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オプション設定

From LimeSurvey Manual

Revision as of 02:20, 13 July 2018 by Bravehorse (talk | contribs) (Created page with "ワンタイムパスワードを使用するには、この設定を有効にする(<code>config['use_one_time_passwords'] = true;</code>)必要があります(既定...")

以下のセクションでは、LimeSurveyのGUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)によって変更できない設定を編集したい人を対象に説明します。LimeSurveyのルートディレクトリからの変更はすべて自己責任で行ってください。ただ、問題が生じ、さらなるガイダンスが必要な場合は、ディスカッションフォーラムIRCチャンネルに参加してLimeSurveyコミュニティの助けを借りてください。

はじめに

設定を変更するには、オプションの設定を編集する必要があります。これらは、LimeSurveyのルートディレクトリーにある、/application/config/config-defaults.phpにあります。標準インストールの既定の設定は、config-defaults.phpにあります。グローバル設定ダイアログを使用して上書きできるものもありますが、そうでないものは手動で編集する必要があります。

  これらの設定を変更したい場合は、config-defaults.phpで変更せず、該当の設定/行を/application/config/config.phpの'config'=>array( )の中にコピーし、そこで変更します。config.phpファイルから新たに変更/導入されたすべての設定は、config-defaults.phpの既定値よりも優先されます。


アップグレードが行われると、config-defaults.php設定だけが変更されます。したがって、config.phpファイルを編集すると、カスタマイズした設定が保存されます。

/application/config/config.phpにあるLimeSurvey設定を更新/追加するには、config配列を更新します。

    'config'=>array(
        'debug'=>0,
        'debugsql'=>0,
        'LimeSurveySetting'=>'New value', // ここでLimeSurveyの既定の設定を更新します。
    )

Yii設定

LimeSurveyは、application/config/config.phpファイルに独自の設定パラメータを持つYiiフレームワークを使用します。LimeSurveyの設定は、Yii設定を介してアクセスすることもできます。

Yii固有の設定はcomponents配列に設定されています。

    'components' => array(
        'db' => array(
            ....
        ),
        'Specific settings'=>array(
            ....
        ),
    ),
Yiiフレームワークの詳細については、次のリンクを参照してください。

データベース設定

データベース設定は、LimeSurveyを初めてインストールするときにインストーラファイルによってconfig.phpに書き込まれます。必要に応じて、config.phpファイルのこの部分を更新することができます。これはあなた自身の責任で行ってください。 Yiiのドキュメントも参照してください。LimeSurveyは、mysql、pgsql、dblib、mssql、sqlsrvのみをサポートしています。

セッション設定

config.phpにいくつかのセッションパラメータを設定することができます(以下の2つの例を確認してください)。config.phpに必要な部分をコメントアウトしたり追加したりすることができます。その他の設定については、Yiiのドキュメントを参照してください。

LimeSurveyにSSL('https')を使用する場合は、config.phpに次の行を追加すると、セッションのセキュリティが向上します。

        // SSL経由でcookieを設定
        'session' => array (
            'cookieParams' => array(
                    'secure' => true, // cookieにSSLを使用する
                    'httponly' => true // cookieは他のプロトコルで使用できない(実験的)
                ),
            ),

Cookieのドメインを修正する場合は、config.phpで次の構文を使用します。

        // cookieのドメインを指定
        'session' => array (
            'cookieParams' => array(
                    'domain' => '.example.org',
                ),
            ),

同じサーバーに複数のインストールしている場合は、LimeSurveyのインスタンスごとに異なるセッション名を設定する方が簡単です。これは、IE11においていくつかの条件で必要となることがあります(issue 12083を参照)。

        // Set the name of the session
        'session' => array (
            'sessionName' => "LimeSurveyN1",
            ),

リクエストの設定

リクエストの設定は重要ですが、デフォルト設定はLimeSurveyの使用に合わせて既に最適化されています。詳細については、Yiiドキュメントを参照してください。

たとえば、LimeSurveyリクエスト設定の設定は、次のように変更することができます(自己責任で行ってください)。

        // CSRF保護を無効にする
        'request' => array(
            'enableCsrfValidation'=>false,    
            ),
        // 特定のURLベースを強制する
        'request' => array(
            'hostInfo' => 'http://www.example.org/'  
            ),
        // CSRF保護のためのCookieドメイン名とパスを設定します。パスは同じドメインに別のインスタンスがある場合に使います。
        'request' => array(
            'csrfCookie' => array( 
                'domain' => '.example.com',
                'path' => '/limesurvey/',
            )
        ),

