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LimeSurvey Manual - User contributions [en]
2024-03-29T11:02:23Z
User contributions
MediaWiki 1.35.10
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Global_settings/ja&diff=376006
Global settings/ja
2024-03-24T00:31:43Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div><languages /> <br />
__TOC__<br />
<br />
=概要=<br />
<br />
グローバルセッティングへのアクセス方法: '''設定''' -> '''グローバル設定'''<br />
<br />
<br />
<center>[[File:global.png]]</center> <br />
<br />
<br />
グローバル設定は、[[Manage_users/ja#Setting_global_permissions_for_a_user|設定とプラグイン権限]]を持つ管理者だけが変更できます。これは、LimeSurveyの設定をグローバルに調整するために使用します。 グローバル設定ダイアログに入り、必要な設定を保存すると、それ以前に設定されたLimeSurveyの値は上書きされます。<br />
<br />
=設定に関する説明=<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Global Settings Tabs.png]]</center><br />
<br />
<br />
==概要==<br />
*'''概要''': LimeSurveyに関する全般的な情報を提供します。<br />
**'''ユーザー''': 内部データベース認証システムを介してLimeSurveyインストールにアクセスできるユーザー数を表示します。<br />
**'''アンケート''': アンケート(実行中・停止中)の総数を表示します。<br />
**'''実行中のアンケート''': ウェブを介してユーザーがアクセスできる実行中のアンケートの総数を表示します。<br />
**'''停止中の結果テーブル''': アンケート実行中にいくつかの質問を変更したい場合があります。変更を行うと、それぞれのアンケートに関連する以前のすべての回答は、新しく編集したアンケートから分離されます。以前に収集されたデータは、'停止中の結果テーブル'に格納されます。<br />
**'''稼働アンケート参加者テーブル''': 稼働中の(対応する稼働中のアンケートがある)アンケート参加者テーブルの数です。<br />
**'''停止中アンケート参加者テーブル''': 停止中のアンケートの参加者テーブルの数を示します。<br />
<br />
{{Note|詳細は、[[Survey_participants/ja#Introduction|アンケート参加者テーブルのウィキ]]を参照してください。}}<br />
<br />
{{Note|デバッグの目的で、PHP情報を表示するボタンもあります。}}<br />
<br />
==全般==<br />
*'''サイト名''': アンケートサイト名です。この名前は、アンケートリストの概要と管理ヘッダーに表示されます。<br />
*'''既定のテンプレート''': この設定では、アンケートの'公開リスト'、新しいアンケート、存在しないテンプレートを使用したアンケートに使用される既定のデザインテンプレートを指定します。パーソナライズされたテンプレートを使用する場合は、LimeSurveyの[https://manual.limesurvey.org/The_template_editor テンプレートエディター]の使用方法をお読みください。<br />
{{Note|テンプレートは'/limesurvey/templates/'に格納されます。}} <br />
*'''質問グループと質問の例を作成しますか?''': この設定は、新しいアンケートを作成した後に、質問グループと質問のサンプルを自動的に生成するかを指定します。<br />
*'''管理者テーマ''': この設定は、LimeSurvey管理に使用される既定のデザインテンプレートを指定します。カスタマイズされたテンプレートを使用するには、'/limesurvey/upload/admintheme/'に追加します。<br />
*'''時間差(時間)''': ウェブサーバーがアンケートの対象となる場所と異なるタイムゾーンにある場合は、サーバー設置場所とアンケート実施場所のタイムゾーンの差をここに入力します。たとえば、オーストラリアに住んでいて、米国のWebサーバーを持っているとします。ウェブサーバーの設置場所は、アンケート実施場所のタイムゾーンから14時間遅れています。この場合、設定は "+14"です。つまり、ウェブサーバーの時刻に14時間を追加します。この設定は、アンケートの回答のタイムスタンプを取得する場合は特に重要です。<br />
<br />
*'''セッション有効期間(秒)''' (''データベースセッションでのみ有効''): アンケートセッションが終了するまで(参加者からのアクションがない場合)の時間を秒単位で定義します。通常のファイルベースのセッションを使用する場合、PHPの設定で'session.gc_maxlifetime'や'session.save_path'などに正しい値を定義するのはシステム管理者の責任です。ウェブサーバー設定に限らず、他のアプリケーションの同様の設定をアプリケーション経由でローカルに編集すると、ファイルベースのセッションの設定を上書きします。導入可能な最大値は65000(秒)です。データベースセッションを使用する場合、アンケートによっては2MB以上のセッションデータを生成することがあるため、MySQLの設定'''max_allowed_packet'''が大きな値になっているかを確認してください。<br />
*'''IP情報データベースのAPIキー''': [https://ipinfodb.com IP-Info-DB サービス]との統合が可能になり、アンケート参加者のIPアドレスに基づいて地理的な位置を特定できます。キーを使用するには、APIへの[http://ipinfodb.com/register.php 登録]が必要です。<br />
<br />
*'''Google Maps APIキー''': Google Mapsとの統合が可能になります。<br />
*'''GoogleアナリティクストラッキングID''': Googleアナリティクスとの統合が可能です。アンケートでは、ここで設定するサイトレベルの値を上書きできます。トラッキングIDは、{GOOGLE_ANALYTICS_API_KEY}を使用してテンプレートに挿入できます。Googleアナリティクスが期待する完全なJavaScript(キーを含む)は、{GOOGLE_ANALYTICS_JAVASCRIPT}を介してテンプレートに含めることができます。<br />
{{Note|LimeSurveyでGoogleのAPIを使用する方法の詳細については、[[Google API こちらのページ]]を参照してください。}}<br />
*'''Google翻訳APIキー''': 自動翻訳機能は、Google翻訳のAPIのバージョン2を使用します。Googleはこのサービスに対して課金します。自動翻訳機能を使用するには、[https://code.google.com/apis/console/?api=translate このサイト]からAPIキーを取得し、このフィールドにキーを入力します。<br />
*'''ファイルインポート/エクスポートの文字コード''': エクスポート/インポート機能に問題が発生した場合、あなたとあなたが使用するシステムに最も適した文字セットを指定できます。<br />
*'''アンケートにLimeSurveyブランドを表示する''': アンケートでLimeSurveyのブランドを表示するかしないか。 <br />
:この設定はLimeSurvey Cloud onlyのみで使用できます。 <br />
<br />
:既定では、LimeSurvey Cloudはアンケートにブランドを表示します。これには、アンケートページの下部にある"Made in LimeSurvey"(LimeSurveyで作られました)というテキストのボタンと、アンケートの最後にある"Thank you for taking this survey powered by LimeSurvey"(LimeSurveyで作られたアンケートに協力ありがとうございます)というテキストのメッセージが含まれます。<br />
<br />
:Expertプラン以上の場合にブランドを非表示にすることができます。FreeまたはBasicプランの場合、この設定を使用するにはまずプランをアップグレードする必要があります。<br />
<br />
<br />
*'''サイドメニューの動作'''{{ObsoleteIn|3.0}}: アンケートの編集中にサイドメニューがどのように動作するかを設定します。既定値は '変更可'です。つまり、ユーザーがサイドメニューをいつでもどのようにでも変更できます。その他の値は'常に開く'と'常に閉じる'です。<br />
<br />
* '''アセットキャッシュのクリア:''' cssおよびjsアセットのURLをリセットします。すべての新しいcssおよびjsファイルが更新されているか確認してください。<br />
<br />
*'''既定のHTMLエディタモード:''' 統合HTMLエディターの既定のモードを設定します。有効な設定は次のとおりです。<br />
** ''インライン''(既定値): HTMLエディターによるフィールドのインライン編集が可能です。動作はゆっくりですが、便利で使いやすいものです。<br />
** ''ポップアップ'' : HTMLエディターのポップアップウィンドウを開くアイコンを追加します。より高速ですが、HTMLコードがフォームに表示されます。<br />
** ''HTMLソース'' : HTMLエディターを使用せず、htmlソースそのものを編集します。<br />
<br />
*'''質問タイプセレクタ''': 'フルセレクター'を選択すると、プレビュー付きの質問タイプセレクターが表示され、'シンプル'を選択するとプレーンな選択ボックスが表示されます。<br />
<br />
*'''テンプレートエディタ''': 'フルテンプレートエディター'を選択すると、アンケートテンプレートを編集するときに拡張されたエディター(シンタックスハイライト付き)が使われ、'シンプルテンプレートエディター'を選択すると単純なエディターフィールドが表示されます。<br />
<br />
{{Alert|title=注意|text=オプションのいくつかは、[[First_login_-_your_user_preferences/ja#Your_account_preferences#Your_personal_settings|個人設定タブ]]のユーザーの設定にもあります。LimeSurveyの全体設定からそれぞれのオプションを変更すると、'個人設定'タブにある各オプションのドロップダウンリストの'既定'のオプションが全体設定の値を継承します。たとえば、[[Manage users/ja#Set permissions for a single survey|設定とプラグイン権限]]を持つユーザーがHTMLエディタモードを'ポップアップ'モードに変更した場合、HTMLエディタモードの'既定値'オプションを個人設定で選択した他のすべてのユーザーもポップアップオプションを使用することになります。}}<br />
<br />
==メールアドレス設定==<br />
*'''既定のサイト管理者メールアドレス''': サイト管理者の既定の電子メールアドレスで、システムメッセージと連絡先オプションに使用されます。<br />
*'''管理者名''': サイト管理者の実名<br />
*'''メール送信方式''': 電子メールの送信方法を定義します。次のオプションを使用できます。<br />
**''PHP'' (既定値): 内部の[https://php.net/manual/function.mail.php PHPメール機能]を使用する。<br />
**''Sendmail'' : sendmailメーラーを使用する。<br />
**''SMTP'' : SMTPリレーを使用する。メールサーバー以外のホストでLimeSurveyを実行している場合は、この設定を使用します。<br />
***SMTPを使用している場合、SMTP設定メール(全体設定->メールアドレス設定)を確認してください。次のエラーが表示される可能性があります。'SMTP -> ERROR: RCPT not accepted from server: 553 5.7.1 : Sender address rejected: not owned by user'<br />
**''Qmail'' : Qmailメーラーを実行している場合に設定します。<br />
**''Plugin'': 本設定を使用すると、カスタムメールプラグインを選択することができます。*'''SMTPホスト名''': 電子メール方式として'SMTP'を使用する場合は、SMTPサーバーをここで設定する必要があります。 ポート25(SMTPの標準)以外のポートを使用している場合は、コロンで区切ってポート番号を追加する必要があります(例: 'smtp.gmail.com:465')。<br />
*'''SMTPユーザ名''': SMTPサーバーが認証を必要とする場合は、ユーザー名を設定します。それ以外の場合は空白にします。<br />
*'''SMTPパスワード''': SMTPサーバーで認証が必要な場合は、パスワードを設定します。それ以外の場合は空白にします。<br />
*'''SMTP暗号''' - 3つのオプションがあります。<br />
**''オフ'' (既定値)<br />
**''SSL''<br />
**''TLS''{{Note|SSL/TLSの詳細は、[https://en.wikipedia.org/wiki/Transport_Layer_Security こちらのリンク]を参照してください。}}<br />
*'''SMTPデバッグモード''' - 3つのオプションがあります。<br />
**''オフ'' (既定値): SMTPリレーが機能せず、技術的な問題を解決するために詳細情報が必要な場合にのみ有効にします。<br />
**''発生したエラー'' : エラーが発生した場合、詳細な接続ログとエラーメッセージが表示されます。<br />
**''いつでも'' : SMTPリレーの動作に関する重要な情報を提供します。エラーが発生した場合は、さらに詳しい情報が提供されます。<br />
{{Note|デバッグ部分は、[[Survey_participants/ja#Send_email_invitation|参加者にメールを送信する]]ときに表示されます。}}<br />
* '''Eメールプラグイン''': 送信方法として'プラグイン'を選択すると、使用するプラグインを設定できます。現在、LimeSurveyでは2つのEメールプラグインがバンドルされています。プラグインが見つからない場合は、アクティブ化されているかを確認します。<br />
**'''[[AzureOAuthSMTP_Plugin|AzureOAuthSMTP]]''': Azure/MicrosoftおよびOAuth over SMTPを利用してEメールを送信します。<br />
**'''GoogleOAuthSMTP''': GoogleおよびOAuth over SMTPを利用してEメールを送信します。*'''メールバッチ処理サイズ''': アンケート参加者に招待状またはリマインダを送信するとき、管理者が1回で送信できる電子メールの数を設定します。ウェブサーバーによってメールの容量が異なるため、送信に時間がかかりすぎてメールが届かない場合は、タイムアウトしてエラーが発生する可能性があります。ほとんどのウェブサーバーは、PHPスクリプトについて、既定の30秒の制限時間内に1回で100通の電子メールを送信できます。大量の電子メールを送信するときにスクリプトタイムアウトエラーが発生した場合は、この設定値を減らしてください。トークンの右側にあるトークンコントロールツールバーにある'案内メールを送付'ボタンをクリックすると、'maxemails'の招待状が送信され、メール送信済のアドレスのリストが表示され、''"1つのバッチで送信できるよりも多くの電子メールが保留中です。以下をクリックしてメールを送信します。あと###通の送信メールがあります。"''という警告が表示され、次のバッチを進めるための"続行ボタン"が表示されます。ユーザーは、一括で電子メールで送信された後、次のバッチをいつ送信するかを決定します。この画面がアクティブな状態で待つ必要はありません。管理者はログオフして後で戻り、次の招待状を送信することができます。<br />
* '''メール送信レート''': この設定では、次のバッチがインターフェースで自動的に送信されるまでの秒数を定めます。<br />
<br />
==バウンス設定==<br />
*'''既定のサイトバウンス(エラー)メールアドレス''': バウンスされたメールを送信するメールアドレスです。バウンスバック処理を高速化するには、電子メールアドレスをバウンスバック専用にする必要があります。<br />
*'''サーバータイプ''': 'オフ'に設定すると、バウンス処理機能は使用できません。グローバルレベルでバウンス処理機能を有効にするには、これを'POP'または'IMAP'に設定します。バウンスされたメールを読んだ後にメールサーバーに保存するか(IMAP)否か(POP)を考えます。使用法の詳細については、[[Email_bounce_tracking_system/ja|ウィキセクション]]を確認してください。*'''サーバー名、ポート''': サーバーの名前と(必要に応じて)ポートをコロンで区切って指定します。電子メールホストが非標準のポートを使用しない限り、ポート番号は通常は必要ありません。<br />
*'''ユーザ名''': POP/IMAPアカウントのユーザー名。<br />
*'''パスワード''': POP/IMAPアカウントのパスワード。<br />
*'''暗号化タイプ''': 暗号化を使用する場合は、ここで正しいタイプ(SSLまたはTLS)を設定してください。<br />
<br />
==セキュリティ==<br />
*'''管理者ユーザのみアンケートプレビュー''': 既定では、アクティブでないアンケートのプレビューは認証済みユーザーに限定されています。これを'オフ'に設定すると、管理者としてログインせず、アンケートを最初に有効にせずに、アンケートURLを使用してアンケートをテストできます。<br />
*'''HTMLのXSSフィルター''': 既定では'オン'になっています。アンケート/グループ/質問/ラベルテキストで(JavaScriptコードなど)危険なHTMLタグを使用する権限はありません。この背後にある考え方として、アンケートのオペレーターがシステムで高い権限を得るために悪質なスクリプトを追加するのを防ぐことがあります。'''ただし、アンケートにFlashアプレットのJavascriptなど、スクリプトオブジェクトを使用する場合は、これをオフにする必要があります'''(ビデオホスティングプラットフォーム用のスクリプトを使用できます)。<br />
{{Hint|Text=スーパー管理者は、保存時または公開アンケートビューでHTMLがフィルタリングされることはありません。XSSフィルタリングの効果を確認するには、通常のユーザーアカウントを使用することをお勧めします。}}<br />
{{Alert|title=注意|text=XSSを有効にすると、式マネージャーシステムの一部を使用できなくなります([[ExpressionScript_-_Presentation/ja#XSS security|XSSとExpressionScript]]を参照)。}}<br />
*'''XSS制限付きユーザーの質問スクリプトを無効にする''' {{NewIn/ja|4.1.0}}: 既定では'on'に設定されているため、一般のユーザーは質問エディターでスクリプトを追加または更新することはできません。XSS保護を無効にした場合は、この設定は使用されません。'off'に設定すると、XSSフィルターがアクティブな場合であっても、質問にスクリプトを追加または更新することができます。<br />
*'''グループメンバーは自グループのみ見ることができる''': 既定では、LimeSurvey管理インターフェースで定義された管理者以外のユーザーは、少なくとも1つの共通グループに属している場合に他のユーザーを見ることができます。管理者がこれを'オフ'に設定すると、そのグループに属しているかどうかに関係なくLimeSurvey[[Manage users/ja|ユーザーコントロールパネル]]に定義されているすべてのユーザーが表示されます。<br />
*'''IFrameの組込が許可されています''': このオプションは、ブラウザが<frame>、<iframe>または<object>の中でアンケートページをレンダリングするかどうかを指定するために使用できます。これにより、アンケートが他のサイトに埋め込まれていないことを確認し、クリックジャック攻撃を回避することができます。'許可'(既定値)に設定すると、制限はありません。'同じ原点'に設定すると、<frame>、<iframe>、<object>と同じドメインとポートでアンケートが実行されている場合にのみコンテンツが読み込まれるようになります。<br />
{{Alert|title=注意|text=iframeでcookieを使用するには、config.phpファイルを更新する必要があります。詳細は、[[Optional_settings/ja#iFrame.E3.81.A7.E3.82.BB.E3.83.83.E3.82.B7.E3.83.A7.E3.83.B3.E3.81.A8Csrf.E6.A4.9C.E8.A8.BC.E3.81.AE.E4.BD.BF.E7.94.A8.E3.82.92.E8.A8.B1.E5.8F.AF.E3.81.99.E3.82.8B_.283.24.3_.E3.81.8B.E3.82.89.E8.BF.BD.E5.8A.A0.29|iFrameでセッションとCSRF検証の使用を許可する]]を参照してください。}}<br />
{{Hint|Text=同一のオリジンに設定されている場合: LimeSurveyはヘッダーに<code>X-Frame-Options: SAMEORIGIN</code>を付加し、それ以外の場合。LimeSurveyはいかなるX-Frame-Optionsも付加しません。サーバー設定でX-Frame-Optionsを制限できます。[https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/HTTP/Headers/X-Frame-Options X-Frame-Optionsに関する詳しい情報] }}<br />
{{Hint|Text=理論的には動作します。ただし、この機能は、使用されているウェブブラウザと、iframeを許可するかどうかに大きく依存するため、有効になっていても機能しない可能性があります。サーバーの設定によっては、iframeの埋め込みが既定で制限されていることがあります。}} <br />
*'''HTTPSを強制''': これは、既定では"on/offを強制しない"に設定されています。HTTPSを使用する接続を強制するには、設定を"オン"に切り替えます。<br />
{{Alert|title=注意|text=サーバーがHTTPSを正しくサポートしていない場合は、システムから自分自身をロックすることができます。したがって、オプションの下にある'''"このリンクがちゃんと機能するか確認してください。"'''をクリックしてください。リンクが機能しないのにHTTPSをオンにすると、LimeSurveyが機能しなくなり、アクセスできなくなります。}} <br />
{{Hint|Text=誤ってHTTPSを有効にした場合は、application/config/config.phpファイルで、ssl_emergency_overrideの値を1に変更することによって無効にすることができます。}}<br />
*'''ログインまたはトークンアクセスのためのIPホワイトリスト''': このオプションを使用すると、ログイン画面やトークンアクセス画面で行われる"最大ログイン試行回数"のチェックから特定のIPを除外し、これらIPからのリクエストをブロックしないようにできます。<br />
<br />
==表示==<br />
*'''質問番号と質問コードのどちらかまたは両方を表示''': アンケート参加者に質問番号や質問コードを表示するかを設定します。このオプションをアンケート管理者が選択できる第5のオプションもあります。質問コードはアンケートの各質問の隣に表示されます。<br />
*'''X個のサブ質問の配列の要素ごとに見出しを繰り返す''': 配列タイプの質問を使用すると、サブ質問がたくさんあり、複数のページわたって画面に表示することがよくあります。リピートヘッダーの設定では、質問のヘッダー情報を繰り返す前に表示する回答の数を決定できます。適度な設定は約25です。見出しをまったく繰り返さないようにするには、0に設定します。*'''「このアンケートはX問あります」を表示"''': アンケートに含まれる質問の数を表示します。質問の数は、誰かがアンケートを開始するときに表示されます。<br />
*'''PDFのフォントサイズ''': 通常のテキストの既定サイズは9です。グループタイトルのフォントサイズは、このボックスの設定値に2を加えた値です。アンケートのタイトルのフォントサイズは、このボックスの値に4を加えたものです。既定のシナリオでは、通常のテキストには9、グループタイトルには11、アンケートのタイトルには13のフォントサイズが使用されます。<br />
*'''PDFでのヘッダロゴの幅''': PDFヘッダロゴの'幅'です。''ロゴは参加者によるアンケート回答が含まれるPDFファイルにのみ表示されます。アンケート参加者はアンケート終了後に回答をエクスポートすることができます。''<br />
*'''PDFのヘッダタイトル''': 空のままにすると、サイト名が使用されます。''PDFヘッダーのタイトルは、アンケート完了後に回答をエクスポートした結果のPDFファイルにのみ表示されます。''<br />
*'''PDFのヘッダ文字''': 空の場合、アンケート名が使用されます。''PDFヘッダー文字は、アンケート完了後に回答をエクスポートした結果のPDFファイルにのみ表示されます。''*'''グループ名とグループ説明のどちらかまたは両方を表示''': ''質問番号と質問コードのどちらかまたは両方を表示''機能と同じように動作します。<br />
*'''入力必須でない質問に「回答なし」という選択肢''': 編集可能な回答(つまり、リストと配列の質問)を含むラジオボタンや選択タイプの質問への回答が必須ではなく、"'回答なし'を表示"も有効な(既定)場合、回答者が質問に回答しないことを選択できるよう、各サブ質問に追加の項目"回答なし"が表示されます。グローバル設定から次のオプションのいずれかを選択できます。<br />
**''選択可能'' : LimeSurvey管理者がこれを選択した場合、アンケート管理者は、自分が管理するアンケートで必須でない質問に対する"回答なし"オプションを表示するどうかを選択できるようになります(詳細は、[[Presentation/ja|表示]]のウィキセクションを参照してください)。<br />
**''オン''(既定値): このオプションを選択すると、すべての必須でない質問には、"回答なし"オプションが追加されます。全体設定が[[Survey settings/ja|アンケート設定]]よりも優先されるため、アンケート管理者が変更することはできません。<br />
**''オフ'' : オフの場合、必須でない質問には"回答なし"オプションは表示されません。全体設定が[[Survey settings/ja|アンケート設定]]よりも優先されるため、アンケート管理者が変更することはできません。*'''回答のPDF出力ファイルでヘッダを表示''': 回答者による回答が含まれているPDFヘッダーに何も表示しない場合は、オフにします(既定値)。オンにすると、回答者による回答を含むPDFのヘッダーに次の情報が表示されます。<br />
*'''PDFで質問の背景にグレーを追加''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDF質問をボールド''': 既定では'オフ'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDFでの質問の周りの境界線''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDFでの回答の周りの境界線''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
<br />
==データポリシー==<br />
*'''アンケートリストページにデータポリシーを表示:''' アンケートリストに"データポリシー"ボタンを表示するかを設定します。これをクリックすると、"データポリシー"メッセージをポップアップ(モーダル)するためのボタンが表示されます。<br />
*'''アンケートページに法的通知を表示:''' アンケートリストに"法的通知"ボタンを表示するかを設定します。これをクリックすると、"法的通知"をポップアップ(モーダル)するためのボタンが表示されます。<br />
*'''データポリシー:''' テキストボックスにアンケートのデータポリシーに関する情報(データの保存場所、保存期間など)を入力します。<br />
*'''法的通知:''' テキストボックスにアンケートの法的通知に関する情報(権利、義務など)を入力します。<br />
<br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]]上記のすべてのオプションは、アンケート/アンケートに対する回答を含むPDFのパラメータに'''のみ'''影響します。したがって、上記のオプションは、'回答をPDFでエクスポート'する機能による出力結果にのみ影響します。</div><br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]]LimeSurveyでは、アンケートを印刷してオフラインで完成させることもできますが、アンケートをPDFでエクスポートする機能は実験的なオプションであり、完璧ではありません。パラメータは、[https://manual.limesurvey.org/Exporting_a_survey_structure/ja queXML PDFエクスポートページ]の'スタイル'か、[https://manual.limesurvey.org/Optional_settings/ja#Statistics_and_response_browsing config.phpファイル]から変更できます。</div><br />
<br />
==言語==<br />
*'''既定のサイト言語''': このオプションでは、管理パネルで使用される既定の言語を選択できます。また、公開アンケートリストの既定の言語でもあります。<br />
*'''有効な言語''': '既定のサイト言語'ボックスですべての言語を使用できないようにするには、左のボックスから言語を削除します。この設定によって、管理者がアンケートで使用できる言語を制限することができます。<br />
<br />
==インターフェイス==<br />
*'''RPCインターフェイス有効''': この機能を使用すると、LimeSurveyの[[RemoteControl 2 API/ja|RemoteControl2]]インターフェイスAPIを、JSON-RPC(推奨)またはXML-RPCを使用してアクティブにするか設定できます。<br />
<br />
*'''URL''': http://<your_domain>/<your_limesurvey_dir>/index.php/admin/remotecontrol<br />
<br />
*'''/admin/remotecontrolでAPIを公開''': このオプションを有効にすると、指定されたURLの下にAPI関数の簡単な説明が表示されます。通常は、有効にする必要はなく、デバッグ目的でのみ有効にする必要があります。<br />
<br />
<div class='simplebox'>[[File:help.png]] '''注意:''' リモートコントロール機能は、一般に開発者が他のアプリケーションからLimeSurveyにアクセスするために使用されます(この方法では、PHPのみに限定されません)。上級ユーザーにのみ推奨されます。使用法の詳細については、以下の[[RemoteControl 2 API/ja|ウィキセクション]]をチェックするか、[https://www.limesurvey.org/community/forums LimeSurvey フォーラム]に参加してください。</div></div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Global_settings/32/ja&diff=376005
Translations:Global settings/32/ja
2024-03-24T00:31:42Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div>*'''XSS制限付きユーザーの質問スクリプトを無効にする''' {{NewIn/ja|4.1.0}}: 既定では'on'に設定されているため、一般のユーザーは質問エディターでスクリプトを追加または更新することはできません。XSS保護を無効にした場合は、この設定は使用されません。'off'に設定すると、XSSフィルターがアクティブな場合であっても、質問にスクリプトを追加または更新することができます。<br />
*'''グループメンバーは自グループのみ見ることができる''': 既定では、LimeSurvey管理インターフェースで定義された管理者以外のユーザーは、少なくとも1つの共通グループに属している場合に他のユーザーを見ることができます。管理者がこれを'オフ'に設定すると、そのグループに属しているかどうかに関係なくLimeSurvey[[Manage users/ja|ユーザーコントロールパネル]]に定義されているすべてのユーザーが表示されます。<br />
*'''IFrameの組込が許可されています''': このオプションは、ブラウザが<frame>、<iframe>または<object>の中でアンケートページをレンダリングするかどうかを指定するために使用できます。これにより、アンケートが他のサイトに埋め込まれていないことを確認し、クリックジャック攻撃を回避することができます。'許可'(既定値)に設定すると、制限はありません。'同じ原点'に設定すると、<frame>、<iframe>、<object>と同じドメインとポートでアンケートが実行されている場合にのみコンテンツが読み込まれるようになります。<br />
{{Alert|title=注意|text=iframeでcookieを使用するには、config.phpファイルを更新する必要があります。詳細は、[[Optional_settings/ja#iFrame.E3.81.A7.E3.82.BB.E3.83.83.E3.82.B7.E3.83.A7.E3.83.B3.E3.81.A8Csrf.E6.A4.9C.E8.A8.BC.E3.81.AE.E4.BD.BF.E7.94.A8.E3.82.92.E8.A8.B1.E5.8F.AF.E3.81.99.E3.82.8B_.283.24.3_.E3.81.8B.E3.82.89.E8.BF.BD.E5.8A.A0.29|iFrameでセッションとCSRF検証の使用を許可する]]を参照してください。}}<br />
{{Hint|Text=同一のオリジンに設定されている場合: LimeSurveyはヘッダーに<code>X-Frame-Options: SAMEORIGIN</code>を付加し、それ以外の場合。LimeSurveyはいかなるX-Frame-Optionsも付加しません。サーバー設定でX-Frame-Optionsを制限できます。[https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/HTTP/Headers/X-Frame-Options X-Frame-Optionsに関する詳しい情報] }}<br />
{{Hint|Text=理論的には動作します。ただし、この機能は、使用されているウェブブラウザと、iframeを許可するかどうかに大きく依存するため、有効になっていても機能しない可能性があります。サーバーの設定によっては、iframeの埋め込みが既定で制限されていることがあります。}} <br />
*'''HTTPSを強制''': これは、既定では"on/offを強制しない"に設定されています。HTTPSを使用する接続を強制するには、設定を"オン"に切り替えます。<br />
{{Alert|title=注意|text=サーバーがHTTPSを正しくサポートしていない場合は、システムから自分自身をロックすることができます。したがって、オプションの下にある'''"このリンクがちゃんと機能するか確認してください。"'''をクリックしてください。リンクが機能しないのにHTTPSをオンにすると、LimeSurveyが機能しなくなり、アクセスできなくなります。}} <br />
{{Hint|Text=誤ってHTTPSを有効にした場合は、application/config/config.phpファイルで、ssl_emergency_overrideの値を1に変更することによって無効にすることができます。}}<br />
*'''ログインまたはトークンアクセスのためのIPホワイトリスト''': このオプションを使用すると、ログイン画面やトークンアクセス画面で行われる"最大ログイン試行回数"のチェックから特定のIPを除外し、これらIPからのリクエストをブロックしないようにできます。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Global_settings/ja&diff=376004
Global settings/ja
2024-03-23T23:50:28Z
<p>Bravehorse: Created page with "* '''メール送信レート''': この設定では、次のバッチがインターフェースで自動的に送信されるまでの秒数を定めます。"</p>
<hr />
<div><languages /> <br />
__TOC__<br />
<br />
=概要=<br />
<br />
グローバルセッティングへのアクセス方法: '''設定''' -> '''グローバル設定'''<br />
<br />
<br />
<center>[[File:global.png]]</center> <br />
<br />
<br />
グローバル設定は、[[Manage_users/ja#Setting_global_permissions_for_a_user|設定とプラグイン権限]]を持つ管理者だけが変更できます。これは、LimeSurveyの設定をグローバルに調整するために使用します。 グローバル設定ダイアログに入り、必要な設定を保存すると、それ以前に設定されたLimeSurveyの値は上書きされます。<br />
<br />
=設定に関する説明=<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Global Settings Tabs.png]]</center><br />
<br />
<br />
==概要==<br />
*'''概要''': LimeSurveyに関する全般的な情報を提供します。<br />
**'''ユーザー''': 内部データベース認証システムを介してLimeSurveyインストールにアクセスできるユーザー数を表示します。<br />
**'''アンケート''': アンケート(実行中・停止中)の総数を表示します。<br />
**'''実行中のアンケート''': ウェブを介してユーザーがアクセスできる実行中のアンケートの総数を表示します。<br />
**'''停止中の結果テーブル''': アンケート実行中にいくつかの質問を変更したい場合があります。変更を行うと、それぞれのアンケートに関連する以前のすべての回答は、新しく編集したアンケートから分離されます。以前に収集されたデータは、'停止中の結果テーブル'に格納されます。<br />
**'''稼働アンケート参加者テーブル''': 稼働中の(対応する稼働中のアンケートがある)アンケート参加者テーブルの数です。<br />
**'''停止中アンケート参加者テーブル''': 停止中のアンケートの参加者テーブルの数を示します。<br />
<br />
{{Note|詳細は、[[Survey_participants/ja#Introduction|アンケート参加者テーブルのウィキ]]を参照してください。}}<br />
<br />
{{Note|デバッグの目的で、PHP情報を表示するボタンもあります。}}<br />
<br />
==全般==<br />
*'''サイト名''': アンケートサイト名です。この名前は、アンケートリストの概要と管理ヘッダーに表示されます。<br />
*'''既定のテンプレート''': この設定では、アンケートの'公開リスト'、新しいアンケート、存在しないテンプレートを使用したアンケートに使用される既定のデザインテンプレートを指定します。パーソナライズされたテンプレートを使用する場合は、LimeSurveyの[https://manual.limesurvey.org/The_template_editor テンプレートエディター]の使用方法をお読みください。<br />
{{Note|テンプレートは'/limesurvey/templates/'に格納されます。}} <br />
*'''質問グループと質問の例を作成しますか?''': この設定は、新しいアンケートを作成した後に、質問グループと質問のサンプルを自動的に生成するかを指定します。<br />
*'''管理者テーマ''': この設定は、LimeSurvey管理に使用される既定のデザインテンプレートを指定します。カスタマイズされたテンプレートを使用するには、'/limesurvey/upload/admintheme/'に追加します。<br />
*'''時間差(時間)''': ウェブサーバーがアンケートの対象となる場所と異なるタイムゾーンにある場合は、サーバー設置場所とアンケート実施場所のタイムゾーンの差をここに入力します。たとえば、オーストラリアに住んでいて、米国のWebサーバーを持っているとします。ウェブサーバーの設置場所は、アンケート実施場所のタイムゾーンから14時間遅れています。この場合、設定は "+14"です。つまり、ウェブサーバーの時刻に14時間を追加します。この設定は、アンケートの回答のタイムスタンプを取得する場合は特に重要です。<br />
<br />
*'''セッション有効期間(秒)''' (''データベースセッションでのみ有効''): アンケートセッションが終了するまで(参加者からのアクションがない場合)の時間を秒単位で定義します。通常のファイルベースのセッションを使用する場合、PHPの設定で'session.gc_maxlifetime'や'session.save_path'などに正しい値を定義するのはシステム管理者の責任です。ウェブサーバー設定に限らず、他のアプリケーションの同様の設定をアプリケーション経由でローカルに編集すると、ファイルベースのセッションの設定を上書きします。導入可能な最大値は65000(秒)です。データベースセッションを使用する場合、アンケートによっては2MB以上のセッションデータを生成することがあるため、MySQLの設定'''max_allowed_packet'''が大きな値になっているかを確認してください。<br />
*'''IP情報データベースのAPIキー''': [https://ipinfodb.com IP-Info-DB サービス]との統合が可能になり、アンケート参加者のIPアドレスに基づいて地理的な位置を特定できます。キーを使用するには、APIへの[http://ipinfodb.com/register.php 登録]が必要です。<br />
<br />
*'''Google Maps APIキー''': Google Mapsとの統合が可能になります。<br />
*'''GoogleアナリティクストラッキングID''': Googleアナリティクスとの統合が可能です。アンケートでは、ここで設定するサイトレベルの値を上書きできます。トラッキングIDは、{GOOGLE_ANALYTICS_API_KEY}を使用してテンプレートに挿入できます。Googleアナリティクスが期待する完全なJavaScript(キーを含む)は、{GOOGLE_ANALYTICS_JAVASCRIPT}を介してテンプレートに含めることができます。<br />
{{Note|LimeSurveyでGoogleのAPIを使用する方法の詳細については、[[Google API こちらのページ]]を参照してください。}}<br />
*'''Google翻訳APIキー''': 自動翻訳機能は、Google翻訳のAPIのバージョン2を使用します。Googleはこのサービスに対して課金します。自動翻訳機能を使用するには、[https://code.google.com/apis/console/?api=translate このサイト]からAPIキーを取得し、このフィールドにキーを入力します。<br />
*'''ファイルインポート/エクスポートの文字コード''': エクスポート/インポート機能に問題が発生した場合、あなたとあなたが使用するシステムに最も適した文字セットを指定できます。<br />
*'''アンケートにLimeSurveyブランドを表示する''': アンケートでLimeSurveyのブランドを表示するかしないか。 <br />
:この設定はLimeSurvey Cloud onlyのみで使用できます。 <br />
<br />
:既定では、LimeSurvey Cloudはアンケートにブランドを表示します。これには、アンケートページの下部にある"Made in LimeSurvey"(LimeSurveyで作られました)というテキストのボタンと、アンケートの最後にある"Thank you for taking this survey powered by LimeSurvey"(LimeSurveyで作られたアンケートに協力ありがとうございます)というテキストのメッセージが含まれます。<br />
<br />
:Expertプラン以上の場合にブランドを非表示にすることができます。FreeまたはBasicプランの場合、この設定を使用するにはまずプランをアップグレードする必要があります。<br />
<br />
<br />
*'''サイドメニューの動作'''{{ObsoleteIn|3.0}}: アンケートの編集中にサイドメニューがどのように動作するかを設定します。既定値は '変更可'です。つまり、ユーザーがサイドメニューをいつでもどのようにでも変更できます。その他の値は'常に開く'と'常に閉じる'です。<br />
<br />
* '''アセットキャッシュのクリア:''' cssおよびjsアセットのURLをリセットします。すべての新しいcssおよびjsファイルが更新されているか確認してください。<br />
<br />
*'''既定のHTMLエディタモード:''' 統合HTMLエディターの既定のモードを設定します。有効な設定は次のとおりです。<br />
** ''インライン''(既定値): HTMLエディターによるフィールドのインライン編集が可能です。動作はゆっくりですが、便利で使いやすいものです。<br />
** ''ポップアップ'' : HTMLエディターのポップアップウィンドウを開くアイコンを追加します。より高速ですが、HTMLコードがフォームに表示されます。<br />
** ''HTMLソース'' : HTMLエディターを使用せず、htmlソースそのものを編集します。<br />
<br />
*'''質問タイプセレクタ''': 'フルセレクター'を選択すると、プレビュー付きの質問タイプセレクターが表示され、'シンプル'を選択するとプレーンな選択ボックスが表示されます。<br />
<br />
*'''テンプレートエディタ''': 'フルテンプレートエディター'を選択すると、アンケートテンプレートを編集するときに拡張されたエディター(シンタックスハイライト付き)が使われ、'シンプルテンプレートエディター'を選択すると単純なエディターフィールドが表示されます。<br />
<br />
{{Alert|title=注意|text=オプションのいくつかは、[[First_login_-_your_user_preferences/ja#Your_account_preferences#Your_personal_settings|個人設定タブ]]のユーザーの設定にもあります。LimeSurveyの全体設定からそれぞれのオプションを変更すると、'個人設定'タブにある各オプションのドロップダウンリストの'既定'のオプションが全体設定の値を継承します。たとえば、[[Manage users/ja#Set permissions for a single survey|設定とプラグイン権限]]を持つユーザーがHTMLエディタモードを'ポップアップ'モードに変更した場合、HTMLエディタモードの'既定値'オプションを個人設定で選択した他のすべてのユーザーもポップアップオプションを使用することになります。}}<br />
<br />
==メールアドレス設定==<br />
*'''既定のサイト管理者メールアドレス''': サイト管理者の既定の電子メールアドレスで、システムメッセージと連絡先オプションに使用されます。<br />
*'''管理者名''': サイト管理者の実名<br />
*'''メール送信方式''': 電子メールの送信方法を定義します。次のオプションを使用できます。<br />
**''PHP'' (既定値): 内部の[https://php.net/manual/function.mail.php PHPメール機能]を使用する。<br />
**''Sendmail'' : sendmailメーラーを使用する。<br />
**''SMTP'' : SMTPリレーを使用する。メールサーバー以外のホストでLimeSurveyを実行している場合は、この設定を使用します。<br />
***SMTPを使用している場合、SMTP設定メール(全体設定->メールアドレス設定)を確認してください。次のエラーが表示される可能性があります。'SMTP -> ERROR: RCPT not accepted from server: 553 5.7.1 : Sender address rejected: not owned by user'<br />
**''Qmail'' : Qmailメーラーを実行している場合に設定します。<br />
**''Plugin'': 本設定を使用すると、カスタムメールプラグインを選択することができます。*'''SMTPホスト名''': 電子メール方式として'SMTP'を使用する場合は、SMTPサーバーをここで設定する必要があります。 ポート25(SMTPの標準)以外のポートを使用している場合は、コロンで区切ってポート番号を追加する必要があります(例: 'smtp.gmail.com:465')。<br />
*'''SMTPユーザ名''': SMTPサーバーが認証を必要とする場合は、ユーザー名を設定します。それ以外の場合は空白にします。<br />
*'''SMTPパスワード''': SMTPサーバーで認証が必要な場合は、パスワードを設定します。それ以外の場合は空白にします。<br />
*'''SMTP暗号''' - 3つのオプションがあります。<br />
**''オフ'' (既定値)<br />
**''SSL''<br />
**''TLS''{{Note|SSL/TLSの詳細は、[https://en.wikipedia.org/wiki/Transport_Layer_Security こちらのリンク]を参照してください。}}<br />
*'''SMTPデバッグモード''' - 3つのオプションがあります。<br />
**''オフ'' (既定値): SMTPリレーが機能せず、技術的な問題を解決するために詳細情報が必要な場合にのみ有効にします。<br />
**''発生したエラー'' : エラーが発生した場合、詳細な接続ログとエラーメッセージが表示されます。<br />
**''いつでも'' : SMTPリレーの動作に関する重要な情報を提供します。エラーが発生した場合は、さらに詳しい情報が提供されます。<br />
{{Note|デバッグ部分は、[[Survey_participants/ja#Send_email_invitation|参加者にメールを送信する]]ときに表示されます。}}<br />
* '''Eメールプラグイン''': 送信方法として'プラグイン'を選択すると、使用するプラグインを設定できます。現在、LimeSurveyでは2つのEメールプラグインがバンドルされています。プラグインが見つからない場合は、アクティブ化されているかを確認します。<br />
**'''[[AzureOAuthSMTP_Plugin|AzureOAuthSMTP]]''': Azure/MicrosoftおよびOAuth over SMTPを利用してEメールを送信します。<br />
**'''GoogleOAuthSMTP''': GoogleおよびOAuth over SMTPを利用してEメールを送信します。*'''メールバッチ処理サイズ''': アンケート参加者に招待状またはリマインダを送信するとき、管理者が1回で送信できる電子メールの数を設定します。ウェブサーバーによってメールの容量が異なるため、送信に時間がかかりすぎてメールが届かない場合は、タイムアウトしてエラーが発生する可能性があります。ほとんどのウェブサーバーは、PHPスクリプトについて、既定の30秒の制限時間内に1回で100通の電子メールを送信できます。大量の電子メールを送信するときにスクリプトタイムアウトエラーが発生した場合は、この設定値を減らしてください。トークンの右側にあるトークンコントロールツールバーにある'案内メールを送付'ボタンをクリックすると、'maxemails'の招待状が送信され、メール送信済のアドレスのリストが表示され、''"1つのバッチで送信できるよりも多くの電子メールが保留中です。以下をクリックしてメールを送信します。あと###通の送信メールがあります。"''という警告が表示され、次のバッチを進めるための"続行ボタン"が表示されます。ユーザーは、一括で電子メールで送信された後、次のバッチをいつ送信するかを決定します。この画面がアクティブな状態で待つ必要はありません。管理者はログオフして後で戻り、次の招待状を送信することができます。<br />
* '''メール送信レート''': この設定では、次のバッチがインターフェースで自動的に送信されるまでの秒数を定めます。<br />
<br />
==バウンス設定==<br />
*'''既定のサイトバウンス(エラー)メールアドレス''': バウンスされたメールを送信するメールアドレスです。バウンスバック処理を高速化するには、電子メールアドレスをバウンスバック専用にする必要があります。<br />
*'''サーバータイプ''': 'オフ'に設定すると、バウンス処理機能は使用できません。グローバルレベルでバウンス処理機能を有効にするには、これを'POP'または'IMAP'に設定します。バウンスされたメールを読んだ後にメールサーバーに保存するか(IMAP)否か(POP)を考えます。使用法の詳細については、[[Email_bounce_tracking_system/ja|ウィキセクション]]を確認してください。*'''サーバー名、ポート''': サーバーの名前と(必要に応じて)ポートをコロンで区切って指定します。電子メールホストが非標準のポートを使用しない限り、ポート番号は通常は必要ありません。<br />
