計スコアを表示します。 評価ルールのメッセージフィールドでのみ使用できます
  • {ASSESSMENT_CURRENT_TOTAL}: このプレースホルダーは、現在の合計スコアを表示するためにアンケート内で使用できます。スコアは、回答者が"次へ"ボタンをクリックしたときにのみ更新されることに留意してください。したがって、1ページで終わる"オールインワン調査"では役に立ちません。また、使用するには、少なくとも1つの評価ルールがなければなりません。ルールがないと、プレースホルダーは値を表示しません。

アンケートが匿名でない場合、次のプレースホルダーが使えます。

  • {TOKEN:EMAIL}: アンケート参加者テーブルのメールアドレスを表示します。
  • {TOKEN:FIRSTNAME}: アンケート参加者テーブルの名前を表示します。
  • {TOKEN:LASTNAME}: アンケート参加者テーブルの姓を表示します。
  • {TOKEN}: アンケート参加者テーブルのトークンコードを表示します。

TIP&トリック

データの中に評価値を保存する

データの中に評価値を保存し、エクスポートに含める: 質問タイプ - 式質問を作成し式設定に{ASSESSMENT_CURRENT_TOTAL}をセットします。

評価メッセージを表示せずに{ASSESSMENT_CURRENT_TOTAL}を使用する

評価メッセージを追加しなければ何も尿辞されません。

表示モードを無効にする方法

無効にするには、アンケートメニューデータ管理タブにアクセスします。クリックすると、通知とデータ管理パネルが表示されます。評価モードを有効にするをクリックして無効にします。


表示モードの使用方法

前述の例を再作成して、評価機能を正しく使用するステップを理解しましょう。

アンケートの作成方法がわからない場合は、クイックスタートガイドを参照してください。

1) アンケートを作成する

2) 評価を有効にする。アンケートの設定メニューに移動し、評価タブをクリックし、有効にしてください。



3) 質問グループを作成し、質問を追加します。アンケートの構成は次のようになります。



  注意 : 質問が評価可能かどうかを忘れないでください。評価できない質問は、回答オプションの編集パネルに評価値フィールドが表示されません。



4) 上記で作成した各質問に回答を追加します 。回答を追加・編集するときは、各回答の評価値フィールドも入力します。



5) 評価値を決めたら、評価パネルにアクセスし、評価ルールを追加します 。この例では、2つのルールが作成されています。



回答者のスコアが1〜10点の場合、最初の評価ルールのテキストメッセージ「運動を始めましょう」が表示されます。回答者の得点が11点から21点の場合、第2の評価ルールのテキストメッセージ「健康的ですね」が表示されます。

6) 次に、アンケートをプレビューし、評価モードが有効かどうかを確認します。 アンケート終了時に、回答者が得たスコアに基づいてテキストメッセージが表示されます。


注意: この例ではスコアは表示されません。評価に表示したい場合は、(可能なシナリオごとに)さらに評価ルールを作成するか、評価プレースホルダーを使用します。


評価プレースホルダーの使用方法

前のサブセクションで説明したように 、3つの評価関連のプレースホルダー、{PERC}{TOTAL}{ASSESSMENT_CURRENT_TOTAL}を使用できます。

前の例では、「健康的ですね」という結果が得られましたが、スコアは表示されませんでした。

スコアを表示する方法はたくさんあります。6通りの評価ルールを作成し、スコア/結果を強調したり、評価プレースホルダーを使用したりできます。 以下の例では、後者のやり方について説明します。

前述の通り{PERC}{TOTAL}を評価ルールのメッセージテキストボックスで使用すると、現在のグループのスコアと合計スコアを表示することができます。その使い方を理解するために、次の2つのスクリーンショットを見てみましょう。



最初のスクリーンショットでは、{PERC}と{TOTAL}が評価ルールのメッセージテキストボックスに追加されています。



2番目のスクリーンショットでは、両方のプレースホルダを正しく使用するため評価ルールをどう設定すべきか確認できます。{PERC}が使用されているため、質問グループのドロップダウンリストから選択した質問グループのスコアを正しく表示するには、評価ルールのスコープを合計からグループに切り替える必要があります。



アンケート終了後、回答内容に応じて、回答者は最終段階で次の評価メッセージを受け取ります。





{ASSESSMENT_CURRENT_TOTAL}はアンケートの中でのみ使用できます。クイズの質問または質問グループの後に使用できます。この方法で、各回答者の現在のクイズ/アンケートのスコアを表示することができます。使い方として、たとえば、すべての質問または質問グループの先頭に"あなたは今まで{ASSESSMENT_CURRENT_TOTAL}ポイントを獲得しました"というメッセージを追加することができます。


ヒント: プレースホルダーが使えるその他のケースを確認するには、こちらのYouTube動画を確認してください。

ビデオチュートリアル

LimeSurvey評価機能の基本を理解するには、次のビデオをチェックしてください。