トークン電子メールのURLのみを更新する必要がある場合は、config.phpファイルでpublicurlを設定してください。

URL設定

既定のURL設定を変更するには、urlManagerを更新します。

       // 短いURLを使う
		'urlManager' => array(
			'urlFormat' => 'path',
			'showScriptName' => false,
		),

アンケートIDの後に次のように.htmlを追加することもできます。

       // 短いURLを使う
		'urlManager' => array(
			'urlFormat' => 'path',
			'rules' => array (
			    '<sid:\d+>' => array('survey/index','urlSuffix'=>'.html','matchValue'=>true),
			 ),
			'showScriptName' => false,
		),

詳細は、Yiiのドキュメントを参照してください。

ログ設定

Yiiは、ログを生成するさまざまなソリューションを提供します。詳細については、ロギングについてをチェックしてください。LimeSurveyは、既定で'1'または'2'を使用しています。これにより、すべてのウェブユーザーがログを参照できます。あなたはYiiを使って自分の設定を直接作成することができます。

たとえば、ファイル内のエラーと警告を記録する簡単な方法は次のとおりです。

return array(
	'components' => array(
		/* 'db'など他のコンポーネント部分 */
		'log' => array(
			'routes' => array(
				'fileError' => array(
					'class' => 'CFileLogRoute',
					'levels' => 'warning, error',
					'except' => 'exception.CHttpException.404',
				),
			),
		),
		/* 'urlManager'など他のコンポーネント部分 */
	),
	/* 最終パート('runtimePath'や'config'など) */
);
 Hint: ファイルは既定でlimesurvey/tmp/runtime/application.logに保存されています。これはLimeSurveyのルートフォルダにあります。
  Yiiはランタイムパスを使用します。既定では、ログにはウェブからアクセスできます。ログにはサーバーからの多くの情報を含んでいるかもしれません。ウェブ経由でアクセスできないディレクトリを使用する方がよいでしょう。ルートで設定するか、ランタイムパスを更新して設定できます。

.

ランタイムパス

ランタイムパスは、"webユーザー"が読み書きできるディレクトリでなければなりません。ただし、ランタイムパスには、公開ウェブアクセス領域にある潜在的なセキュリティ情報を持つファイルが含まれています。LimeSurveyは、これらのファイルをLimeSurveyルートディレクトリのtempディレクトリに収集します。このような重要なデータへのアクセスを排除するために、/application/config/config.phpファイルの各行を編集することで、外部からウェブでアクセスできない場所にランタイムパスを設定することができます。

 
return array(
  'components' => array(
    []
    'runtimePath'=>'/var/limesurvey/runtime/',
    'config'=>array(
    []
    )
  )
)

全体設定

  • sitename: アンケートサイトつける名前です。この名前は、アンケートリストの概要と管理画面のヘッダーに表示されます。既定値は'LimeSurvey'で、グローバル設定ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。
  • siteadminemail: サイト管理者の既定の電子メールアドレスで、システムメッセージと連絡先オプションに使用されます。この設定は既定値としてのみ使用され、グローバル設定ダイアログで上書きできます。
  • siteadminbounce: これは、バウンスされた電子メールの宛先となる電子メールアドレスです。この設定は既定値としてのみ使用され、グローバル設定ダイアログで上書きできます。
  • siteadminname: サイト管理者の実際の名前です。この設定は既定値としてのみ使用され、グローバル設定ダイアログで上書きできます。
  • proxy_host_name: プロキシサーバーのホスト名です(サーバーがプロキシの背後にあり、LimeSurveyをComfortUpdateを使用して更新したい場合にこれを設定する必要があります)。
  • proxy_host_port: プロキシサーバーのポート番号です(サーバーがプロキシの背後にあり、LimeSurveyをComfortUpdateを使用して更新したい場合にこれを設定する必要があります)。