*'''ユーザ名''': POP/IMAPアカウントのユーザー名。<br />
*'''パスワード''': POP/IMAPアカウントのパスワード。<br />
*'''暗号化タイプ''': 暗号化を使用する場合は、ここで正しいタイプ(SSLまたはTLS)を設定してください。<br />
<br />
==セキュリティ==<br />
*'''管理者ユーザのみアンケートプレビュー''': 既定では、アクティブでないアンケートのプレビューは認証済みユーザーに限定されています。これを'オフ'に設定すると、管理者としてログインせず、アンケートを最初に有効にせずに、アンケートURLを使用してアンケートをテストできます。<br />
*'''HTMLのXSSフィルター''': 既定では'オン'になっています。アンケート/グループ/質問/ラベルテキストで(JavaScriptコードなど)危険なHTMLタグを使用する権限はありません。この背後にある考え方として、アンケートのオペレーターがシステムで高い権限を得るために悪質なスクリプトを追加するのを防ぐことがあります。'''ただし、アンケートにFlashアプレットのJavascriptなど、スクリプトオブジェクトを使用する場合は、これをオフにする必要があります'''(ビデオホスティングプラットフォーム用のスクリプトを使用できます)。<br />
{{Hint|Text=スーパー管理者は、保存時または公開アンケートビューでHTMLがフィルタリングされることはありません。XSSフィルタリングの効果を確認するには、通常のユーザーアカウントを使用することをお勧めします。}}<br />
{{Alert|title=注意|text=XSSを有効にすると、式マネージャーシステムの一部を使用できなくなります([[ExpressionScript_-_Presentation/ja#XSS security|XSSとExpressionScript]]を参照)。}}<br />
<div class="mw-translate-fuzzy"><br />
*'''XSS制限付きユーザーの質問スクリプトを無効にする''' {{NewIn/ja|4.1.0}}: 既定では'on'に設定されているため、一般のユーザーは質問エディターでスクリプトを追加または更新することはできません。XSS保護を無効にした場合は、この設定は使用されません。'off'に設定すると、XSSフィルターがアクティブな場合であっても、質問にスクリプトを追加または更新することができます。<br />
*'''グループメンバーは自グループのみ見ることができる''': 既定では、LimeSurvey管理インターフェースで定義された管理者以外のユーザーは、少なくとも1つの共通グループに属している場合にのみ他のユーザーを見ることができます。管理者がこれを'オフ'に設定すると、そのグループに属しているかどうかに関係なくLimeSurvey[[Manage users/ja|ユーザーコントロールパネル]]に定義されているすべてのユーザーが表示されます。<br />
*'''IFrameの組込が許可されています''': このオプションは、ブラウザが<frame>、<iframe>または<object>の中でアンケートページをレンダリングするかどうかを指定するために使用できます。これにより、アンケートが他のサイトに埋め込まれていないことを確認し、クリックジャック攻撃を回避することができます。'許可'(既定値)に設定すると、制限はありません。'同じ原点'に設定すると、<frame>、<iframe>、<object>と同じドメインとポートでアンケートが実行されている場合にのみコンテンツが読み込まれるようになります。<br />
{{Alert|title=注意|text=iframeでcookieを使用するには、config.phpファイルを更新する必要があります。詳細は、[[Optional_settings/ja#iFrame.E3.81.A7.E3.82.BB.E3.83.83.E3.82.B7.E3.83.A7.E3.83.B3.E3.81.A8Csrf.E6.A4.9C.E8.A8.BC.E3.81.AE.E4.BD.BF.E7.94.A8.E3.82.92.E8.A8.B1.E5.8F.AF.E3.81.99.E3.82.8B_.283.24.3_.E3.81.8B.E3.82.89.E8.BF.BD.E5.8A.A0.29|iFrameでセッションとCsrf検証の使用を許可する]]を参照してください。}}<br />
{{Hint|Text=理論的には動作します。ただし、この機能は、使用されているウェブブラウザと、iframeを許可するかどうかに大きく依存するため、有効になっていると機能しない可能性があります。}} <br />
*'''HTTPSを強制''': これは、既定では"on/offを強制しない"に設定されています。HTTPSを使用する接続を強制するには、設定を"オン"に切り替えます。<br />
{{Alert|title=注意|text=サーバーがHTTPSを正しくサポートしていない場合は、システムから自分自身をロックすることができます。したがって、オプションの下にある'''"このリンクがちゃんと機能するか確認してください。"'''をクリックしてください。リンクが機能しないのにHTTPSをオンにすると、LimeSurveyが機能しなくなり、アクセスできなくなります。}} <br />
{{Hint|Text=誤ってHTTPSを有効にした場合は、application/config/config.phpファイルで、ssl_emergency_overrideの値を1に変更することによって無効にすることができます。}}<br />
*'''ログインまたはトークンアクセスのためのIPホワイトリスト''': このオプションを使用すると、ログイン画面やトークンアクセス画面で行われる"最大ログイン試行回数"のチェックから特定のIPを除外し、これらIPからのリクエストをブロックしないようにできます。<br />
</div><br />
<br />
==表示==<br />
*'''質問番号と質問コードのどちらかまたは両方を表示''': アンケート参加者に質問番号や質問コードを表示するかを設定します。このオプションをアンケート管理者が選択できる第5のオプションもあります。質問コードはアンケートの各質問の隣に表示されます。<br />
*'''X個のサブ質問の配列の要素ごとに見出しを繰り返す''': 配列タイプの質問を使用すると、サブ質問がたくさんあり、複数のページわたって画面に表示することがよくあります。リピートヘッダーの設定では、質問のヘッダー情報を繰り返す前に表示する回答の数を決定できます。適度な設定は約25です。見出しをまったく繰り返さないようにするには、0に設定します。*'''「このアンケートはX問あります」を表示"''': アンケートに含まれる質問の数を表示します。質問の数は、誰かがアンケートを開始するときに表示されます。<br />
*'''PDFのフォントサイズ''': 通常のテキストの既定サイズは9です。グループタイトルのフォントサイズは、このボックスの設定値に2を加えた値です。アンケートのタイトルのフォントサイズは、このボックスの値に4を加えたものです。既定のシナリオでは、通常のテキストには9、グループタイトルには11、アンケートのタイトルには13のフォントサイズが使用されます。<br />
*'''PDFでのヘッダロゴの幅''': PDFヘッダロゴの'幅'です。''ロゴは参加者によるアンケート回答が含まれるPDFファイルにのみ表示されます。アンケート参加者はアンケート終了後に回答をエクスポートすることができます。''<br />
*'''PDFのヘッダタイトル''': 空のままにすると、サイト名が使用されます。''PDFヘッダーのタイトルは、アンケート完了後に回答をエクスポートした結果のPDFファイルにのみ表示されます。''<br />
*'''PDFのヘッダ文字''': 空の場合、アンケート名が使用されます。''PDFヘッダー文字は、アンケート完了後に回答をエクスポートした結果のPDFファイルにのみ表示されます。''*'''グループ名とグループ説明のどちらかまたは両方を表示''': ''質問番号と質問コードのどちらかまたは両方を表示''機能と同じように動作します。<br />
*'''入力必須でない質問に「回答なし」という選択肢''': 編集可能な回答(つまり、リストと配列の質問)を含むラジオボタンや選択タイプの質問への回答が必須ではなく、"'回答なし'を表示"も有効な(既定)場合、回答者が質問に回答しないことを選択できるよう、各サブ質問に追加の項目"回答なし"が表示されます。グローバル設定から次のオプションのいずれかを選択できます。<br />
**''選択可能'' : LimeSurvey管理者がこれを選択した場合、アンケート管理者は、自分が管理するアンケートで必須でない質問に対する"回答なし"オプションを表示するどうかを選択できるようになります(詳細は、[[Presentation/ja|表示]]のウィキセクションを参照してください)。<br />
**''オン''(既定値): このオプションを選択すると、すべての必須でない質問には、"回答なし"オプションが追加されます。全体設定が[[Survey settings/ja|アンケート設定]]よりも優先されるため、アンケート管理者が変更することはできません。<br />
**''オフ'' : オフの場合、必須でない質問には"回答なし"オプションは表示されません。全体設定が[[Survey settings/ja|アンケート設定]]よりも優先されるため、アンケート管理者が変更することはできません。*'''回答のPDF出力ファイルでヘッダを表示''': 回答者による回答が含まれているPDFヘッダーに何も表示しない場合は、オフにします(既定値)。オンにすると、回答者による回答を含むPDFのヘッダーに次の情報が表示されます。<br />
*'''PDFで質問の背景にグレーを追加''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDF質問をボールド''': 既定では'オフ'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDFでの質問の周りの境界線''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDFでの回答の周りの境界線''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
<br />
==データポリシー==<br />
*'''アンケートリストページにデータポリシーを表示:''' アンケートリストに"データポリシー"ボタンを表示するかを設定します。これをクリックすると、"データポリシー"メッセージをポップアップ(モーダル)するためのボタンが表示されます。<br />
*'''アンケートページに法的通知を表示:''' アンケートリストに"法的通知"ボタンを表示するかを設定します。これをクリックすると、"法的通知"をポップアップ(モーダル)するためのボタンが表示されます。<br />
*'''データポリシー:''' テキストボックスにアンケートのデータポリシーに関する情報(データの保存場所、保存期間など)を入力します。<br />
*'''法的通知:''' テキストボックスにアンケートの法的通知に関する情報(権利、義務など)を入力します。<br />
<br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]]上記のすべてのオプションは、アンケート/アンケートに対する回答を含むPDFのパラメータに'''のみ'''影響します。したがって、上記のオプションは、'回答をPDFでエクスポート'する機能による出力結果にのみ影響します。</div><br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]]LimeSurveyでは、アンケートを印刷してオフラインで完成させることもできますが、アンケートをPDFでエクスポートする機能は実験的なオプションであり、完璧ではありません。パラメータは、[https://manual.limesurvey.org/Exporting_a_survey_structure/ja queXML PDFエクスポートページ]の'スタイル'か、[https://manual.limesurvey.org/Optional_settings/ja#Statistics_and_response_browsing config.phpファイル]から変更できます。</div><br />
<br />
==言語==<br />
*'''既定のサイト言語''': このオプションでは、管理パネルで使用される既定の言語を選択できます。また、公開アンケートリストの既定の言語でもあります。<br />
*'''有効な言語''': '既定のサイト言語'ボックスですべての言語を使用できないようにするには、左のボックスから言語を削除します。この設定によって、管理者がアンケートで使用できる言語を制限することができます。<br />
<br />
==インターフェイス==<br />
*'''RPCインターフェイス有効''': この機能を使用すると、LimeSurveyの[[RemoteControl 2 API/ja|RemoteControl2]]インターフェイスAPIを、JSON-RPC(推奨)またはXML-RPCを使用してアクティブにするか設定できます。<br />
<br />
*'''URL''': http://<your_domain>/<your_limesurvey_dir>/index.php/admin/remotecontrol<br />
<br />
*'''/admin/remotecontrolでAPIを公開''': このオプションを有効にすると、指定されたURLの下にAPI関数の簡単な説明が表示されます。通常は、有効にする必要はなく、デバッグ目的でのみ有効にする必要があります。<br />
<br />
<div class='simplebox'>[[File:help.png]] '''注意:''' リモートコントロール機能は、一般に開発者が他のアプリケーションからLimeSurveyにアクセスするために使用されます(この方法では、PHPのみに限定されません)。上級ユーザーにのみ推奨されます。使用法の詳細については、以下の[[RemoteControl 2 API/ja|ウィキセクション]]をチェックするか、[https://www.limesurvey.org/community/forums LimeSurvey フォーラム]に参加してください。</div></div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Global_settings/44/ja&diff=376003
Translations:Global settings/44/ja
2024-03-23T23:50:27Z
<p>Bravehorse: Created page with "* '''メール送信レート''': この設定では、次のバッチがインターフェースで自動的に送信されるまでの秒数を定めます。"</p>
<hr />
<div>* '''メール送信レート''': この設定では、次のバッチがインターフェースで自動的に送信されるまでの秒数を定めます。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Global_settings/ja&diff=376002
Global settings/ja
2024-03-23T23:49:28Z
<p>Bravehorse: Created page with "* '''Eメールプラグイン''': 送信方法として'プラグイン'を選択すると、使用するプラグインを設定できます。現在、LimeSurveyでは2つ..."</p>
<hr />
<div><languages /> <br />
__TOC__<br />
<br />
=概要=<br />
<br />
グローバルセッティングへのアクセス方法: '''設定''' -> '''グローバル設定'''<br />
<br />
<br />
<center>[[File:global.png]]</center> <br />
<br />
<br />
グローバル設定は、[[Manage_users/ja#Setting_global_permissions_for_a_user|設定とプラグイン権限]]を持つ管理者だけが変更できます。これは、LimeSurveyの設定をグローバルに調整するために使用します。 グローバル設定ダイアログに入り、必要な設定を保存すると、それ以前に設定されたLimeSurveyの値は上書きされます。<br />
<br />
=設定に関する説明=<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Global Settings Tabs.png]]</center><br />
<br />
<br />
==概要==<br />
*'''概要''': LimeSurveyに関する全般的な情報を提供します。<br />
**'''ユーザー''': 内部データベース認証システムを介してLimeSurveyインストールにアクセスできるユーザー数を表示します。<br />
**'''アンケート''': アンケート(実行中・停止中)の総数を表示します。<br />
**'''実行中のアンケート''': ウェブを介してユーザーがアクセスできる実行中のアンケートの総数を表示します。<br />
**'''停止中の結果テーブル''': アンケート実行中にいくつかの質問を変更したい場合があります。変更を行うと、それぞれのアンケートに関連する以前のすべての回答は、新しく編集したアンケートから分離されます。以前に収集されたデータは、'停止中の結果テーブル'に格納されます。<br />
**'''稼働アンケート参加者テーブル''': 稼働中の(対応する稼働中のアンケートがある)アンケート参加者テーブルの数です。<br />
**'''停止中アンケート参加者テーブル''': 停止中のアンケートの参加者テーブルの数を示します。<br />
<br />
{{Note|詳細は、[[Survey_participants/ja#Introduction|アンケート参加者テーブルのウィキ]]を参照してください。}}<br />
<br />
{{Note|デバッグの目的で、PHP情報を表示するボタンもあります。}}<br />
<br />
==全般==<br />
*'''サイト名''': アンケートサイト名です。この名前は、アンケートリストの概要と管理ヘッダーに表示されます。<br />
*'''既定のテンプレート''': この設定では、アンケートの'公開リスト'、新しいアンケート、存在しないテンプレートを使用したアンケートに使用される既定のデザインテンプレートを指定します。パーソナライズされたテンプレートを使用する場合は、LimeSurveyの[https://manual.limesurvey.org/The_template_editor テンプレートエディター]の使用方法をお読みください。<br />
{{Note|テンプレートは'/limesurvey/templates/'に格納されます。}} <br />
*'''質問グループと質問の例を作成しますか?''': この設定は、新しいアンケートを作成した後に、質問グループと質問のサンプルを自動的に生成するかを指定します。<br />
*'''管理者テーマ''': この設定は、LimeSurvey管理に使用される既定のデザインテンプレートを指定します。カスタマイズされたテンプレートを使用するには、'/limesurvey/upload/admintheme/'に追加します。<br />
*'''時間差(時間)''': ウェブサーバーがアンケートの対象となる場所と異なるタイムゾーンにある場合は、サーバー設置場所とアンケート実施場所のタイムゾーンの差をここに入力します。たとえば、オーストラリアに住んでいて、米国のWebサーバーを持っているとします。ウェブサーバーの設置場所は、アンケート実施場所のタイムゾーンから14時間遅れています。この場合、設定は "+14"です。つまり、ウェブサーバーの時刻に14時間を追加します。この設定は、アンケートの回答のタイムスタンプを取得する場合は特に重要です。<br />
<br />
*'''セッション有効期間(秒)''' (''データベースセッションでのみ有効''): アンケートセッションが終了するまで(参加者からのアクションがない場合)の時間を秒単位で定義します。通常のファイルベースのセッションを使用する場合、PHPの設定で'session.gc_maxlifetime'や'session.save_path'などに正しい値を定義するのはシステム管理者の責任です。ウェブサーバー設定に限らず、他のアプリケーションの同様の設定をアプリケーション経由でローカルに編集すると、ファイルベースのセッションの設定を上書きします。導入可能な最大値は65000(秒)です。データベースセッションを使用する場合、アンケートによっては2MB以上のセッションデータを生成することがあるため、MySQLの設定'''max_allowed_packet'''が大きな値になっているかを確認してください。<br />
*'''IP情報データベースのAPIキー''': [https://ipinfodb.com IP-Info-DB サービス]との統合が可能になり、アンケート参加者のIPアドレスに基づいて地理的な位置を特定できます。キーを使用するには、APIへの[http://ipinfodb.com/register.php 登録]が必要です。<br />
<br />
*'''Google Maps APIキー''': Google Mapsとの統合が可能になります。<br />
*'''GoogleアナリティクストラッキングID''': Googleアナリティクスとの統合が可能です。アンケートでは、ここで設定するサイトレベルの値を上書きできます。トラッキングIDは、{GOOGLE_ANALYTICS_API_KEY}を使用してテンプレートに挿入できます。Googleアナリティクスが期待する完全なJavaScript(キーを含む)は、{GOOGLE_ANALYTICS_JAVASCRIPT}を介してテンプレートに含めることができます。<br />
{{Note|LimeSurveyでGoogleのAPIを使用する方法の詳細については、[[Google API こちらのページ]]を参照してください。}}<br />
*'''Google翻訳APIキー''': 自動翻訳機能は、Google翻訳のAPIのバージョン2を使用します。Googleはこのサービスに対して課金します。自動翻訳機能を使用するには、[https://code.google.com/apis/console/?api=translate このサイト]からAPIキーを取得し、このフィールドにキーを入力します。<br />
*'''ファイルインポート/エクスポートの文字コード''': エクスポート/インポート機能に問題が発生した場合、あなたとあなたが使用するシステムに最も適した文字セットを指定できます。<br />
*'''アンケートにLimeSurveyブランドを表示する''': アンケートでLimeSurveyのブランドを表示するかしないか。 <br />
:この設定はLimeSurvey Cloud onlyのみで使用できます。 <br />
<br />
:既定では、LimeSurvey Cloudはアンケートにブランドを表示します。これには、アンケートページの下部にある"Made in LimeSurvey"(LimeSurveyで作られました)というテキストのボタンと、アンケートの最後にある"Thank you for taking this survey powered by LimeSurvey"(LimeSurveyで作られたアンケートに協力ありがとうございます)というテキストのメッセージが含まれます。<br />
<br />
:Expertプラン以上の場合にブランドを非表示にすることができます。FreeまたはBasicプランの場合、この設定を使用するにはまずプランをアップグレードする必要があります。<br />
<br />
<br />
*'''サイドメニューの動作'''{{ObsoleteIn|3.0}}: アンケートの編集中にサイドメニューがどのように動作するかを設定します。既定値は '変更可'です。つまり、ユーザーがサイドメニューをいつでもどのようにでも変更できます。その他の値は'常に開く'と'常に閉じる'です。<br />
<br />
* '''アセットキャッシュのクリア:''' cssおよびjsアセットのURLをリセットします。すべての新しいcssおよびjsファイルが更新されているか確認してください。<br />
<br />
*'''既定のHTMLエディタモード:''' 統合HTMLエディターの既定のモードを設定します。有効な設定は次のとおりです。<br />
** ''インライン''(既定値): HTMLエディターによるフィールドのインライン編集が可能です。動作はゆっくりですが、便利で使いやすいものです。<br />
** ''ポップアップ'' : HTMLエディターのポップアップウィンドウを開くアイコンを追加します。より高速ですが、HTMLコードがフォームに表示されます。<br />
** ''HTMLソース'' : HTMLエディターを使用せず、htmlソースそのものを編集します。<br />
<br />
*'''質問タイプセレクタ''': 'フルセレクター'を選択すると、プレビュー付きの質問タイプセレクターが表示され、'シンプル'を選択するとプレーンな選択ボックスが表示されます。<br />
<br />
*'''テンプレートエディタ''': 'フルテンプレートエディター'を選択すると、アンケートテンプレートを編集するときに拡張されたエディター(シンタックスハイライト付き)が使われ、'シンプルテンプレートエディター'を選択すると単純なエディターフィールドが表示されます。<br />
<br />
{{Alert|title=注意|text=オプションのいくつかは、[[First_login_-_your_user_preferences/ja#Your_account_preferences#Your_personal_settings|個人設定タブ]]のユーザーの設定にもあります。LimeSurveyの全体設定からそれぞれのオプションを変更すると、'個人設定'タブにある各オプションのドロップダウンリストの'既定'のオプションが全体設定の値を継承します。たとえば、[[Manage users/ja#Set permissions for a single survey|設定とプラグイン権限]]を持つユーザーがHTMLエディタモードを'ポップアップ'モードに変更した場合、HTMLエディタモードの'既定値'オプションを個人設定で選択した他のすべてのユーザーもポップアップオプションを使用することになります。}}<br />
<br />
==メールアドレス設定==<br />
*'''既定のサイト管理者メールアドレス''': サイト管理者の既定の電子メールアドレスで、システムメッセージと連絡先オプションに使用されます。<br />
*'''管理者名''': サイト管理者の実名<br />
*'''メール送信方式''': 電子メールの送信方法を定義します。次のオプションを使用できます。<br />
**''PHP'' (既定値): 内部の[https://php.net/manual/function.mail.php PHPメール機能]を使用する。<br />
**''Sendmail'' : sendmailメーラーを使用する。<br />
**''SMTP'' : SMTPリレーを使用する。メールサーバー以外のホストでLimeSurveyを実行している場合は、この設定を使用します。<br />
***SMTPを使用している場合、SMTP設定メール(全体設定->メールアドレス設定)を確認してください。次のエラーが表示される可能性があります。'SMTP -> ERROR: RCPT not accepted from server: 553 5.7.1 : Sender address rejected: not owned by user'<br />
**''Qmail'' : Qmailメーラーを実行している場合に設定します。<br />
**''Plugin'': 本設定を使用すると、カスタムメールプラグインを選択することができます。*'''SMTPホスト名''': 電子メール方式として'SMTP'を使用する場合は、SMTPサーバーをここで設定する必要があります。 ポート25(SMTPの標準)以外のポートを使用している場合は、コロンで区切ってポート番号を追加する必要があります(例: 'smtp.gmail.com:465')。<br />
*'''SMTPユーザ名''': SMTPサーバーが認証を必要とする場合は、ユーザー名を設定します。それ以外の場合は空白にします。<br />
*'''SMTPパスワード''': SMTPサーバーで認証が必要な場合は、パスワードを設定します。それ以外の場合は空白にします。<br />
*'''SMTP暗号''' - 3つのオプションがあります。<br />
**''オフ'' (既定値)<br />
**''SSL''<br />
**''TLS''{{Note|SSL/TLSの詳細は、[https://en.wikipedia.org/wiki/Transport_Layer_Security こちらのリンク]を参照してください。}}<br />
*'''SMTPデバッグモード''' - 3つのオプションがあります。<br />
**''オフ'' (既定値): SMTPリレーが機能せず、技術的な問題を解決するために詳細情報が必要な場合にのみ有効にします。<br />
**''発生したエラー'' : エラーが発生した場合、詳細な接続ログとエラーメッセージが表示されます。<br />
**''いつでも'' : SMTPリレーの動作に関する重要な情報を提供します。エラーが発生した場合は、さらに詳しい情報が提供されます。<br />
{{Note|デバッグ部分は、[[Survey_participants/ja#Send_email_invitation|参加者にメールを送信する]]ときに表示されます。}}<br />
* '''Eメールプラグイン''': 送信方法として'プラグイン'を選択すると、使用するプラグインを設定できます。現在、LimeSurveyでは2つのEメールプラグインがバンドルされています。プラグインが見つからない場合は、アクティブ化されているかを確認します。<br />
**'''[[AzureOAuthSMTP_Plugin|AzureOAuthSMTP]]''': Azure/MicrosoftおよびOAuth over SMTPを利用してEメールを送信します。<br />
**'''GoogleOAuthSMTP''': GoogleおよびOAuth over SMTPを利用してEメールを送信します。*'''メールバッチ処理サイズ''': アンケート参加者に招待状またはリマインダを送信するとき、管理者が1回で送信できる電子メールの数を設定します。ウェブサーバーによってメールの容量が異なるため、送信に時間がかかりすぎてメールが届かない場合は、タイムアウトしてエラーが発生する可能性があります。ほとんどのウェブサーバーは、PHPスクリプトについて、既定の30秒の制限時間内に1回で100通の電子メールを送信できます。大量の電子メールを送信するときにスクリプトタイムアウトエラーが発生した場合は、この設定値を減らしてください。トークンの右側にあるトークンコントロールツールバーにある'案内メールを送付'ボタンをクリックすると、'maxemails'の招待状が送信され、メール送信済のアドレスのリストが表示され、''"1つのバッチで送信できるよりも多くの電子メールが保留中です。以下をクリックしてメールを送信します。あと###通の送信メールがあります。"''という警告が表示され、次のバッチを進めるための"続行ボタン"が表示されます。ユーザーは、一括で電子メールで送信された後、次のバッチをいつ送信するかを決定します。この画面がアクティブな状態で待つ必要はありません。管理者はログオフして後で戻り、次の招待状を送信することができます。<br />
* '''Email sending rate''': This setting determines the number of seconds until the next batch is automatically sent in the interface.<br />
<br />
==バウンス設定==<br />
*'''既定のサイトバウンス(エラー)メールアドレス''': バウンスされたメールを送信するメールアドレスです。バウンスバック処理を高速化するには、電子メールアドレスをバウンスバック専用にする必要があります。<br />
*'''サーバータイプ''': 'オフ'に設定すると、バウンス処理機能は使用できません。グローバルレベルでバウンス処理機能を有効にするには、これを'POP'または'IMAP'に設定します。バウンスされたメールを読んだ後にメールサーバーに保存するか(IMAP)否か(POP)を考えます。使用法の詳細については、[[Email_bounce_tracking_system/ja|ウィキセクション]]を確認してください。*'''サーバー名、ポート''': サーバーの名前と(必要に応じて)ポートをコロンで区切って指定します。電子メールホストが非標準のポートを使用しない限り、ポート番号は通常は必要ありません。<br />
*'''ユーザ名''': POP/IMAPアカウントのユーザー名。<br />
*'''パスワード''': POP/IMAPアカウントのパスワード。<br />
*'''暗号化タイプ''': 暗号化を使用する場合は、ここで正しいタイプ(SSLまたはTLS)を設定してください。<br />
<br />
==セキュリティ==<br />
*'''管理者ユーザのみアンケートプレビュー''': 既定では、アクティブでないアンケートのプレビューは認証済みユーザーに限定されています。これを'オフ'に設定すると、管理者としてログインせず、アンケートを最初に有効にせずに、アンケートURLを使用してアンケートをテストできます。<br />
*'''HTMLのXSSフィルター''': 既定では'オン'になっています。アンケート/グループ/質問/ラベルテキストで(JavaScriptコードなど)危険なHTMLタグを使用する権限はありません。この背後にある考え方として、アンケートのオペレーターがシステムで高い権限を得るために悪質なスクリプトを追加するのを防ぐことがあります。'''ただし、アンケートにFlashアプレットのJavascriptなど、スクリプトオブジェクトを使用する場合は、これをオフにする必要があります'''(ビデオホスティングプラットフォーム用のスクリプトを使用できます)。<br />
{{Hint|Text=スーパー管理者は、保存時または公開アンケートビューでHTMLがフィルタリングされることはありません。XSSフィルタリングの効果を確認するには、通常のユーザーアカウントを使用することをお勧めします。}}<br />
{{Alert|title=注意|text=XSSを有効にすると、式マネージャーシステムの一部を使用できなくなります([[ExpressionScript_-_Presentation/ja#XSS security|XSSとExpressionScript]]を参照)。}}<br />
<div class="mw-translate-fuzzy"><br />
*'''XSS制限付きユーザーの質問スクリプトを無効にする''' {{NewIn/ja|4.1.0}}: 既定では'on'に設定されているため、一般のユーザーは質問エディターでスクリプトを追加または更新することはできません。XSS保護を無効にした場合は、この設定は使用されません。'off'に設定すると、XSSフィルターがアクティブな場合であっても、質問にスクリプトを追加または更新することができます。<br />
*'''グループメンバーは自グループのみ見ることができる''': 既定では、LimeSurvey管理インターフェースで定義された管理者以外のユーザーは、少なくとも1つの共通グループに属している場合にのみ他のユーザーを見ることができます。管理者がこれを'オフ'に設定すると、そのグループに属しているかどうかに関係なくLimeSurvey[[Manage users/ja|ユーザーコントロールパネル]]に定義されているすべてのユーザーが表示されます。<br />
*'''IFrameの組込が許可されています''': このオプションは、ブラウザが<frame>、<iframe>または<object>の中でアンケートページをレンダリングするかどうかを指定するために使用できます。これにより、アンケートが他のサイトに埋め込まれていないことを確認し、クリックジャック攻撃を回避することができます。'許可'(既定値)に設定すると、制限はありません。'同じ原点'に設定すると、<frame>、<iframe>、<object>と同じドメインとポートでアンケートが実行されている場合にのみコンテンツが読み込まれるようになります。<br />
{{Alert|title=注意|text=iframeでcookieを使用するには、config.phpファイルを更新する必要があります。詳細は、[[Optional_settings/ja#iFrame.E3.81.A7.E3.82.BB.E3.83.83.E3.82.B7.E3.83.A7.E3.83.B3.E3.81.A8Csrf.E6.A4.9C.E8.A8.BC.E3.81.AE.E4.BD.BF.E7.94.A8.E3.82.92.E8.A8.B1.E5.8F.AF.E3.81.99.E3.82.8B_.283.24.3_.E3.81.8B.E3.82.89.E8.BF.BD.E5.8A.A0.29|iFrameでセッションとCsrf検証の使用を許可する]]を参照してください。}}<br />
{{Hint|Text=理論的には動作します。ただし、この機能は、使用されているウェブブラウザと、iframeを許可するかどうかに大きく依存するため、有効になっていると機能しない可能性があります。}} <br />
*'''HTTPSを強制''': これは、既定では"on/offを強制しない"に設定されています。HTTPSを使用する接続を強制するには、設定を"オン"に切り替えます。<br />
{{Alert|title=注意|text=サーバーがHTTPSを正しくサポートしていない場合は、システムから自分自身をロックすることができます。したがって、オプションの下にある'''"このリンクがちゃんと機能するか確認してください。"'''をクリックしてください。リンクが機能しないのにHTTPSをオンにすると、LimeSurveyが機能しなくなり、アクセスできなくなります。}} <br />
{{Hint|Text=誤ってHTTPSを有効にした場合は、application/config/config.phpファイルで、ssl_emergency_overrideの値を1に変更することによって無効にすることができます。}}<br />
*'''ログインまたはトークンアクセスのためのIPホワイトリスト''': このオプションを使用すると、ログイン画面やトークンアクセス画面で行われる"最大ログイン試行回数"のチェックから特定のIPを除外し、これらIPからのリクエストをブロックしないようにできます。<br />
</div><br />
<br />
==表示==<br />
*'''質問番号と質問コードのどちらかまたは両方を表示''': アンケート参加者に質問番号や質問コードを表示するかを設定します。このオプションをアンケート管理者が選択できる第5のオプションもあります。質問コードはアンケートの各質問の隣に表示されます。<br />
*'''X個のサブ質問の配列の要素ごとに見出しを繰り返す''': 配列タイプの質問を使用すると、サブ質問がたくさんあり、複数のページわたって画面に表示することがよくあります。リピートヘッダーの設定では、質問のヘッダー情報を繰り返す前に表示する回答の数を決定できます。適度な設定は約25です。見出しをまったく繰り返さないようにするには、0に設定します。*'''「このアンケートはX問あります」を表示"''': アンケートに含まれる質問の数を表示します。質問の数は、誰かがアンケートを開始するときに表示されます。<br />
*'''PDFのフォントサイズ''': 通常のテキストの既定サイズは9です。グループタイトルのフォントサイズは、このボックスの設定値に2を加えた値です。アンケートのタイトルのフォントサイズは、このボックスの値に4を加えたものです。既定のシナリオでは、通常のテキストには9、グループタイトルには11、アンケートのタイトルには13のフォントサイズが使用されます。<br />
*'''PDFでのヘッダロゴの幅''': PDFヘッダロゴの'幅'です。''ロゴは参加者によるアンケート回答が含まれるPDFファイルにのみ表示されます。アンケート参加者はアンケート終了後に回答をエクスポートすることができます。''<br />
*'''PDFのヘッダタイトル''': 空のままにすると、サイト名が使用されます。''PDFヘッダーのタイトルは、アンケート完了後に回答をエクスポートした結果のPDFファイルにのみ表示されます。''<br />
*'''PDFのヘッダ文字''': 空の場合、アンケート名が使用されます。''PDFヘッダー文字は、アンケート完了後に回答をエクスポートした結果のPDFファイルにのみ表示されます。''*'''グループ名とグループ説明のどちらかまたは両方を表示''': ''質問番号と質問コードのどちらかまたは両方を表示''機能と同じように動作します。<br />
*'''入力必須でない質問に「回答なし」という選択肢''': 編集可能な回答(つまり、リストと配列の質問)を含むラジオボタンや選択タイプの質問への回答が必須ではなく、"'回答なし'を表示"も有効な(既定)場合、回答者が質問に回答しないことを選択できるよう、各サブ質問に追加の項目"回答なし"が表示されます。グローバル設定から次のオプションのいずれかを選択できます。<br />
**''選択可能'' : LimeSurvey管理者がこれを選択した場合、アンケート管理者は、自分が管理するアンケートで必須でない質問に対する"回答なし"オプションを表示するどうかを選択できるようになります(詳細は、[[Presentation/ja|表示]]のウィキセクションを参照してください)。<br />
**''オン''(既定値): このオプションを選択すると、すべての必須でない質問には、"回答なし"オプションが追加されます。全体設定が[[Survey settings/ja|アンケート設定]]よりも優先されるため、アンケート管理者が変更することはできません。<br />
**''オフ'' : オフの場合、必須でない質問には"回答なし"オプションは表示されません。全体設定が[[Survey settings/ja|アンケート設定]]よりも優先されるため、アンケート管理者が変更することはできません。*'''回答のPDF出力ファイルでヘッダを表示''': 回答者による回答が含まれているPDFヘッダーに何も表示しない場合は、オフにします(既定値)。オンにすると、回答者による回答を含むPDFのヘッダーに次の情報が表示されます。<br />
*'''PDFで質問の背景にグレーを追加''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDF質問をボールド''': 既定では'オフ'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDFでの質問の周りの境界線''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDFでの回答の周りの境界線''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
<br />
==データポリシー==<br />
*'''アンケートリストページにデータポリシーを表示:''' アンケートリストに"データポリシー"ボタンを表示するかを設定します。これをクリックすると、"データポリシー"メッセージをポップアップ(モーダル)するためのボタンが表示されます。<br />
*'''アンケートページに法的通知を表示:''' アンケートリストに"法的通知"ボタンを表示するかを設定します。これをクリックすると、"法的通知"をポップアップ(モーダル)するためのボタンが表示されます。<br />
*'''データポリシー:''' テキストボックスにアンケートのデータポリシーに関する情報(データの保存場所、保存期間など)を入力します。<br />
*'''法的通知:''' テキストボックスにアンケートの法的通知に関する情報(権利、義務など)を入力します。<br />
<br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]]上記のすべてのオプションは、アンケート/アンケートに対する回答を含むPDFのパラメータに'''のみ'''影響します。したがって、上記のオプションは、'回答をPDFでエクスポート'する機能による出力結果にのみ影響します。</div><br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]]LimeSurveyでは、アンケートを印刷してオフラインで完成させることもできますが、アンケートをPDFでエクスポートする機能は実験的なオプションであり、完璧ではありません。パラメータは、[https://manual.limesurvey.org/Exporting_a_survey_structure/ja queXML PDFエクスポートページ]の'スタイル'か、[https://manual.limesurvey.org/Optional_settings/ja#Statistics_and_response_browsing config.phpファイル]から変更できます。</div><br />
<br />
==言語==<br />
*'''既定のサイト言語''': このオプションでは、管理パネルで使用される既定の言語を選択できます。また、公開アンケートリストの既定の言語でもあります。<br />
*'''有効な言語''': '既定のサイト言語'ボックスですべての言語を使用できないようにするには、左のボックスから言語を削除します。この設定によって、管理者がアンケートで使用できる言語を制限することができます。<br />
<br />
==インターフェイス==<br />
*'''RPCインターフェイス有効''': この機能を使用すると、LimeSurveyの[[RemoteControl 2 API/ja|RemoteControl2]]インターフェイスAPIを、JSON-RPC(推奨)またはXML-RPCを使用してアクティブにするか設定できます。<br />
<br />
*'''URL''': http://<your_domain>/<your_limesurvey_dir>/index.php/admin/remotecontrol<br />
<br />
*'''/admin/remotecontrolでAPIを公開''': このオプションを有効にすると、指定されたURLの下にAPI関数の簡単な説明が表示されます。通常は、有効にする必要はなく、デバッグ目的でのみ有効にする必要があります。<br />
<br />
<div class='simplebox'>[[File:help.png]] '''注意:''' リモートコントロール機能は、一般に開発者が他のアプリケーションからLimeSurveyにアクセスするために使用されます(この方法では、PHPのみに限定されません)。上級ユーザーにのみ推奨されます。使用法の詳細については、以下の[[RemoteControl 2 API/ja|ウィキセクション]]をチェックするか、[https://www.limesurvey.org/community/forums LimeSurvey フォーラム]に参加してください。</div></div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Global_settings/43/ja&diff=376001
Translations:Global settings/43/ja
2024-03-23T23:49:27Z
<p>Bravehorse: Created page with "* '''Eメールプラグイン''': 送信方法として'プラグイン'を選択すると、使用するプラグインを設定できます。現在、LimeSurveyでは2つ..."</p>
<hr />
<div>* '''Eメールプラグイン''': 送信方法として'プラグイン'を選択すると、使用するプラグインを設定できます。現在、LimeSurveyでは2つのEメールプラグインがバンドルされています。プラグインが見つからない場合は、アクティブ化されているかを確認します。<br />
**'''[[AzureOAuthSMTP_Plugin|AzureOAuthSMTP]]''': Azure/MicrosoftおよびOAuth over SMTPを利用してEメールを送信します。<br />
**'''GoogleOAuthSMTP''': GoogleおよびOAuth over SMTPを利用してEメールを送信します。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Global_settings/ja&diff=375489
Global settings/ja
2024-03-17T04:03:41Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div><languages /> <br />
__TOC__<br />
<br />
=概要=<br />
<br />
グローバルセッティングへのアクセス方法: '''設定''' -> '''グローバル設定'''<br />
<br />
<br />
<center>[[File:global.png]]</center> <br />
<br />
<br />
グローバル設定は、[[Manage_users/ja#Setting_global_permissions_for_a_user|設定とプラグイン権限]]を持つ管理者だけが変更できます。これは、LimeSurveyの設定をグローバルに調整するために使用します。 グローバル設定ダイアログに入り、必要な設定を保存すると、それ以前に設定されたLimeSurveyの値は上書きされます。<br />
<br />
=設定に関する説明=<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Global Settings Tabs.png]]</center><br />
<br />
<br />
==概要==<br />
*'''概要''': LimeSurveyに関する全般的な情報を提供します。<br />
**'''ユーザー''': 内部データベース認証システムを介してLimeSurveyインストールにアクセスできるユーザー数を表示します。<br />
**'''アンケート''': アンケート(実行中・停止中)の総数を表示します。<br />
**'''実行中のアンケート''': ウェブを介してユーザーがアクセスできる実行中のアンケートの総数を表示します。<br />
**'''停止中の結果テーブル''': アンケート実行中にいくつかの質問を変更したい場合があります。変更を行うと、それぞれのアンケートに関連する以前のすべての回答は、新しく編集したアンケートから分離されます。以前に収集されたデータは、'停止中の結果テーブル'に格納されます。<br />
**'''稼働アンケート参加者テーブル''': 稼働中の(対応する稼働中のアンケートがある)アンケート参加者テーブルの数です。<br />
**'''停止中アンケート参加者テーブル''': 停止中のアンケートの参加者テーブルの数を示します。<br />
<br />
{{Note|詳細は、[[Survey_participants/ja#Introduction|アンケート参加者テーブルのウィキ]]を参照してください。}}<br />
<br />
{{Note|デバッグの目的で、PHP情報を表示するボタンもあります。}}<br />
<br />
==全般==<br />
*'''サイト名''': アンケートサイト名です。この名前は、アンケートリストの概要と管理ヘッダーに表示されます。<br />
*'''既定のテンプレート''': この設定では、アンケートの'公開リスト'、新しいアンケート、存在しないテンプレートを使用したアンケートに使用される既定のデザインテンプレートを指定します。パーソナライズされたテンプレートを使用する場合は、LimeSurveyの[https://manual.limesurvey.org/The_template_editor テンプレートエディター]の使用方法をお読みください。<br />
{{Note|テンプレートは'/limesurvey/templates/'に格納されます。}} <br />
*'''質問グループと質問の例を作成しますか?''': この設定は、新しいアンケートを作成した後に、質問グループと質問のサンプルを自動的に生成するかを指定します。<br />
*'''管理者テーマ''': この設定は、LimeSurvey管理に使用される既定のデザインテンプレートを指定します。カスタマイズされたテンプレートを使用するには、'/limesurvey/upload/admintheme/'に追加します。<br />
*'''時間差(時間)''': ウェブサーバーがアンケートの対象となる場所と異なるタイムゾーンにある場合は、サーバー設置場所とアンケート実施場所のタイムゾーンの差をここに入力します。たとえば、オーストラリアに住んでいて、米国のWebサーバーを持っているとします。ウェブサーバーの設置場所は、アンケート実施場所のタイムゾーンから14時間遅れています。この場合、設定は "+14"です。つまり、ウェブサーバーの時刻に14時間を追加します。この設定は、アンケートの回答のタイムスタンプを取得する場合は特に重要です。<br />
<br />
*'''セッション有効期間(秒)''' (''データベースセッションでのみ有効''): アンケートセッションが終了するまで(参加者からのアクションがない場合)の時間を秒単位で定義します。通常のファイルベースのセッションを使用する場合、PHPの設定で'session.gc_maxlifetime'や'session.save_path'などに正しい値を定義するのはシステム管理者の責任です。ウェブサーバー設定に限らず、他のアプリケーションの同様の設定をアプリケーション経由でローカルに編集すると、ファイルベースのセッションの設定を上書きします。導入可能な最大値は65000(秒)です。データベースセッションを使用する場合、アンケートによっては2MB以上のセッションデータを生成することがあるため、MySQLの設定'''max_allowed_packet'''が大きな値になっているかを確認してください。<br />
*'''IP情報データベースのAPIキー''': [https://ipinfodb.com IP-Info-DB サービス]との統合が可能になり、アンケート参加者のIPアドレスに基づいて地理的な位置を特定できます。キーを使用するには、APIへの[http://ipinfodb.com/register.php 登録]が必要です。<br />
<br />
*'''Google Maps APIキー''': Google Mapsとの統合が可能になります。<br />
*'''GoogleアナリティクストラッキングID''': Googleアナリティクスとの統合が可能です。アンケートでは、ここで設定するサイトレベルの値を上書きできます。トラッキングIDは、{GOOGLE_ANALYTICS_API_KEY}を使用してテンプレートに挿入できます。Googleアナリティクスが期待する完全なJavaScript(キーを含む)は、{GOOGLE_ANALYTICS_JAVASCRIPT}を介してテンプレートに含めることができます。<br />
{{Note|LimeSurveyでGoogleのAPIを使用する方法の詳細については、[[Google API こちらのページ]]を参照してください。}}<br />
*'''Google翻訳APIキー''': 自動翻訳機能は、Google翻訳のAPIのバージョン2を使用します。Googleはこのサービスに対して課金します。自動翻訳機能を使用するには、[https://code.google.com/apis/console/?api=translate このサイト]からAPIキーを取得し、このフィールドにキーを入力します。<br />
*'''ファイルインポート/エクスポートの文字コード''': エクスポート/インポート機能に問題が発生した場合、あなたとあなたが使用するシステムに最も適した文字セットを指定できます。<br />
*'''アンケートにLimeSurveyブランドを表示する''': アンケートでLimeSurveyのブランドを表示するかしないか。 <br />
:この設定はLimeSurvey Cloud onlyのみで使用できます。 <br />
<br />
:既定では、LimeSurvey Cloudはアンケートにブランドを表示します。これには、アンケートページの下部にある"Made in LimeSurvey"(LimeSurveyで作られました)というテキストのボタンと、アンケートの最後にある"Thank you for taking this survey powered by LimeSurvey"(LimeSurveyで作られたアンケートに協力ありがとうございます)というテキストのメッセージが含まれます。<br />
<br />
:Expertプラン以上の場合にブランドを非表示にすることができます。FreeまたはBasicプランの場合、この設定を使用するにはまずプランをアップグレードする必要があります。<br />
<br />
<br />
*'''サイドメニューの動作'''{{ObsoleteIn|3.0}}: アンケートの編集中にサイドメニューがどのように動作するかを設定します。既定値は '変更可'です。つまり、ユーザーがサイドメニューをいつでもどのようにでも変更できます。その他の値は'常に開く'と'常に閉じる'です。<br />
<br />
* '''アセットキャッシュのクリア:''' cssおよびjsアセットのURLをリセットします。すべての新しいcssおよびjsファイルが更新されているか確認してください。<br />
<br />
*'''既定のHTMLエディタモード:''' 統合HTMLエディターの既定のモードを設定します。有効な設定は次のとおりです。<br />
** ''インライン''(既定値): HTMLエディターによるフィールドのインライン編集が可能です。動作はゆっくりですが、便利で使いやすいものです。<br />
** ''ポップアップ'' : HTMLエディターのポップアップウィンドウを開くアイコンを追加します。より高速ですが、HTMLコードがフォームに表示されます。<br />
** ''HTMLソース'' : HTMLエディターを使用せず、htmlソースそのものを編集します。<br />
<br />
*'''質問タイプセレクタ''': 'フルセレクター'を選択すると、プレビュー付きの質問タイプセレクターが表示され、'シンプル'を選択するとプレーンな選択ボックスが表示されます。<br />
<br />
*'''テンプレートエディタ''': 'フルテンプレートエディター'を選択すると、アンケートテンプレートを編集するときに拡張されたエディター(シンタックスハイライト付き)が使われ、'シンプルテンプレートエディター'を選択すると単純なエディターフィールドが表示されます。<br />
<br />
{{Alert|title=注意|text=オプションのいくつかは、[[First_login_-_your_user_preferences/ja#Your_account_preferences#Your_personal_settings|個人設定タブ]]のユーザーの設定にもあります。LimeSurveyの全体設定からそれぞれのオプションを変更すると、'個人設定'タブにある各オプションのドロップダウンリストの'既定'のオプションが全体設定の値を継承します。たとえば、[[Manage users/ja#Set permissions for a single survey|設定とプラグイン権限]]を持つユーザーがHTMLエディタモードを'ポップアップ'モードに変更した場合、HTMLエディタモードの'既定値'オプションを個人設定で選択した他のすべてのユーザーもポップアップオプションを使用することになります。}}<br />
<br />
==メールアドレス設定==<br />
*'''既定のサイト管理者メールアドレス''': サイト管理者の既定の電子メールアドレスで、システムメッセージと連絡先オプションに使用されます。<br />
*'''管理者名''': サイト管理者の実名<br />
*'''メール送信方式''': 電子メールの送信方法を定義します。次のオプションを使用できます。<br />
**''PHP'' (既定値): 内部の[https://php.net/manual/function.mail.php PHPメール機能]を使用する。<br />
**''Sendmail'' : sendmailメーラーを使用する。<br />
**''SMTP'' : SMTPリレーを使用する。メールサーバー以外のホストでLimeSurveyを実行している場合は、この設定を使用します。<br />
***SMTPを使用している場合、SMTP設定メール(全体設定->メールアドレス設定)を確認してください。次のエラーが表示される可能性があります。'SMTP -> ERROR: RCPT not accepted from server: 553 5.7.1 : Sender address rejected: not owned by user'<br />
**''Qmail'' : Qmailメーラーを実行している場合に設定します。<br />
**''Plugin'': 本設定を使用すると、カスタムメールプラグインを選択することができます。*'''SMTPホスト名''': 電子メール方式として'SMTP'を使用する場合は、SMTPサーバーをここで設定する必要があります。 ポート25(SMTPの標準)以外のポートを使用している場合は、コロンで区切ってポート番号を追加する必要があります(例: 'smtp.gmail.com:465')。<br />
*'''SMTPユーザ名''': SMTPサーバーが認証を必要とする場合は、ユーザー名を設定します。それ以外の場合は空白にします。<br />
*'''SMTPパスワード''': SMTPサーバーで認証が必要な場合は、パスワードを設定します。それ以外の場合は空白にします。<br />
*'''SMTP暗号''' - 3つのオプションがあります。<br />
**''オフ'' (既定値)<br />
**''SSL''<br />
**''TLS''{{Note|SSL/TLSの詳細は、[https://en.wikipedia.org/wiki/Transport_Layer_Security こちらのリンク]を参照してください。}}<br />
*'''SMTPデバッグモード''' - 3つのオプションがあります。<br />
**''オフ'' (既定値): SMTPリレーが機能せず、技術的な問題を解決するために詳細情報が必要な場合にのみ有効にします。<br />
**''発生したエラー'' : エラーが発生した場合、詳細な接続ログとエラーメッセージが表示されます。<br />
**''いつでも'' : SMTPリレーの動作に関する重要な情報を提供します。エラーが発生した場合は、さらに詳しい情報が提供されます。<br />
{{Note|デバッグ部分は、[[Survey_participants/ja#Send_email_invitation|参加者にメールを送信する]]ときに表示されます。}}<br />
* '''Email plugin''': If you choose 'Plugin' as sending method you can set here which plugin should be used. Currently there are two bundled email plugins in LimeSurvey. If the plugin cannot be found, check if it is activated.<br />
**'''[[AzureOAuthSMTP_Plugin|AzureOAuthSMTP]]''': Use this to send emails using Azure/Microsoft and OAuth over SMTP<br />
**'''GoogleOAuthSMTP''': Use this to send emails using google and OAuth over SMTP*'''メールバッチ処理サイズ''': アンケート参加者に招待状またはリマインダを送信するとき、管理者が1回で送信できる電子メールの数を設定します。ウェブサーバーによってメールの容量が異なるため、送信に時間がかかりすぎてメールが届かない場合は、タイムアウトしてエラーが発生する可能性があります。ほとんどのウェブサーバーは、PHPスクリプトについて、既定の30秒の制限時間内に1回で100通の電子メールを送信できます。大量の電子メールを送信するときにスクリプトタイムアウトエラーが発生した場合は、この設定値を減らしてください。トークンの右側にあるトークンコントロールツールバーにある'案内メールを送付'ボタンをクリックすると、'maxemails'の招待状が送信され、メール送信済のアドレスのリストが表示され、''"1つのバッチで送信できるよりも多くの電子メールが保留中です。以下をクリックしてメールを送信します。あと###通の送信メールがあります。"''という警告が表示され、次のバッチを進めるための"続行ボタン"が表示されます。ユーザーは、一括で電子メールで送信された後、次のバッチをいつ送信するかを決定します。この画面がアクティブな状態で待つ必要はありません。管理者はログオフして後で戻り、次の招待状を送信することができます。<br />
* '''Email sending rate''': This setting determines the number of seconds until the next batch is automatically sent in the interface.<br />
<br />
==バウンス設定==<br />
*'''既定のサイトバウンス(エラー)メールアドレス''': バウンスされたメールを送信するメールアドレスです。バウンスバック処理を高速化するには、電子メールアドレスをバウンスバック専用にする必要があります。<br />
*'''サーバータイプ''': 'オフ'に設定すると、バウンス処理機能は使用できません。グローバルレベルでバウンス処理機能を有効にするには、これを'POP'または'IMAP'に設定します。バウンスされたメールを読んだ後にメールサーバーに保存するか(IMAP)否か(POP)を考えます。使用法の詳細については、[[Email_bounce_tracking_system/ja|ウィキセクション]]を確認してください。*'''サーバー名、ポート''': サーバーの名前と(必要に応じて)ポートをコロンで区切って指定します。電子メールホストが非標準のポートを使用しない限り、ポート番号は通常は必要ありません。<br />
*'''ユーザ名''': POP/IMAPアカウントのユーザー名。<br />
*'''パスワード''': POP/IMAPアカウントのパスワード。<br />
*'''暗号化タイプ''': 暗号化を使用する場合は、ここで正しいタイプ(SSLまたはTLS)を設定してください。<br />
<br />
==セキュリティ==<br />
*'''管理者ユーザのみアンケートプレビュー''': 既定では、アクティブでないアンケートのプレビューは認証済みユーザーに限定されています。これを'オフ'に設定すると、管理者としてログインせず、アンケートを最初に有効にせずに、アンケートURLを使用してアンケートをテストできます。<br />
*'''HTMLのXSSフィルター''': 既定では'オン'になっています。アンケート/グループ/質問/ラベルテキストで(JavaScriptコードなど)危険なHTMLタグを使用する権限はありません。この背後にある考え方として、アンケートのオペレーターがシステムで高い権限を得るために悪質なスクリプトを追加するのを防ぐことがあります。'''ただし、アンケートにFlashアプレットのJavascriptなど、スクリプトオブジェクトを使用する場合は、これをオフにする必要があります'''(ビデオホスティングプラットフォーム用のスクリプトを使用できます)。<br />
{{Hint|Text=スーパー管理者は、保存時または公開アンケートビューでHTMLがフィルタリングされることはありません。XSSフィルタリングの効果を確認するには、通常のユーザーアカウントを使用することをお勧めします。}}<br />
{{Alert|title=注意|text=XSSを有効にすると、式マネージャーシステムの一部を使用できなくなります([[ExpressionScript_-_Presentation/ja#XSS security|XSSとExpressionScript]]を参照)。}}<br />
<div class="mw-translate-fuzzy"><br />
*'''XSS制限付きユーザーの質問スクリプトを無効にする''' {{NewIn/ja|4.1.0}}: 既定では'on'に設定されているため、一般のユーザーは質問エディターでスクリプトを追加または更新することはできません。XSS保護を無効にした場合は、この設定は使用されません。'off'に設定すると、XSSフィルターがアクティブな場合であっても、質問にスクリプトを追加または更新することができます。<br />
*'''グループメンバーは自グループのみ見ることができる''': 既定では、LimeSurvey管理インターフェースで定義された管理者以外のユーザーは、少なくとも1つの共通グループに属している場合にのみ他のユーザーを見ることができます。管理者がこれを'オフ'に設定すると、そのグループに属しているかどうかに関係なくLimeSurvey[[Manage users/ja|ユーザーコントロールパネル]]に定義されているすべてのユーザーが表示されます。<br />
*'''IFrameの組込が許可されています''': このオプションは、ブラウザが<frame>、<iframe>または<object>の中でアンケートページをレンダリングするかどうかを指定するために使用できます。これにより、アンケートが他のサイトに埋め込まれていないことを確認し、クリックジャック攻撃を回避することができます。'許可'(既定値)に設定すると、制限はありません。'同じ原点'に設定すると、<frame>、<iframe>、<object>と同じドメインとポートでアンケートが実行されている場合にのみコンテンツが読み込まれるようになります。<br />
{{Alert|title=注意|text=iframeでcookieを使用するには、config.phpファイルを更新する必要があります。詳細は、[[Optional_settings/ja#iFrame.E3.81.A7.E3.82.BB.E3.83.83.E3.82.B7.E3.83.A7.E3.83.B3.E3.81.A8Csrf.E6.A4.9C.E8.A8.BC.E3.81.AE.E4.BD.BF.E7.94.A8.E3.82.92.E8.A8.B1.E5.8F.AF.E3.81.99.E3.82.8B_.283.24.3_.E3.81.8B.E3.82.89.E8.BF.BD.E5.8A.A0.29|iFrameでセッションとCsrf検証の使用を許可する]]を参照してください。}}<br />
{{Hint|Text=理論的には動作します。ただし、この機能は、使用されているウェブブラウザと、iframeを許可するかどうかに大きく依存するため、有効になっていると機能しない可能性があります。}} <br />
*'''HTTPSを強制''': これは、既定では"on/offを強制しない"に設定されています。HTTPSを使用する接続を強制するには、設定を"オン"に切り替えます。<br />
{{Alert|title=注意|text=サーバーがHTTPSを正しくサポートしていない場合は、システムから自分自身をロックすることができます。したがって、オプションの下にある'''"このリンクがちゃんと機能するか確認してください。"'''をクリックしてください。リンクが機能しないのにHTTPSをオンにすると、LimeSurveyが機能しなくなり、アクセスできなくなります。}} <br />
{{Hint|Text=誤ってHTTPSを有効にした場合は、application/config/config.phpファイルで、ssl_emergency_overrideの値を1に変更することによって無効にすることができます。}}<br />
*'''ログインまたはトークンアクセスのためのIPホワイトリスト''': このオプションを使用すると、ログイン画面やトークンアクセス画面で行われる"最大ログイン試行回数"のチェックから特定のIPを除外し、これらIPからのリクエストをブロックしないようにできます。<br />
</div><br />
<br />
==表示==<br />
*'''質問番号と質問コードのどちらかまたは両方を表示''': アンケート参加者に質問番号や質問コードを表示するかを設定します。このオプションをアンケート管理者が選択できる第5のオプションもあります。質問コードはアンケートの各質問の隣に表示されます。<br />
*'''X個のサブ質問の配列の要素ごとに見出しを繰り返す''': 配列タイプの質問を使用すると、サブ質問がたくさんあり、複数のページわたって画面に表示することがよくあります。リピートヘッダーの設定では、質問のヘッダー情報を繰り返す前に表示する回答の数を決定できます。適度な設定は約25です。見出しをまったく繰り返さないようにするには、0に設定します。*'''「このアンケートはX問あります」を表示"''': アンケートに含まれる質問の数を表示します。質問の数は、誰かがアンケートを開始するときに表示されます。<br />
*'''PDFのフォントサイズ''': 通常のテキストの既定サイズは9です。グループタイトルのフォントサイズは、このボックスの設定値に2を加えた値です。アンケートのタイトルのフォントサイズは、このボックスの値に4を加えたものです。既定のシナリオでは、通常のテキストには9、グループタイトルには11、アンケートのタイトルには13のフォントサイズが使用されます。<br />
*'''PDFでのヘッダロゴの幅''': PDFヘッダロゴの'幅'です。''ロゴは参加者によるアンケート回答が含まれるPDFファイルにのみ表示されます。アンケート参加者はアンケート終了後に回答をエクスポートすることができます。''<br />
*'''PDFのヘッダタイトル''': 空のままにすると、サイト名が使用されます。''PDFヘッダーのタイトルは、アンケート完了後に回答をエクスポートした結果のPDFファイルにのみ表示されます。''<br />
*'''PDFのヘッダ文字''': 空の場合、アンケート名が使用されます。''PDFヘッダー文字は、アンケート完了後に回答をエクスポートした結果のPDFファイルにのみ表示されます。''*'''グループ名とグループ説明のどちらかまたは両方を表示''': ''質問番号と質問コードのどちらかまたは両方を表示''機能と同じように動作します。<br />
*'''入力必須でない質問に「回答なし」という選択肢''': 編集可能な回答(つまり、リストと配列の質問)を含むラジオボタンや選択タイプの質問への回答が必須ではなく、"'回答なし'を表示"も有効な(既定)場合、回答者が質問に回答しないことを選択できるよう、各サブ質問に追加の項目"回答なし"が表示されます。グローバル設定から次のオプションのいずれかを選択できます。<br />
**''選択可能'' : LimeSurvey管理者がこれを選択した場合、アンケート管理者は、自分が管理するアンケートで必須でない質問に対する"回答なし"オプションを表示するどうかを選択できるようになります(詳細は、[[Presentation/ja|表示]]のウィキセクションを参照してください)。<br />
**''オン''(既定値): このオプションを選択すると、すべての必須でない質問には、"回答なし"オプションが追加されます。全体設定が[[Survey settings/ja|アンケート設定]]よりも優先されるため、アンケート管理者が変更することはできません。<br />
**''オフ'' : オフの場合、必須でない質問には"回答なし"オプションは表示されません。全体設定が[[Survey settings/ja|アンケート設定]]よりも優先されるため、アンケート管理者が変更することはできません。*'''回答のPDF出力ファイルでヘッダを表示''': 回答者による回答が含まれているPDFヘッダーに何も表示しない場合は、オフにします(既定値)。オンにすると、回答者による回答を含むPDFのヘッダーに次の情報が表示されます。<br />
*'''PDFで質問の背景にグレーを追加''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDF質問をボールド''': 既定では'オフ'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDFでの質問の周りの境界線''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDFでの回答の周りの境界線''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
<br />
==データポリシー==<br />
*'''アンケートリストページにデータポリシーを表示:''' アンケートリストに"データポリシー"ボタンを表示するかを設定します。これをクリックすると、"データポリシー"メッセージをポップアップ(モーダル)するためのボタンが表示されます。<br />
*'''アンケートページに法的通知を表示:''' アンケートリストに"法的通知"ボタンを表示するかを設定します。これをクリックすると、"法的通知"をポップアップ(モーダル)するためのボタンが表示されます。<br />
*'''データポリシー:''' テキストボックスにアンケートのデータポリシーに関する情報(データの保存場所、保存期間など)を入力します。<br />
*'''法的通知:''' テキストボックスにアンケートの法的通知に関する情報(権利、義務など)を入力します。<br />
<br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]]上記のすべてのオプションは、アンケート/アンケートに対する回答を含むPDFのパラメータに'''のみ'''影響します。したがって、上記のオプションは、'回答をPDFでエクスポート'する機能による出力結果にのみ影響します。</div><br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]]LimeSurveyでは、アンケートを印刷してオフラインで完成させることもできますが、アンケートをPDFでエクスポートする機能は実験的なオプションであり、完璧ではありません。パラメータは、[https://manual.limesurvey.org/Exporting_a_survey_structure/ja queXML PDFエクスポートページ]の'スタイル'か、[https://manual.limesurvey.org/Optional_settings/ja#Statistics_and_response_browsing config.phpファイル]から変更できます。</div><br />
<br />
==言語==<br />
*'''既定のサイト言語''': このオプションでは、管理パネルで使用される既定の言語を選択できます。また、公開アンケートリストの既定の言語でもあります。<br />
*'''有効な言語''': '既定のサイト言語'ボックスですべての言語を使用できないようにするには、左のボックスから言語を削除します。この設定によって、管理者がアンケートで使用できる言語を制限することができます。<br />
<br />
==インターフェイス==<br />
*'''RPCインターフェイス有効''': この機能を使用すると、LimeSurveyの[[RemoteControl 2 API/ja|RemoteControl2]]インターフェイスAPIを、JSON-RPC(推奨)またはXML-RPCを使用してアクティブにするか設定できます。<br />
<br />
*'''URL''': http://<your_domain>/<your_limesurvey_dir>/index.php/admin/remotecontrol<br />
<br />
*'''/admin/remotecontrolでAPIを公開''': このオプションを有効にすると、指定されたURLの下にAPI関数の簡単な説明が表示されます。通常は、有効にする必要はなく、デバッグ目的でのみ有効にする必要があります。<br />
<br />
<div class='simplebox'>[[File:help.png]] '''注意:''' リモートコントロール機能は、一般に開発者が他のアプリケーションからLimeSurveyにアクセスするために使用されます(この方法では、PHPのみに限定されません)。上級ユーザーにのみ推奨されます。使用法の詳細については、以下の[[RemoteControl 2 API/ja|ウィキセクション]]をチェックするか、[https://www.limesurvey.org/community/forums LimeSurvey フォーラム]に参加してください。</div></div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Global_settings/7/ja&diff=375488
Translations:Global settings/7/ja
2024-03-17T04:03:39Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div>==メールアドレス設定==<br />
*'''既定のサイト管理者メールアドレス''': サイト管理者の既定の電子メールアドレスで、システムメッセージと連絡先オプションに使用されます。<br />
*'''管理者名''': サイト管理者の実名<br />
*'''メール送信方式''': 電子メールの送信方法を定義します。次のオプションを使用できます。<br />
**''PHP'' (既定値): 内部の[https://php.net/manual/function.mail.php PHPメール機能]を使用する。<br />
**''Sendmail'' : sendmailメーラーを使用する。<br />
**''SMTP'' : SMTPリレーを使用する。メールサーバー以外のホストでLimeSurveyを実行している場合は、この設定を使用します。<br />
***SMTPを使用している場合、SMTP設定メール(全体設定->メールアドレス設定)を確認してください。次のエラーが表示される可能性があります。'SMTP -> ERROR: RCPT not accepted from server: 553 5.7.1 : Sender address rejected: not owned by user'<br />
**''Qmail'' : Qmailメーラーを実行している場合に設定します。<br />
**''Plugin'': 本設定を使用すると、カスタムメールプラグインを選択することができます。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Check_data_integrity/ja&diff=374722
Check data integrity/ja
2024-02-17T04:31:36Z
<p>Bravehorse: Created page with "その後Enterを押します。 このパラメーターを設定すると、すべての回答テーブルの前フィールド名が正しいかを確認する追加的な..."</p>
<hr />
<div><languages /><br />
<br />
__TOC__<br />
<br />
=概要=<br />
<br />
'''データ整合性'''では、データの整合性と冗長性を確認します。トップメニューにある'''アドバンス'''セクションの'''データの整合性'''からアクセスします。このメニューを開くと、データに問題がないかのチェックがすぐに始まります。<br />
<br />
<br />
通常、次の2つのカテゴリーのチェックが実行されます。<br />
* データの整合性<br />
* データの冗長性<br />
<br />
=データの整合性確認=<br />
<br />
このチェックでは、回答テーブルとアンケートテーブルの間、トークンリストとCPDB等の間にエラーがないかを調べます。エラーを発見した場合、ほとんどは自動的に修正されますが、一部は修正するかどうか尋ねられます。<br />
通常、これらのエラーは整合性チェックによって修正することをお勧めします。修正が完了したらエラーがなくなるまでチェックを再実行してください。<br />
<br />
=== 回答テーブルフィールドチェックの追加パラメーター ===<br />
バージョン6.x以降では、checkResponseTableFieldsという名前の整合性チェックURLに追加パラメーターを設定することができます。<br />
URLの末尾に以下のテキストを追加します。<br />
<br />
<code>?checkResponseTableFields=y</code> <br />
<br />
その後Enterを押します。<br />
このパラメーターを設定すると、すべての回答テーブルの前フィールド名が正しいかを確認する追加的なチェックが実行され、完了までに時間がかかることがあります。<br />
<br />
=データの冗長性確認=<br />
<br />
アンケートを停止しても、トークンテーブル、回答テーブルは自動的には削除されません。これらはアーカイブ用テーブルに保存されます。必要なければ、'''データ整合性確認'''機能から削除したい"残りもの"を選択します。<br />
<br />
{{Alert|title=注意|text=削除操作を取り消すことはできません。'''チェック項目の削除'''をクリックすると、データは復旧できません。}}</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Check_data_integrity/16/ja&diff=374721
Translations:Check data integrity/16/ja
2024-02-17T04:31:35Z
<p>Bravehorse: Created page with "その後Enterを押します。 このパラメーターを設定すると、すべての回答テーブルの前フィールド名が正しいかを確認する追加的な..."</p>
<hr />
<div>その後Enterを押します。<br />
このパラメーターを設定すると、すべての回答テーブルの前フィールド名が正しいかを確認する追加的なチェックが実行され、完了までに時間がかかることがあります。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Check_data_integrity/15/ja&diff=374720
Translations:Check data integrity/15/ja
2024-02-17T04:30:18Z
<p>Bravehorse: Created page with "<code>?checkResponseTableFields=y</code>"</p>
<hr />
<div><code>?checkResponseTableFields=y</code></div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Check_data_integrity/ja&diff=374719
Check data integrity/ja
2024-02-17T04:30:16Z
<p>Bravehorse: Created page with "=== 回答テーブルフィールドチェックの追加パラメーター === バージョン6.x以降では、checkResponseTableFieldsという名前の整合性チェッ..."</p>
<hr />
<div><languages /><br />
<br />
__TOC__<br />
<br />
=概要=<br />
<br />
'''データ整合性'''では、データの整合性と冗長性を確認します。トップメニューにある'''アドバンス'''セクションの'''データの整合性'''からアクセスします。このメニューを開くと、データに問題がないかのチェックがすぐに始まります。<br />
<br />
<br />
通常、次の2つのカテゴリーのチェックが実行されます。<br />
* データの整合性<br />
* データの冗長性<br />
<br />
=データの整合性確認=<br />
<br />
このチェックでは、回答テーブルとアンケートテーブルの間、トークンリストとCPDB等の間にエラーがないかを調べます。エラーを発見した場合、ほとんどは自動的に修正されますが、一部は修正するかどうか尋ねられます。<br />
通常、これらのエラーは整合性チェックによって修正することをお勧めします。修正が完了したらエラーがなくなるまでチェックを再実行してください。<br />
<br />
=== 回答テーブルフィールドチェックの追加パラメーター ===<br />
バージョン6.x以降では、checkResponseTableFieldsという名前の整合性チェックURLに追加パラメーターを設定することができます。<br />
URLの末尾に以下のテキストを追加します。<br />
<br />
<code>?checkResponseTableFields=y</code> <br />
<br />
and press enter.<br />
If you set this parameter, an additional check will be executed, which checks if all fields in all response tables have correct names, which can take a long time to complete.<br />
<br />
=データの冗長性確認=<br />
<br />
アンケートを停止しても、トークンテーブル、回答テーブルは自動的には削除されません。これらはアーカイブ用テーブルに保存されます。必要なければ、'''データ整合性確認'''機能から削除したい"残りもの"を選択します。<br />
<br />
{{Alert|title=注意|text=削除操作を取り消すことはできません。'''チェック項目の削除'''をクリックすると、データは復旧できません。}}</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Check_data_integrity/13/ja&diff=374718
Translations:Check data integrity/13/ja
2024-02-17T04:30:15Z
<p>Bravehorse: Created page with "=== 回答テーブルフィールドチェックの追加パラメーター === バージョン6.x以降では、checkResponseTableFieldsという名前の整合性チェッ..."</p>
<hr />
<div>=== 回答テーブルフィールドチェックの追加パラメーター ===<br />
バージョン6.x以降では、checkResponseTableFieldsという名前の整合性チェックURLに追加パラメーターを設定することができます。<br />
URLの末尾に以下のテキストを追加します。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Check_data_integrity/ja&diff=374717
Check data integrity/ja
2024-02-17T04:26:56Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div><languages /><br />
<br />
__TOC__<br />
<br />
=概要=<br />
<br />
'''データ整合性'''では、データの整合性と冗長性を確認します。トップメニューにある'''アドバンス'''セクションの'''データの整合性'''からアクセスします。このメニューを開くと、データに問題がないかのチェックがすぐに始まります。<br />
<br />
<br />
通常、次の2つのカテゴリーのチェックが実行されます。<br />
* データの整合性<br />
* データの冗長性<br />
<br />
=データの整合性確認=<br />
<br />
このチェックでは、回答テーブルとアンケートテーブルの間、トークンリストとCPDB等の間にエラーがないかを調べます。エラーを発見した場合、ほとんどは自動的に修正されますが、一部は修正するかどうか尋ねられます。<br />
通常、これらのエラーは整合性チェックによって修正することをお勧めします。修正が完了したらエラーがなくなるまでチェックを再実行してください。<br />
<br />
=== Additional parameter for response table field checks ===<br />
Starting with version 6.x you can set an additional parameter to the integrity check URL named checkResponseTableFields.<br />
Just add the following text to the end of the URL<br />
<br />
<code>?checkResponseTableFields=y</code> <br />
<br />
and press enter.<br />
If you set this parameter, an additional check will be executed, which checks if all fields in all response tables have correct names, which can take a long time to complete.<br />
<br />
=データの冗長性確認=<br />
<br />
アンケートを停止しても、トークンテーブル、回答テーブルは自動的には削除されません。これらはアーカイブ用テーブルに保存されます。必要なければ、'''データ整合性確認'''機能から削除したい"残りもの"を選択します。<br />
<br />
{{Alert|title=注意|text=削除操作を取り消すことはできません。'''チェック項目の削除'''をクリックすると、データは復旧できません。}}</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Check_data_integrity/8/ja&diff=374716
Translations:Check data integrity/8/ja
2024-02-17T04:26:55Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div>このチェックでは、回答テーブルとアンケートテーブルの間、トークンリストとCPDB等の間にエラーがないかを調べます。エラーを発見した場合、ほとんどは自動的に修正されますが、一部は修正するかどうか尋ねられます。<br />
通常、これらのエラーは整合性チェックによって修正することをお勧めします。修正が完了したらエラーがなくなるまでチェックを再実行してください。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Check_data_integrity/ja&diff=374715
Check data integrity/ja
2024-02-17T04:24:15Z
<p>Bravehorse: Created page with "通常、次の2つのカテゴリーのチェックが実行されます。 * データの整合性 * データの冗長性"</p>
<hr />
<div><languages /><br />
<br />
__TOC__<br />
<br />
=概要=<br />
<br />
'''データ整合性'''では、データの整合性と冗長性を確認します。トップメニューにある'''アドバンス'''セクションの'''データの整合性'''からアクセスします。このメニューを開くと、データに問題がないかのチェックがすぐに始まります。<br />
<br />
<br />
通常、次の2つのカテゴリーのチェックが実行されます。<br />
* データの整合性<br />
* データの冗長性<br />
<br />
=データの整合性確認=<br />
<br />
<div class="mw-translate-fuzzy"><br />
回答テーブルとアンケートテーブルの間、トークンリストとCPDBの間にエラーがないかをチェックします。<br />
</div><br />
<br />
=== Additional parameter for response table field checks ===<br />
Starting with version 6.x you can set an additional parameter to the integrity check URL named checkResponseTableFields.<br />
Just add the following text to the end of the URL<br />
<br />
<code>?checkResponseTableFields=y</code> <br />
<br />
and press enter.<br />
If you set this parameter, an additional check will be executed, which checks if all fields in all response tables have correct names, which can take a long time to complete.<br />
<br />
=データの冗長性確認=<br />
<br />
アンケートを停止しても、トークンテーブル、回答テーブルは自動的には削除されません。これらはアーカイブ用テーブルに保存されます。必要なければ、'''データ整合性確認'''機能から削除したい"残りもの"を選択します。<br />
<br />
{{Alert|title=注意|text=削除操作を取り消すことはできません。'''チェック項目の削除'''をクリックすると、データは復旧できません。}}</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Check_data_integrity/14/ja&diff=374714
Translations:Check data integrity/14/ja
2024-02-17T04:24:13Z
<p>Bravehorse: Created page with "通常、次の2つのカテゴリーのチェックが実行されます。 * データの整合性 * データの冗長性"</p>
<hr />
<div>通常、次の2つのカテゴリーのチェックが実行されます。<br />
* データの整合性<br />
* データの冗長性</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Check_data_integrity/ja&diff=374713
Check data integrity/ja
2024-02-17T04:23:21Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div><languages /><br />
<br />
__TOC__<br />
<br />
=概要=<br />
<br />
'''データ整合性'''では、データの整合性と冗長性を確認します。トップメニューにある'''アドバンス'''セクションの'''データの整合性'''からアクセスします。このメニューを開くと、データに問題がないかのチェックがすぐに始まります。<br />
<br />
<br />
In general two categories of checks will be executed: <br />
* Data consistency<br />
* Data redundancy<br />
<br />
=データの整合性確認=<br />
<br />
<div class="mw-translate-fuzzy"><br />
回答テーブルとアンケートテーブルの間、トークンリストとCPDBの間にエラーがないかをチェックします。<br />
</div><br />
<br />
=== Additional parameter for response table field checks ===<br />
Starting with version 6.x you can set an additional parameter to the integrity check URL named checkResponseTableFields.<br />
Just add the following text to the end of the URL<br />
<br />
<code>?checkResponseTableFields=y</code> <br />
<br />
and press enter.<br />
If you set this parameter, an additional check will be executed, which checks if all fields in all response tables have correct names, which can take a long time to complete.<br />
<br />
=データの冗長性確認=<br />
<br />
アンケートを停止しても、トークンテーブル、回答テーブルは自動的には削除されません。これらはアーカイブ用テーブルに保存されます。必要なければ、'''データ整合性確認'''機能から削除したい"残りもの"を選択します。<br />
<br />
{{Alert|title=注意|text=削除操作を取り消すことはできません。'''チェック項目の削除'''をクリックすると、データは復旧できません。}}</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Check_data_integrity/6/ja&diff=374712
Translations:Check data integrity/6/ja
2024-02-17T04:23:19Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div>'''データ整合性'''では、データの整合性と冗長性を確認します。トップメニューにある'''アドバンス'''セクションの'''データの整合性'''からアクセスします。このメニューを開くと、データに問題がないかのチェックがすぐに始まります。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Installation_-_LimeSurvey_CE/ja&diff=313451
Installation - LimeSurvey CE/ja
2023-12-11T21:16:03Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div><languages /><br />
<br />
__TOC__<br />
<br />
<div class="simplebox">メモ : このインストールの説明は、バージョン 2.0 移行に対応しています。1.92 以前の古い説明は[[Installation Version 1.92 or older|ここ]]、更新については[[Upgrading from a previous version|ここ]]を参照してください。</div><br />
<br />
==概要==<br />
<br />
LimeSurveyプロジェクトは、2 通りのインストール方法を準備しています。<br />
* ご自身の Web サーバー : <br />この場合は、このページのステップ 1 から説明に従ってください。<br />
<br />
* ローカルの Windows パソコン : <br />(主にパフォーマンスや開発・テストのために)アンケートをパソコン上で作り、あとで Web サーバー上の LimeSurvey にアップロードしたいという場合、ローカルのパソコンに LimeSurvey をインストールしたいということがあるでしょう。この目的のために、LimeSurvey の特別なパッケージ――Web サーバー、データベース、LimeSurvey アプリケーションをまとめたものと、その[[Installation of the LimeSurvey XAMPP package/ja|インストール手順]]を用意しています。<br />
<br />
==Web サイトで LimeSurvey を利用できるか確認する==<br />
<br />
サーバーが以下の追加要件を満たしていることを確認してください。<br />
<br />
{{Note|インストール中に、最小要件のチェックも行います!}}<br />
<br />
'''LimeSurvey 6.x''' の最小要件セット :<br />
* 最小 250 MB のディスク空き容量。<br />
* MariaDB 10.3.38 以降、MySQL 8 以降、Microsoft SQL Server 2008 以降、Postgres 12 以降のいずれか。<br />
* PHP バージョン要件: <br />
** LS 6.x (PHP 7.4.x から 8.x まで) <br />
** LS 5.x (PHP 7.2.5 から 8.0.x まで) <br />
** LS 3.x (PHP 5.5.9 から 7.4.x まで)<br />
* php.ini の`short_open_tag` は `ON` に。<br />
* 次の PHP モジュール/ライブラリを有効に :<br />
** [[インストール FAQ#要件ページ#mbstring (マルチバイト文字列関数) ライブラリとは|mbstring (マルチバイト文字列関数)]] 拡張機能library.<br />
** PDO データベース ドライバー。MySQL (pdo_mysql または pdo_mysqli) 、Postgres (pdo_pgsql) 、 MSSQL ( Windows 版 [https://php.net/manual/en/ref.pdo-sqlsrv.php pdo_sqlsrv] または Linux 版 [http://www.php.net/manual/en/ref.pdo-dblib.php pdo_dblib]) のいずれか<br />
** また、一般的なすべての PHP デフォルト ライブラリを有効に <br />
*** hash<br />
*** session<br />
*** openssl または mcrypt<br />
*** fileinfo<br />
*** SimpleXML<br />
*** など …<br />
<br />
<div class="simplebox">メモ : Linux から dblib PDO ドライバーを使ってWindows Server上の MSSQL データベースに接続する場合、基礎となる FreeTDS を正しく設定する必要があります。詳しくは、[[Troubleshooting/ja|トラブルシューティング]]ページを参照してください。</div><br />
<br />
PHP 拡張の設定 : <br />
* '''FreeType サポート'''の '''GD-Library'''。CAPTCHA、統計での優れたグラフ、もしくは HTML エディターでの画像アップロードに必要です。 - [https://php.net/manual/image.setup.php PHP GD-Library 拡張ドキュメント] 参照。<br />
* '''IMAP'''。[[Email bounce tracking system/ja|バウンスメール追跡システム]]に必要です。 - [https://php.net/manual/imap.setup.php PHP IMAP 拡張ドキュメント]参照。<br />
* '''LDAP'''。LDAP を使ったアンケート参加者のインポートに必要です。 - [https://php.net/manual/en/book.ldap.php PHP LDAPドキュメント]参照。<br />
* '''Zip'''。テンプレートのアップロード、.zip 形式で圧縮したリソースのインポート、Excel 形式のエクスポートに必要です。 - [https://php.net/manual/zip.setup.php PHP Zip 拡張ドキュメント]参照。<br />
* '''Zlib'''。[[ComfortUpdate/ja|簡単アップデート]]に必要です。 - [https://php.net/manual/zlib.setup.php PHP Zlib 拡張ドキュメント]参照。<br />
<br />
多くの場合、Web サーバー提供者またはシステム管理者が、これらオプション コンポーネントについてサポートしてくれるでしょう。<br />
<br />
Microsoft の IIS サーバーで実行したい場合は、[[Installation on XP with IIS/ja|XP に IIS とともにインストール]] が役に立つでしょう。<br />
<br />
===ブラウザの互換性===<br />
'''アンケート回答者側'''は、現在、IE11(イントラネットモードを除く)と、Edge、FireFox、Chrome、Opera など、比較的新しく、また同等で、JavaScript を有効にしたブラウザをサポートしています。 <br />
<br />
'''管理者側'''は、現在、Edge や FireFox、Chrome、Opera など比較的新しく、また同等で、JavaScript を有効にしたブラウザをサポートしています。<u>管理者側では、Internet Explorer はすでにサポートをしていません。</u><br />
<br />
====画面サイズ====<br />
アンケートの回答に適した(360 × 640 ドット以上)任意のサイズをサポートします。<br />
LimeSurvey 管理ページの最小画面解像度は、1280 × 1024 ドットです。<br />
<br />
===LimeSurvey 向けのホスティング===<br />
<br />
LimeSurvey は、PHP と MySQL を提供している多くのホスティング会社のサーバーで動作するはずです。インストール済みの LimeSurvey を利用したいのであれば、 [https://www.limesurvey.org/editions-and-prices/limesurvey-pro/editions-and-prices-professional LimeSurvey Cloud] でお試し利用ができます。もしくは [[LimeSurvey-compatible hosting companies/ja| LimeSurvey 対応ホスティング会社一覧]]をご確認ください。<br />