セキュリティ

  • maxLoginAttempt: ユーザーがパスワードを入力する際の、IPアドレスをブロックまたはロックアウトするまでの試行回数です。既定値は3で、config.phpから変更できます。
  • timeOutTime: ユーザーがパスワードを誤って入力し<maxLoginAttempt>に対してに達した場合、<timeOutTime>秒間ロックアウトされます。既定値は10分で、config.phpから変更できます。
  • surveyPreview_require_Auth: 既定ではtrueに設定されます。これを'false'に設定すると、アンケートパネルにログインしなくても、またアンケートを有効にしなくても、アンケート用URLを使用してアンケートをテストすることができます。この設定は、全体設定ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。
  • usercontrolSameGroupPolicy: 既定値はtrueです。LimeSurvey管理インターフェースで定義した管理者でないユーザーは、自身が作成したユーザー、もしくは、少なくとも1つの同じグループに所属する場合にのみ、他のユーザーを見ることができます。この設定は、全体設定ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。
  • filterxsshtml: この設定では、アンケート/グループ/質問、回答テキストの中にある不審なHTMLタグと管理インターフェイスの回答テキストにフィルタをかけることができます。LimeSurveyの管理者として作成したユーザーを完全に信頼できる場合で、JavascriptやFlashムービーなどをそのユーザーに許可する場合にのみ'false'にします。スーパー管理者のHTMLはフィルタリングされません。この設定は、全体設定ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。
  • demoMode: config.phpでこのオプションが 'true'に設定されている場合、LimeSurveyはデモモードになります。デモモードでは以下の変更が行われます。
    • 管理者の詳細とパスワードの変更を無効にします。
    • テンプレートエディタでのファイルのアップロードを無効にします。
    • 電子メールの招待状やリマインダの送信を無効にします。
    • データベースダンプの作成を無効にします。
    • サイト名、デフォルト言語、デフォルトHTMLエディタモード、XSSフィルタに関する全体設定の変更を無効にします。

リソース

  • sessionlifetime: アンケートセッションが終了するまでの時間を秒単位で定義します。これは、データベースセッションを使用している場合にのみ適用されます。データベースセッションを使用する場合は、config.phpのパラメータを変更するか、全体設定ダイアログから既定値を上書きしてください。
  • memorylimit: LimeSurveyがアクセスできるメモリー量を指定します。少なくとも'128MB'(MB =メガバイト)以上が推奨です。タイムアウトエラーが発生したり、統計の生成やファイルのエクスポートに問題がある場合は、この制限を'256MB'以上にしてください。ウェブサーバーがconfig.phpに上限を設定している場合、この設定は無視されます。
このようなローカル設定は、全体設定ダイアログで行われた変更によって常に無効になる可能性があることに注意してください。

メモリの上限を128Mに増やすには、以下を追加することもできます。

  • memory_limit = 128M(サーバーのメインのphp.iniファイル。アクセス権がある場合におすすめします。)
  • memory_limit = 128M (LimeSurveyルートのphp.iniファイル。)
  • php_value memory_limit 128M (LimeSurveyルートの.htaccessファイル。)
  • max_execution_time: スクリプトの実行が許可される秒数を設定します。これに達すると、スクリプトは'致命的エラー'を返します。巨大なアンケートデータと統計情報をエクスポートするため、LimeSurveyでは既定で1200秒に設定してあります。必要に応じて、より大きな時間またはより短い時間を設定することができます。PHPの設定ファイルからのみアクセスできます。

外観

  • dropdownthreshold (Obsolete since 2.50): $dropdownsに"R"が選択されている場合、管理者はラジオボタンとして表示されるオプションの最大数を設定してからドロップダウンリストに戻すことができます。多数の選択肢がある質問の場合、ラジオボタンとして一度に表示すると、扱いにくく見え、ユーザーにとってわかりにくくなります。これを多くとも25(既定値)などに設定すると、大きなリストでもアンケート参加者が使いやすいものにすることができます。
  • repeatheadings: 配列質問タイプでは、画面表示の際、複数ページにわたるサブ質問がある場合があります。この設定では、質問のヘッダー情報を繰り返す前に表示するサブ質問の数を決定できます。15程度が程よい設定となります。見出しをまったく繰り返さないようにするには、0に設定します。この設定は、全体設定ダイアログ (2.05 から追加)で上書きされます。
  • minrepeatheadings: 配列の質問で見出しを繰り返す前に必要な残りのサブ質問の最小数。既定値は3で、config.phpで編集できます。
  • defaulttemplate: この設定は、アンケートの'公開リスト'に使用する既定のテーマを指定します。この設定は、全体設定ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。
  • defaulthtmleditormode: 統合HTMLエディターのデフォルトモードを設定します。この設定は、全体設定ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。有効な設定は次のとおりです。
    • 'inline' - HTMLエディター上でフィールドがインラインで置換されます。動作はゆっくりですが便利で使いやすくなっています。
    • 'popup' - 必要に応じてポップアップでHTMLエディターを実行するアイコンを追加します。より高速ですが、HTMLコードがフォームに表示されます。
    • 'none'- HTMLエディターなし。
  • column_style: display_columnsを使用しているとき、アンケート回答の列の表示方法を定義します。これはconfig.phpファイルで編集できます。有効な設定は次のとおりです。
    • 'css' - さまざまなCSSメソッドの1つを使用して列を作成します(詳細は、テンプレートスタイルシートを参照してください)。
    • 'ul' - 複数の順序のないリストとしてレンダリングされます(既定)。
    • 'table' - 従来のテーブルベースのレイアウトを使用します。
    • NULL - 列の使用を無効にします。