<br />
==LimeSurvey パッケージをダウンロード==<br />
<br />
最新安定版 LimeSurvey の zip パッケージ (gzip、bz2、7zip のパッケージも用意しています) を[https://community.limesurvey.org/downloads/ ダウンロード]し、ローカルディスクに保存してください。<br />
<br />
==LimeSurvey のパッケージを解凍する==<br />
<br />
お好みの解凍ソフトで zipファイルを解凍し、任意のディレクトリー ( フォルダー ) に展開します。ファイルの解凍の際、ディレクトリー構成を維持したまま展開してください ( ほとんどの解凍ソフトでデフォルトの動作ですが ) 。インストールするディレクトリのパス名には、特殊文字の「(」や「)」を含めることはできませんが、'''空白'''文字は含めることができます。<br />
<br />
==サーバの情報を集める==<br />
<br />
Web サーバーに正しく LimeSurvey をインストールするためには、次の情報を集める必要があります : <br />
* スクリプトを置こうとしている Webサイトの URL ( 例 : 'http://my.domain.com/limesurvey' )<br />
* スクリプトを置こうとしている物理ディスク内の場所 ( 例 : '/home/usr/htdocs/limesurvey' )<br />
* データベースサーバーの IP ネットワーク上の場所 ( 例 : ''localhost'' )<br />
* データベースサーバーが非標準ポートを使用している場合は、そのポート番号<br />
* データベースサーバーのユーザー名、パスワード<br />
* 多くのホスティング企業では、スクリプトでデータベースを作成することはできず、ご自身の手作業で行わなければなりません。そのような企業を利用する際は、データベース ( 例 : ''limesurvey'' ) を作成します。<br />
<br />
==Web サーバーにファイルをアップロード==<br />
<br />
FTP プログラム ( 例 : Filezilla ) で Web サーバーに接続し、スクリプトを置くディレクトリーを作ります。その中に、ディレクトリ構造を維持した状態でファイルをアップロードします。'''バイナリーモードでファイルをアップロード'''を ( FTP プログラムの設定で ) 確認します。ASCII モードでのアップロードは、一般的でないエラー ( インストール中に 'class not found' エラーなど ) の原因となったり、画像を正しくアップロードできなかったりします。<br />
<br />
==ディレクトリーの権限を設定する==<br />
<br />
スクリプトを正しく動作させるために ( 特に Linux のような unix 系システムにおいて ) いくつかのディレクトリーに適切なアクセス権を設定する必要があります。<br />
* '''"/limesurvey/tmp"''' ディレクトリー ( および、その中のサブディレクトリーとファイルすべて ) は、インポートとアップロードに使います。Web サーバー実行ユーザーに「読み取りと書き込み」権限を設定する必要があります。<br />
* '''"/limesurvey/upload/"''' ディレクトリー ( および、その中のサブディレクトリーとファイルすべて ) も、画像やメディアのアップロードができるよう Web サーバー実行ユーザーに「読み取りと書き込み」権限が必要です。<br />
* '''"/limesurvey/application/config/"''' ディレクトリーもWeb サーバー実行ユーザーに「読み取りと書き込み」権限が必要です。<br />
* その他のディレクトリーは「読み取りのみ」で構いません。Linux・Unix では、/limesurvey/admin ディレクトリー内の各ファイルを「読み取りのみ」に設定したいことでしょう。<br />
<br />
{{Alert|Linuxでは、権限の設定は Web サーバーの設定に依存します。例えば、Apache HTTPD を CentOS で使っている場合は、'''chmod -R 755 <directory> ; chown -R apache <directory>'''と入力します。これで全員に「読み取り」権限が与えられ、Web サーバー ( の実行ユーザー ) に「書き込み」権限が与えられます。Linuxの権限設定について、詳しくは[https://www.linux.com/learn/tutorials/309527-understanding-linux-file-permissions こちらのリンク]を参照してください。}}<br />
<br />
==データベースユーザー作成する==<br />
<br />
データベースとその中のテーブルは LimeSurvey が作成します。これを行うには、データベース ユーザーのユーザー名とパスワードが必要です。一般的に、以下の権限を持つデータベースユーザーを作ることを推奨します。<br />
<br />
- MySQL : SELECT、CREATE、INSERT、UPDATE、DELETE、ALTER、DROP、INDEX<br />
<br />
- PostgreSQL : SELECT、INSERT、UPDATE、DELETE、TRUNCATE、TRIGGER<br />
<br />
- Microsoft SQL Server : 「不明 - この情報がわかる方は、ぜひ情報を入力してください。」<br />
<br />
==インストールスクリプトを実行==<br />
<br />
'''"example.org/limesurvey/admin" を開きます'''。すべて正しく設定していれば、LimeSurvey インストーラーが開始するはずです。あとは指示に従うだけです。データベースを作成する、データベース内にテーブルを作成する、いずれか両方かを聞かれます。LimeSurvey は、データベース内に必要なテーブルを作成します。<br />
<br />
==はじめて管理スクリプトに接続する==<br />
<br />
インストールが終わったら準備完了です! ブラウザーを開き、LimeSurvey 管理画面の URL を入力します。ファイルを保存したディレクトリー名を「limesurvey」としたとすると「 http://www.example.com/limesurvey/admin 」のような URL になります。<br />
<br />
ログイン画面が表示されるはずです。( インストール中に変更していなければ ) デフォルトのログイン認証情報は次の通りです :<br />
<br />
<syntaxhighlight lang='html'><br />
<br />
ユーザ名 : admin<br />
パスワード : password<br />
<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
ログイン後、初期パスワードを変更するよう求められます。あとは楽しんでください!<br />
<br />
==さらなる設定==<br />
<br />
===キャッシュ===<br />
<br />
LimeSurvey はデフォルトで Yii ファイルキャッシュを使います。が、他のキャッシュエンジンを使う設定もできます。他の利用可能なキャッシュ :<br />
<br />
* Memcached<br />
* Redis<br />
* WinCache<br />
* XCache<br />
<br />
詳しくは、[https://www.yiiframework.com/doc/api/1.1/CCache Yii ドキュメント]を参照してください。<br />
<br />
LimeSurvey 4.0.0 以降では、ExpressionScript で計算をキャッシュすることができます。これにより、アンケートの複雑さに応じて大幅なスピードアップが実現できます。emcache を有効にするには、config.php ファイル ( のコンポーネント配列 ) に追加します。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php"><br />
'emcache' => array('class' => 'CFileCache'),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
メインの Yii キャッシュと同様に、他のキャッシュシステムも使用できます。<br />
<br />
{{Note| emcache はランダム化したアンケートと互換性がなく、その場合は自動的にオフになります。}}<br />
<br />
==何か問題が起きたらどうする ?...==<br />
<br />
すべてのコンピュータープログラム同様、 LimeSurvey もこの手順通りでたいていは動きますが、そうでないときもあります。原因はいろいろありうるので、ここには書ききれません。何か問題が起きたら、まず[[Installation FAQ/ja|インストールについてのよくある質問]]を参照してください。そこで答えが見つからなければ、発生した問題とすべてのエラーメッセージを [https://www.limesurvey.org/forum LimeSurvey フォーラム]に投稿し、( LimeSurver Cloud の利用者であれば ) [https://www.limesurvey.org/contact-us サポートチケット]を開くか、[https://discord.gg/DEjguXn Discord チャネル]に参加してください。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Installation_-_LimeSurvey_CE/9/ja&diff=313450
Translations:Installation - LimeSurvey CE/9/ja
2023-12-11T21:16:01Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div>'''LimeSurvey 6.x''' の最小要件セット :<br />
* 最小 250 MB のディスク空き容量。<br />
* MariaDB 10.3.38 以降、MySQL 8 以降、Microsoft SQL Server 2008 以降、Postgres 12 以降のいずれか。<br />
* PHP バージョン要件: <br />
** LS 6.x (PHP 7.4.x から 8.x まで) <br />
** LS 5.x (PHP 7.2.5 から 8.0.x まで) <br />
** LS 3.x (PHP 5.5.9 から 7.4.x まで)<br />
* php.ini の`short_open_tag` は `ON` に。<br />
* 次の PHP モジュール/ライブラリを有効に :<br />
** [[インストール FAQ#要件ページ#mbstring (マルチバイト文字列関数) ライブラリとは|mbstring (マルチバイト文字列関数)]] 拡張機能library.<br />
** PDO データベース ドライバー。MySQL (pdo_mysql または pdo_mysqli) 、Postgres (pdo_pgsql) 、 MSSQL ( Windows 版 [https://php.net/manual/en/ref.pdo-sqlsrv.php pdo_sqlsrv] または Linux 版 [http://www.php.net/manual/en/ref.pdo-dblib.php pdo_dblib]) のいずれか<br />
** また、一般的なすべての PHP デフォルト ライブラリを有効に <br />
*** hash<br />
*** session<br />
*** openssl または mcrypt<br />
*** fileinfo<br />
*** SimpleXML<br />
*** など …</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=General_FAQ/ja&diff=312104
General FAQ/ja
2023-12-10T21:50:42Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div><languages /> <br />
<br />
__TOC__<br />
<br />
<br />
{{Note|以下の回答は LimeSurvey ユーザーコミュニティーで提供されたものです。何かわからないことがあった場合、次にすべきことについて自信がない場合は、コミュニティのメンバーにあなたの質問を送信できます ( https://forums.limesurvey.org )。専門家のサポートが必要な場合は、認定パートナーの一覧をご確認ください : https://limesurvey.com}}<br />
<br />
<br />
=はじめに=<br />
<br />
<br />
マニュアルはなるべく読みたくないけど、LimeSurvey でできることを感じたい場合、YouTube でチュートリアル動画を見ることをお勧めします。<br />
<br />
*[https://www.youtube.com/watch?v=oyoq14XpkwA アカウントの設定・アンケートの設置する方法]<br />
*[https://www.youtube.com/watch?v=7134QebOQzY 質問タイプ - 配列]<br />
*[https://www.youtube.com/watch?v=aeb93vAe7R4 評価]<br />
*[https://www.youtube.com/watch?v=s5OOzDoPjIU プレースホルダー項目]<br />
*[https://www.youtube.com/watch?v=7N4xUQMWbJY ラジオリスト]<br />
*[https://www.youtube.com/watch?v=UI01hwrsiVk アンケートのコピーとインポート]<br />
*[https://www.youtube.com/watch?v=QEHyH1YbNEQ 質問のインポート]<br />
<br />
<br />
{{Note|優れた動画をご存じでしたら、遠慮なく私たちにお知らせください。}}<br />
<br />
<br />
==LimeSurvey の簡単な説明を==<br />
<br />
<br />
LimeSurvey の簡単な説明は、次の 2 つのリンクをご覧ください。<br />
<br />
*[[Quick start guide - LimeSurvey 2.50+/ja|LimeSurvey 2.50+]]<br />
*[[Quick start guide - LimeSurvey 3.0+/ja|Limesurvey 3+]]<br />
<br />
<br />
{{Alert|現在、LimeSurvey の紹介ビデオの制作に取り組んでいます。}}<br />
<br />
<br />
=アンケートのデザインとレイアウト=<br />
<br />
<br />
==より短い URL にしたい。URL から index.php を削除するにはどうすればいい?== <br />
<br />
<br />
親しみやすい URL ( それぞれの URL に /index.php を含めない ) をご希望の場合は、 /application/config/config.php を編集して変更してください。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php">'showScriptName' => true,</syntaxhighlight><br />
<br />
を次のように<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php">'showScriptName' => false,</syntaxhighlight><br />
<br />
これを正しく動作させるには、Apache Web サーバーに mod_rewrite モジュールを適切にインストールしなくてはなりません。<br />
<br />
===nginx Webサーバーを使用する場合===<br />
<br />
[http://nginx.com/products/ nginx] http サーバーで ( FastCGI 経由で PHP を実行 )、''''urlFormat' => 'path''''設定 ( 詳しくは config.php を参照 ) を使用する場合は、次の Nginx Web サイト設定をご検討ください。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="apache">server {<br />
set $host_path "/PATH/TO/LIMESURVEY";<br />
server_name YOUR.SERVER.FQDN;<br />
root /PATH/TO/LIMESURVEY;<br />
charset utf-8;<br />
try_files $uri /index.php?$uri&$args;<br />
# Disallow reading inside php script directory, see issue with debug > 1 on note<br />
location ~ ^/(application|docs|framework|locale|protected|tests|themes/\w+/views) {<br />
deny all;<br />
}<br />
# Disallow reading inside runtime directory<br />
location ~ ^/tmp/runtime/ {<br />
deny all;<br />
}<br />
<br />
# Allow access to well-known directory, different usage, for example ACME Challenge for Let's Encrypt<br />
location ~ /\.well-known {<br />
allow all;<br />
}<br />
# Deny all attempts to access hidden files<br />
# such as .htaccess, .htpasswd, .DS_Store (Mac).<br />
location ~ /\. {<br />
deny all;<br />
}<br />
#Disallow direct read user upload files<br />
location ~ ^/upload/surveys/.*/fu_[a-z0-9]*$ {<br />
return 444;<br />
}<br />
#Disallow uploaded potential executable files in upload directory<br />
location ~* /upload/.*\.(pl|cgi|py|pyc|pyo|phtml|sh|lua|php|php3|php4|php5|php6|pcgi|pcgi3|pcgi4|pcgi5|pcgi6|icn)$ {<br />
return 444;<br />
}<br />
#avoid processing of calls to unexisting static files by yii<br />
location ~ \.(js|css|png|jpg|gif|swf|ico|pdf|mov|fla|zip|rar)$ {<br />
try_files $uri =404;<br />
}<br />
location ~ \.php$ {<br />
fastcgi_split_path_info ^(.+\.php)(.*)$;<br />
try_files $uri index.php;<br />
fastcgi_pass 127.0.0.1:9000; # Change this to match your settings<br />
fastcgi_index index.php;<br />
include fastcgi_params;<br />
fastcgi_param SCRIPT_FILENAME $document_root$fastcgi_script_name;<br />
fastcgi_param SCRIPT_NAME $fastcgi_script_name;<br />
}<br />
}</syntaxhighlight><br />
<br />
{{Note|この設定では、アプリケーション内のファイルアクセスを無効にします。アプリケーション内の JavaScript および CSS ファイルの一部には、debug> 0 で読み取り可能にしなくてはならないものがあります。デバッグモードを有効にし、設定ファイルに <code><nowiki>'use_asset_manager' => 1,</nowiki></code> と設定する ( または <code><nowiki>application</nowiki></code> from the directory list</code>を削除する ) ことでアセットマネージャーの使用を強制できます。}}<br />
<br />
結果は次のようになります。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Remove index.php steps.png]]</center><br />
<br />
==回答必須の質問の <span style='color:red'>*</span> ( 赤いアスタリスク ) を取り除くには?==<br />
<br />
<br />
===LimeSurvey 2でのやり方===<br />
<br />
<br />
LimeSurvey 2.xでは、必須であることを示す赤いアスタリスクはtemplate.cssファイル("asterisk"クラス)内に設定されています。それを隠すには、<br />
*テンプレートエディタを開く<br />
*変更したいテンプレートのコピーを作成する<br />
*"template.css"ファイルを選択して、asteriskクラスを検索する<br />
*asteriskクラスの最後に次の設定を追加する: ".asterisk {display: none;}"<br />
*template.cssを保存する<br />
*編集したtemplate.cssが再読み込みされ、キャッシュから取得されないように、ブラウザのキャッシュをクリアする<br />
<br />
<br />
===LimeSurvey 3 でのやり方===<br />
<br />
<br />
上記の LimeSurvey 2 の手順と似ています。<br />
<br />
* 希望のテーマにアクセスします。既定のテーマの場合は、"拡張" ボタンをクリックしてコピーを作成します。<br />
* テーマのリストにアクセスして、新たに作成したテーマに対応する'''テーマエディター'''をクリックします。<br />
* 左側に、対応するテーマに対応する CSS ファイルが表示されます。<br />
* custom.css をクリックし、以下の行を追加します。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="css">.asterisk {display: none;}</syntaxhighlight><br />
<br />
<br />
*変更を保存します。通常、質問テキストの先頭に表示される赤いアスタリスクが非表示になります。<br />
<br />
<br />
==Flash ファイルを埋め込むには?==<br />
<br />
<br />
まず[[Global settings/ja|全体設定]]に行き、XSSフィルターを無効にします。また、そのフィルターを無効にすることどうなるかは理解しておいてください。フィルターが有効な場合、次の手順は機能'''しません'''。<br />
#Flashファイルを挿入する場所に移動します。これは、質問、サブ質問、回答、アンケートのようこそ/終了のテキストなど、統合されたHTMLエディタを使用できる場所であればどこでもかまいません。<br />
#エディターツールバーの'LimeFitWin'ボタンをクリックし、[[First login - Your user preferences/ja#Popup|フルスクリーンエディタモード]]を開きます。<br />
#フルスクリーンエディタのツールバーには、Flashシンボル付きの小さなボタンがあります。クリックすると、ダイアログボックスが開きます。<br />
#このボックスでは、既存のFlashファイルのパスを指定するか、'サーバーを閲覧'ボタンをクリックします。<br />
#'サーバーを閲覧'ボタンをクリックすると、ファイルブラウザが表示され、下部にはファイルアップロードフィールドが表示されます。既存のファイルを選択するか、ファイルをアップロードしてください。<br />
<br />
<br />
それでおしまいです。この説明が不完全な場合は、適宜更新してください。<br />
<br />
<br />
{{Alert|title=注意|text=LimeSurvey 3での利用手順も同様です。ただし、flashファイルを使用することはお勧めしません。}}<br />
<br />
<br />
==だれでも参加できる一般公開のアンケートを作るには?==<br />
<br />
<br />
だれでも参加できる一般公開のアンケートを作る場合は、[[Survey participants/ja|アンケート参加者テーブル]]を作成しないでください! [[Overview/ja|概要パネル]]にあるアンケートリンクを共有 ( 公開 ) します。<br />
<br />
<br />
==登録の公開 - そのための必須項目==<br />
<br />
<br />
[[Survey participants/ja|アンケート参加者テーブル]]を使うとともに[[Participant_settings/ja#.E5.8F.82.E5.8A.A0.E7.99.BB.E9.8C.B2.E8.A8.B1.E5.8F.AF|参加登録]]も許可している場合は、参加者がアンケートを開くと次のメッセージを表示します。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:non-mandatory public reg.png]]</center><br />
<br />
<br />
上図のように、メールアドレスの項目のみ、必須です。<br />
<br />
3 つの項目すべてを必須にするには、以下のようにアンケート テーマを編集してください。 「Fruity」テーマを使っている場合は、'''登録'''画面に移動して、参加者のメールアドレス項目がどう表示されるかを確認してください。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="twig"><br />
{# Participants email #}<br />
<div class='{{ aSurveyInfo.class.registerformcolrowc }} form-group row' {{ aSurveyInfo.attr.registerformcolrowc }}><br />
<label {{ aSurveyInfo.attr.registerformcolrowclabel }} class='{{ aSurveyInfo.class.registerformcolrowclabel }} control-label'> {{ gT("Email address:") }} {{ include('./subviews/registration/required.twig') }}</label><br />
<div {{ aSurveyInfo.attr.registerformcolrowcdiv }} ><br />
{{ C.Html.textField('register_email', aSurveyInfo.sEmail, ({'id' : 'register_email','class' : 'form-control input-sm','required' : true})) }}<br />
</div><br />
</div><br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
その後、姓と名の項目を編集し、次のようにラベルを追加 : <syntaxhighlight lang="twig">{{ include('./subviews/registration/required.twig') }}</syntaxhighlight> そして、この行を記入必須項目にします。 <syntaxhighlight lang="twig">'required' : true</syntaxhighlight><br />
<br />
編集したファイルは次のようになります :<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="twig"><br />
{# Participants first name #}<br />
<div class='{{ aSurveyInfo.class.registerformcolrow }} form-group row' {{ aSurveyInfo.attr.registerformcolrow }}><br />
<label for='register_firstname' class='{{ aSurveyInfo.class.registerformcolrowlabel }} control-label '>{{ gT("First name:") }} {{ include('./subviews/registration/required.twig') }}</label> {# extra label #}<br />
<div class=""><br />
{{ C.Html.textField('register_firstname', aSurveyInfo.sFirstName, ({'id' : 'register_firstname','class' : 'form-control', 'required' : true})) }} {# mandatory field #}<br />
</div><br />
</div><br />
<br />
{# Participants last name #}<br />
<div class='{{ aSurveyInfo.class.registerformcolrowb }} form-group row' {{ aSurveyInfo.attr.registerformcolrowb }}><br />
<label {{ aSurveyInfo.attr.registerformcolrowblabel }} class='{{ aSurveyInfo.class.registerformcolrowblabel }} control-label '>{{ gT("Last name:") }} {{ include('./subviews/registration/required.twig') }}</label> {# extra label #}<br />
<div {{ aSurveyInfo.attr.registerformcolrowbdiv }} ><br />
{{ C.Html.textField('register_lastname', aSurveyInfo.sLastName, ({'id' : 'register_lastname', 'class' : 'form-control', 'required' : true})) }} {# mandatory field #}<br />
</div><br />
</div><br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
<br />
これで、公開の参加登録ページは次のようになりました ( すべての項目が入力必須です ) 。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:mandatory public reg.png]]</center><br />
<br />
<br />
==言語切り替えを非表示に==<br />
<br />
<br />
2 つの言語切り替えスイッチ ( アンケートのタイトルの近くとページの右上 ) を非表示にする手順は、[[Multilingual_survey/ja#.E3.83.92.E3.83.B3.E3.83.88.E3.81.A8TIP|多言語アンケート]]についての Wiki セクションで説明しています。<br />
<br />
<br />
==「回答を破棄して終了」を非表示にするには?==<br />
<br />
<br />
「回答を破棄して終了」ボタンを非表示にしたい場合は、アンケートテーマ内の nav_bar.twig ファイルを編集します。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:exit and clear survey pic.png]]</center><br />
<br />
<br />
削除 ( またはコメントアウト ) する必要がある行 :<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="twig"><br />
{{ include('./subviews/navigation/clearall_links.twig') }}<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
<br />
<center>[[File:Hide exit and clear survey.png]]</center><br />
<br />
<br />
これで、「回答を破棄して終了」する選択肢はなくなりました。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:no exit clear survey.png]]</center><br />
<br />
<br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]] '''注意 : '''このカスタマイズは、長いアンケートについて、回答者には途中であっても回答を保存して後で再開してほしい場合に活用できます。そのままではユーザーは「回答を破棄して終了」ボタンをクリックする傾向があり、部分的な回答をテーブルから削除してしまうためです。</div><br />
<br />
=助けて。うっかりと…=<br />
<br />
<br />
==管理者パスワードを忘れた。リセットするには?==<br />
<br />
<br />
=== バージョン2.x ===<br />
# コマンドラインでサーバーにアクセスします(例:SSH)<br />
# PHPにコマンドラインでアクセスできるか確認します(see http://php.net/features.commandline.php)<br />
# LimeSurveyディレクトリーに移動します<br />
# 次のコマンドを入力します <code>php application/commands/starter.php resetpassword NEW_ADMIN_NAME NEW_ADMIN_PASS</code> または <code>php application/commands/console.php resetpassword NEW_ADMIN_NAME NEW_ADMIN_PASS</code><sup>/usr/bin/phpなどphpへの完全なディレクトリーアクセス権が必要です</sup><br />
<br />
<br />
{{Alert|Title=警告|text=この方法は LimeSurvey 3.x では機能しません。}}<br />
<br />
<br />
===バージョン2.x.x 以降で FTP アクセスのみの場合===<br />
<br />
<br />
[https://gitlab.com/SondagesPro/coreAndTools/ResetPasswordController ResetPasswordController]を参照。<br />
<br />
<br />
=== データベースのパスワードを直接変更する === <br />
Limesurvey のデータベースに直接アクセスできる場合、古いパスワードに対して新しいパスワードを SHA256 ハッシュ符号化して更新することで、上書きすることができます。[http://www.xorbin.com/tools/sha256-hash-calculator ここでパスワードの SHA256 ハッシュを生成]できます。<br />
<br />
例として、次の操作でパスワードを password に : <br />
<syntaxhighlight lang="sql"><br />
UPDATE lime_users SET password = 0x35653838343839386461323830343731353164306535366638646336323932373733363033643064366161626264643632613131656637323164313534326438 WHERE uid =1;<br />
</syntaxhighlight><br />
これは、使用するデータベースを選択していて、接頭辞が lime_ の場合の例です。<br />
<br />
<br />
==停止したアンケートからデータを復元するには?==<br />
<br />
<br />
常に、アンケートは「停止」するのではなく、「受付期間終了」にすることをお勧めします。'''誤ってアンケートを停止した場合は、アンケートに変更を加えないことが重要です!'''<br />
<br />
つづいて、次の手順で復元します : <br />
#アンケートを再度、有効化<br />
#アンケートのツールバーから[[Responses/ja|回答]]を選択<br />
#[[Import responses/ja|インポート]]をクリックし、「停止したアンケートテーブルから回答をインポート」メニューを選択<br />
#元となるテーブルを選択<br />
#画面右上の「インポート」ボタンをクリック<br />
<br />
<br />
{{Note|"受付期間終了"と"停止"の違いを理解するには、次の [https://manual.limesurvey.org/Closing_a_survey Wiki セクション]を参照してください。}}<br />
<br />
<br />
==アンケートの質問や質問グループ、アンケートそのものを削除した!==<br />
<br />
<br />
削除したら、なくなります。バックアップだけが救いです。<br />
<br />
<br />
{{Note|[https://limesurvey.org LimeSurvey GmbH] のプロユーザーであれば、サポートチケットを開いて、チームにあなたのアカウントのバックアップを提供するよう依頼してください。'''このサービスは無料ではないのでご注意をお願いします。'''}}<br />
<br />
<br />
=ハードウェアおよびソフトウェアの要求条件は?=<br />
<br />
<br />
一般的な要件は、[[Installation/ja#Make sure you can use LimeSurvey on your website|インストール手順]]を参照してください。<br />
<br />
<br />
==LimeSurvey にはどんな制約がありますか?==<br />
<br />
<br />
===速度===<br />
<br />
<br />
LimeSurvey には処理速度の制限はありません。すべてはサーバーの処理速度とサーバーへの接続速度に依存します。短時間に大勢のユーザーからの回答が予想され、サーバーが処理できるかどうかわからない場合は、'''フォーラムで類似のトピックを参照!'''するか、'''LimeSurvey の認定パートナーにお問い合わせください''' : https://limesurvey.com<br />
<br />
=== アンケートの規模===<br />
<br />
==== MySQL と MariaDB ====<br />
<br />
注意 : 「アンケートのサイズ」とは、アンケートの質問 ( と選択肢 ) の最大数のことで、'''アンケートへの回答数の最大値と混同しませんように ( こちらは制限なし ) '''。理論的には、LimeSurvey には質問・選択肢の最大数に制限はありません。しかし、使用しているデータベースエンジンにはいくつかの制限があります。最も重要なのは、結果テーブルのフィールド ( 列 ) 数の制限です。<br />
* MySQL ISAM : テーブル内の VARCHAR 列と CHAR 列の長さの合計は最大 64KB 。<br />
*MySQL InnoDB : 最大 1000 列<br />
*MS SQL Server 2000 : 最大1024列。[https://docs.microsoft.com/en-us/sql/sql-server/maximum-capacity-specifications-for-sql-server 1行のサイズは最大 8,060 バイト]で、アンケートを稼働させても、多くのテキストデータがある場合 : 参加者は回答を送信できません。<br />
*Postgres : 列の型に応じて最大 250 〜 1600 列。デフォルトのブロックサイズを 32k に増やすと、最大列数を 4 倍にできます。[[Installation FAQ/ja|インストールについてのよくある質問]]と[http://www.postgresql.org/docs/faqs.FAQ.html#item4.4 PostgreSQL FAQ]を参照してください。<br />
<br />
{{Alert|title=Attention|text=行動する前によく考えてください! 10 × 10項目の配列質問は、それだけで 100 列を要します。経験則 : 画面上の記入したり選択したりするアイテムは、それぞれ 1 列を使います!}}<br />
<br />
mySQL ISAM エンジンは最も注意が必要です(詳細は [http://dev.mysql.com/doc/refman/5.0/en/column-count-limit.html mysql ドキュメント]を参照)。1行あたり最大65,535バイトまでですが、1文字あたり最大3バイト必要なutf8の文字のみが許容されているため、21,844が最大の文字数になることもあります(ただしDBエンコーディングによって異なります)。<br />
<br />
アンケートのサイズの大まかな見積もり : <br />
*すべての複数の数値質問 : '''選択肢ごとに''' 20 文字<br />
*すべての複数選択と配列質問の選択肢 : '''選択肢ごとに''' 5 文字<br />
*その他のすべての質問タイプ : 5文字<br />
*一般的に余裕として 10% を追加<br />
<br />
==== Microsoft SQL の場合 ====<br />
<br />
MSSQL には固定の制限はありません。一部、[https://docs.microsoft.com/en-us/sql/sql-server/maximum-capacity-specifications-for-sql-server?view=sql-server-ver15 Microsoft の Web サイトの情報]を参照してください。<br />
<br />
アンケートの稼働後、回答とデータを参照する際、1 行あたり 8,060 バイトしか表示しません。回答のテキストではなく回答コードをエクスポートするか、一部の項目だけのエクスポートを試してください。<br />
<br />
====PostgreSQL の場合====<br />
<br />
回答をエクスポートする際 : SQLSTATE[54000] エラーが発生する可能性があります。一部の項目をエクスポートすることもできます。[https://forums.limesurvey.org/forum/french-forum/125447-erreur-sqlstate-54000 フォーラムへの投稿]を参照してください。<br />
<br />
=====PostgreSQL の最大列数を増やす方法=====<br />
<br />
<br />
アンケートにたくさんの質問がある場合、PostgreSQL に別のブロックサイズを定義することで、より多くの列を作ることができます。ただしこれは「裏技」的なもので、PostgreSQL の再コンパイル、BLCKSZを 16KB や 32KB などのより高い値に設定する必要があります。設定オプション、"--with-blocksize=BLOCKSIZE" に注意してください。詳細は PostgreSQL メーリングリストで、アーカイブを参照するか、問い合わせてください ( pgsql-patches(at)postgresql(dot)org )。<br />
<br />
Debian での手順 ( Martin Pitt に感謝) :<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="bash">sudo apt-get build-dep postgresql-8.3<br />
apt-get source postgresql-8.3<br />
cd postgresql-8.3-*<br />
debian/rules patch<br />
sensible-editor build-tree/postgresql-8.3.5/src/include/pg_config_manual.h<br />
dpkg-buildpackage -us -uc -b -nc</syntaxhighlight><br />
<br />
注意 : 2014年8月、Ubuntu 14.04 では'''上記では成功を再現できませんでした'''。 ( 設定オプションでは不十分なため ) パッチが必要です。以下、参照 ( Linux 上の PostgreSQL 9.3 でテスト済み ) : [[Instructions for increasing the maximum number of columns in PostgreSQL on Linux|Linux上の PostgreSQL で最大列数を増やす手順]]<br />
<br />
==Fatal error: Allowed memory size==<br />
<br />
<br />
サーバーの構成によっては、メモリーの問題が発生し、''"Fatal error: Allowed memory size of 8388608 bytes exhausted (tried to allocate 233472 bytes) in /path/to/htdocs/limesurvey/filename.php on line 7296"'' ――「致命的エラー: /path/to/htdocs/limesurvey/filename.php の 7296 行で、許容メモリー サイズ 8388608 バイトを使い果たしました ( 233472 バイトを割り当てようとしました) 」といったエラーが報告される場合があります。<br />
<br />
LimeSurvey の設定ファイルに[[Optional settings/ja#Resources|オプションの設定を追加]]することで、制限を引き上げを試すことができます。<br />
<br />
アプリケーションの既定の設定の変更は、グローバルサーバー設定によって常に無効になる可能性があることに注意してください。あなたのサーバー上でメモリ制限を直接128Mに増やすには、以下を追加してみてください。<br />
*サーバのメインのphp.iniファイルで、memory_limit = 128Mとする(アクセス権がある場合はお勧めします)<br />
*LimeSurveyルートのphp.iniファイルで、memory_limit = 128Mとする。<br />
*LimeSurveyルートフォルダーにある.htaccessファイルで、php_value memory_limitを32Mとする。<br />
*config.phpで、"ini_set('memory_limit', '128M'); "とする。<br />
<br />
=特定の設定=<br />
<br />
<br />
特定の状況下では、application/config/config.phpでLimeSurveyの設定を更新する必要があります。<br />
<br />
== IE 11とWindows 7 / Windows 8 ==<br />
<br />
IE 11とのセッションには既知の問題があり、ユーザーがアンケートを完了できなくなる可能性があります。<br />
<br />
この問題はセッションに一意の名前を付けることで解決します。<br />
<br />
configファイルに以下を追加します。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
// Set the name of the session<br />
'session' => array (<br />
'sessionName' => "YOURUNIQUESESSIONNAME",<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
== 同じドメイン上に2つのLimeSurveyインスタンスがある場合 ==<br />
<br />
<br />
同じドメイン上に2つのLimeSurveyインスタンスが別のディレクトリーにある場合、[[Optional_settings/ja#Yii_settings|セッション設定]]を更新する必要があります。 <br />
<br />
<br />
たとえば、example.org/ls1とexample.org/ls2がある場合は、ls1設定ファイルを更新します。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'session' => array (<br />
'cookieParams' => array(<br />
'path' => '/ls1',<br />
),<br />
),<br />
'request' => array(<br />
'csrfCookie' => array( 'path' => '/ls1' )<br />
),<br />
</syntaxhighlight></div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:General_FAQ/44/ja&diff=312103
Translations:General FAQ/44/ja
2023-12-10T21:50:41Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div>mySQL ISAM エンジンは最も注意が必要です(詳細は [http://dev.mysql.com/doc/refman/5.0/en/column-count-limit.html mysql ドキュメント]を参照)。1行あたり最大65,535バイトまでですが、1文字あたり最大3バイト必要なutf8の文字のみが許容されているため、21,844が最大の文字数になることもあります(ただしDBエンコーディングによって異なります)。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Survey_participants/ja&diff=308087
Survey participants/ja
2023-12-02T08:58:54Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div><languages /> __TOC__<br />
<br />
=はじめに=<br />
<br />
<br />
アンケート参加者機能により、アンケートの案内を一定のグループの人に送付し、誰がアンケートに回答したかを確認し、回答をひとり一回だけに制限することができます。アンケート参加者テーブルを用いると、次のようなことができます。<br />
*参加者の名前・メールアドレスのリストを[[Survey_participants/ja#CSV.E3.83.95.E3.82.A1.E3.82.A4.E3.83.AB.E3.81.8B.E3.82.89.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E3.82.92.E3.82.A4.E3.83.B3.E3.83.9D.E3.83.BC.E3.83.88.E3.81.99.E3.82.8B|CSV]]ファイルや[[Survey_participants/ja#LDAP.E3.82.AF.E3.82.A8.E3.83.AA.E3.83.BC.E3.81.8B.E3.82.89.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E3.82.92.E3.82.A4.E3.83.B3.E3.83.9D.E3.83.BC.E3.83.88.E3.81.99.E3.82.8B|LDAPクエリー]]からインポートする<br />
*参加者ひとりひとりを識別できる一意なトークン(招待コード)を付与する<br />
*アンケートへの案内状を、参加者に一括で/個別に送信する<br />
*アンケートの催促状を、まだ回答していない参加者に一括で/個別に送信する<br />
*参加者リストの中で誰が回答したか追跡する<br />
*トークンを持たない人や、すでに回答を終えた人がアンケートにアクセスすることを制限する<br />
*参加者のリストを編集する<br />
*案内メールや回答の催促について、メール文面のテンプレートを編集する<br />
<br />
アンケートを''限定公開''モードにすると(つまりトークンを有効にすると)、'''有効な(未使用の)トークンコードを持つ人だけがアンケートにアクセスできます'''(アンケートに対応するアンケート参加者テーブルの作成が必要です)。<br />
<br />
アンケートの設定で[[Participant settings/ja|参加登録許可]]を有効にしておくと、参加者は自動的に生成されたトークンコードを取得しアンケートに登録できるようになります。<br />
<br />
{{Hint/ja|Text=トークン関連の設定は、[[Participant settings/ja|参加者設定]]パネルにあります。}}<br />
<br />
=アンケート参加者テーブルの作成方法=<br />
<br />
<br />
アンケート参加者テーブルの''初期化'':'''設定''' > '''アンケートメニュー''' > '''アンケート参加者'''<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Survey_participants_settings_tab.png]]</center> <br />
<br />
<br />