言語と時間

  • defaultlang: これは、管理スクリプトで使用される既定の言語、公開アンケートリストの既定の言語として設定する必要があります。この設定は、全体設定ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。
  • timeadjust: ウェブサーバーがアンケートの対象となる場所と異なるタイムゾーンにある場合は、サーバーとホームタイムゾーンの差をここに入力します。たとえば、オーストラリアに住んでいるとして、米国のウェブサーバーを使用しているとします。ウェブサーバーは、現地時間から14時間遅れています。この場合の設定は"14"です。この設定は、アンケートの回答にタイムスタンプを付ける場合に特に重要です。この設定は、全体設定ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。

アンケートの動作

  • deletenonvalues: この機能は慎重に使用してください。既定値(1)にすると、表示条件に合致しない質問はデータベースにNULLが格納されます。これにより、データベースのデータの内部的な一貫性が保証されます。ただし、表示条件に合致しない場合の関連値、つまり0を保持したい場合があります。たとえば、男性に性別を問い合せ、誤って'女性'と答えてから、女性向けの質問(女性であることを前提とした質問で、女性の場合のみ表示されます)に答えたとします。回答者は間違いに気づき、前に戻って性別を'男性'に変え、アンケートを継続します。このとき、女性向けの質問は表示条件に合致しないことになります。$deletenonvalues==1となっている場合、値がクリアされデータベースにはNULLが格納されます。$deletenonvalues==0の場合、間違った答えは削除されず、分析の際にデータベースに残ったままになります。
  • shownoanswer: 編集可能な回答(すなわち、リスト、配列の質問)を含むラジオボタン/選択タイプの質問が回答必須ではなく、 'shownoanswer'が1に設定されている場合、追加で'回答なし'の項目が表示され、回答者が回答しないことを選択することができます。これを利用できないようにしたいと考えることもあるでしょう。この設定は、全体設定ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。有効な値は次のとおりです。
    • '0': いいえ
    • '1': はい
    • '2': アンケート管理者が選択できる
  • printanswershonorsconditions: 回答印刷機能で、条件分岐によって隠された質問のエントリーを表示するかどうかを定義します(既定値は1で、条件により隠された質問の回答を非表示にします)。
  • hide_groupdescr_allinone: この設定は、条件を使用したオールインワンアンケートに関係します。これを'true'に設定すると、グループ内のすべての質問が非表示になっていると、グループ名と説明が非表示になります。既定値は'true'で、グループ内のすべての質問が条件によって非表示となる場合、グループ名と説明も非表示になります。config.phpで編集することができます。
  • showpopups:  必須または条件付きの質問に正しく答えられなかった場合にポップアップメッセージを表示します。
    • '1'=ポップアップメッセージを表示する(既定)
    • '0'=ページにメッセージを表示する
    • '-1'=メッセージを一切表示しない(この場合、回答が必須であることを示すヒントが表示されます)

開発とデバッグ

  • デバッグ: この設定では、PHPエラー報告をE_ALLに設定します。これは、スクリプトに関連する通知、警告、またはエラーが小さなものでもすべて表示されることを意味します。この設定は、何らかの理由でアプリケーションをデバッグしようとしている場合にのみ '1'に切り替える必要があります。開発者の場合は、'2'に切り替えます。パスの開示につながる可能性があるため、本番環境では'1'または '2'にしないでください。既定値は '0'で、config.phpで編集することができます。
  • debugsql: 各ページの下部のスクリプトに対して実行されたすべてのSQL問い合わせを表示する場合に、この設定をアクティブにします。クエリ数の最適化に非常に便利です。有効にするには、config.phpファイルで既定値から'1'に変更します。

アプリケーションでエラーが発生した場合は、バグレポートで提出できる詳細なエラーを取得するため、デバッグ設定を有効にすることを強くお勧めします。

    'config'=>array(
        'debug'=>2,
        'debugsql'=>0,
    )

メール設定

下のすべての設定は、全体設定ダイアログで上書きすることができます。

  • 'emailmethod: 電子メールメッセージの送信方法を決定します。次のオプションを使用できます。
    • 'mail:' 内部のPHPメーラーを使用します。
    • 'sendmail:' sendmailメーラーを使用します。
    • 'smtp:' SMTPリレーを使用します。メールサーバーではないホストでLimeSurveyを実行している場合は、この設定を使用します。
  • 'emailsmtphost: $emailmethodとして'smtp'を使用する場合、ここにSMTPサーバを設定する必要があります。Googleメールを使用している場合は、ポート番号をふかし$emailsmtphost = 'smtp.gmail.com:465'のようにします。
  • emailsmtpuser: SMTPサーバーが認証を必要とする場合は、ここにユーザー名を設定します。それ以外の場合は空白にする必要があります。
  • emailsmtppassword: SMTPサーバーで認証が必要な場合は、パスワードを設定します。それ以外の場合は空白にする必要があります。
  • emailsmtpssl: SMTP接続にSSL/TLSを使用するには、'ssl'または 'tls'と設定します。
  • maxemails: アンケート参加者に招待状またはリマインダを送信するとき、管理者が1回で送信できる電子メールの数を設定します。ウェブサーバーによってメールの容量が異なるため、送信に時間がかかりすぎてメールが届かない場合は、タイムアウトしてエラーが発生する可能性があります。ウェブサーバーによってメールの容量が異なるため、送信に時間がかかりすぎてメールが届かない場合は、タイムアウトしてエラーが発生する可能性があります。大量の電子メールを送信するときにスクリプトタイムアウトエラーが発生した場合は、この設定値を減らしてください。トークンの右側にあるトークンコントロールツールバーにある'案内メールを送付'ボタン(トークンの右にあるボタンではありません)をクリックすると、'maxemails'の招待状が送信され、メール送信済のアドレスのリストが表示され、"1つのバッチで送信できるよりも多くの電子メールが保留中です。以下をクリックしてメールを送信します。あとXXX通の送信メールがあります。"という警告が表示され、次のバッチを進めるための"続行ボタン"が表示されます。ユーザーは、一括で電子メールで送信された後、次のバッチをいつ送信するかを決定します。この画面がアクティブな状態で待つ必要はありません。管理者はログオフして後で戻り、次の招待状を送信することができます。

Statistics and response browsing

  • filterout_incomplete_answers: Control the default behavior of filtering incomplete answers when browsing or analyzing responses. For a discussion on incomplete responses see our browsing survey results wiki. Since these records can corrupt the statistics, an option is given to switch this filter on or off in several GUI forms. The parameter can be edited in the config.php. The following options are available:
    • 'show': Allows you to visualize both complete and incomplete answers;
    • 'filter': It shows only complete answers;
    • 'incomplete': Show only incomplete answers.
  • strip_query_from_referer_url: This setting determines if the referrer URL saves the parameter or not. The default value is 'false' (in this case, the referrer URL saves all parameters). Alternatively, this value can be set to 'true' and the parameter part of the referrer URL will be removed.
  • showaggregateddata: when activated, additional statistical values such as the arithmetic mean and standard deviation are shown. Furthermore, the data is aggregated to get a faster overview. For example, results of scale 1+2 and 4+5 are added to have a general ranking like "good" (1/2), "average" (3) and "bad" (4/5). This only affects question types "A" (5 point array) and "5" (5 point choice).
  • PDF Export Settings: This feature activates PDF export for printable surveys and Print Answers. The PDF export function is totally experimental and the output is far from being perfect. Unfortunately, no support can be given at the moment - if you want to help to fix it, please get in touch with us.
    • 'usepdfexport': Set '0' to disable and '1' to enable;
    • 'pdfdefaultfont': It represents the default font that will be used by the pdf export function. The default value is 'auto'. To change it, you have to set it to one of the PDF core fonts.
    • 'alternatepdffontfile': It's an array with language keys and their corresponding font. The default font for each language can be replaced in the config.php file;
    • 'pdffontsize': it shows the font size for normal texts; For the title of the survey, it is <pdffontsize>+4, while for the group title is <pdffontsize>+2. It can be edited in the config.php file or from the [Global settings|global settings]] dialog;
    • 'notsupportlanguages': it includes a list with the languages for which no PDF font was found. The list includes Amharic ('am'), Sinhala ('si'), and Thai ('th'), and it can be found in the config-defaults.php file;
    • 'pdforientation': Set 'L' for Landscape or 'P' for portrait format. It can be edited from the config.php file.
  • Graph setting
    • 'chartfontfile': Sets the font file name that is used to create the statistical charts. The file has to be located in the fonts directory, located in the LimeSurvey root folder. It can be edited in the config.php file;
    • 'alternatechartfontfile': It's an array with language keys and their corresponding font. It can be edited in the config.php file.
  • showsgqacode: This setting is used at the printable survey feature and defaults to 'false. If you set showsgqacode = 'true';, the IDs of each question - and answer if applicable - will be shown. These IDs match the column heading at the Lime_survey_12345 table, which holds the answer data for a certain survey. These IDs can be used for a code book for manual database queries.