次のメッセージが表示されます。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Switch-to-closed-access-mode-2.png]]</center><br />
<br />
<br />
''参加者テーブルを初期化''すると、アンケート登録プロセスでトークンコードを(手動もしくはURLを通じて)受け取った参加者だけがアクセスできます。これにより、アンケートは'''限定公開'''モードに切り替わります。<br />
<br />
初期化すると、アンケート参加者テーブルの作成について確認するウィンドウが表示されます。<br />
<br />
<br />
==アンケート参加者テーブルの再利用==<br />
<br />
<br />
アンケート参加者テーブルを削除すると、バックアップが作成されます。ほかのアンケートで特定の参加者テーブルを利用したいときは、再利用することができます。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Restore old token tables.png]]</center><br />
<br />
=アンケート参加者テーブル管理ツール=<br />
<br />
<br />
アンケート参加者テーブルを作成すると、''アンケート参加者の概要''が表示されます。既定の画面は次の通りです。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Survey participant summary.png]]</center><br />
<br />
<br />
*'''合計レコード:''' アンケート参加者テーブルに含まれる参加者の数<br />
*'''一意なトークンを持たないレコード数:''' トークンコードを割り当てられていないユーザーの数<br />
*'''案内メール送付数:''' [[Survey participants/ja#.E6.A1.88.E5.86.85.EF.BC.86.E5.82.AC.E4.BF.83|案内&催促]]メニューから案内オプションを使って'''アンケート参加者'''テーブルからアンケート参加者に送付した案内の数<br />
*'''参加を拒否した数:''' アンケートへの[[Email_templates/ja#.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E3.81.AE.E3.82.AA.E3.83.97.E3.83.88.E3.82.A2.E3.82.A6.E3.83.88|参加を拒否]]したユーザーの数<br />
*'''除外者数:''' 特定の基準を満たさないため除外された参加者の数<br />
*'''アンケート完了数:''' トークンコードを割り当てられたユーザーが完了したアンケートの数 <br />
<br />
<br />
'''アンケート参加者概要'''テーブルには、'''アンケート参加者テーブル管理ツール'''があります。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:token-menu2.png]]</center><br />
<br />
<br />
*[[Survey participants/ja#.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E8.A1.A8.E7.A4.BA|参加者表示]]: すべての参加者の情報を含むアンケート参加者テーブルが表示されます。閲覧画面から個々のエントリーを編集・削除できるほか、各種の機能を利用することができます(詳細は、[[Survey participants/ja#.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E8.A1.A8.E7.A4.BA|参加者表示のウィキ]]を参照してください)。<br />
*[[Survey participants/ja#.E4.BD.9C.E6.88.90|作成]]: '''参加者の追加'''や'''参加者のインポート'''機能を通じてアンケート参加者テーブルに参加者を追加することができます。<br />
*[[Survey participants/ja#.E5.B1.9E.E6.80.A7.E3.81.AE.E7.AE.A1.E7.90.86|属性の管理]]: ここから、アンケート参加者テーブルに参加者の新たな属性データを格納するフィールドを追加することができます。<br />
*[[Survey participants/ja#.E3.82.A8.E3.82.AF.E3.82.B9.E3.83.9D.E3.83.BC.E3.83.88|エクスポート]]: この機能は、トークンテーブルをエクスポートして他のアンケートで利用するときに使用します。ファイルは.CSV フォーマットで保存されます。<br />
*[[Survey participants/ja#.E6.8B.9B.E5.BE.85.E3.81.A8.E5.82.AC.E4.BF.83|案内&催促]]: アンケート参加者テーブルからアンケート参加者に案内を送ったり、アンケートに答えるよう催促したりすることができます。<br />
*[[Survey participants/ja#.E3.83.88.E3.83.BC.E3.82.AF.E3.83.B3.E7.94.9F.E6.88.90|トークン生成]]: アンケート参加者テーブルの中でトークンが割り当てられていないユーザーにランダムでユニークなトークンコードを素早く割り当てることができます。<br />
*[[Survey participants/ja#CPDB.E3.82.92.E8.A1.A8.E7.A4.BA|CPDBを表示]]: LimeSurveyの[[Central Participant Database/ja|中央参加者データベース]] (CPDB)にアクセスします。ここからCPDBユーザーをアンケート参加者としてアンケートに割り当てることができます。<br />
<br />
<br />
==参加者表示==<br />
<br />
<br />
アンケート参加者テーブルのエントリーリストを表示します。ここから次のことができます。<br />
*[[Survey participants/ja#.E3.82.A2.E3.83.B3.E3.82.B1.E3.83.BC.E3.83.88.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E3.81.AE.E4.B8.A6.E3.81.B9.E6.9B.BF.E3.81.88|アンケート参加者の並べ替え]]<br />
*[[Survey participants/ja#.E3.82.A2.E3.83.B3.E3.82.B1.E3.83.BC.E3.83.88.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E3.81.AE.E3.83.95.E3.82.A3.E3.83.AB.E3.82.BF.E3.83.AA.E3.83.B3.E3.82.B0|アンケート参加者のフィルタリング]]<br />
*[[Survey participants/ja#.E5.80.8B.E5.88.A5.E3.81.AE.E3.82.A8.E3.83.B3.E3.83.88.E3.83.AA.E3.83.BC.E3.81.AB.E5.AF.BE.E3.81.99.E3.82.8B.E6.93.8D.E4.BD.9C|個別のエントリーに対する操作]]<br />
*[[Survey participants/ja#.E8.A4.87.E6.95.B0.E3.81.AE.E3.82.A8.E3.83.B3.E3.83.88.E3.83.AA.E3.83.BC.E3.81.AB.E5.AF.BE.E3.81.99.E3.82.8B.E6.93.8D.E4.BD.9C|複数のエントリーに対する操作]] <br />
<br />
<br />
<center>[[File:token-actions.png]]</center><br />
<br />
<br />
===アンケート参加者の並べ替え===<br />
<br />
<br />
テーブルの2行目は、エントリーをソートするキーとなる項目が表示されています。<br />
テーブルの任意の項目をクリックすると、画面が再表示され、クリックした項目によってトークンが並べ替えられて表示されます。2回クリックすると、逆順で表示されます。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Display participants - sort.png]]</center><br />
<br />
<br />
===アンケート参加者のフィルタリング===<br />
<br />
<br />
アンケート参加者をフィルターする場合、フィルターの条件とするカラムを選択します。すぐ下の行にフィルターの条件となる値や文字列を入力します。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Display participants - filter.png]]</center><br />
<br />
<br />
例えば、メールステータス欄を"OK"にすると、有効なメールアドレスが含まれるユーザーだけ表示します。<br />
<br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]] '''ヒント:''' アンケート参加者をフィルターにかけるため、演算子を用いることができます(例:>, <, >=, <=, =)</div><br />
<br />
{{Alert|title=注意|text="案内メール送信"、"催促メール送信"、"アンケート完了"列でフィルタリングするには、"=N"または"<>N"を使用します。それぞれ"いいえ"、"いいえでない"を意味します。}}<br />
<br />
===個別のエントリーに対する操作===<br />
<br />
<br />
'''操作'''欄には、アンケート参加者テーブルの個々のエントリーに対して実行できる操作があります。実行できる操作は次のとおりです。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Display participants - participant action.png]]</center><br />
<br />
<br />
*'''回答詳細を表示:''' アンケートが"追跡"(つまり、匿名でない)アンケートの場合、ボタンが表示され、このエントリからの回答を表示できます。<br />
*'''このトークンでアンケートを実行:''' 生成されたトークンコードを使用してアンケートを実行する場合に使用します。<br />
*'''案内メールを送付:''' このオプションを使用して、各参加者にアンケートを実施するよう電子メールの案内を送信します。<br />
*'''このアンケート参加者を編集:''' アンケート参加者のデータを変更する場合にクリックします。<br />
*'''アンケート参加者削除:''' エントリーを削除する場合にクリックします。<br />
*'''中央参加者データベースでこのユーザーを閲覧する''': 中央参加者データベースに当該のエントリーがある場合にアイコンが表示されます。<br />
<br />
===複数のエントリーに対する操作===<br />
<br />
<br />
テーブルの左下には、複数の参加者に対する操作をまとめて実行できる'''選択された参加者...'''ボタンがあります。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Display participants - participants actions.png]]</center><br />
<br />
<br />
*'''案内メールを送付:''' 選択したアンケート参加者に案内メールを送信します。<br />
*'''催促メールを送付:''' 選択したアンケート参加者に催促メールを送信します。<br />
*'''参加者を中央データベースに追加する:''' トークンエントリーの一部を別のアンケートに使用する場合は、選択した参加者を[[Central Participant Database/ja|中央参加者データベース]]に追加します。そこから、任意のアンケートに参加者を追加することができます。詳細は、[[Central_Participant_Database/ja#.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E3.82.92.E5.85.B1.E6.9C.89.E3.81.99.E3.82.8B|参加者の共有]]に関するウィキページを読んでください。<br />
<br />
<br />
{{Box|上記のいずれかの機能を実行する前に、操作の対象となるアンケート参加者を選択してください。}}<br />
<br />
==作成==<br />
<br />
<br />
アンケート参加者テーブルに表示される参加者を増やすには、新しい参加者を追加するか、CSVファイルまたはLDAPクエリからインポートすることができます。 <br />
<br />
<br />
<center>[[File:Survey participants - Create....png]]</center><br />
<br />
<br />
===参加者を追加===<br />
<br />
<br />
典型的なトークンは次の属性を持ちます。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:token_editing2.png]]</center><br />
<br />
<br />
*'''ID:''' アンケート参加者ごとに自動的に割り当てられる整数。<br />
*'''完了?''': 既定値は'いいえ'になっています。'はい'にすると、アンケートが完了した日付が記録されます。'はい'の場合、各ユーザーに案内や催促は送信されません。アンケート参加者が割り当てられたトークンコードを使用してアンケートを完了すると自動的に'はい'になります。<br />
*'''名:''' アンケート参加者の名<br />
*'''姓:''' アンケート参加者の姓<br />
*'''トークン:''' 招待コードです。手動または自動で生成することができます('''トークンを生成'''ボタンを使用)。<br />
*'''言語:''' 各参加者のアンケートの既定の言語を選択できます。<br />
*'''Eメール:''' 参加者の電子メールアドレス。<br />
*'''メールステータス:''' このフィールドは、無効なメールアドレスを追跡するのに役立ちます。たとえば、アンケート管理者がこのメールアドレスからエラー通知を受け取った場合、このフィールドに"OK"以外の値を設定できます("ユーザー不明"や"メールボックスクォータ超過"など)。このフィールドに"OK"以外のメールステータスをマークすると、案内メールや催促メールを送信するときにこの参加者がスキップされます。この欄を自動的に更新するスクリプトを実装しない限り、この欄は手動で変更するものであることに注意してください。<br />
*'''案内メールを送信?:''' 'はい'の場合は、案内メールが送信された日付が記録されます。<br />
*'''催促メールを送信?:''' 'はい'の場合は、催促メールが送信された日付が記録されます。<br />
*'''残りの回数:''' トークンを使用できる回数のカウンター。''注意:''アンケートに回答済みのユーザーの値は0になっていますが、この値(既定値 = 1)を増やす場合は、'''完了?'''フィールドを"はい"から"いいえ"に切り替える必要があります。<br />
*'''次から有効:'''と'''次まで:''' このトークンを使用できる日時の範囲を設定できます。参加時間枠を制限しない場合は、空白のままにしておきます。ユーザーがアンケート回答中に参加期限に到達すると、ユーザーはすぐにロックアウトされ、アンケートを完了できなくなります。<br />
<br />
'''アンケート参加者追加'''パネルには、'''全般'''タブと'''追加属性'''タブの2つのタブがあります。追加属性タブでは、カスタム属性を利用することができます。詳細については、次の[[Survey participants/ja#.E5.B1.9E.E6.80.A7.E3.81.AE.E7.AE.A1.E7.90.86|ウィキセクション]]を参照してください。<br />
<br />
<br />
===ダミー参加者の作成===<br />
<br />
<br />
ダミー参加者は、アンケート参加者にトークンを電子メールで送信するのではなく、他の方法でトークンコードを提供する場合に使用できます。たとえば、授業評価の際、オンラインアンケートを始めるときに入力する招待コードが書かれた紙を学生に渡すことにより、多くの回答とフィードバックを受け取る可能性が高まります。<br />
<br />
'''''ダミー参加者を作成'''''ボタンをクリックすると、次のページが表示されます。<br />
<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Survey participants - create a dummy participant.png]]</center><br />
<br />
<br />
''参加者数''欄には、アンケート参加者テーブルに追加したいダミー参加者の数を入力します。他のフィールドの説明は[[Survey participants/ja#.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E3.82.92.E8.BF.BD.E5.8A.A0|参加者の追加]]に関するウィキセクションにあります。<br />
<br />
記入を完了したら、画面の右上にある'''保存'''を押します。<br />
<br />
<br />
追加されたかどうかは、アンケート参加者テーブルで確認します。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Dummy variables - simple example.png]]</center><br />
<br />
===CSVファイルから参加者をインポートする===<br />
<br />
<br />
インポート機能を使用すると、[[Survey participants/ja#CSV.E3.83.95.E3.82.A1.E3.82.A4.E3.83.AB.E3.81.8B.E3.82.89.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E3.82.92.E3.82.A4.E3.83.B3.E3.83.9D.E3.83.BC.E3.83.88.E3.81.99.E3.82.8B|CSVファイル]]や[[Survey participants/ja#LDAP.E3.82.AF.E3.82.A8.E3.83.AA.E3.83.BC.E3.81.8B.E3.82.89.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E3.82.92.E3.82.A4.E3.83.B3.E3.83.9D.E3.83.BC.E3.83.88.E3.81.99.E3.82.8B|LDAPクエリー]]から情報をインポートできます。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:survey participants - import csv.png]]</center><br />
<br />
<br />
*'''アップロードするCSVファイルを選択してください:''' インポートするCSVファイルを選択します。エラーを防止するため、値の前後に二重引用符を付けた標準のCSV(カンマ区切り)ファイル(OpenOfficeとExcelのデフォルト)をインポートすることをお勧めします。 <br />
<br />
'''最初の行にはフィールド名が含まれていなければなりません'''。また、''firstname(名)、lastname(姓)、email(Eメール)''のフィールドも<u>含めなければなりません</u>。 <br />
<br />
少なくとも1文字を含む必要があります。二重引用符の間に文字がない場合は動作しません。 <br />
<br />
その他のフィールドはオプションです。''emailstatus(メールステータス)、token(トークン)、language(言語)、validfrom(開始日時)、validuntil(終了日時)、attribute_1(属性1)、attribute_2(属性2)、attribute_3(属性3)、usesleft(残りの回数)、...''<br />
<br />
<br />
{{Hint|Text=すべてのトークンフィールド名のリストを取得するには、[[Survey participants/ja#.E3.82.A8.E3.82.AF.E3.82.B9.E3.83.9D.E3.83.BC.E3.83.88|既存のアンケート参加者テーブルをエクスポート]]します。}} <br />
<br />
{{Hint|Text=CSVトークンインポートファイルの"validfrom"および"validuntil"フィールドの日付形式は、"YYYY-MM-DD HH:MM"です。}}<br />
<br />
*'''ファイルの文字セット:''' CSVファイルで使用される文字に適合するオプションを選択します。<br />
*'''使用されるセパレータ:''' LimeSurveyにCSVで使用されている区切り文字を自動的に検出させるか、''カンマ''または''セミコロン''を選択することができます。<br />
*'''メールアドレスが空のものをフィルタ:''' 有効にすると、電子メールアドレスのないアンケート参加者は、アンケート参加者テーブルにインポートされません。<br />
*'''無効なメールアドレスを許可:''' この機能を無効にすると、電子メールアドレスのフィールドを調べ、そのアドレスが電子メールの構造を持っているかどうかを確認します(例:a@a.net)。<br />
*'''属性の警告表示:''' 有効にすると、インポートプロセスの後に、フィールドに何か問題がある場合に警告が表示されます。例えば。必須フィールドに何も入力されていない場合や、電子メールがCSVファイルに間違って入力されている場合は、属性の警告が表示されます。<br />
<br />
*'''重複しているレコードをフィルター:''' 有効にすると、重複を識別するために使用するフィールドを設定できます。既定では、名、姓、メールアドレスが事前に選択されています。インポート中に重複が見つかった場合、関連する行は省略されます。<br />
<br />
*'''重複によって決定されます:''' 重複フィルタ処理の条件としたいフィールドを選択します。<br />
<br />
<br />
また、CSVファイルをインポートするときに、カスタマイズされた属性をインポートすることもできます。追加する属性を定義します。次のように記述します。<br />
<br />
<br />
<code>email,attribute_1 <Casenr>, token, attribute_2 <Title>, attribute_3 <destination>, lastname,firstname,attribute_4 <Sender></code><br />
<br />
<br />
必要なインポート設定を完了したら、'''アップロード'''ボタンをクリックしてください。<br />
<br />
<br />
====アンケート参加者のインポートに関するトラブルシューティング====<br />
<br />
<br />
ユーザーがトークンをインポートする場合の一般的なエラーは、無効なCSVファイルです。これは、多くの場合、Microsoft Excelによって発生します。多くのユーザーは、XLSドキュメントとして保存された電子メールアドレスのリストを持っています。ExcelでCSV形式としてファイルを保存できますが、OSのロケールによっては、標準のカンマ(,)ではなく、セミコロン(;)を区切り文字として使用することがあります。どちらかわからない場合は、標準のテキストエディターでファイルを開き、使用された区切り文字を確認します。 <br />
<br />
推奨のフリーテキストエディターは、Windows用は[http://www.pspad.com/ PSPad]、[http://www.flos-freeware.ch/notepad2.html NotePad2]、[http://notepad-plus-plus.org/ Notepad++]、Macintoshでは[http://www.barebones.com/products/textwrangler/ TextWrangler]です。<br />
<br />
<br />
{{Box|LimeSurveyはセミコロンもセパレータとして検出する必要があります。ただし、インポートプロセスが正常に機能していない場合は、セミコロンをカンマで置き換えてください。値の前後に二重引用符も追加する必要があります。}}<br />
<br />
===LDAPクエリーから参加者をインポートする===<br />
<br />
{{Alert|title=注意|text=このオプションは、LDAPクエリーに関する高度な知識を持つユーザーにのみ推奨されます。}}<br />
<br />
このインポート機能を使用すると、LDAPクエリから情報をインポートできます(openLdapでテストしていますが、ActiveDirectoryを含むLDAP準拠のディレクトリで動作するはずです)。''LDAPからアンケート参加者をインポート''ページから、以下のオプションが利用できます。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Import survey participants from LDAP.png]]</center><br />
<br />
* クエリーは、システム管理者がconfig-ldap.phpファイルで手動で定義します。<br />
* 重複は、名、姓、メールアドレスで識別されます。インポート中に重複が見つかった場合、関連する行は省略されます(''重複しているレコードをフィルター''をオフにしている場合を除く)。<br />
<br />
{{Note|LimeSurveyのLDAP設定の詳細については、[[LDAP settings/ja|ウィキページ]]を参照してください。}}<br />
<br />
==属性の管理==<br />
<br />
このオプションを使用すると、アンケート参加者テーブルの追加フィールドを追加/編集できます。標準で用意されていないアンケート参加者データは、フィールドを追加して格納することができます。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Survey participants - Add attributes.png]]</center><br />
<br />
<br />
アンケート参加者テーブルに追加する新しい属性フィールドの数を入力します。'''フィールド追加'''ボタンをクリックします。次のページが表示されます。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:token_manage.png]]</center><br />
<br />
<br />
属性フィールドテーブルには、次のフィールドがあります。<br />
*'''属性フィールド:''' ここに入力される値は、属性フィールドに基づいて[[Setting conditions/ja|条件]]を適用する場合や匿名でないアンケートの結果をエクスポートする場合など、カスタム属性フィールドを使用して行う様々な操作で使用できます。<br />
*'''フィールド説明:''' '''属性フィールド'''名を置き換えるために使用します。各属性フィールドにカスタム名を付けることで、管理パネル、トークンを閲覧するとき、属性フィールドに基づいて条件を作成するとき、または匿名でないアンケートの結果をエクスポートするときに、より見やすくなります。<br />
*'''必須?:''' 有効にすると、アンケート管理者はこの属性フィールドを入力する必要があります。入力しないと回答者をアンケート参加者テーブルに登録することはできません。<br />
*'''登録時に表示しますか?:''' アンケート参加者がアンケートの前に登録する必要がある場合、このフィールドの入力が要求されます。無効にすると、属性フィールドはアンケート登録ページに表示されません。<br />
*'''フィールド見出し:''' このフィールドを使用して、それぞれの属性フィールドの役割/使用法に関する詳細な説明を追加します。<br />
*'''CPDBにマップ:''' 中央参加者データベースの対応する属性にマッピングします。<br />
*'''サンプルデータ:''' フィールドの入力例の文字列を設定します。たとえば、アンケート参加者の性別を尋ねる場合は、男性、女性、無回答などの'''サンプルデータ'''を表示します。<br />
<br />
<br />
ボックスの記入が終わったら、画面の左下にある'''保存'''ボタンをクリックしてください。<br />
<br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]] 属性フィールドを追加する方法とこれらの値に基づく条件を使用する方法については、ブログの記事を参照してください。"[http://www.limesurvey-consulting.com/limesurvey-conditions-based-on-token-attributes/ Conditions based on token attributes]"</div><br />
<br />
さらにフィールドを追加するには、ページの下部に移動し、'''属性フィールドの番号を追加する'''に数値を入力して'''フィールド追加'''ボタンをクリックします。<br />
<br />
カスタム属性を削除する場合は、ページの一番下にある'''この属性を削除'''フィールドのドロップダウンリストから、削除する属性を選択します。選択したら、'''属性削除'''をクリックし、削除を確認します。<br />
<br />
==エクスポート==<br />
<br />
<br />
アンケート参加者テーブルをエクスポートする場合は、トークン管理ツールのツールバーにある'''エクスポート'''ボタンをクリックします。アンケート参加者リストをエクスポートする前に、必要なオプションを選択します。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Survey participants - export.png]]</center><br />
<br />
<br />
*'''アンケートステータス:'''<br />
**''すべてのトークン:'' すべてのアンケート参加者をアンケート参加者テーブルからエクスポートします。<br />
**''完了:'' アンケートを完了した参加者のみをエクスポートします。<br />
**''未完了:'' アンケートをまだ完了していない参加者をエクスポートします。<br />
**''開始していません:'' まだアンケートを開始していない参加者をエクスポートします。<br />
**''開始しましたが、まだ完了していません:'' アンケートを開始したものの完了していない参加者をエクスポートします。<br />
*'''案内メールステータス:''' 案内メールの状況(''すべて''、''案内済''、''未案内'')に応じてユーザーをエクスポートします。<br />
*'''催促メールのステータス:''' 催促メールの状況(''すべて''、''催促メールを送付''、''催促メール送付なし'')に応じてユーザーをエクスポートします。<br />
*'''言語フィルタ:''' アンケートを作成するときに、基本言語のほかに追加の言語を追加できます。アンケート参加者をエクスポートする際、回答者が利用した言語に基づいてエクスポートすることができます。<br />
*'''メールアドレスによるフィルタ:''' 電子メールアドレスに指定した文字列を含むエントリーをエクスポートします。たとえば、アンケート参加者の一部が"A社"の仕事用メールアドレスを使用している場合に使用できます。''@companya.com''と入力すると、この会社の職場のメールアドレスをもつユーザーのみをエクスポートします。<br />
*'''出力された参加者を削除:''' 有効にすると、エクスポートされたユーザーは、アンケート参加者テーブルから削除されます。<br />
<br />
エクスポートオプションを選択したら、画面の右上にある'''CSVファイルをダウンロード'''ボタンをクリックします。<br />
<br />
<div class="simplebox"><br />
アンケート参加者をエクスポートすると、フィールドは次の順序になります。<br />
<code>tid,firstname,lastname,email,emailstatus,token,language code,attribute_1,attribute_2,...</code></div><br />
<br />
==案内&催促==<br />
<br />
この機能により、LimeSurveyの案内状システムを管理できます。[[Survey participants/ja#.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E8.A1.A8.E7.A4.BA|アンケート参加者テーブル]]に表示されている参加者に案内または催促のメールを送信できます。[[Email bounce tracking system/ja|電子メールバウンストラッキングシステム]]は、受信者(アンケート回答者)に配信されなかった電子メールを追跡・把握するために使用することができます。<br />
<br />
<br />
===案内メールの送信===<br />
<br />
<br />
アンケート参加者テーブルから、案内をまだ送信していないすべての回答者に対し、一括して電子メールの案内を送ることができます。<br />
<br />
<br />
<br />
<center>[[File:token-invite.png]]</center><br />
<br />
<br />
'''無効なメールアドレスを回避する'''オプションを有効にすることにより、電子メールステータスフィールドが"OK"以外のアンケート参加者をスキップできます。<br />
<br />
すべてのエントリーの[[Survey_participants/ja#.E5.8F.82.E5.8A.A0.E8.80.85.E3.82.92.E8.BF.BD.E5.8A.A0|有効な日付の範囲設定]]を無視したい場合は、'''メール送信前に日付による回避'''機能を有効にします。これにより、LimeSurveyが電子メールを送信する際、トークンを使用することができる期間として設定された日時範囲は考慮されません。 <br />
<br />
<br />
====招待の再送====<br />
<br />
<br />
特定のアンケート参加者に再度案内メールを送りたい場合にこの機能を使用します。'''案内メール送付'''機能を使用すると、''以前に案内メールを受信していない''メールアドレスのみが選択されます。つまり、最初に案内メールを送信した後、アンケート参加者リストに新たにアドレスを追加すると、2回目に案内メールを送信するときは、新たに追加したアドレスにだけ案内メールが送信されます。<br />
<br />
つまり、テーブル内で送信エラーとなったエントリーの電子メールアドレスを編集し、編集されたアドレスにのみ送信することもできます。これを行うには、'''催促メールを送信?'''フィールドを'いいえ'にして、招待状を再度送信します。<br />
<br />
===催促メールの送信===<br />
<br />
アンケート参加者テーブルにある参加者のうち、案内メール送付済みで、まだアンケートに回答していない参加者に対し、一斉に催促メールを送信します。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:token-remind.png]]</center><br />
<br />
<br />
When sending reminders you can:<br />
* '''無効なメールアドレスを回避する:''' 送信エラーが発生したメールアドレスを持つエントリーはスキップされます。メールは送信されません。<br />
* '''催促メールの最小間隔(日):''' 催促メールが"最近"送信されている場合はスキップします。<br />
* '''最大催促メール:'''ここで設定した数の催促メールが既に送信されている場合はスキップします。<br />
* '''メール送信前に日付による回避:''' トークンが使用可能な期間内にないエントリーはスキップします。<br />
<br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]] '''注意:''' "完了"フィールドがオフになっている(回答者がアンケートに着手していない、または完了していない)参加者にのみ催促メールが送信されます。</div><br />
<br />
<br />
====メール送信のバッチ処理====<br />
<br />
同時に多くの電子メールを送信する必要がある場合、LimeSurveyはN通ずつバッチで送信します(このしきい値は、LimeSurveyの全体設定にある[[Global settings/ja#.E3.83.A1.E3.83.BC.E3.83.AB.E3.82.A2.E3.83.89.E3.83.AC.E3.82.B9.E8.A8.AD.E5.AE.9A|メールアドレス設定]]から管理者が設定します)。<br />
<br />
===確認メール===<br />
<br />
<br />
トークンを使用し、参加者がアンケートに必要事項を記入すると、確認メールが参加者のメールアドレスに送信することができます。<br />
<br />
このメッセージを送信しない場合は、[[Participant settings/ja|アンケートの一般設定]]でこの機能を無効にしてください。<br />
<br />
==バウンスプロセスの開始==<br />
<br />
電子メールを送信する際、LimeSurveyの電子メールバウンストラッキングシステムは、自動的にsurvey-idとtoken-idをメールヘッダーに追加します。これらの"カスタムヘッダー"は、LimeSurveyからアンケート参加者に送信される案内メールに追加されます。電子メールがエラーで返送されると、元々のヘッダーに加え"Delivery notification"ヘッダーが受信されます。次に、システムは新しい電子メールをチェックし、これらのカスタムヘッダーを持つ電子メールを解析し、アンケート参加者テーブルで間違った電子メールアドレスとしてマークします。<br />
<br />
<br />
===バウンス設定===<br />
<br />
<br />
'''バウンス設定'''オプション:<br />
<br />
<br />
<center>[[File:surveyBounseSettings.png]]</center><br />
<br />
<br />
各フィールドの簡単な説明については、[[Global settings/ja#.E3.83.90.E3.82.A6.E3.83.B3.E3.82.B9.E8.A8.AD.E5.AE.9A|ウィキセクション]]を参照してください。LimeSurveyインストールの''全体設定''を使用する場合は、'''バウンス設定を使用'''で、'''全体設定を適用'''を選択します。 <br />
<br />
{{Note|詳細な説明については、[[Email bounce tracking system/ja|電子メールバウンストラッキングシステム]]に関するウィキを確認してください。}}<br />
<br />
正しくこの機能を設定して使うために、[[Email_bounce_tracking_system/ja#.E3.82.B7.E3.82.B9.E3.83.86.E3.83.A0.E3.81.AE.E3.82.BB.E3.83.83.E3.83.88.E3.82.A2.E3.83.83.E3.83.97|この]]ページも読んでおいてください。<br />
<br />
==メールテンプレートの編集==<br />
<br />
<br />
プレースホルダの使用、LimeSurveyの電子メールテンプレートの編集方法について詳しくは、[[Email templates/ja|電子メールテンプレート]]のwikiセクションを参照してください。<br />
<br />
<br />
==トークン生成==<br />
<br />
<br />
この機能を使用すると、アンケート参加者テーブルの中で、トークンコードをまだ受信していないすべてのエントリーに対して、固有のトークンを作成することができます。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Survey participants - Generate tokens.png]]</center><br />
<br />
==CPDBを表示==<br />
<br />
トークン管理ツールバーにある最後のオプションは、'''CPDBを表示'''オプションです。これにより、アンケート管理者は、中央参加者データベースとアンケート参加者リストの両方に存在する共通のユーザーを確認できます。<br />
<br />
以下の例では、次のアンケート参加者リストがあります。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Survey participants list - view in cpdb.png]]</center><br />
<br />
<br />
IDが1、2のユーザーは、中央参加者データベースから共有されています。これを確認するには、アンケート参加者テーブルの管理ツールバーにアクセスし、'''CPDBを表示'''をクリックします。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:View in CPDB - filters.png]]</center><br />
<br />
<br />
ご覧のとおり、'''CPDBを表示'''機能では、基本的にフィルターを適用して、CPDBのどのユーザがそれぞれのアンケートに含まれているかを判断します。<br />
<br />
=テーブル削除=<br />
<br />
アンケート参加者テーブルを削除する場合は、'''参加者表示'''ボタンをクリックし、画面の右上にある'''参加者テーブルを削除'''ボタンをクリックします。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Delete survey participants table.png]]</center><br />
<br />
<br />
ウィンドウがポップアップし、最終的な確認が求められます。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Confirmation - delete survey participants table.png]]</center><br />
<br />
<br />
これにより、LimeSurveyからテーブルが削除されることはありません。バックアップが作成されます。これにアクセスするには、システム管理者権限が必要です。 <br />
<br />
完全に削除したい場合は、'''設定'''ダイアログにある[[Check data integrity/ja|データ整合性確認]]オプションを使用します。<br />
<br />
=ヒント & TIP=<br />
<br />
以下のヒントやTIPを自由に追加してください。以下のものは、コミュニティのメンバーによって投稿されました。<br />
*[[Survey participants/ja#.E5.85.AC.E9.96.8B.E7.99.BB.E9.8C.B2.E3.81.AE.E8.A8.B1.E5.8F.AF|公開登録の許可]]<br />
*[[Survey participants/ja#.E5.85.AC.E9.96.8B.E7.99.BB.E9.8C.B2.E6.99.82.E3.81.AE.E3.82.AD.E3.83.A3.E3.83.97.E3.83.81.E3.83.A3.EF.BC.88CAPTCHA.EF.BC.89|公開登録時のキャプチャ(CAPTCHA)]]<br />
*[[Survey participants/ja#.E3.83.88.E3.83.BC.E3.82.AF.E3.83.B3.E3.82.92.E4.BD.BF.E3.81.A3.E3.81.A6.E3.82.82.E5.8C.BF.E5.90.8D.E3.81.AE.E3.82.A2.E3.83.B3.E3.82.B1.E3.83.BC.E3.83.88.E3.81.8C.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.82.8B.E3.81.8B|トークンを使っても匿名のアンケートができるか]]<br />
*[[Survey participants/ja#.E5.A4.9A.E6.95.B0.E3.81.AE.E6.9E.B6.E7.A9.BA.E3.83.A1.E3.83.BC.E3.83.AB.E3.82.A2.E3.83.89.E3.83.AC.E3.82.B9.E3.82.92.E7.94.9F.E6.88.90.E3.81.99.E3.82.8B.E6.96.B9.E6.B3.95|多数の架空メールアドレスを生成する方法]]<br />
*[[Survey participants/ja#.E3.82.B9.E3.83.91.E3.83.A0.E5.95.8F.E9.A1.8C|スパム問題]]<br />
*[[Survey participants/ja#.E5.8C.BF.E5.90.8D.E3.81.AE.E5.8F.82.E5.8A.A0|匿名の参加]]<br />
<br />
<br />
=公開登録の許可=<br />
<br />
トークンを使用する際に利用できる回答者管理機能を利用してアンケートを公開することもできます。これを行うには、アンケート参加者テーブルを初期化し、メインのアンケート設定で[[Participant settings/ja|参加登録を許可]]します。トークンが付与されていない人がアンケートのURLに訪問することにより登録することができます(この設定は、後からアンケートの設定メニューにある[[Participant settings/ja|参加者設定]]セクションから変更できます)。 <br />
<br />
参加者が現在のデータベースにない電子メールアドレスを入力した場合、アンケート参加者テーブルで新たなエントリーが作成され、固有のトークンコードを含む案内メールが送信されます。<br />
<br />
==公開登録時のキャプチャ(CAPTCHA)==<br />
<br />
ロボットによる登録からアンケートを守るため、登録、保存、フォームの読み込みのすべてに対し、CAPTCHA機能を有効にすることができます。詳細については、[[Participant settings/ja|参加者設定]]に関するウィキを参照してください。<br />
<br />
==トークンを使っても匿名のアンケートができるか==<br />
<br />
'''はい'''、トークンは匿名かどうかにかかわらず使えます。これはアンケートの作成時に決まります。アンケートが匿名でない('追跡可')場合は、個々人の回答を見つけるためトークンリストを使用します。アンケートが匿名の場合は、アンケート参加者テーブルの参加者と回答を結びつけること(技術的には、外部キー関係をもつこと)はできません。<br />
<br />
アンケート回答の匿名化を有効または無効にするには、[[Participant settings/ja|参加者設定]]のウィキセクションを確認してください。<br />
<br />
==多数の架空メールアドレスを生成する方法==<br />
<br />
場合によっては、架空の電子メールアドレスとトークンが必要になることがあります。OpenOffice Calcなどの表計算ソフトの関数を使用して生成することができます。次のようなアドレスが多数必要だとしましょう:1@test.com、2@test.com、3@test.com、...。A1に"1"と入力します。A2に=A1+1という数式を入力し、A2を下方向にコピーし、必要なだけ連続した数値を作成します。B1 に、文字列結合関数を使用してA1と"@test.com"を結合します。すなわち、''=CONCATENATE(A1;"@test.com")''です。その後、B1をAのセルの分だけ下方向にコピーします(同様に架空の名前も作ることができます)。最後に、ファイルをCSV形式で保存し、LimeSurveyにインポートします。<br />
<br />
LimeSurvey 1.91以降、"ダミートークン生成"機能を使用することができます。ただし、ダミーエントリーには電子メールアドレスは含まれません。<br />
<br />
<br />
==スパム問題==<br />
<br />
メールスパムフィルターがLimeSurveyからのメッセージをスパムとして認識したため、案内メールや催促ーメールを受信できなかったという不満をよく聞きます。<br />
<br />
電子メールがスパムとして扱われた場合、主に使用されているスパムフィルターとその設定に原因があります。スパムフィルターは、通常、送信者アドレス、メールの件名、内容をチェックします。設定を変更すると、ユーザーの電子メールプロバイダがLimeSurveyからのメッセージを処理する方法を変えられるかもしれません。<br />
<br />
問題と解決策は、[https://www.survey-consulting.com/how-to-prevent-limesurvey-email-invitations-or-reminders-being-treated-as-spam/ limesurvey-consulting.com Limesurvey Consultingのブログ記事]に掲載されています。<br />
<br />
LimeSurveyでは、案内メールに書かれるURLを、LimeSurvey管理にログインしたURLから自動的に決定しようとします。しかし、サーバの(誤った)設定によってこれが正しく動作しない可能性があるため、手動で設定する必要があります。<br />
<br />
"application/config/config.php"を編集して、既定のベースURL値を変更することができます。既存の'components'配列に、以下のように'hostInfo'プロパティを追加します。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php"> 'components' => array(<br />
...<br />
'config' => array(<br />
.......<br />
'publicurl' => 'http://www.example.com',<br />
........<br />
),<br />
)<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]]LimeSurveyの設定ファイルを編集する方法の詳細については、[[Optional settings/ja|LimeSurveyのオプション設定]]に関するウィキを読んでください。</div><br />
<br />
問題の原因についてですが、LimeSurveyはドメインをサーバーのPHP変数から決定しようとします。$_SERVER<nowiki>[</nowiki>'HTTP_HOST'] or $_SERVER<nowiki>[</nowiki>'SERVER_NAME']<br />
<br />
ウェブサーバーソフトウェアによってはこの情報を正しく提供できない、もしくは間違って設定されるようです。<br />
<br />
==匿名の参加== <br />
<br />
ダミートークンを使用すると、作成されたダミートークンをエクスポートし、外部で参加者リストと組み合わせることによって、匿名の参加形式をとることができます。これにより、LimeSurveyは参加者の個人情報をシステムに入れることなくアンケートプラットフォームとして使用できます。 <br />
<br />
唯一の欠点は、参加トークンを自身で配布する必要があることです。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Survey_participants/240/ja&diff=308086
Translations:Survey participants/240/ja
2023-12-02T08:58:53Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div>参加者が現在のデータベースにない電子メールアドレスを入力した場合、アンケート参加者テーブルで新たなエントリーが作成され、固有のトークンコードを含む案内メールが送信されます。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Optional_settings/ja&diff=308085
Optional settings/ja
2023-12-02T08:58:15Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div><languages /> <br />
__TOC__<br />
<br />
以下のセクションでは、LimeSurveyのGUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)によって変更できない設定を編集したい人を対象に説明します。LimeSurveyのルートディレクトリからの変更はすべて自己責任で行ってください。ただ、問題が生じ、さらなるガイダンスが必要な場合は、[https://www.limesurvey.org/forum ディスカッションフォーラム]や[irc://irc.freenode.net/limesurvey|IRC IRCチャンネル]に参加してLimeSurveyコミュニティの助けを借りてください。<br />
<br />
=はじめに=<br />
<br />
設定を変更するには、オプションの設定を編集する必要があります。これらは、LimeSurveyのルートディレクトリーにある、/application/config/'''config-defaults.php'''にあります。標準インストールの既定の設定は、config-defaults.phpにあります。[[Global settings/ja|グローバル設定]]ダイアログを使用して上書きできるものもありますが、そうでないものは手動で編集する必要があります。 <br />
<br />
{{Alert|これらの設定を変更したい場合は、config-defaults.phpで変更せず、該当の設定/行を/application/config/'''config.php'''の<nowiki>'config'=>array( )</nowiki>の中にコピーし、そこで変更します。config.phpファイルから新たに変更/導入されたすべての設定は、config-defaults.phpの既定値よりも優先されます。}}<br />
<br />
アップグレードが行われると、config-defaults.php設定だけが変更されます。したがって、config.phpファイルを編集すると、カスタマイズした設定が保存されます。 <br />
<br />