LDAP設定

これは広範なトピックであるため、 LDAP設定は別のページに移動しました。

認証

LimeSurvey 2.05以降、認証はプラグインによって処理されます。その結果、以下の情報が古くなっている可能性があります。最新情報については、プラグインのウィキを参照してください。

ウェブサーバーへの認証委任

システム管理者は、アンケート管理者の認証を内部のLimeSurveyデータベースを使用するのではなく、セントラル認証システム(Active Directory、openLdap、Radius、...)にさせたい場合があります。これを簡単に行うには、この外部認証システムを使用するようにウェブサーバーソフトウェアを設定し、ウェブサーバーが報告したユーザーIDを信頼するようLimeSurveyに設定します。この機能を有効にするには、次の操作が必要です。

  • config.phpでauth_webserverを 'true'に設定します。
  • ウェブサーバー側からの認証を有効にします。

以下の点に注意してください。

  • LimeSurveyは、(パスワードを要求せず、ウェブサーバーから報告されたログイン名を使用して)独自の認証プロセスをバイパスします。
  • これは、アンケートに招待する仕組み(参加者インターフェイス) ではなく、単にLimeSurveyのGUI認証システムを置き換えるものです。

自動ユーザーインポートを使用しない認証委任

既定では、認証委任はLimeSurvey認証システムをバイパスしません。つまり、LimeSurveyでパスワードを管理する必要がなくても、LimeSurveyデータベースでユーザーを定義し、管理パネルにアクセスさせるために適切な権限セットを割り当てる必要があります。

LimeSurveyへのアクセスが許可されるのは、次の場合のみです。

  • ウェブサーバーに認証されている。
  • ログイン名がLimeSurveyユーザーデータベースのユーザーとして定義されている(LimeSurveyユーザーデータベースで定義されたユーザー権限がユーザーに与えられている)。

自動ユーザーインポートを使用する認証委任

膨大なユーザーデータベースを管理する場合、LimeSurveyデータベースにユーザーを自動インポートする方が簡単な場合があります。

  • auth_webserver_autocreate_user: 'true'に設定されている場合、LimeSurveyはウェブサーバーによって認証されたユーザーが、ユーザーデータベースに存在しない場合、自動インポートします。
  • auth_webserver_autocreate_profile: 名前、電子メール、権限など、ユーザーに割り当てられる既定のプロファイルを記述する配列。

ログインしたユーザーと一致するようにユーザープロファイルをカスタマイズする場合は、hook_get_autouserprofileという簡単な関数を開発する必要があります。この関数を使用すると、中央ユーザーアカウントデータベース(LDAPディレクトリーなど)からユーザーの実名、名前、電子メールを取得することができます。外部データベースに割り当てられたグループに基づいて、システムの権限をカスタマイズすることもできます。