/application/'''config/config.php'''にあるLimeSurvey設定を更新/追加するには、config配列を更新します。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'config'=>array(<br />
'debug'=>0,<br />
'debugsql'=>0,<br />
'LimeSurveySetting'=>'New value', // ここでLimeSurveyの既定の設定を更新します。<br />
)<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
=Yii設定=<br />
<br />
LimeSurveyは、application/config/'''config.php'''ファイルに独自の設定パラメータを持つYiiフレームワークを使用します。LimeSurveyの設定は、Yii設定を介してアクセスすることもできます。<br />
<br />
config.php配列はconfig全体にマージされるので、config.phpファイル内のYiiパラメータを置き換えることができます。<br />
<br />
Yii固有の設定はcomponents配列に設定されています。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'components' => array(<br />
'db' => array(<br />
....<br />
),<br />
'Specific settings'=>array(<br />
....<br />
),<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
{{Note|Yiiフレームワークの詳細については、[http://www.yiiframework.com/doc-2.0/guide-index.html 次のリンク]を参照してください。}}<br />
<br />
==データベース設定==<br />
データベース設定は、LimeSurveyを初めてインストールするときにインストーラファイルによってconfig.phpに書き込まれます。必要に応じて、config.phpファイルのこの部分を更新することができます。これはあなた自身の責任で行ってください。<br />
[http://www.yiiframework.com/doc/blog/1.1/en/prototype.database#establishing-database-connection Yiiのドキュメント]も参照してください。LimeSurveyは、mysql、pgsql、dblib、mssql、sqlsrvのみをサポートしています。<br />
<br />
==セッション設定==<br />
<br />
config.phpにいくつかのセッションパラメータを設定することができます(以下の2つの例を確認してください)。config.phpに必要な部分をコメントアウトしたり追加したりすることができます。その他の設定については、[http://www.yiiframework.com/doc/api/1.1/CHttpSession Yiiのドキュメント]を参照してください。<br />
<br />
{{Alert|同じサーバー上で複数のLimeSurveyインスタンスを実行するようにセッション設定を修正する必要がある場合は、crsf cookieの[[Optional_settings/ja#.E3.83.AA.E3.82.AF.E3.82.A8.E3.82.B9.E3.83.88.E3.81.AE.E8.A8.AD.E5.AE.9A|リクエスト設定]]を修正する必要がないかどうかを確認してください。}}<br />
<br />
===テーブルベースのセッションを使用する===<br />
<br />
LimeSurveyはテーブルベースのセッションを使うことができます。テーブルベースのセッションを使用するには、既定のconfig.phpファイルでコメント部分を見つけ、各行の前にある//を削除します。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'session' => array (<br />
'class' => 'application.core.web.DbHttpSession',<br />
'connectionID' => 'db',<br />
'sessionTableName' => '{{sessions}}',<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
{{Alert|テーブルベースのセッションは現在のところ、MSSQLサーバーではサポートされていません。}}<br />
<br />
===その他のセッションに関する修正===<br />
<br />
LimeSurveyにSSL('https')を使用する場合は、config.phpに次の行を追加すると、セッションのセキュリティが向上します。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // SSL経由でcookieを設定<br />
'session' => array (<br />
'cookieParams' => array(<br />
'secure' => true, // cookieにSSLを使用する<br />
'httponly' => true // cookieは他のプロトコルで使用できない(実験的)<br />
),<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
Cookieのドメインを修正する場合は、config.phpで次の構文を使用します。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // cookieのドメインを指定<br />
'session' => array (<br />
'cookieParams' => array(<br />
'domain' => '.example.org',<br />
),<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
同じサーバーに複数のインストールしている場合は、LimeSurveyのインスタンスごとに異なるセッション名を設定する方が簡単です。これは、IE11においていくつかの条件で必要となることがあります([https://bugs.limesurvey.org/view.php?id=12083#c42892 issue 12083]を参照)。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // Set the name of the session<br />
'session' => array (<br />
'sessionName' => "LimeSurveyN1",<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
==リクエストの設定==<br />
リクエストの設定は重要ですが、デフォルト設定はLimeSurveyの使用に合わせて既に最適化されています。詳細については、[http://www.yiiframework.com/doc/api/1.1/CHttpRequest Yiiドキュメント]を参照してください。<br />
<br />
たとえば、LimeSurveyリクエスト設定の設定は、次のように変更することができます(自己責任で行ってください)。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // CSRF保護を無効にする<br />
'request' => array(<br />
'enableCsrfValidation'=>false, <br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // 特定のURLベースを強制する <br />
'request' => array(<br />
'hostInfo' => 'http://www.example.org/' <br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // CSRF保護のためのCookieドメイン名とパスを設定します。パスは同じドメインに別のインスタンスがある場合に使います。<br />
'request' => array(<br />
'csrfCookie' => array( <br />
'domain' => '.example.com',<br />
'path' => '/limesurvey/',<br />
)<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
トークン電子メールのURLのみを更新する必要がある場合は、config.phpファイルで[[Optional_settings/ja#Advanced_path_settings|publicurl]]を設定してください。<br />
<br />
<br />
==iFrameでセッションとCsrf検証の使用を許可する {{NewIn/ja|v=3.24.3}}==<br />
<br />
[[Global_settings/ja#.E3.82.BB.E3.82.AD.E3.83.A5.E3.83.AA.E3.83.86.E3.82.A3|Iframeの組込]]を許可した場合、いくつかの構成部分を更新する必要があります。すべての設定においても、iframeのフォームを許可するとブラウザーによっては壊れてしまうことに注意してください。この設定はFirefox 81.0.2およびChromium 85.0.4183.121でテストされました。<br />
<br />
=== iframeでのセッション開始を許可する===<br />
<br />
sessionはsecure(有効なhttps)、httponlyとし、samesiteはNoneにする必要があります。すべての設定はすべて小文字にする必要があります。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> 'session' => array (<br />
'sessionName'=>'LS-VBXZZORFJZCAKGYI',<br />
// テーブルベースのセッションが必要な場合は、以下の行をコメントアウトします。<br />
// 注意: テーブルベースのセッションはMSSQLサーバーでは現在サポートされていません。<br />
// 'class' => 'application.core.web.DbHttpSession',<br />
// 'connectionID' => 'db',<br />
// 'sessionTableName' => '{{sessions}}',<br />
'cookieParams' => array(<br />
'secure' => true,<br />
'httponly' => true,<br />
'samesite' => 'None',<br />
),<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
=== iframeでcsrf cookieを許可する===<br />
<br />
sessionと同様、secureとし、samesiteはNoneにします。配列はsessionと同じレベルに追加する必要があります。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> 'request' => array(<br />
'enableCsrfValidation'=>true,<br />
'csrfCookie' => array(<br />
'sameSite' => 'None',<br />
'secure' => true,<br />
),<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
==URL設定==<br />
<br />
{{Alert|トークンやその他のメールのURLのみを更新する必要がある場合は、config.phpファイルの[[Optional_settings/ja#.E9.AB.98.E5.BA.A6.E3.81.AAURL.E8.A8.AD.E5.AE.9A|publicurl]]を設定します。}}<br />
<br />
既定のURL設定を変更するには、urlManagerを更新します。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // Use short URL<br />
'urlManager' => array(<br />
'urlFormat' => 'path',<br />
'showScriptName' => false,<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
<br />
アンケートIDの後に次のように.htmlを追加することもできます。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // Use short URL<br />
'urlManager' => array(<br />
'urlFormat' => 'path',<br />
'rules' => array (<br />
'<sid:\d+>' => array('survey/index','urlSuffix'=>'.html','matchValue'=>true),<br />
),<br />
'showScriptName' => false,<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
詳細は、[http://www.yiiframework.com/doc/guide/1.1/en/topics.url Yiiのドキュメント]を参照してください。<br />
<br />
==ロギング設定==<br />
<br />
Yiiは、ログを生成するさまざまなソリューションを提供します。詳細については、[http://www.yiiframework.com/doc/guide/1.1/en/topics.logging ロギングについて]をチェックしてください。LimeSurveyは、既定で'1'または'2'を使用しています。これにより、すべてのウェブユーザーがログを参照できます。あなたはYiiを使って自分の設定を直接作成することができます。<br />
<br />
たとえば、ファイル内のエラーと警告を記録する簡単な方法は次のとおりです。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
return array(<br />
'components' => array(<br />
/* 'db'など他のコンポーネント部分 */<br />
'log' => array(<br />
'routes' => array(<br />
'fileError' => array(<br />
'class' => 'CFileLogRoute',<br />
'levels' => 'warning, error',<br />
'except' => 'exception.CHttpException.404',<br />
),<br />
),<br />
),<br />
/* 'urlManager'など他のコンポーネント部分 */<br />
),<br />
/* 最終パート('runtimePath'や'config'など) */<br />
);<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
{{Hint|Text=ファイルは既定で<code><nowiki>limesurvey/tmp/runtime/application.log</nowiki></code>に保存されています。これはLimeSurveyのルートフォルダにあります。}}<br />
{{Alert|Yiiはランタイムパスを使用します。既定では、ログにはウェブからアクセスできます。ログにはサーバーからの多くの情報を含んでいるかもしれません。ウェブ経由でアクセスできないディレクトリを使用する方がよいでしょう。ルートで設定するか、[[Optional settings/ja#Yii settings#Runtime path|ランタイムパス]]を更新して設定できます。}}.<br />
<br />
==ランタイムパス==<br />
<br />
[http://www.yiiframework.com/doc/guide/1.1/en/basics.convention#directory ランタイムパス]は、"webユーザー"が読み書きできるディレクトリでなければなりません。ただし、ランタイムパスには、公開ウェブアクセス領域にある潜在的なセキュリティ情報を持つファイルが含まれています。LimeSurveyは、これらのファイルをLimeSurveyルートディレクトリのtempディレクトリに収集します。このような重要なデータへのアクセスを排除するために、/application/config/config.phpファイルの各行を編集することで、外部からウェブでアクセスできない場所にランタイムパスを設定することができます。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> <br />
return array(<br />
'components' => array(<br />
[…]<br />
'runtimePath'=>'/var/limesurvey/runtime/',<br />
'config'=>array(<br />
[…]<br />
)<br />
)<br />
)<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
=全体設定=<br />
<br />
*'''sitename''': アンケートサイトつける名前です。この名前は、アンケートリストの概要と管理画面のヘッダーに表示されます。既定値は'LimeSurvey'で、[[Global settings/ja|グローバル設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
*'''siteadminemail:''' サイト管理者の既定の電子メールアドレスで、システムメッセージと連絡先オプションに使用されます。この設定は既定値としてのみ使用され、[[Global settings/ja|グローバル設定]]ダイアログで上書きできます。<br />
*'''siteadminbounce:''' これは、バウンスされた電子メールの宛先となる電子メールアドレスです。この設定は既定値としてのみ使用され、[[Global settings/ja|グローバル設定]]ダイアログで上書きできます。<br />
*'''siteadminname:''' サイト管理者の実際の名前です。この設定は既定値としてのみ使用され、[[Global settings/ja|グローバル設定]]ダイアログで上書きできます。<br />
*'''proxy_host_name:''' プロキシサーバーのホスト名です(サーバーがプロキシの背後にあり、LimeSurveyを[[ComfortUpdate/ja|ComfortUpdate]]を使用して更新したい場合にこれを設定する必要があります)。<br />
*'''proxy_host_port:''' プロキシサーバーのポート番号です(サーバーがプロキシの背後にあり、LimeSurveyを[[ComfortUpdate/ja|ComfortUpdate]]を使用して更新したい場合にこれを設定する必要があります)。<br />
<br />
= セキュリティ=<br />
<br />
* '''maxLoginAttempt''': ユーザーがパスワードを入力する際の、IPアドレスをブロックまたはロックアウトするまでの試行回数です。既定値は3で、config.phpから変更できます。<br />
* '''timeOutTime''': ユーザーがパスワードを誤って入力し<maxLoginAttempt>に対してに達した場合、<timeOutTime>秒間ロックアウトされます。既定値は10分で、config.phpから変更できます。<br />
* '''maxLoginAttemptParticipants''': 参加者が、有効なトークンを入力しなかった場合に、参加者のIPアドレスがブロック/ロックアウトされるまでの試行回数。既定値は3であり、config.phpで変更できます。 <br />
* '''timeOutParticipants''': 参加者が<maxLoginAttemptParticipants>で指定した回数分正しくないトークンを入力した場合、その参加者は<timeOutParticipants>秒の間、ロックアウトされます。既定値は10分であり、config.phpで変更できます。<br />
* '''surveyPreview_require_Auth''': 既定ではtrueに設定されます。これを'false'に設定すると、アンケートパネルにログインしなくても、またアンケートを有効にしなくても、アンケート用URLを使用してアンケートをテストすることができます。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
* '''usercontrolSameGroupPolicy''': 既定値はtrueです。LimeSurvey管理インターフェースで定義した管理者でないユーザーは、自身が作成したユーザー、もしくは、少なくとも1つの同じグループに所属する場合にのみ、他のユーザーを見ることができます。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
*'''filterxsshtml:''' この設定では、アンケート/グループ/質問、回答テキストの中にある不審なHTMLタグと管理インターフェイスの回答テキストにフィルタをかけることができます。LimeSurveyの管理者として作成したユーザーを完全に信頼できる場合で、JavascriptやFlashムービーなどをそのユーザーに許可する場合にのみ'false'にします。<span class="warning">スーパー管理者のHTMLはフィルタリングされません。</span>この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
*'''demoMode:''' config.phpでこのオプションが 'true'に設定されている場合、LimeSurveyはデモモードになります。デモモードでは以下の変更が行われます。<br />
** 管理者の詳細とパスワードの変更を無効にします。<br />
** テンプレートエディタでのファイルのアップロードを無効にします。<br />
** 電子メールの招待状やリマインダの送信を無効にします。<br />
** データベースダンプの作成を無効にします。<br />
** サイト名、デフォルト言語、デフォルトHTMLエディタモード、XSSフィルタに関する全体設定の変更を無効にします。<br />
*'''forcedsuperadmin:''' すべてのLimeSurveyに対するすべての権限を持つユーザーIDの配列。この設定はconfig.phpファイルでのみ更新できます。ユーザーの権限は、他のスーパー管理者であっても[[Manage_users/ja#Set_global_permissions_for_a_user|ユーザーのグローバル権限]]は編集できません。既定では、この権限を持つユーザーのidは1です。インストール後に最初に作成されるユーザーです。<br />
*'''force_ssl:''' LimeSurveyを強制的にHTTPSを介して実行するか、HTTPSをブロックするかを設定します。全体設定管理GUIの[https://manual.limesurvey.org/Global_settings/ja#.E3.82.BB.E3.82.AD.E3.83.A5.E3.83.AA.E3.83.86.E3.82.A3 HTTPSを強制]を参照してください。<br />
*'''ssl_emergency_override:'''この設定はSSLを強制的にオフにします。全体設定でHTTPS/SSLがオンの状態で、サーバーでHTTPSが有効になっていない場合、SSLをオフにするには、データベースの値を直接変更するしかありません。これにより、全体設定でForce Secureに変更していても、HTTPSを強制的にオフにできます。これは、問題を修正するまでtrueに変更する緊急の場合を除き、常にfalseでなければなりません。この設定は、config.phpファイルを介してのみ設定できます。<br />
*'''ssl_disable_alert:''' SSLを強制できない、または強制したくない場合は、SSLを強制しない旨のスーパー管理者への警告を無効にします。この設定は、config.phpファイルを介してのみ設定できます。<br />
<br />
= リソース=<br />
*'''sessionlifetime:''' アンケートセッションが終了するまでの時間を秒単位で定義します。これは、データベースセッションを使用している場合にのみ適用されます。データベースセッションを使用する場合は、config.phpのパラメータを変更するか、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログから既定値を上書きしてください。<br />
*'''memorylimit:''' LimeSurveyがアクセスできるメモリー量を指定します。少なくとも'128MB'(MB =メガバイト)以上が推奨です。タイムアウトエラーが発生したり、統計の生成やファイルのエクスポートに問題がある場合は、この制限を'256MB'以上にしてください。ウェブサーバーがconfig.phpに上限を設定している場合、この設定は無視されます。 <br />
<br />
<div class="warningbox">'''このようなローカル設定は、全体設定ダイアログで行われた変更によって常に無効になる可能性があることに注意してください。'''</div><br />
<br />
メモリの上限を128Mに増やすには、以下を追加することもできます。<br />
*memory_limit = 128M(サーバーのメインのphp.iniファイル。アクセス権がある場合におすすめします。)<br />
*memory_limit = 128M (LimeSurveyルートのphp.iniファイル。)<br />
*php_value memory_limit 128M (LimeSurveyルートの.htaccessファイル。)<br />
<br />
*'''max_execution_time:''' スクリプトの実行が許可される秒数を設定します。これに達すると、スクリプトは'致命的エラー'を返します。巨大なアンケートデータと統計情報をエクスポートするため、LimeSurveyでは既定で1200秒に設定してあります。必要に応じて、より大きな時間またはより短い時間を設定することができます。PHPの設定ファイルからのみアクセスできます。<br />
<br />
=外観=<br />
*'''dropdownthreshold'''{{ObsoleteIn|2.50}}: <code>$dropdowns</code>に"R"が選択されている場合、管理者はラジオボタンとして表示されるオプションの最大数を設定してからドロップダウンリストに戻すことができます。多数の選択肢がある質問の場合、ラジオボタンとして一度に表示すると、扱いにくく見え、ユーザーにとってわかりにくくなります。これを多くとも25(既定値)などに設定すると、大きなリストでもアンケート参加者が使いやすいものにすることができます。<br />
*'''repeatheadings:''' 配列質問タイプでは、画面表示の際、複数ページにわたるサブ質問がある場合があります。この設定では、質問のヘッダー情報を繰り返す前に表示するサブ質問の数を決定できます。15程度が程よい設定となります。見出しをまったく繰り返さないようにするには、0に設定します。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログ{{NewIn/ja|2.05}}で上書きされます。<br />
*'''minrepeatheadings:''' 配列の質問で見出しを繰り返す前に必要な残りのサブ質問の最小数。既定値は3で、config.phpで編集できます。<br />
*'''defaulttemplate:''' この設定は、アンケートの'公開リスト'に使用する既定のテーマを指定します。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
*'''defaulthtmleditormode:''' 統合HTMLエディターのデフォルトモードを設定します。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。有効な設定は次のとおりです。<br />
** 'inline' - HTMLエディター上でフィールドがインラインで置換されます。動作はゆっくりですが便利で使いやすくなっています。<br />
** 'popup' - 必要に応じてポップアップでHTMLエディターを実行するアイコンを追加します。より高速ですが、HTMLコードがフォームに表示されます。<br />
** 'none'- HTMLエディターなし。<br />
*'''column_style:''' [[QS:Display_columns/ja|display_columns]]を使用しているとき、アンケート回答の列の表示方法を定義します。これはconfig.phpファイルで編集できます。有効な設定は次のとおりです。<br />
** 'css' - さまざまなCSSメソッドの1つを使用して列を作成します(詳細は、テンプレートスタイルシートを参照してください)。<br />
** 'ul' - 複数の順序のないリストとしてレンダリングされます(既定)。<br />
** 'table' - 従来のテーブルベースのレイアウトを使用します。<br />
** NULL - 列の使用を無効にします。<br />
<br />
=言語と時間=<br />
*'''defaultlang:''' これは、管理スクリプトで使用される既定の言語、公開アンケートリストの既定の言語として設定する必要があります。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
*'''timeadjust:''' ウェブサーバーがアンケートの対象となる場所と異なるタイムゾーンにある場合は、サーバーとホームタイムゾーンの差をここに入力します。たとえば、オーストラリアに住んでいるとして、米国のウェブサーバーを使用しているとします。ウェブサーバーは、現地時間から14時間遅れています。この場合の設定は"14"です。この設定は、アンケートの回答にタイムスタンプを付ける場合に特に重要です。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
<br />
=アンケートの動作=<br />
*'''deletenonvalues:''' この機能は慎重に使用してください。既定値(1)にすると、表示条件に合致しない質問はデータベースにNULLが格納されます。これにより、データベースのデータの内部的な一貫性が保証されます。ただし、表示条件に合致しない場合の関連値、つまり0を保持したい場合があります。たとえば、男性に性別を問い合せ、誤って'女性'と答えてから、女性向けの質問(女性であることを前提とした質問で、女性の場合のみ表示されます)に答えたとします。回答者は間違いに気づき、前に戻って性別を'男性'に変え、アンケートを継続します。このとき、女性向けの質問は表示条件に合致しないことになります。<code>$deletenonvalues==1</code>となっている場合、値がクリアされデータベースにはNULLが格納されます。<code>$deletenonvalues==0</code>の場合、間違った答えは削除されず、分析の際にデータベースに残ったままになります。 <br />
*'''shownoanswer:''' 編集可能な回答(すなわち、リスト、配列の質問)を含むラジオボタン/選択タイプの質問が回答必須ではなく、 'shownoanswer'が1に設定されている場合、追加で'回答なし'の項目が表示され、回答者が回答しないことを選択することができます。これを利用できないようにしたいと考えることもあるでしょう。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。有効な値は次のとおりです。<br />
**'0': いいえ<br />
**'1': はい<br />
**'2': アンケート管理者が選択できる<br />
*'''printanswershonorsconditions:''' 回答印刷機能で、条件分岐によって隠された質問のエントリーを表示するかどうかを定義します(既定値は1で、条件により隠された質問の回答を非表示にします)。<br />
*'''hide_groupdescr_allinone:''' この設定は、条件を使用したオールインワンアンケートに関係します。これを'true'に設定すると、グループ内のすべての質問が非表示になっていると、グループ名と説明が非表示になります。既定値は'true'で、グループ内のすべての質問が条件によって非表示となる場合、グループ名と説明も非表示になります。config.phpで編集することができます。<br />
*'''showpopups:''' 必須または条件付きの質問に正しく答えられなかった場合にポップアップメッセージを表示します。<br />
** '2' = テーマオプションで決める(既定)<br />
** '1'=ポップアップメッセージを表示する<br />
** '0'=ページにメッセージを表示する<br />
** '-1'=メッセージを一切表示しない(この場合、回答が必須であることを示すヒントが表示されます)<br />
<br />
==数値の質問タイプの動作==<br />
<br />
*'''bFixNumAuto:''' 数値フィールドを自動的にフィルタリングして、すべての非数値を削除できます。既定では有効になっていますが、グローバルに無効にすることができます。この設定は、コアテーマオプションの''Fix automatically numeric value(数値を自動的に修正する)''に関連しています。''はい''に対しては有効、''式のみ''と''いいえ''に対しては無効となります。<br />
*'''bNumRealValue:''' 式マネージャーで使用される数値フィールドを、修正するかどうかを設定できます。既定では修正するように設定されています。数値型の質問NUMERICについて、無効(0)に設定すると、{NUMERIC}に不正な文字が含まれる場合、<nowiki>''</nowiki>が送信されます。有効(1)に設定すると、{NUMERIC}に入力された文字が送信されます。この設定は、コアテーマオプションの''Fix automatically numeric value(数値を自動的に修正する)''に関連しています。''はい''に対しては有効、''式のみ''と''いいえ''に対しては無効となります。<br />
<br />
=開発とデバッグ=<br />
*'''デバッグ:''' この設定では、PHPエラー報告をE_ALLに設定します。これは、スクリプトに関連する通知、警告、またはエラーが小さなものでもすべて表示されることを意味します。この設定は、何らかの理由でアプリケーションをデバッグしようとしている場合にのみ '1'に切り替える必要があります。開発者の場合は、'2'に切り替えます。パスの開示につながる可能性があるため、本番環境では'1'または '2'にしないでください。既定値は '0'で、config.phpで編集することができます。<br />
*'''debugsql:''' 各ページの下部のスクリプトに対して実行されたすべてのSQL問い合わせを表示する場合に、この設定をアクティブにします。クエリ数の最適化に非常に便利です。有効にするには、config.phpファイルで既定値から'1'に変更します。<br />
*'''use_asset_manager:''' 既定では、デバッグモードではアセットマネージャーは無効ですが、この設定によりデバッグモードでもアセットマネージャーを使用することができます。 <br />
<br />
アプリケーションでエラーが発生した場合は、バグレポートで提出できる詳細なエラーを取得するため、デバッグ設定を有効にすることを強くお勧めします。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'config'=>array(<br />
'debug'=>2,<br />
'debugsql'=>0,<br />
)<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
プラグインで作業をしていて、変数を画面上に素早くダンプするために、traceVar関数を使うことができます。デバッグが設定されている場合は、CWebLogRouteを使ってHTMLページに表示します。使用方法: <code>traceVar($MyVariable)</code><br />
<br />
=メール設定=<br />
<br />
下のすべての設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きすることができます。<br />
*'''emailmethod:'' 電子メールメッセージの送信方法を決定します。次のオプションを使用できます。<br />
**'mail:' 内部のPHPメーラーを使用します。<br />
**'sendmail:' sendmailメーラーを使用します。<br />
**'smtp:' SMTPリレーを使用します。メールサーバーではないホストでLimeSurveyを実行している場合は、この設定を使用します。<br />
*'''emailsmtphost:'' <code>$emailmethod</code>として'smtp'を使用する場合、ここにSMTPサーバを設定する必要があります。Googleメールを使用している場合は、ポート番号をふかし$emailsmtphost = 'smtp.gmail.com:465'のようにします。<br />
*''emailsmtpuser:'' SMTPサーバーが認証を必要とする場合は、ここにユーザー名を設定します。それ以外の場合は空白にする必要があります。<br />
*''emailsmtppassword:'' SMTPサーバーで認証が必要な場合は、パスワードを設定します。それ以外の場合は空白にする必要があります。<br />
*''emailsmtpssl:'' SMTP接続にSSL/TLSを使用するには、'ssl'または 'tls'と設定します。<br />
*''maxemails:'' アンケート参加者に招待状またはリマインダを送信するとき、管理者が1回で送信できる電子メールの数を設定します。ウェブサーバーによってメールの容量が異なるため、送信に時間がかかりすぎてメールが届かない場合は、タイムアウトしてエラーが発生する可能性があります。ウェブサーバーによってメールの容量が異なるため、送信に時間がかかりすぎてメールが届かない場合は、タイムアウトしてエラーが発生する可能性があります。大量の電子メールを送信するときにスクリプトタイムアウトエラーが発生した場合は、この設定値を減らしてください。トークンの右側にあるトークンコントロールツールバーにある'案内メールを送付'ボタン(トークンの右にあるボタンではありません)をクリックすると、'maxemails'の招待状が送信され、メール送信済のアドレスのリストが表示され、''"1つのバッチで送信できるよりも多くの電子メールが保留中です。以下をクリックしてメールを送信します。あとXXX通の送信メールがあります。"''という警告が表示され、次のバッチを進めるための"続行ボタン"が表示されます。ユーザーは、一括で電子メールで送信された後、次のバッチをいつ送信するかを決定します。この画面がアクティブな状態で待つ必要はありません。管理者はログオフして後で戻り、次の招待状を送信することができます。<br />
<br />
= 統計と回答の閲覧=<br />
*'''filterout_incomplete_answers:''' 回答を閲覧したり解析したりするときに、未完了の回答をフィルタする既定の動作を制御します。未完了の回答についての議論は、[[Responses & statistics/ja#.E5.9B.9E.E7.AD.94.E6.A6.82.E8.A6.81|アンケート結果閲覧に関するウィキ]]を参照してください。これらのレコードは統計情報を破損する可能性があるため、このフィルタをいくつかのGUIフォームでオンまたはオフに切り替えられるようになっています。パラメーターはconfig.phpで編集できます。次のオプションを使用できます。<br />
**'show': 完了した回答と未完了の回答の両方を表示することができます。<br />
**'filter': 完了した回答のみ表示します。<br />
**'incomplete': 未完了の回答のみ表示します。<br />
*'''strip_query_from_referer_url''': この設定は、参照元URLのパラメーター部分を破棄するかどうかを決定するものです。既定値は'false'です(この場合、リファラーURLはすべてのパラメータを保存します)。一方、この値を'true'に設定して、リファラーURLのパラメータ部分を削除することもできます。<br />
*'''showaggregateddata:''' 有効にすると、算術平均や標準偏差などの追加の統計値が表示されます。データをさらに集約し、より迅速に概要を確認することもできます。たとえば、得点が1と2、4と5となった結果は、"良い"(1と2)、"平均"(3)、"悪い"(4と5)のような一般的なランキングとなるように集約されます。これは質問タイプ"A"(5点尺度配列)と"5"(5点尺度)にのみ当てはまります。<br />
* '''PDFエクスポート設定:''' この機能は、印刷可能なアンケートのPDFエクスポートと回答の印刷を有効にします。PDFエクスポート機能は実験的なものであり、出力は完全ではありません。残念ながら、現時点でサポートは提供されていません。修正を手助けしたい場合は、私たちに連絡してください。<br />
**'usepdfexport': 無効にするには'0'、有効にするには'1'とします。<br />
**'pdfdefaultfont': PDFエクスポート機能で使用される既定のフォントを指定します。既定値は'auto'です。これを変更するには、[https://tcpdf.org/docs/fonts/ PDF core fonts]の1つに設定する必要があります。<br />
**'alternatepdffontfile': 言語キーと対応するフォントを持つ配列です。各言語の既定のフォントは、config.phpファイルで置き換えることができます。<br />
**'pdffontsize': 通常のテキストのフォントサイズを表示します。アンケートのタイトルは<pdffontsize>+4、グループタイトルは<pdffontsize>+2です。config.phpファイルまたは[[Global settings/ja|全般設定]]ダイアログで編集できます。<br />
**'notsupportlanguages': PDFフォントが見つからない言語のリストが含まれています。このリストには、アムハラ語('am')、シンハラ語('si')、タイ語('th')が含まれており、config-defaults.phpファイルにあります。<br />
**'pdforientation': 横置きの場合は'L'、縦置きの場合は'P'を設定します。これはconfig.phpファイルから編集できます。<br />
*'''グラフ設定'''<br />
**'chartfontfile': 統計グラフの作成に使用されるフォントファイル名を設定します。このファイルは、LimeSurveyのルートフォルダにあるfontsディレクトリに配置する必要があります。これはconfig.phpファイルで編集できます。<br />
**'alternatechartfontfile': 言語キーと対応するフォントを持つ配列です。これはconfig.phpファイルで編集できます。<br />
*'''showsgqacode:''' この設定は印刷可能なアンケート機能で使用され、既定値は'false'です。showsgqacode = 'true'と設定すると、各質問のIDと、回答(該当する場合)が表示されます。このIDは、アンケートの回答データを保持するLime_survey_12345表の列見出しと一致します。IDは、手動によるデータベースクエリーのコードブックに使用できます。<br />
<br />
= [[LDAP settings/ja|LDAP設定]]=<br />
<br />
これは広範なトピックであるため、 LDAP設定は[[LDAP settings/ja|別のページ]]に移動しました。<br />
<br />
= 認証=<br />
<br />
LimeSurvey 2.05以降、認証はプラグインによって処理されます。その結果、以下の情報が古くなっている可能性があります。最新情報については、[[Plugins/ja|プラグインのウィキ]]を参照してください。<br />
<br />
== ウェブサーバーへの認証委任==<br />
<br />
システム管理者は、アンケート管理者の認証を内部のLimeSurveyデータベースを使用するのではなく、セントラル認証システム(Active Directory、openLdap、Radius、...)にさせたい場合があります。これを簡単に行うには、この外部認証システムを使用するようにウェブサーバーソフトウェアを設定し、ウェブサーバーが報告したユーザーIDを信頼するようLimeSurveyに設定します。この機能を有効にするには、次の操作が必要です。<br />
* config.phpで'''auth_webserver'''を 'true'に設定します。<br />
* ウェブサーバー側からの認証を有効にします。<br />
<br />
以下の点に注意してください。<br />
* LimeSurveyは、(パスワードを要求せず、ウェブサーバーから報告されたログイン名を使用して)独自の認証プロセスをバイパスします。<br />
* これは、'''アンケートに招待する仕組み(参加者インターフェイス) ではなく'''、単にLimeSurveyのGUI認証システムを置き換えるものです。<br />
<br />
== 自動ユーザーインポートを使用しない認証委任==<br />
<br />
<u>既定では、認証委任はLimeSurvey認証システムをバイパスしません。</u>つまり、LimeSurveyでパスワードを管理する必要がなくても、LimeSurveyデータベースでユーザーを定義し、管理パネルにアクセスさせるために適切な権限セットを割り当てる必要があります。<br />
<br />
LimeSurveyへのアクセスが許可されるのは、次の場合のみです。<br />
* ウェブサーバーに認証されている。<br />
* ログイン名がLimeSurveyユーザーデータベースのユーザーとして定義されている(LimeSurveyユーザーデータベースで定義されたユーザー権限がユーザーに与えられている)。<br />
<br />
== 自動ユーザーインポートを使用する認証委任==<br />
<br />
膨大なユーザーデータベースを管理する場合、LimeSurveyデータベースにユーザーを自動インポートする方が簡単な場合があります。<br />
*'''auth_webserver_autocreate_user''': 'true'に設定されている場合、LimeSurveyはウェブサーバーによって認証されたユーザーが、ユーザーデータベースに存在しない場合、自動インポートします。<br />
*'''auth_webserver_autocreate_profile''': 名前、電子メール、権限など、ユーザーに割り当てられる既定のプロファイルを記述する配列。<br />
<br />
ログインしたユーザーと一致するようにユーザープロファイルをカスタマイズする場合は、'''hook_get_autouserprofile'''という簡単な関数を開発する必要があります。この関数を使用すると、中央ユーザーアカウントデータベース(LDAPディレクトリーなど)からユーザーの実名、名前、電子メールを取得することができます。外部データベースに割り当てられたグループに基づいて、システムの権限をカスタマイズすることもできます。<br />
<br />
'''hook_get_auth_webserver_profile'''関数は、ユーザーのログイン名を唯一の引数として受け取り、次の値を返します。<br />
* Falseまたは空の配列 - この場合、ユーザーはLimeSurveyへのアクセスが拒否されます。<br />
* <code>$WebserverAuth_autouserprofile</code>に記述されているすべての共通のuserprofileエントリーを含む配列<br />
<syntaxhighlight lang="php">function hook_get_auth_webserver_profile($user_name)<br />
{<br />
// Retrieve user's data from your database backend (for instance LDAP) here<br />
... get $user_name_from_backend<br />
... get $user_email_from_backend<br />
... get $user_lang_from_backend<br />
... from groups defined in your backend set $user_admin_status_frombackend_0_or_1<br />
return Array(<br />
'full_name' => "$user_name_from_backend",<br />
'email' => "$user_email_from_backend",<br />
'lang' => '$user_lang_from_backend',<br />
'htmleditormode' => 'inline',<br />
'templatelist' => 'default,basic,MyOrgTemplate',<br />
'create_survey' => 1,<br />
'create_user' => 0,<br />
'delete_user' => 0,<br />
'superadmin' => $user_admin_status_frombackend_0_or_1,<br />
'configurator' =>0,<br />
'manage_template' => 0,<br />
'manage_label' => 0);<br />
}<br />
<br />
// If user should be denied access, return an empty array<br />
<br />
// return Array();</syntaxhighlight><br />
{{Alert|'hook_get_auth_webserver_profile'機能は高度なユーザー向けです。詳細については、config-defaults.phpファイルのコメントを読んでください。}}<br />
<br />
== ユーザー名のマッピング==<br />
<br />
LimeSurveyのユーザー名とは異なる外部ユーザー名を持つユーザーがいる場合は、ユーザー名のマッピングを使用すると便利です。 LimeSurveyでは、 '''auth_webserver_user_map'''パラメータを使用して実現します。たとえば、外部認証データベースに'admin'ユーザー名が定義されていないとします。adminとしてLimeSurveyにログインするには、LimeSurveyのログイン名adminに外部ユーザー名(仮に'myname'とします)をマップする必要があります。このための設定は次のとおりです。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php">'config'=>array(<br />
...<br />
'auth_webserver_user_map' => array ('myname' => 'admin');<br />
)</syntaxhighlight><br />
'myname'ログインとウェブサーバーのパスワードで認証が成功すると、LimeSurveyを'admin'ユーザーとして直接使用する権限が与えられます。 <br />
<br />
これには重大なセキュリティ上の影響がありますので、注意して使用してください。 また、ウェブサーバーによる書き込みができないようconfig.phpを保護してください。<br />
<br />
==ワンタイムパスワードを使用する==<br />
<br />
ユーザーはdefault.com/limesurvey/adminにあるLimeSurveyのログインページを開き、ユーザー名とワンタイムパスワード(以前は、外部アプリケーションによって、ユーザーテーブルの''column one_time_pw''に書き込まれていた)を入力できます。<br />
<br />
ワンタイムパスワードを使用するには、config.phpでこの設定を有効にする必要があります(既定値はfalse)。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'config'=>array(<br />
'debug'=>0,<br />
'debugsql'=>0,<br />
'use_one_time_passwords'=>true,<br />
)<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
詳細については、[[Manage users/ja#.E3.83.AF.E3.83.B3.E3.82.BF.E3.82.A4.E3.83.A0.E3.83.91.E3.82.B9.E3.83.AF.E3.83.BC.E3.83.89.E3.82.92.E4.BD.BF.E7.94.A8.E3.81.99.E3.82.8B|"ユーザの管理"セクション]]を参照してください。<br />
<br />
<br />
= 暗号化設定 {{NewIn/ja|4.0.0}} =<br />
<br />
{{Alert|title=注意|text=一旦設定したら、暗号キーは変更しないでください。変更すると、暗号化データがすべて失われてしまいます。}}<br />
<br />
{{Note|更新またはインストールをする際に、LimeSurveyはこのパラメーターを生成し、<code>application/config/security.php</code>ファイルにセットされます。この設定をsecurity.phpに残すか、必要に応じ、config.phpに移すこともできます。}}<br />
<br />
この機能の詳細は、[[data encryption/ja|データ暗号化]]を参照してください。<br />
<br />
*'''encryptionkeypair'''<br />
*'''encryptionpublickey'''<br />
*'''encryptionsecretkey'''<br />
<br />
=高度なURL設定=<br />
<br />