hook_get_auth_webserver_profile関数は、ユーザーのログイン名を唯一の引数として受け取り、次の値を返します。

  • Falseまたは空の配列 - この場合、ユーザーはLimeSurveyへのアクセスが拒否されます。
  • $WebserverAuth_autouserprofileに記述されているすべての共通のuserprofileエントリーを含む配列
function hook_get_auth_webserver_profile($user_name)
{
     // Retrieve user's data from your database backend (for instance LDAP) here
     ... get $user_name_from_backend
     ... get $user_email_from_backend
     ... get $user_lang_from_backend
     ... from groups defined in your backend set $user_admin_status_frombackend_0_or_1
     return Array(
                     'full_name' => "$user_name_from_backend",
                     'email' => "$user_email_from_backend",
                     'lang' => '$user_lang_from_backend',
                     'htmleditormode' => 'inline',
                     'templatelist' => 'default,basic,MyOrgTemplate',
                     'create_survey' => 1,
                     'create_user' => 0,
                     'delete_user' => 0,
                     'superadmin' => $user_admin_status_frombackend_0_or_1,
                     'configurator' =>0,
                     'manage_template' => 0,
                     'manage_label' => 0);
}

     // If user should be denied access, return an empty array

     // return Array();
  'hook_get_auth_webserver_profile'機能は高度なユーザー向けです。詳細については、config-defaults.phpファイルのコメントを読んでください。


ユーザー名のマッピング

LimeSurveyのユーザー名とは異なる外部ユーザー名を持つユーザーがいる場合は、ユーザー名のマッピングを使用すると便利です。 LimeSurveyでは、 auth_webserver_user_mapパラメータを使用して実現します。たとえば、外部認証データベースに'admin'ユーザー名が定義されていないとします。adminとしてLimeSurveyにログインするには、LimeSurveyのログイン名adminに外部ユーザー名(仮に'myname'とします)をマップする必要があります。このための設定は次のとおりです。

'config'=>array(
...
'auth_webserver_user_map' => array ('myname' => 'admin');
)

'myname'ログインとウェブサーバーのパスワードで認証が成功すると、LimeSurveyを'admin'ユーザーとして直接使用する権限が与えられます。

これには重大なセキュリティ上の影響がありますので、注意して使用してください。 また、ウェブサーバーによる書き込みができないようconfig.phpを保護してください。

ワンタイムパスワードを使用する

ユーザーはdefault.com/limesurvey/adminにあるLimeSurveyのログインページを開き、ユーザー名とワンタイムパスワード(以前は、外部アプリケーションによって、ユーザーテーブルのcolumn one_time_pwに書き込まれていた)を入力できます。

ワンタイムパスワードを使用するには、この設定を有効にする(config['use_one_time_passwords'] = true;)必要があります(既定値はfalse)。詳細は、"ユーザー管理"セクションを参照してください。

Advanced path settings

  • homeurl: This should be set to the URL location of your administration scripts. These are located in the /limesurvey/admin folder. This should be set to the WEB URL location - for example, http://www.example.com/limesurvey/html/admin. Don't add a trailing slash to this entry. The default setting in config.php attempts to detect the name of your server automatically using a php variable setting - {$_SERVER['SERVER_NAME']}. In most cases, you can leave this and just modify the remainder of this string to match the directory name you have put the LimeSurvey scripts in.
  • publicurl: This should be set to the URL location of your 'public scripts'. The public scripts are those located in the "limesurvey" folder (or whatever name you gave to the directory that all the other scripts and directories are kept in). This settings is available in config.php and it is used when token emails are sent.
  • tempurl: This should be set to the URL location of your "/limesurvey/tmp" directory - or to a directory in which you would like LimeSurvey to use to store temporary files, including uploads. This directory must be set to read & write for your webserver (e.g. chmod 755).
  • imagefiles: By default, you should leave this pointing to the URL location of /limesurvey/admin/images - where the images are initially installed. You may, however, prefer to move these images to another location/ If this is the case, point this to the URL directory where they are stored.
  • homedir: This should be set to the physical disk location of your administration scripts - for example "/home/usr/htdocs/limesurvey/admin". Don't add a trailing slash to this entry. The default setting in config.php attempts to detect the default root path of all your documents using the php variable setting {$_SERVER['DOCUMENT_ROOT']}. In most cases you can leave this and just modify the remainder of this string to match the directory name you have put the LimeSurvey scripts in.
  • publicdir: This should be set to the physical disk location of your 'public scripts'.
  • tempdir: This should be set to the physical disk location of your /limesurvey/tmp directory so that the script can read and write files.
  • sCKEditorURL: url of the fckeditor script.
  • fckeditexpandtoolbar: defines if the fckeditor toolbar should be opened by default.
  • pdfexportdir: This is the directory with the tcpdf.php extensiontcpdf.php.
  • pdffonts: This is the directory for the TCPDF fonts.