*'''publicurl:''' これは、'公開スクリプト'のURLを設定します。公開スクリプトは、"limesurvey"フォルダー(または、他のすべてのスクリプトやディレクトリーが入っているディレクトリーにつけた名前)にあるものです。'''この設定は、config.phpで利用でき、LimeSurveyが絶対URLを必要とするときに使用します(例えば、トークンメールを送信するときなど)。'''<br />
*'''homeurl:''' これは、管理用スクリプトのURLを設定します。これらは、/limesurvey/adminフォルダーにあります。ここにはhttp://www.example.com/limesurvey/html/admin のように、WEBのURLを設定してください。この項目には、末尾にスラッシュを付けないでください。config.phpの既定の設定では、<code>{$_SERVER<nowiki>[</nowiki>'SERVER_NAME']}</code>というphp変数の設定を使って、サーバー名を自動的に検出しようとします。'''ほとんどの場合、このままにしておき、残りの文字列をLimeSurveyスクリプトを置いたディレクトリー名に合わせて変更すればよいでしょう。'''<br />
*'''tempurl:''' これは、"/limesurvey/tmp"ディレクトリー、またはLimeSurveyが一時的なファイルを提供するために使用したいディレクトリーのURLを設定します。 <br />
*'''uploadurl:''' これは、"/limesurvey/upload"ディレクトリー、またはLimeSurveyがアップロードされたファイルを提供するのに使用するディレクトリーのURLを設定します。これにより、アップロードファイルを別のURLドメインに設定することができます。<br />
<br />
= 高度なパス設定=<br />
<br />
*'''homedir:''' これは、管理用スクリプトの物理的なディスクの場所を設定してください(例:"/home/usr/htdocs/limesurvey/admin")。このエントリーには、末尾にスラッシュを付けないでください。config.phpの既定の設定では、php変数の設定<code>{$_SERVER<nowiki>[</nowiki>'DOCUMENT_ROOT']}</code>を使って、すべてのドキュメントの既定ののルートパスを検出しようとします。ほとんどの場合、このままにしておき、残りの文字列をLimeSurveyスクリプトを置いたディレクトリー名に合わせて変更すればよいでしょう。<br />
*'''publicdir:''' これは、'公開スクリプト'の物理的なディスクの場所を設定します。<br />
*'''tempdir:''' スクリプトがファイルを読み書きできるよう、/limesurvey/tmpディレクトリーの物理的なディスクの場所を設定します。<br />
*'''uploaddir:''' スクリプトがファイルを読み書きできるよう、/limesurvey/uploadディレクトリーの物理的なディスクの場所を設定します。<br />
*'''sCKEditorURL:''' fckeditorスクリプトのURLです。<br />
*'''fckeditexpandtoolbar:''' 既定でfckeditorのツールバーを開くかどうかを定義します。<br />
*'''pdfexportdir:''' tcpdf.php extensiontcpdf.phpのあるディレクトリーです。<br />
*'''pdffonts:''' TCPDFフォントのディレクトリーです。<br />
<br />
=その他の詳細設定=<br />
<br />
==ファイルのアップロード==<br />
<br />
*'''allowedthemeuploads:''' テーマエディターでアップロードできるファイルタイプ<br />
*'''allowedresourcesuploads:''' リソースセクション及びHTMLエディターでアップロードできるファイルタイプ<br />
*'''allowedfileuploads''' {{NewIn/ja|4.0.0}} アップロードするファイルタイプのグローバルな制限<br />
*'''magic_database:''' {{NewIn/ja|3.17.17}} [https://www.php.net/manual/en/function.finfo-open.php finfo_open]に別のMIMEデータベースの使用を許可します。 config.phpファイルでのみ更新できます。例: redhatベースのlinuxの場合<code>/usr/share/misc/magic.mgc</code> for redhat based linux.<br />
*'''magic_file:''' {{NewIn/ja|3.17.17}} [https://github.com/LimeSurvey/LimeSurvey/blob/master/application/core/utils/fileExtensions.php 標準のファイル]とは別のファイルを使用して、MIMEタイプごとの拡張子の配列を取得することができます。配列を返すPHPファイルである必要があります。config.phpファイルでのみ更新できます。<br />
<br />
==アップデート==<br />
<br />
*'''updatable:''' この設定はversion.phpにあります。trueかfalseに設定できます。trueに設定した場合、スーパー管理者ユーザーがログインしたとき、LimeSurveyはアップデートが利用可能かどうかを確認して警告を表示します。falseに設定した場合、チェックは行われず、ComfortUpdateを使用できません。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Optional_settings/119/ja&diff=308084
Translations:Optional settings/119/ja
2023-12-02T08:58:14Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div>[[Global_settings/ja#.E3.82.BB.E3.82.AD.E3.83.A5.E3.83.AA.E3.83.86.E3.82.A3|Iframeの組込]]を許可した場合、いくつかの構成部分を更新する必要があります。すべての設定においても、iframeのフォームを許可するとブラウザーによっては壊れてしまうことに注意してください。この設定はFirefox 81.0.2およびChromium 85.0.4183.121でテストされました。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=ComfortUpdate/ja&diff=308083
ComfortUpdate/ja
2023-12-02T08:54:37Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div><languages /><br />
__TOC__<br />
<br />
=概要=<br />
<br />
ComfortUpdateは、LimeSurveyをウェブブラウザから[[Upgrading from a previous version/ja|手作業でアップデート]]するかわりに、数回マウスクリックするだけでアップデートできるLimeSurvey GmbHの有料サービスです。<br />
<br />
ComfortUpdateを使用してテストするには、[https://community.limesurvey.org/comfort-update-extension/ 無料トライアルキー]を受け取るため[https://account.limesurvey.org LimeSurvey]にサインアップする必要があります。トライアルキーの有効期限が切れたら、[https://community.limesurvey.org/comfort-update-extension/ プレミアムパッケージのいずれかを購入]するか[[Upgrading from a previous version/ja|手動でインストールを更新]]します。<br />
<br />
<br />
{{Alert|ComfortUpdateキーをコピーして使用するには、LimeSurveyプロファイルにアクセスし、株のセクションにあるCOMFORTUPDATE KEYSをクリックします。}}<br />
<br />
=要件=<br />
<br />
PHPは[http://php.net/manual/en/book.zlib.php ZLib]をサポートしてコンパイルされ、[https://www.php.net/manual/en/book.openssl.php OpenSSL extension]がインストールされ、有効になっていることが必要です。PHPInfoを確認して、必要ならシステム管理者に相談してください。 <br />
<br />
ComfortUpdateツールを使用するには、サーバーからSSLで''comfortupdate.limesurvey.org''に接続できる必要があります。通信に問題があり、''10060がホスト 'comfortupdate.limesurvey.org'に接続できませんでした''などのエラーメッセージが表示された場合は、プロキシ/ファイアウォールのセキュリティ設定を調整/編集するか、サーバー管理者にサポートを依頼してください。<br />
<br />
=ComfortUpdateを使用する=<br />
<br />
LimeSurvey ComfortUpdate機能は、実行中のアンケートがあっても安全に使用できます。既存のデータは削除も破棄もされません。念のため、続行する前に現用のデータベースとファイルを手動でバックアップすべきです。<br />
<br />
*''更新''ボタンの場所<br />
**古いLimeSurveyバージョンでは、'''全般設定'''アイコンから最初のタブを選択して、'''更新'''ボタンをクリックします。<br />
**最近のLimesurveyのバージョンでは、'''設定'''ダイアログの'''アドバンス'''タブに'''ComfortUpdate'''ボタンがあります。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:ComfortUpdate.png]]</center><br />
<br />
<br />
*新しいバージョンのLimeSurveyが利用可能な場合、ComfortUpdate画面に更新リンクが表示されます。そうでない場合は、'''今すぐ確認'''をクリックして、新しいアップデートが利用可能かどうかを確認します。<br />
*アップデートが見つかると、LimeSurveyに更新リンクが表示されます。クリックして更新を開始してください。<br />
*以前にComfortUpdateを使用したことがない、またはComfortUpdateアップグレードキーが有効でない場合は、アップグレードキーの入力を求められます。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:ComfortUpdateKey.png]]</center><br />
<br />
<br />
*LimeSurveyはインストールディレクトリーを確認し、適切な権限によって更新が許可されるよう設定されているかを確認します。変更リストが表示されます。<br />
*問題がある場合は、ここで修正してから次の手順に進む必要があります。<br />
*ComfortUpdateはデータベースをバックアップし(MySQLを使用している場合)、古いインストールファイルを/tmpディレクトリーに保存します。別のデータベースを使用する場合は、先に進む前にデータベースを手動でバックアップする必要があります。<br />
ComfortUpdateによって最新バージョンに更新され、新たな変更を反映するため、データベースも更新されます。<br />
<br />
=ComfortUpdateを無効にする=<br />
新たなリリースが出たときに''新しいリリースが利用できます''というポップアップメッセージが表示されないようにするには、ComfortUpdateを無効にしたい場合は、"config.php"ファイル(/LimeSurvey/application/configにあります)に次のオプションを追加することができます。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'updatable' => false <br />
</syntaxhighlight><br />
'''ただし、重要なセキュリティアップデートを見逃す可能性があるため、これを無効にしないよう強くお勧めします。'''<br />
<br />
=トラブルシューティング=<br />
<br />
== ComfortUpdate実行中にエラーが発生した ==<br />
まず、1分後に同じステップをもう一度実行してみてください。場合により、サーバーが更新パッケージを生成する必要があり、これには1分かかります。それでも解決しない場合は、他のトラブルシューティングの解決策を確認してください。<br />
<br />
==サーバーの応答なし - ComfortUpdateサーバーが応答しない==<br />
2022年12月以降、更新後のサーバーへの接続の既定値はSSLのみを使用するよう変更されました。<br />
これにより、サーバー上のOpenSSL PHPライブラリーを適切に設定・有効化し、サーバーが外部(comfortupdate.limesurvey.org)とHTTP SSL接続ができるようにする必要があります。<br />
これらの要件のいずれかが満たされない場合、このようなメッセージが表示されます。<br />
'''暫定的な'''回避方法(非推奨)は、 /application/config/updater_version.phpでこの要件を以下のように無効にすることです。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
$config['comfort_update_server_ssl'] = 0; <br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
==ステップ3で空白ページが表示される問題==<br />
<br />
ステップ3で空白のページが表示される場合は、通常、PHP構成のメモリ制限が低すぎます。この手順では、LimeSurveyはデータベースバックアップと(置き換えられるファイルの)バックアップを作成しようとします。<br />
<br />
==update.limesurvey.comへの接続にプロキシーサーバーを利用する場合の問題==<br />
<br />
プロキシーを使用している場合は、ComfortUpdateを使用できるように設定を調整する必要があります。設定ファイルでプロキシサーバーの詳細を設定します([https://manual.limesurvey.org/Optional_settings/ja#General_settings 全体設定]を参照)。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:ComfortUpdate/16/ja&diff=308082
Translations:ComfortUpdate/16/ja
2023-12-02T08:54:35Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div>プロキシーを使用している場合は、ComfortUpdateを使用できるように設定を調整する必要があります。設定ファイルでプロキシサーバーの詳細を設定します([https://manual.limesurvey.org/Optional_settings/ja#General_settings 全体設定]を参照)。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=ComfortUpdate/ja&diff=308081
ComfortUpdate/ja
2023-12-02T08:54:04Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div><languages /><br />
__TOC__<br />
<br />
=概要=<br />
<br />
ComfortUpdateは、LimeSurveyをウェブブラウザから[[Upgrading from a previous version/ja|手作業でアップデート]]するかわりに、数回マウスクリックするだけでアップデートできるLimeSurvey GmbHの有料サービスです。<br />
<br />
ComfortUpdateを使用してテストするには、[https://community.limesurvey.org/comfort-update-extension/ 無料トライアルキー]を受け取るため[https://account.limesurvey.org LimeSurvey]にサインアップする必要があります。トライアルキーの有効期限が切れたら、[https://community.limesurvey.org/comfort-update-extension/ プレミアムパッケージのいずれかを購入]するか[[Upgrading from a previous version/ja|手動でインストールを更新]]します。<br />
<br />
<br />
{{Alert|ComfortUpdateキーをコピーして使用するには、LimeSurveyプロファイルにアクセスし、株のセクションにあるCOMFORTUPDATE KEYSをクリックします。}}<br />
<br />
=要件=<br />
<br />
PHPは[http://php.net/manual/en/book.zlib.php ZLib]をサポートしてコンパイルされ、[https://www.php.net/manual/en/book.openssl.php OpenSSL extension]がインストールされ、有効になっていることが必要です。PHPInfoを確認して、必要ならシステム管理者に相談してください。 <br />
<br />
ComfortUpdateツールを使用するには、サーバーからSSLで''comfortupdate.limesurvey.org''に接続できる必要があります。通信に問題があり、''10060がホスト 'comfortupdate.limesurvey.org'に接続できませんでした''などのエラーメッセージが表示された場合は、プロキシ/ファイアウォールのセキュリティ設定を調整/編集するか、サーバー管理者にサポートを依頼してください。<br />
<br />
=ComfortUpdateを使用する=<br />
<br />
LimeSurvey ComfortUpdate機能は、実行中のアンケートがあっても安全に使用できます。既存のデータは削除も破棄もされません。念のため、続行する前に現用のデータベースとファイルを手動でバックアップすべきです。<br />
<br />
*''更新''ボタンの場所<br />
**古いLimeSurveyバージョンでは、'''全般設定'''アイコンから最初のタブを選択して、'''更新'''ボタンをクリックします。<br />
**最近のLimesurveyのバージョンでは、'''設定'''ダイアログの'''アドバンス'''タブに'''ComfortUpdate'''ボタンがあります。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:ComfortUpdate.png]]</center><br />
<br />
<br />
*新しいバージョンのLimeSurveyが利用可能な場合、ComfortUpdate画面に更新リンクが表示されます。そうでない場合は、'''今すぐ確認'''をクリックして、新しいアップデートが利用可能かどうかを確認します。<br />
*アップデートが見つかると、LimeSurveyに更新リンクが表示されます。クリックして更新を開始してください。<br />
*以前にComfortUpdateを使用したことがない、またはComfortUpdateアップグレードキーが有効でない場合は、アップグレードキーの入力を求められます。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:ComfortUpdateKey.png]]</center><br />
<br />
<br />
*LimeSurveyはインストールディレクトリーを確認し、適切な権限によって更新が許可されるよう設定されているかを確認します。変更リストが表示されます。<br />
*問題がある場合は、ここで修正してから次の手順に進む必要があります。<br />
*ComfortUpdateはデータベースをバックアップし(MySQLを使用している場合)、古いインストールファイルを/tmpディレクトリーに保存します。別のデータベースを使用する場合は、先に進む前にデータベースを手動でバックアップする必要があります。<br />
ComfortUpdateによって最新バージョンに更新され、新たな変更を反映するため、データベースも更新されます。<br />
<br />
=ComfortUpdateを無効にする=<br />
新たなリリースが出たときに''新しいリリースが利用できます''というポップアップメッセージが表示されないようにするには、ComfortUpdateを無効にしたい場合は、"config.php"ファイル(/LimeSurvey/application/configにあります)に次のオプションを追加することができます。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'updatable' => false <br />
</syntaxhighlight><br />
'''ただし、重要なセキュリティアップデートを見逃す可能性があるため、これを無効にしないよう強くお勧めします。'''<br />
<br />
=トラブルシューティング=<br />
<br />
== ComfortUpdate実行中にエラーが発生した ==<br />
まず、1分後に同じステップをもう一度実行してみてください。場合により、サーバーが更新パッケージを生成する必要があり、これには1分かかります。それでも解決しない場合は、他のトラブルシューティングの解決策を確認してください。<br />
<br />
==サーバーの応答なし - ComfortUpdateサーバーが応答しない==<br />
2022年12月以降、更新後のサーバーへの接続の既定値はSSLのみを使用するよう変更されました。<br />
これにより、サーバー上のOpenSSL PHPライブラリーを適切に設定・有効化し、サーバーが外部(comfortupdate.limesurvey.org)とHTTP SSL接続ができるようにする必要があります。<br />
これらの要件のいずれかが満たされない場合、このようなメッセージが表示されます。<br />
'''暫定的な'''回避方法(非推奨)は、 /application/config/updater_version.phpでこの要件を以下のように無効にすることです。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
$config['comfort_update_server_ssl'] = 0; <br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
==ステップ3で空白ページが表示される問題==<br />
<br />
ステップ3で空白のページが表示される場合は、通常、PHP構成のメモリ制限が低すぎます。この手順では、LimeSurveyはデータベースバックアップと(置き換えられるファイルの)バックアップを作成しようとします。<br />
<br />
==update.limesurvey.comへの接続にプロキシーサーバーを利用する場合の問題==<br />
<br />
<div class="mw-translate-fuzzy"><br />
プロキシーを使用している場合は、ComfortUpdateを使用できるように設定を調整する必要があります。LimeSurvey 2.05(ビルド140404以降)では、設定ファイルでプロキシサーバーの詳細を設定します([https://manual.limesurvey.org/Optional_settings/ja#General_settings 全体設定]を参照)。<br />
</div></div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:ComfortUpdate/29/ja&diff=308080
Translations:ComfortUpdate/29/ja
2023-12-02T08:54:02Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div>==サーバーの応答なし - ComfortUpdateサーバーが応答しない==<br />
2022年12月以降、更新後のサーバーへの接続の既定値はSSLのみを使用するよう変更されました。<br />
これにより、サーバー上のOpenSSL PHPライブラリーを適切に設定・有効化し、サーバーが外部(comfortupdate.limesurvey.org)とHTTP SSL接続ができるようにする必要があります。<br />
これらの要件のいずれかが満たされない場合、このようなメッセージが表示されます。<br />
'''暫定的な'''回避方法(非推奨)は、 /application/config/updater_version.phpでこの要件を以下のように無効にすることです。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
$config['comfort_update_server_ssl'] = 0; <br />
</syntaxhighlight></div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=ComfortUpdate/ja&diff=308079
ComfortUpdate/ja
2023-12-02T08:53:09Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div><languages /><br />
__TOC__<br />
<br />
=概要=<br />
<br />
ComfortUpdateは、LimeSurveyをウェブブラウザから[[Upgrading from a previous version/ja|手作業でアップデート]]するかわりに、数回マウスクリックするだけでアップデートできるLimeSurvey GmbHの有料サービスです。<br />
<br />
ComfortUpdateを使用してテストするには、[https://community.limesurvey.org/comfort-update-extension/ 無料トライアルキー]を受け取るため[https://account.limesurvey.org LimeSurvey]にサインアップする必要があります。トライアルキーの有効期限が切れたら、[https://community.limesurvey.org/comfort-update-extension/ プレミアムパッケージのいずれかを購入]するか[[Upgrading from a previous version/ja|手動でインストールを更新]]します。<br />
<br />
<br />
{{Alert|ComfortUpdateキーをコピーして使用するには、LimeSurveyプロファイルにアクセスし、株のセクションにあるCOMFORTUPDATE KEYSをクリックします。}}<br />
<br />
=要件=<br />
<br />
PHPは[http://php.net/manual/en/book.zlib.php ZLib]をサポートしてコンパイルされ、[https://www.php.net/manual/en/book.openssl.php OpenSSL extension]がインストールされ、有効になっていることが必要です。PHPInfoを確認して、必要ならシステム管理者に相談してください。 <br />
<br />
ComfortUpdateツールを使用するには、サーバーからSSLで''comfortupdate.limesurvey.org''に接続できる必要があります。通信に問題があり、''10060がホスト 'comfortupdate.limesurvey.org'に接続できませんでした''などのエラーメッセージが表示された場合は、プロキシ/ファイアウォールのセキュリティ設定を調整/編集するか、サーバー管理者にサポートを依頼してください。<br />
<br />
=ComfortUpdateを使用する=<br />
<br />
LimeSurvey ComfortUpdate機能は、実行中のアンケートがあっても安全に使用できます。既存のデータは削除も破棄もされません。念のため、続行する前に現用のデータベースとファイルを手動でバックアップすべきです。<br />
<br />
*''更新''ボタンの場所<br />
**古いLimeSurveyバージョンでは、'''全般設定'''アイコンから最初のタブを選択して、'''更新'''ボタンをクリックします。<br />
**最近のLimesurveyのバージョンでは、'''設定'''ダイアログの'''アドバンス'''タブに'''ComfortUpdate'''ボタンがあります。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:ComfortUpdate.png]]</center><br />
<br />
<br />
*新しいバージョンのLimeSurveyが利用可能な場合、ComfortUpdate画面に更新リンクが表示されます。そうでない場合は、'''今すぐ確認'''をクリックして、新しいアップデートが利用可能かどうかを確認します。<br />
*アップデートが見つかると、LimeSurveyに更新リンクが表示されます。クリックして更新を開始してください。<br />
*以前にComfortUpdateを使用したことがない、またはComfortUpdateアップグレードキーが有効でない場合は、アップグレードキーの入力を求められます。<br />
<br />
<br />
<center>[[File:ComfortUpdateKey.png]]</center><br />
<br />
<br />
*LimeSurveyはインストールディレクトリーを確認し、適切な権限によって更新が許可されるよう設定されているかを確認します。変更リストが表示されます。<br />
*問題がある場合は、ここで修正してから次の手順に進む必要があります。<br />
*ComfortUpdateはデータベースをバックアップし(MySQLを使用している場合)、古いインストールファイルを/tmpディレクトリーに保存します。別のデータベースを使用する場合は、先に進む前にデータベースを手動でバックアップする必要があります。<br />
ComfortUpdateによって最新バージョンに更新され、新たな変更を反映するため、データベースも更新されます。<br />
<br />
=ComfortUpdateを無効にする=<br />
新たなリリースが出たときに''新しいリリースが利用できます''というポップアップメッセージが表示されないようにするには、ComfortUpdateを無効にしたい場合は、"config.php"ファイル(/LimeSurvey/application/configにあります)に次のオプションを追加することができます。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'updatable' => false <br />
</syntaxhighlight><br />
'''ただし、重要なセキュリティアップデートを見逃す可能性があるため、これを無効にしないよう強くお勧めします。'''<br />
<br />
=トラブルシューティング=<br />
<br />
== ComfortUpdate実行中にエラーが発生した ==<br />
まず、1分後に同じステップをもう一度実行してみてください。場合により、サーバーが更新パッケージを生成する必要があり、これには1分かかります。それでも解決しない場合は、他のトラブルシューティングの解決策を確認してください。<br />
<br />
<div class="mw-translate-fuzzy"><br />
==ComfortUpdateサーバーが応答しない - ComfortUpdateサーバーに接続できない==<br />
2022年12月以降、更新後のサーバーへの接続の既定値はSSLのみを使用するよう変更されました。<br />
これにより、サーバー上のOpenSSL PHPライブラリーを適切に設定・有効化し、サーバーが外部(comfortupdate.limesurvey.org)とHTTP SSL接続ができるようにする必要があります。<br />
これらの要件のいずれかが満たされない場合、このようなメッセージが表示されます。<br />
'''暫定的な'''回避方法(非推奨)は、 /application/config/updater_version.phpでこの要件を以下のように無効にすることです。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
$config['comfort_update_server_ssl'] = 0; <br />
</syntaxhighlight><br />
</div><br />
<br />
==ステップ3で空白ページが表示される問題==<br />
<br />
ステップ3で空白のページが表示される場合は、通常、PHP構成のメモリ制限が低すぎます。この手順では、LimeSurveyはデータベースバックアップと(置き換えられるファイルの)バックアップを作成しようとします。<br />
<br />
==update.limesurvey.comへの接続にプロキシーサーバーを利用する場合の問題==<br />
<br />
<div class="mw-translate-fuzzy"><br />
プロキシーを使用している場合は、ComfortUpdateを使用できるように設定を調整する必要があります。LimeSurvey 2.05(ビルド140404以降)では、設定ファイルでプロキシサーバーの詳細を設定します([https://manual.limesurvey.org/Optional_settings/ja#General_settings 全体設定]を参照)。<br />
</div></div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:ComfortUpdate/5/ja&diff=308078
Translations:ComfortUpdate/5/ja
2023-12-02T08:53:08Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div>PHPは[http://php.net/manual/en/book.zlib.php ZLib]をサポートしてコンパイルされ、[https://www.php.net/manual/en/book.openssl.php OpenSSL extension]がインストールされ、有効になっていることが必要です。PHPInfoを確認して、必要ならシステム管理者に相談してください。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Optional_settings/ja&diff=306225
Optional settings/ja
2023-11-29T22:21:12Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div><languages /> <br />
__TOC__<br />
<br />
以下のセクションでは、LimeSurveyのGUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)によって変更できない設定を編集したい人を対象に説明します。LimeSurveyのルートディレクトリからの変更はすべて自己責任で行ってください。ただ、問題が生じ、さらなるガイダンスが必要な場合は、[https://www.limesurvey.org/forum ディスカッションフォーラム]や[irc://irc.freenode.net/limesurvey|IRC IRCチャンネル]に参加してLimeSurveyコミュニティの助けを借りてください。<br />
<br />
=はじめに=<br />
<br />
設定を変更するには、オプションの設定を編集する必要があります。これらは、LimeSurveyのルートディレクトリーにある、/application/config/'''config-defaults.php'''にあります。標準インストールの既定の設定は、config-defaults.phpにあります。[[Global settings/ja|グローバル設定]]ダイアログを使用して上書きできるものもありますが、そうでないものは手動で編集する必要があります。 <br />
<br />
{{Alert|これらの設定を変更したい場合は、config-defaults.phpで変更せず、該当の設定/行を/application/config/'''config.php'''の<nowiki>'config'=>array( )</nowiki>の中にコピーし、そこで変更します。config.phpファイルから新たに変更/導入されたすべての設定は、config-defaults.phpの既定値よりも優先されます。}}<br />
<br />
アップグレードが行われると、config-defaults.php設定だけが変更されます。したがって、config.phpファイルを編集すると、カスタマイズした設定が保存されます。 <br />
<br />
/application/'''config/config.php'''にあるLimeSurvey設定を更新/追加するには、config配列を更新します。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'config'=>array(<br />
'debug'=>0,<br />
'debugsql'=>0,<br />
'LimeSurveySetting'=>'New value', // ここでLimeSurveyの既定の設定を更新します。<br />
)<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
=Yii設定=<br />
<br />
LimeSurveyは、application/config/'''config.php'''ファイルに独自の設定パラメータを持つYiiフレームワークを使用します。LimeSurveyの設定は、Yii設定を介してアクセスすることもできます。<br />
<br />
config.php配列はconfig全体にマージされるので、config.phpファイル内のYiiパラメータを置き換えることができます。<br />
<br />
Yii固有の設定はcomponents配列に設定されています。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'components' => array(<br />
'db' => array(<br />
....<br />
),<br />
'Specific settings'=>array(<br />
....<br />
),<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
{{Note|Yiiフレームワークの詳細については、[http://www.yiiframework.com/doc-2.0/guide-index.html 次のリンク]を参照してください。}}<br />
<br />
==データベース設定==<br />
データベース設定は、LimeSurveyを初めてインストールするときにインストーラファイルによってconfig.phpに書き込まれます。必要に応じて、config.phpファイルのこの部分を更新することができます。これはあなた自身の責任で行ってください。<br />
[http://www.yiiframework.com/doc/blog/1.1/en/prototype.database#establishing-database-connection Yiiのドキュメント]も参照してください。LimeSurveyは、mysql、pgsql、dblib、mssql、sqlsrvのみをサポートしています。<br />
<br />
==セッション設定==<br />
<br />
config.phpにいくつかのセッションパラメータを設定することができます(以下の2つの例を確認してください)。config.phpに必要な部分をコメントアウトしたり追加したりすることができます。その他の設定については、[http://www.yiiframework.com/doc/api/1.1/CHttpSession Yiiのドキュメント]を参照してください。<br />
<br />
{{Alert|同じサーバー上で複数のLimeSurveyインスタンスを実行するようにセッション設定を修正する必要がある場合は、crsf cookieの[[Optional_settings/ja#.E3.83.AA.E3.82.AF.E3.82.A8.E3.82.B9.E3.83.88.E3.81.AE.E8.A8.AD.E5.AE.9A|リクエスト設定]]を修正する必要がないかどうかを確認してください。}}<br />
<br />
===テーブルベースのセッションを使用する===<br />
<br />
LimeSurveyはテーブルベースのセッションを使うことができます。テーブルベースのセッションを使用するには、既定のconfig.phpファイルでコメント部分を見つけ、各行の前にある//を削除します。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'session' => array (<br />
'class' => 'application.core.web.DbHttpSession',<br />
'connectionID' => 'db',<br />
'sessionTableName' => '{{sessions}}',<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
{{Alert|テーブルベースのセッションは現在のところ、MSSQLサーバーではサポートされていません。}}<br />
<br />
===その他のセッションに関する修正===<br />
<br />
LimeSurveyにSSL('https')を使用する場合は、config.phpに次の行を追加すると、セッションのセキュリティが向上します。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // SSL経由でcookieを設定<br />
'session' => array (<br />
'cookieParams' => array(<br />
'secure' => true, // cookieにSSLを使用する<br />
'httponly' => true // cookieは他のプロトコルで使用できない(実験的)<br />
),<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
Cookieのドメインを修正する場合は、config.phpで次の構文を使用します。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // cookieのドメインを指定<br />
'session' => array (<br />
'cookieParams' => array(<br />
'domain' => '.example.org',<br />
),<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
同じサーバーに複数のインストールしている場合は、LimeSurveyのインスタンスごとに異なるセッション名を設定する方が簡単です。これは、IE11においていくつかの条件で必要となることがあります([https://bugs.limesurvey.org/view.php?id=12083#c42892 issue 12083]を参照)。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // Set the name of the session<br />
'session' => array (<br />
'sessionName' => "LimeSurveyN1",<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
==リクエストの設定==<br />
リクエストの設定は重要ですが、デフォルト設定はLimeSurveyの使用に合わせて既に最適化されています。詳細については、[http://www.yiiframework.com/doc/api/1.1/CHttpRequest Yiiドキュメント]を参照してください。<br />
<br />
たとえば、LimeSurveyリクエスト設定の設定は、次のように変更することができます(自己責任で行ってください)。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // CSRF保護を無効にする<br />
'request' => array(<br />
'enableCsrfValidation'=>false, <br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // 特定のURLベースを強制する <br />
'request' => array(<br />
'hostInfo' => 'http://www.example.org/' <br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // CSRF保護のためのCookieドメイン名とパスを設定します。パスは同じドメインに別のインスタンスがある場合に使います。<br />
'request' => array(<br />
'csrfCookie' => array( <br />
'domain' => '.example.com',<br />
'path' => '/limesurvey/',<br />
)<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
トークン電子メールのURLのみを更新する必要がある場合は、config.phpファイルで[[Optional_settings/ja#Advanced_path_settings|publicurl]]を設定してください。<br />
<br />
<br />
==iFrameでセッションとCsrf検証の使用を許可する {{NewIn/ja|v=3.24.3}}==<br />
<br />
<div class="mw-translate-fuzzy"><br />
[[Global_settings/ja#.E3.82.BB.E3.82.AD.E3.83.A5.E3.83.AA.E3.83.86.E3.82.A3|Iframeの組込]]を許可した場合、フレームを使用するサイトが同一のルートドメインを使用する場合にのみ信頼性が100%保証されます。LimeSurvey Cloudを使用している場合は、[https://www.limesurvey.org/support/faq/37-limesurvey-cloud/499-what-is-domain-aliasing-and-why-do-i-need-it ドメインエイリアス]を使用して実現します。<br />
</div><br />
<br />
=== iframeでのセッション開始を許可する===<br />
<br />
sessionはsecure(有効なhttps)、httponlyとし、samesiteはNoneにする必要があります。すべての設定はすべて小文字にする必要があります。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> 'session' => array (<br />
'sessionName'=>'LS-VBXZZORFJZCAKGYI',<br />
// テーブルベースのセッションが必要な場合は、以下の行をコメントアウトします。<br />
// 注意: テーブルベースのセッションはMSSQLサーバーでは現在サポートされていません。<br />
// 'class' => 'application.core.web.DbHttpSession',<br />
// 'connectionID' => 'db',<br />
// 'sessionTableName' => '{{sessions}}',<br />
'cookieParams' => array(<br />
'secure' => true,<br />
'httponly' => true,<br />
'samesite' => 'None',<br />
),<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
=== iframeでcsrf cookieを許可する===<br />
<br />
sessionと同様、secureとし、samesiteはNoneにします。配列はsessionと同じレベルに追加する必要があります。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> 'request' => array(<br />
'enableCsrfValidation'=>true,<br />
'csrfCookie' => array(<br />
'sameSite' => 'None',<br />
'secure' => true,<br />
),<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
==URL設定==<br />
<br />
{{Alert|トークンやその他のメールのURLのみを更新する必要がある場合は、config.phpファイルの[[Optional_settings/ja#.E9.AB.98.E5.BA.A6.E3.81.AAURL.E8.A8.AD.E5.AE.9A|publicurl]]を設定します。}}<br />
<br />
既定のURL設定を変更するには、urlManagerを更新します。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // Use short URL<br />
'urlManager' => array(<br />
'urlFormat' => 'path',<br />
'showScriptName' => false,<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
<br />
アンケートIDの後に次のように.htmlを追加することもできます。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // Use short URL<br />
'urlManager' => array(<br />
'urlFormat' => 'path',<br />
'rules' => array (<br />
'<sid:\d+>' => array('survey/index','urlSuffix'=>'.html','matchValue'=>true),<br />
),<br />
'showScriptName' => false,<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
詳細は、[http://www.yiiframework.com/doc/guide/1.1/en/topics.url Yiiのドキュメント]を参照してください。<br />
<br />
==ロギング設定==<br />
<br />
Yiiは、ログを生成するさまざまなソリューションを提供します。詳細については、[http://www.yiiframework.com/doc/guide/1.1/en/topics.logging ロギングについて]をチェックしてください。LimeSurveyは、既定で'1'または'2'を使用しています。これにより、すべてのウェブユーザーがログを参照できます。あなたはYiiを使って自分の設定を直接作成することができます。<br />
<br />
たとえば、ファイル内のエラーと警告を記録する簡単な方法は次のとおりです。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
return array(<br />
'components' => array(<br />
/* 'db'など他のコンポーネント部分 */<br />
'log' => array(<br />
'routes' => array(<br />
'fileError' => array(<br />
'class' => 'CFileLogRoute',<br />
'levels' => 'warning, error',<br />
'except' => 'exception.CHttpException.404',<br />
),<br />
),<br />
),<br />
/* 'urlManager'など他のコンポーネント部分 */<br />
),<br />
/* 最終パート('runtimePath'や'config'など) */<br />
);<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
{{Hint|Text=ファイルは既定で<code><nowiki>limesurvey/tmp/runtime/application.log</nowiki></code>に保存されています。これはLimeSurveyのルートフォルダにあります。}}<br />
{{Alert|Yiiはランタイムパスを使用します。既定では、ログにはウェブからアクセスできます。ログにはサーバーからの多くの情報を含んでいるかもしれません。ウェブ経由でアクセスできないディレクトリを使用する方がよいでしょう。ルートで設定するか、[[Optional settings/ja#Yii settings#Runtime path|ランタイムパス]]を更新して設定できます。}}.<br />
<br />
==ランタイムパス==<br />
<br />
[http://www.yiiframework.com/doc/guide/1.1/en/basics.convention#directory ランタイムパス]は、"webユーザー"が読み書きできるディレクトリでなければなりません。ただし、ランタイムパスには、公開ウェブアクセス領域にある潜在的なセキュリティ情報を持つファイルが含まれています。LimeSurveyは、これらのファイルをLimeSurveyルートディレクトリのtempディレクトリに収集します。このような重要なデータへのアクセスを排除するために、/application/config/config.phpファイルの各行を編集することで、外部からウェブでアクセスできない場所にランタイムパスを設定することができます。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> <br />
return array(<br />
'components' => array(<br />
[…]<br />
'runtimePath'=>'/var/limesurvey/runtime/',<br />
'config'=>array(<br />
[…]<br />
)<br />
)<br />
)<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
=全体設定=<br />
<br />
*'''sitename''': アンケートサイトつける名前です。この名前は、アンケートリストの概要と管理画面のヘッダーに表示されます。既定値は'LimeSurvey'で、[[Global settings/ja|グローバル設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
*'''siteadminemail:''' サイト管理者の既定の電子メールアドレスで、システムメッセージと連絡先オプションに使用されます。この設定は既定値としてのみ使用され、[[Global settings/ja|グローバル設定]]ダイアログで上書きできます。<br />
*'''siteadminbounce:''' これは、バウンスされた電子メールの宛先となる電子メールアドレスです。この設定は既定値としてのみ使用され、[[Global settings/ja|グローバル設定]]ダイアログで上書きできます。<br />
*'''siteadminname:''' サイト管理者の実際の名前です。この設定は既定値としてのみ使用され、[[Global settings/ja|グローバル設定]]ダイアログで上書きできます。<br />
*'''proxy_host_name:''' プロキシサーバーのホスト名です(サーバーがプロキシの背後にあり、LimeSurveyを[[ComfortUpdate/ja|ComfortUpdate]]を使用して更新したい場合にこれを設定する必要があります)。<br />
*'''proxy_host_port:''' プロキシサーバーのポート番号です(サーバーがプロキシの背後にあり、LimeSurveyを[[ComfortUpdate/ja|ComfortUpdate]]を使用して更新したい場合にこれを設定する必要があります)。<br />
<br />
= セキュリティ=<br />
<br />
* '''maxLoginAttempt''': ユーザーがパスワードを入力する際の、IPアドレスをブロックまたはロックアウトするまでの試行回数です。既定値は3で、config.phpから変更できます。<br />
* '''timeOutTime''': ユーザーがパスワードを誤って入力し<maxLoginAttempt>に対してに達した場合、<timeOutTime>秒間ロックアウトされます。既定値は10分で、config.phpから変更できます。<br />
* '''maxLoginAttemptParticipants''': 参加者が、有効なトークンを入力しなかった場合に、参加者のIPアドレスがブロック/ロックアウトされるまでの試行回数。既定値は3であり、config.phpで変更できます。 <br />
* '''timeOutParticipants''': 参加者が<maxLoginAttemptParticipants>で指定した回数分正しくないトークンを入力した場合、その参加者は<timeOutParticipants>秒の間、ロックアウトされます。既定値は10分であり、config.phpで変更できます。<br />
* '''surveyPreview_require_Auth''': 既定ではtrueに設定されます。これを'false'に設定すると、アンケートパネルにログインしなくても、またアンケートを有効にしなくても、アンケート用URLを使用してアンケートをテストすることができます。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
* '''usercontrolSameGroupPolicy''': 既定値はtrueです。LimeSurvey管理インターフェースで定義した管理者でないユーザーは、自身が作成したユーザー、もしくは、少なくとも1つの同じグループに所属する場合にのみ、他のユーザーを見ることができます。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
*'''filterxsshtml:''' この設定では、アンケート/グループ/質問、回答テキストの中にある不審なHTMLタグと管理インターフェイスの回答テキストにフィルタをかけることができます。LimeSurveyの管理者として作成したユーザーを完全に信頼できる場合で、JavascriptやFlashムービーなどをそのユーザーに許可する場合にのみ'false'にします。<span class="warning">スーパー管理者のHTMLはフィルタリングされません。</span>この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
*'''demoMode:''' config.phpでこのオプションが 'true'に設定されている場合、LimeSurveyはデモモードになります。デモモードでは以下の変更が行われます。<br />
** 管理者の詳細とパスワードの変更を無効にします。<br />
** テンプレートエディタでのファイルのアップロードを無効にします。<br />
** 電子メールの招待状やリマインダの送信を無効にします。<br />
** データベースダンプの作成を無効にします。<br />
** サイト名、デフォルト言語、デフォルトHTMLエディタモード、XSSフィルタに関する全体設定の変更を無効にします。<br />
*'''forcedsuperadmin:''' すべてのLimeSurveyに対するすべての権限を持つユーザーIDの配列。この設定はconfig.phpファイルでのみ更新できます。ユーザーの権限は、他のスーパー管理者であっても[[Manage_users/ja#Set_global_permissions_for_a_user|ユーザーのグローバル権限]]は編集できません。既定では、この権限を持つユーザーのidは1です。インストール後に最初に作成されるユーザーです。<br />
*'''force_ssl:''' LimeSurveyを強制的にHTTPSを介して実行するか、HTTPSをブロックするかを設定します。全体設定管理GUIの[https://manual.limesurvey.org/Global_settings/ja#.E3.82.BB.E3.82.AD.E3.83.A5.E3.83.AA.E3.83.86.E3.82.A3 HTTPSを強制]を参照してください。<br />
*'''ssl_emergency_override:'''この設定はSSLを強制的にオフにします。全体設定でHTTPS/SSLがオンの状態で、サーバーでHTTPSが有効になっていない場合、SSLをオフにするには、データベースの値を直接変更するしかありません。これにより、全体設定でForce Secureに変更していても、HTTPSを強制的にオフにできます。これは、問題を修正するまでtrueに変更する緊急の場合を除き、常にfalseでなければなりません。この設定は、config.phpファイルを介してのみ設定できます。<br />
*'''ssl_disable_alert:''' SSLを強制できない、または強制したくない場合は、SSLを強制しない旨のスーパー管理者への警告を無効にします。この設定は、config.phpファイルを介してのみ設定できます。<br />
<br />
= リソース=<br />
*'''sessionlifetime:''' アンケートセッションが終了するまでの時間を秒単位で定義します。これは、データベースセッションを使用している場合にのみ適用されます。データベースセッションを使用する場合は、config.phpのパラメータを変更するか、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログから既定値を上書きしてください。<br />
*'''memorylimit:''' LimeSurveyがアクセスできるメモリー量を指定します。少なくとも'128MB'(MB =メガバイト)以上が推奨です。タイムアウトエラーが発生したり、統計の生成やファイルのエクスポートに問題がある場合は、この制限を'256MB'以上にしてください。ウェブサーバーがconfig.phpに上限を設定している場合、この設定は無視されます。 <br />
<br />
<div class="warningbox">'''このようなローカル設定は、全体設定ダイアログで行われた変更によって常に無効になる可能性があることに注意してください。'''</div><br />
<br />
メモリの上限を128Mに増やすには、以下を追加することもできます。<br />
*memory_limit = 128M(サーバーのメインのphp.iniファイル。アクセス権がある場合におすすめします。)<br />
*memory_limit = 128M (LimeSurveyルートのphp.iniファイル。)<br />
*php_value memory_limit 128M (LimeSurveyルートの.htaccessファイル。)<br />
<br />
*'''max_execution_time:''' スクリプトの実行が許可される秒数を設定します。これに達すると、スクリプトは'致命的エラー'を返します。巨大なアンケートデータと統計情報をエクスポートするため、LimeSurveyでは既定で1200秒に設定してあります。必要に応じて、より大きな時間またはより短い時間を設定することができます。PHPの設定ファイルからのみアクセスできます。<br />
<br />
=外観=<br />
*'''dropdownthreshold'''{{ObsoleteIn|2.50}}: <code>$dropdowns</code>に"R"が選択されている場合、管理者はラジオボタンとして表示されるオプションの最大数を設定してからドロップダウンリストに戻すことができます。多数の選択肢がある質問の場合、ラジオボタンとして一度に表示すると、扱いにくく見え、ユーザーにとってわかりにくくなります。これを多くとも25(既定値)などに設定すると、大きなリストでもアンケート参加者が使いやすいものにすることができます。<br />
*'''repeatheadings:''' 配列質問タイプでは、画面表示の際、複数ページにわたるサブ質問がある場合があります。この設定では、質問のヘッダー情報を繰り返す前に表示するサブ質問の数を決定できます。15程度が程よい設定となります。見出しをまったく繰り返さないようにするには、0に設定します。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログ{{NewIn/ja|2.05}}で上書きされます。<br />
*'''minrepeatheadings:''' 配列の質問で見出しを繰り返す前に必要な残りのサブ質問の最小数。既定値は3で、config.phpで編集できます。<br />
*'''defaulttemplate:''' この設定は、アンケートの'公開リスト'に使用する既定のテーマを指定します。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
*'''defaulthtmleditormode:''' 統合HTMLエディターのデフォルトモードを設定します。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。有効な設定は次のとおりです。<br />
** 'inline' - HTMLエディター上でフィールドがインラインで置換されます。動作はゆっくりですが便利で使いやすくなっています。<br />
** 'popup' - 必要に応じてポップアップでHTMLエディターを実行するアイコンを追加します。より高速ですが、HTMLコードがフォームに表示されます。<br />
** 'none'- HTMLエディターなし。<br />
*'''column_style:''' [[QS:Display_columns/ja|display_columns]]を使用しているとき、アンケート回答の列の表示方法を定義します。これはconfig.phpファイルで編集できます。有効な設定は次のとおりです。<br />
** 'css' - さまざまなCSSメソッドの1つを使用して列を作成します(詳細は、テンプレートスタイルシートを参照してください)。<br />
** 'ul' - 複数の順序のないリストとしてレンダリングされます(既定)。<br />
** 'table' - 従来のテーブルベースのレイアウトを使用します。<br />
** NULL - 列の使用を無効にします。<br />
<br />
=言語と時間=<br />
*'''defaultlang:''' これは、管理スクリプトで使用される既定の言語、公開アンケートリストの既定の言語として設定する必要があります。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
*'''timeadjust:''' ウェブサーバーがアンケートの対象となる場所と異なるタイムゾーンにある場合は、サーバーとホームタイムゾーンの差をここに入力します。たとえば、オーストラリアに住んでいるとして、米国のウェブサーバーを使用しているとします。ウェブサーバーは、現地時間から14時間遅れています。この場合の設定は"14"です。この設定は、アンケートの回答にタイムスタンプを付ける場合に特に重要です。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
<br />
=アンケートの動作=<br />
*'''deletenonvalues:''' この機能は慎重に使用してください。既定値(1)にすると、表示条件に合致しない質問はデータベースにNULLが格納されます。これにより、データベースのデータの内部的な一貫性が保証されます。ただし、表示条件に合致しない場合の関連値、つまり0を保持したい場合があります。たとえば、男性に性別を問い合せ、誤って'女性'と答えてから、女性向けの質問(女性であることを前提とした質問で、女性の場合のみ表示されます)に答えたとします。回答者は間違いに気づき、前に戻って性別を'男性'に変え、アンケートを継続します。このとき、女性向けの質問は表示条件に合致しないことになります。<code>$deletenonvalues==1</code>となっている場合、値がクリアされデータベースにはNULLが格納されます。<code>$deletenonvalues==0</code>の場合、間違った答えは削除されず、分析の際にデータベースに残ったままになります。 <br />
*'''shownoanswer:''' 編集可能な回答(すなわち、リスト、配列の質問)を含むラジオボタン/選択タイプの質問が回答必須ではなく、 'shownoanswer'が1に設定されている場合、追加で'回答なし'の項目が表示され、回答者が回答しないことを選択することができます。これを利用できないようにしたいと考えることもあるでしょう。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。有効な値は次のとおりです。<br />
**'0': いいえ<br />
**'1': はい<br />
**'2': アンケート管理者が選択できる<br />
*'''printanswershonorsconditions:''' 回答印刷機能で、条件分岐によって隠された質問のエントリーを表示するかどうかを定義します(既定値は1で、条件により隠された質問の回答を非表示にします)。<br />
*'''hide_groupdescr_allinone:''' この設定は、条件を使用したオールインワンアンケートに関係します。これを'true'に設定すると、グループ内のすべての質問が非表示になっていると、グループ名と説明が非表示になります。既定値は'true'で、グループ内のすべての質問が条件によって非表示となる場合、グループ名と説明も非表示になります。config.phpで編集することができます。<br />
*'''showpopups:''' 必須または条件付きの質問に正しく答えられなかった場合にポップアップメッセージを表示します。<br />
** '2' = テーマオプションで決める(既定)<br />
** '1'=ポップアップメッセージを表示する<br />
** '0'=ページにメッセージを表示する<br />
** '-1'=メッセージを一切表示しない(この場合、回答が必須であることを示すヒントが表示されます)<br />
<br />
==数値の質問タイプの動作==<br />
<br />
*'''bFixNumAuto:''' 数値フィールドを自動的にフィルタリングして、すべての非数値を削除できます。既定では有効になっていますが、グローバルに無効にすることができます。この設定は、コアテーマオプションの''Fix automatically numeric value(数値を自動的に修正する)''に関連しています。''はい''に対しては有効、''式のみ''と''いいえ''に対しては無効となります。<br />
*'''bNumRealValue:''' 式マネージャーで使用される数値フィールドを、修正するかどうかを設定できます。既定では修正するように設定されています。数値型の質問NUMERICについて、無効(0)に設定すると、{NUMERIC}に不正な文字が含まれる場合、<nowiki>''</nowiki>が送信されます。有効(1)に設定すると、{NUMERIC}に入力された文字が送信されます。この設定は、コアテーマオプションの''Fix automatically numeric value(数値を自動的に修正する)''に関連しています。''はい''に対しては有効、''式のみ''と''いいえ''に対しては無効となります。<br />
<br />
=開発とデバッグ=<br />
*'''デバッグ:''' この設定では、PHPエラー報告をE_ALLに設定します。これは、スクリプトに関連する通知、警告、またはエラーが小さなものでもすべて表示されることを意味します。この設定は、何らかの理由でアプリケーションをデバッグしようとしている場合にのみ '1'に切り替える必要があります。開発者の場合は、'2'に切り替えます。パスの開示につながる可能性があるため、本番環境では'1'または '2'にしないでください。既定値は '0'で、config.phpで編集することができます。<br />
*'''debugsql:''' 各ページの下部のスクリプトに対して実行されたすべてのSQL問い合わせを表示する場合に、この設定をアクティブにします。クエリ数の最適化に非常に便利です。有効にするには、config.phpファイルで既定値から'1'に変更します。<br />
*'''use_asset_manager:''' 既定では、デバッグモードではアセットマネージャーは無効ですが、この設定によりデバッグモードでもアセットマネージャーを使用することができます。 <br />
<br />
アプリケーションでエラーが発生した場合は、バグレポートで提出できる詳細なエラーを取得するため、デバッグ設定を有効にすることを強くお勧めします。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'config'=>array(<br />
'debug'=>2,<br />
'debugsql'=>0,<br />
)<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
プラグインで作業をしていて、変数を画面上に素早くダンプするために、traceVar関数を使うことができます。デバッグが設定されている場合は、CWebLogRouteを使ってHTMLページに表示します。使用方法: <code>traceVar($MyVariable)</code><br />
<br />
=メール設定=<br />
<br />
下のすべての設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きすることができます。<br />
*'''emailmethod:'' 電子メールメッセージの送信方法を決定します。次のオプションを使用できます。<br />
**'mail:' 内部のPHPメーラーを使用します。<br />
**'sendmail:' sendmailメーラーを使用します。<br />
**'smtp:' SMTPリレーを使用します。メールサーバーではないホストでLimeSurveyを実行している場合は、この設定を使用します。<br />
*'''emailsmtphost:'' <code>$emailmethod</code>として'smtp'を使用する場合、ここにSMTPサーバを設定する必要があります。Googleメールを使用している場合は、ポート番号をふかし$emailsmtphost = 'smtp.gmail.com:465'のようにします。<br />
*''emailsmtpuser:'' SMTPサーバーが認証を必要とする場合は、ここにユーザー名を設定します。それ以外の場合は空白にする必要があります。<br />
*''emailsmtppassword:'' SMTPサーバーで認証が必要な場合は、パスワードを設定します。それ以外の場合は空白にする必要があります。<br />
*''emailsmtpssl:'' SMTP接続にSSL/TLSを使用するには、'ssl'または 'tls'と設定します。<br />
*''maxemails:'' アンケート参加者に招待状またはリマインダを送信するとき、管理者が1回で送信できる電子メールの数を設定します。ウェブサーバーによってメールの容量が異なるため、送信に時間がかかりすぎてメールが届かない場合は、タイムアウトしてエラーが発生する可能性があります。ウェブサーバーによってメールの容量が異なるため、送信に時間がかかりすぎてメールが届かない場合は、タイムアウトしてエラーが発生する可能性があります。大量の電子メールを送信するときにスクリプトタイムアウトエラーが発生した場合は、この設定値を減らしてください。トークンの右側にあるトークンコントロールツールバーにある'案内メールを送付'ボタン(トークンの右にあるボタンではありません)をクリックすると、'maxemails'の招待状が送信され、メール送信済のアドレスのリストが表示され、''"1つのバッチで送信できるよりも多くの電子メールが保留中です。以下をクリックしてメールを送信します。あとXXX通の送信メールがあります。"''という警告が表示され、次のバッチを進めるための"続行ボタン"が表示されます。ユーザーは、一括で電子メールで送信された後、次のバッチをいつ送信するかを決定します。この画面がアクティブな状態で待つ必要はありません。管理者はログオフして後で戻り、次の招待状を送信することができます。<br />
<br />
= 統計と回答の閲覧=<br />
*'''filterout_incomplete_answers:''' 回答を閲覧したり解析したりするときに、未完了の回答をフィルタする既定の動作を制御します。未完了の回答についての議論は、[[Responses & statistics/ja#.E5.9B.9E.E7.AD.94.E6.A6.82.E8.A6.81|アンケート結果閲覧に関するウィキ]]を参照してください。これらのレコードは統計情報を破損する可能性があるため、このフィルタをいくつかのGUIフォームでオンまたはオフに切り替えられるようになっています。パラメーターはconfig.phpで編集できます。次のオプションを使用できます。<br />
**'show': 完了した回答と未完了の回答の両方を表示することができます。<br />
**'filter': 完了した回答のみ表示します。<br />
**'incomplete': 未完了の回答のみ表示します。<br />
*'''strip_query_from_referer_url''': この設定は、参照元URLのパラメーター部分を破棄するかどうかを決定するものです。既定値は'false'です(この場合、リファラーURLはすべてのパラメータを保存します)。一方、この値を'true'に設定して、リファラーURLのパラメータ部分を削除することもできます。<br />
*'''showaggregateddata:''' 有効にすると、算術平均や標準偏差などの追加の統計値が表示されます。データをさらに集約し、より迅速に概要を確認することもできます。たとえば、得点が1と2、4と5となった結果は、"良い"(1と2)、"平均"(3)、"悪い"(4と5)のような一般的なランキングとなるように集約されます。これは質問タイプ"A"(5点尺度配列)と"5"(5点尺度)にのみ当てはまります。<br />
* '''PDFエクスポート設定:''' この機能は、印刷可能なアンケートのPDFエクスポートと回答の印刷を有効にします。PDFエクスポート機能は実験的なものであり、出力は完全ではありません。残念ながら、現時点でサポートは提供されていません。修正を手助けしたい場合は、私たちに連絡してください。<br />
**'usepdfexport': 無効にするには'0'、有効にするには'1'とします。<br />
**'pdfdefaultfont': PDFエクスポート機能で使用される既定のフォントを指定します。既定値は'auto'です。これを変更するには、[https://tcpdf.org/docs/fonts/ PDF core fonts]の1つに設定する必要があります。<br />
**'alternatepdffontfile': 言語キーと対応するフォントを持つ配列です。各言語の既定のフォントは、config.phpファイルで置き換えることができます。<br />
**'pdffontsize': 通常のテキストのフォントサイズを表示します。アンケートのタイトルは<pdffontsize>+4、グループタイトルは<pdffontsize>+2です。config.phpファイルまたは[[Global settings/ja|全般設定]]ダイアログで編集できます。<br />
**'notsupportlanguages': PDFフォントが見つからない言語のリストが含まれています。このリストには、アムハラ語('am')、シンハラ語('si')、タイ語('th')が含まれており、config-defaults.phpファイルにあります。<br />
**'pdforientation': 横置きの場合は'L'、縦置きの場合は'P'を設定します。これはconfig.phpファイルから編集できます。<br />
*'''グラフ設定'''<br />
**'chartfontfile': 統計グラフの作成に使用されるフォントファイル名を設定します。このファイルは、LimeSurveyのルートフォルダにあるfontsディレクトリに配置する必要があります。これはconfig.phpファイルで編集できます。<br />
**'alternatechartfontfile': 言語キーと対応するフォントを持つ配列です。これはconfig.phpファイルで編集できます。<br />
*'''showsgqacode:''' この設定は印刷可能なアンケート機能で使用され、既定値は'false'です。showsgqacode = 'true'と設定すると、各質問のIDと、回答(該当する場合)が表示されます。このIDは、アンケートの回答データを保持するLime_survey_12345表の列見出しと一致します。IDは、手動によるデータベースクエリーのコードブックに使用できます。<br />
<br />
= [[LDAP settings/ja|LDAP設定]]=<br />
<br />
これは広範なトピックであるため、 LDAP設定は[[LDAP settings/ja|別のページ]]に移動しました。<br />
<br />
= 認証=<br />
<br />
LimeSurvey 2.05以降、認証はプラグインによって処理されます。その結果、以下の情報が古くなっている可能性があります。最新情報については、[[Plugins/ja|プラグインのウィキ]]を参照してください。<br />
<br />
== ウェブサーバーへの認証委任==<br />
<br />
システム管理者は、アンケート管理者の認証を内部のLimeSurveyデータベースを使用するのではなく、セントラル認証システム(Active Directory、openLdap、Radius、...)にさせたい場合があります。これを簡単に行うには、この外部認証システムを使用するようにウェブサーバーソフトウェアを設定し、ウェブサーバーが報告したユーザーIDを信頼するようLimeSurveyに設定します。この機能を有効にするには、次の操作が必要です。<br />
* config.phpで'''auth_webserver'''を 'true'に設定します。<br />
* ウェブサーバー側からの認証を有効にします。<br />
<br />
以下の点に注意してください。<br />
* LimeSurveyは、(パスワードを要求せず、ウェブサーバーから報告されたログイン名を使用して)独自の認証プロセスをバイパスします。<br />
* これは、'''アンケートに招待する仕組み(参加者インターフェイス) ではなく'''、単にLimeSurveyのGUI認証システムを置き換えるものです。<br />
<br />
== 自動ユーザーインポートを使用しない認証委任==<br />
<br />
<u>既定では、認証委任はLimeSurvey認証システムをバイパスしません。</u>つまり、LimeSurveyでパスワードを管理する必要がなくても、LimeSurveyデータベースでユーザーを定義し、管理パネルにアクセスさせるために適切な権限セットを割り当てる必要があります。<br />
<br />
LimeSurveyへのアクセスが許可されるのは、次の場合のみです。<br />
* ウェブサーバーに認証されている。<br />
* ログイン名がLimeSurveyユーザーデータベースのユーザーとして定義されている(LimeSurveyユーザーデータベースで定義されたユーザー権限がユーザーに与えられている)。<br />
<br />
== 自動ユーザーインポートを使用する認証委任==<br />
<br />
膨大なユーザーデータベースを管理する場合、LimeSurveyデータベースにユーザーを自動インポートする方が簡単な場合があります。<br />
*'''auth_webserver_autocreate_user''': 'true'に設定されている場合、LimeSurveyはウェブサーバーによって認証されたユーザーが、ユーザーデータベースに存在しない場合、自動インポートします。<br />
*'''auth_webserver_autocreate_profile''': 名前、電子メール、権限など、ユーザーに割り当てられる既定のプロファイルを記述する配列。<br />
<br />
ログインしたユーザーと一致するようにユーザープロファイルをカスタマイズする場合は、'''hook_get_autouserprofile'''という簡単な関数を開発する必要があります。この関数を使用すると、中央ユーザーアカウントデータベース(LDAPディレクトリーなど)からユーザーの実名、名前、電子メールを取得することができます。外部データベースに割り当てられたグループに基づいて、システムの権限をカスタマイズすることもできます。<br />
<br />
'''hook_get_auth_webserver_profile'''関数は、ユーザーのログイン名を唯一の引数として受け取り、次の値を返します。<br />
* Falseまたは空の配列 - この場合、ユーザーはLimeSurveyへのアクセスが拒否されます。<br />
* <code>$WebserverAuth_autouserprofile</code>に記述されているすべての共通のuserprofileエントリーを含む配列<br />
<syntaxhighlight lang="php">function hook_get_auth_webserver_profile($user_name)<br />
{<br />
// Retrieve user's data from your database backend (for instance LDAP) here<br />
... get $user_name_from_backend<br />
... get $user_email_from_backend<br />
... get $user_lang_from_backend<br />
... from groups defined in your backend set $user_admin_status_frombackend_0_or_1<br />
return Array(<br />
'full_name' => "$user_name_from_backend",<br />
'email' => "$user_email_from_backend",<br />
'lang' => '$user_lang_from_backend',<br />
'htmleditormode' => 'inline',<br />
'templatelist' => 'default,basic,MyOrgTemplate',<br />
'create_survey' => 1,<br />
'create_user' => 0,<br />
'delete_user' => 0,<br />
'superadmin' => $user_admin_status_frombackend_0_or_1,<br />
'configurator' =>0,<br />
'manage_template' => 0,<br />
'manage_label' => 0);<br />
}<br />
<br />
// If user should be denied access, return an empty array<br />
<br />
// return Array();</syntaxhighlight><br />
{{Alert|'hook_get_auth_webserver_profile'機能は高度なユーザー向けです。詳細については、config-defaults.phpファイルのコメントを読んでください。}}<br />
<br />
== ユーザー名のマッピング==<br />
<br />
LimeSurveyのユーザー名とは異なる外部ユーザー名を持つユーザーがいる場合は、ユーザー名のマッピングを使用すると便利です。 LimeSurveyでは、 '''auth_webserver_user_map'''パラメータを使用して実現します。たとえば、外部認証データベースに'admin'ユーザー名が定義されていないとします。adminとしてLimeSurveyにログインするには、LimeSurveyのログイン名adminに外部ユーザー名(仮に'myname'とします)をマップする必要があります。このための設定は次のとおりです。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php">'config'=>array(<br />
...<br />
'auth_webserver_user_map' => array ('myname' => 'admin');<br />
)</syntaxhighlight><br />
'myname'ログインとウェブサーバーのパスワードで認証が成功すると、LimeSurveyを'admin'ユーザーとして直接使用する権限が与えられます。 <br />
<br />
これには重大なセキュリティ上の影響がありますので、注意して使用してください。 また、ウェブサーバーによる書き込みができないようconfig.phpを保護してください。<br />
<br />
==ワンタイムパスワードを使用する==<br />
<br />
ユーザーはdefault.com/limesurvey/adminにあるLimeSurveyのログインページを開き、ユーザー名とワンタイムパスワード(以前は、外部アプリケーションによって、ユーザーテーブルの''column one_time_pw''に書き込まれていた)を入力できます。<br />
<br />
ワンタイムパスワードを使用するには、config.phpでこの設定を有効にする必要があります(既定値はfalse)。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'config'=>array(<br />
'debug'=>0,<br />
'debugsql'=>0,<br />
'use_one_time_passwords'=>true,<br />
)<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
詳細については、[[Manage users/ja#.E3.83.AF.E3.83.B3.E3.82.BF.E3.82.A4.E3.83.A0.E3.83.91.E3.82.B9.E3.83.AF.E3.83.BC.E3.83.89.E3.82.92.E4.BD.BF.E7.94.A8.E3.81.99.E3.82.8B|"ユーザの管理"セクション]]を参照してください。<br />
<br />
<br />
= 暗号化設定 {{NewIn/ja|4.0.0}} =<br />
<br />
{{Alert|title=注意|text=一旦設定したら、暗号キーは変更しないでください。変更すると、暗号化データがすべて失われてしまいます。}}<br />
<br />
{{Note|更新またはインストールをする際に、LimeSurveyはこのパラメーターを生成し、<code>application/config/security.php</code>ファイルにセットされます。この設定をsecurity.phpに残すか、必要に応じ、config.phpに移すこともできます。}}<br />
<br />
この機能の詳細は、[[data encryption/ja|データ暗号化]]を参照してください。<br />
<br />
*'''encryptionkeypair'''<br />
*'''encryptionpublickey'''<br />
*'''encryptionsecretkey'''<br />
<br />
=高度なURL設定=<br />
<br />
*'''publicurl:''' これは、'公開スクリプト'のURLを設定します。公開スクリプトは、"limesurvey"フォルダー(または、他のすべてのスクリプトやディレクトリーが入っているディレクトリーにつけた名前)にあるものです。'''この設定は、config.phpで利用でき、LimeSurveyが絶対URLを必要とするときに使用します(例えば、トークンメールを送信するときなど)。'''<br />
*'''homeurl:''' これは、管理用スクリプトのURLを設定します。これらは、/limesurvey/adminフォルダーにあります。ここにはhttp://www.example.com/limesurvey/html/admin のように、WEBのURLを設定してください。この項目には、末尾にスラッシュを付けないでください。config.phpの既定の設定では、<code>{$_SERVER<nowiki>[</nowiki>'SERVER_NAME']}</code>というphp変数の設定を使って、サーバー名を自動的に検出しようとします。'''ほとんどの場合、このままにしておき、残りの文字列をLimeSurveyスクリプトを置いたディレクトリー名に合わせて変更すればよいでしょう。'''<br />
*'''tempurl:''' これは、"/limesurvey/tmp"ディレクトリー、またはLimeSurveyが一時的なファイルを提供するために使用したいディレクトリーのURLを設定します。 <br />
*'''uploadurl:''' これは、"/limesurvey/upload"ディレクトリー、またはLimeSurveyがアップロードされたファイルを提供するのに使用するディレクトリーのURLを設定します。これにより、アップロードファイルを別のURLドメインに設定することができます。<br />
<br />
= 高度なパス設定=<br />
<br />
*'''homedir:''' これは、管理用スクリプトの物理的なディスクの場所を設定してください(例:"/home/usr/htdocs/limesurvey/admin")。このエントリーには、末尾にスラッシュを付けないでください。config.phpの既定の設定では、php変数の設定<code>{$_SERVER<nowiki>[</nowiki>'DOCUMENT_ROOT']}</code>を使って、すべてのドキュメントの既定ののルートパスを検出しようとします。ほとんどの場合、このままにしておき、残りの文字列をLimeSurveyスクリプトを置いたディレクトリー名に合わせて変更すればよいでしょう。<br />
*'''publicdir:''' これは、'公開スクリプト'の物理的なディスクの場所を設定します。<br />
*'''tempdir:''' スクリプトがファイルを読み書きできるよう、/limesurvey/tmpディレクトリーの物理的なディスクの場所を設定します。<br />
*'''uploaddir:''' スクリプトがファイルを読み書きできるよう、/limesurvey/uploadディレクトリーの物理的なディスクの場所を設定します。<br />
*'''sCKEditorURL:''' fckeditorスクリプトのURLです。<br />
*'''fckeditexpandtoolbar:''' 既定でfckeditorのツールバーを開くかどうかを定義します。<br />
*'''pdfexportdir:''' tcpdf.php extensiontcpdf.phpのあるディレクトリーです。<br />
*'''pdffonts:''' TCPDFフォントのディレクトリーです。<br />
<br />
=その他の詳細設定=<br />
<br />
==ファイルのアップロード==<br />
<br />
*'''allowedthemeuploads:''' テーマエディターでアップロードできるファイルタイプ<br />
*'''allowedresourcesuploads:''' リソースセクション及びHTMLエディターでアップロードできるファイルタイプ<br />
*'''allowedfileuploads''' {{NewIn/ja|4.0.0}} アップロードするファイルタイプのグローバルな制限<br />
*'''magic_database:''' {{NewIn/ja|3.17.17}} [https://www.php.net/manual/en/function.finfo-open.php finfo_open]に別のMIMEデータベースの使用を許可します。 config.phpファイルでのみ更新できます。例: redhatベースのlinuxの場合<code>/usr/share/misc/magic.mgc</code> for redhat based linux.<br />
*'''magic_file:''' {{NewIn/ja|3.17.17}} [https://github.com/LimeSurvey/LimeSurvey/blob/master/application/core/utils/fileExtensions.php 標準のファイル]とは別のファイルを使用して、MIMEタイプごとの拡張子の配列を取得することができます。配列を返すPHPファイルである必要があります。config.phpファイルでのみ更新できます。<br />
<br />
==アップデート==<br />
<br />
*'''updatable:''' この設定はversion.phpにあります。trueかfalseに設定できます。trueに設定した場合、スーパー管理者ユーザーがログインしたとき、LimeSurveyはアップデートが利用可能かどうかを確認して警告を表示します。falseに設定した場合、チェックは行われず、ComfortUpdateを使用できません。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Optional_settings/118/ja&diff=306224
Translations:Optional settings/118/ja
2023-11-29T22:21:11Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div>==iFrameでセッションとCsrf検証の使用を許可する {{NewIn/ja|v=3.24.3}}==</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Global_settings/ja&diff=286966
Global settings/ja
2023-11-08T22:38:30Z
<p>Bravehorse: Created page with "* '''アセットキャッシュのクリア:''' cssおよびjsアセットのURLをリセットします。すべての新しいcssおよびjsファイルが更新されて..."</p>
<hr />
<div><languages /> <br />
__TOC__<br />
<br />
=概要=<br />
<br />
グローバルセッティングへのアクセス方法: '''設定''' -> '''グローバル設定'''<br />
<br />
<br />
<center>[[File:global.png]]</center> <br />
<br />
<br />
グローバル設定は、[[Manage_users/ja#Setting_global_permissions_for_a_user|設定とプラグイン権限]]を持つ管理者だけが変更できます。これは、LimeSurveyの設定をグローバルに調整するために使用します。 グローバル設定ダイアログに入り、必要な設定を保存すると、それ以前に設定されたLimeSurveyの値は上書きされます。<br />
<br />
=設定に関する説明=<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Global Settings Tabs.png]]</center><br />
<br />
<br />
==概要==<br />
*'''概要''': LimeSurveyに関する全般的な情報を提供します。<br />
**'''ユーザー''': 内部データベース認証システムを介してLimeSurveyインストールにアクセスできるユーザー数を表示します。<br />
**'''アンケート''': アンケート(実行中・停止中)の総数を表示します。<br />
**'''実行中のアンケート''': ウェブを介してユーザーがアクセスできる実行中のアンケートの総数を表示します。<br />
**'''停止中の結果テーブル''': アンケート実行中にいくつかの質問を変更したい場合があります。変更を行うと、それぞれのアンケートに関連する以前のすべての回答は、新しく編集したアンケートから分離されます。以前に収集されたデータは、'停止中の結果テーブル'に格納されます。<br />
**'''稼働アンケート参加者テーブル''': 稼働中の(対応する稼働中のアンケートがある)アンケート参加者テーブルの数です。<br />
**'''停止中アンケート参加者テーブル''': 停止中のアンケートの参加者テーブルの数を示します。<br />
<br />
{{Note|詳細は、[[Survey_participants/ja#Introduction|アンケート参加者テーブルのウィキ]]を参照してください。}}<br />
<br />
{{Note|デバッグの目的で、PHP情報を表示するボタンもあります。}}<br />
<br />
==全般==<br />
*'''サイト名''': アンケートサイト名です。この名前は、アンケートリストの概要と管理ヘッダーに表示されます。<br />
*'''既定のテンプレート''': この設定では、アンケートの'公開リスト'、新しいアンケート、存在しないテンプレートを使用したアンケートに使用される既定のデザインテンプレートを指定します。パーソナライズされたテンプレートを使用する場合は、LimeSurveyの[https://manual.limesurvey.org/The_template_editor テンプレートエディター]の使用方法をお読みください。<br />
{{Note|テンプレートは'/limesurvey/templates/'に格納されます。}} <br />
*'''質問グループと質問の例を作成しますか?''': この設定は、新しいアンケートを作成した後に、質問グループと質問のサンプルを自動的に生成するかを指定します。<br />
*'''管理者テーマ''': この設定は、LimeSurvey管理に使用される既定のデザインテンプレートを指定します。カスタマイズされたテンプレートを使用するには、'/limesurvey/upload/admintheme/'に追加します。<br />
*'''時間差(時間)''': ウェブサーバーがアンケートの対象となる場所と異なるタイムゾーンにある場合は、サーバー設置場所とアンケート実施場所のタイムゾーンの差をここに入力します。たとえば、オーストラリアに住んでいて、米国のWebサーバーを持っているとします。ウェブサーバーの設置場所は、アンケート実施場所のタイムゾーンから14時間遅れています。この場合、設定は "+14"です。つまり、ウェブサーバーの時刻に14時間を追加します。この設定は、アンケートの回答のタイムスタンプを取得する場合は特に重要です。<br />
<br />
*'''セッション有効期間(秒)''' (''データベースセッションでのみ有効''): アンケートセッションが終了するまで(参加者からのアクションがない場合)の時間を秒単位で定義します。通常のファイルベースのセッションを使用する場合、PHPの設定で'session.gc_maxlifetime'や'session.save_path'などに正しい値を定義するのはシステム管理者の責任です。ウェブサーバー設定に限らず、他のアプリケーションの同様の設定をアプリケーション経由でローカルに編集すると、ファイルベースのセッションの設定を上書きします。導入可能な最大値は65000(秒)です。データベースセッションを使用する場合、アンケートによっては2MB以上のセッションデータを生成することがあるため、MySQLの設定'''max_allowed_packet'''が大きな値になっているかを確認してください。<br />
*'''IP情報データベースのAPIキー''': [https://ipinfodb.com IP-Info-DB サービス]との統合が可能になり、アンケート参加者のIPアドレスに基づいて地理的な位置を特定できます。キーを使用するには、APIへの[http://ipinfodb.com/register.php 登録]が必要です。<br />
<br />
*'''Google Maps APIキー''': Google Mapsとの統合が可能になります。<br />
*'''GoogleアナリティクストラッキングID''': Googleアナリティクスとの統合が可能です。アンケートでは、ここで設定するサイトレベルの値を上書きできます。トラッキングIDは、{GOOGLE_ANALYTICS_API_KEY}を使用してテンプレートに挿入できます。Googleアナリティクスが期待する完全なJavaScript(キーを含む)は、{GOOGLE_ANALYTICS_JAVASCRIPT}を介してテンプレートに含めることができます。<br />
{{Note|LimeSurveyでGoogleのAPIを使用する方法の詳細については、[[Google API こちらのページ]]を参照してください。}}<br />
*'''Google翻訳APIキー''': 自動翻訳機能は、Google翻訳のAPIのバージョン2を使用します。Googleはこのサービスに対して課金します。自動翻訳機能を使用するには、[https://code.google.com/apis/console/?api=translate このサイト]からAPIキーを取得し、このフィールドにキーを入力します。<br />
*'''ファイルインポート/エクスポートの文字コード''': エクスポート/インポート機能に問題が発生した場合、あなたとあなたが使用するシステムに最も適した文字セットを指定できます。<br />
*'''アンケートにLimeSurveyブランドを表示する''': アンケートでLimeSurveyのブランドを表示するかしないか。 <br />
:この設定はLimeSurvey Cloud onlyのみで使用できます。 <br />
<br />
:既定では、LimeSurvey Cloudはアンケートにブランドを表示します。これには、アンケートページの下部にある"Made in LimeSurvey"(LimeSurveyで作られました)というテキストのボタンと、アンケートの最後にある"Thank you for taking this survey powered by LimeSurvey"(LimeSurveyで作られたアンケートに協力ありがとうございます)というテキストのメッセージが含まれます。<br />
<br />
:Expertプラン以上の場合にブランドを非表示にすることができます。FreeまたはBasicプランの場合、この設定を使用するにはまずプランをアップグレードする必要があります。<br />
<br />
<br />
*'''サイドメニューの動作'''{{ObsoleteIn|3.0}}: アンケートの編集中にサイドメニューがどのように動作するかを設定します。既定値は '変更可'です。つまり、ユーザーがサイドメニューをいつでもどのようにでも変更できます。その他の値は'常に開く'と'常に閉じる'です。<br />
<br />
* '''アセットキャッシュのクリア:''' cssおよびjsアセットのURLをリセットします。すべての新しいcssおよびjsファイルが更新されているか確認してください。<br />
<br />
*'''既定のHTMLエディタモード:''' 統合HTMLエディターの既定のモードを設定します。有効な設定は次のとおりです。<br />
** ''インライン''(既定値): HTMLエディターによるフィールドのインライン編集が可能です。動作はゆっくりですが、便利で使いやすいものです。<br />
** ''ポップアップ'' : HTMLエディターのポップアップウィンドウを開くアイコンを追加します。より高速ですが、HTMLコードがフォームに表示されます。<br />
** ''HTMLソース'' : HTMLエディターを使用せず、htmlソースそのものを編集します。<br />
<br />
*'''質問タイプセレクタ''': 'フルセレクター'を選択すると、プレビュー付きの質問タイプセレクターが表示され、'シンプル'を選択するとプレーンな選択ボックスが表示されます。<br />
<br />
*'''テンプレートエディタ''': 'フルテンプレートエディター'を選択すると、アンケートテンプレートを編集するときに拡張されたエディター(シンタックスハイライト付き)が使われ、'シンプルテンプレートエディター'を選択すると単純なエディターフィールドが表示されます。<br />
<br />
{{Alert|title=注意|text=オプションのいくつかは、[[First_login_-_your_user_preferences/ja#Your_account_preferences#Your_personal_settings|個人設定タブ]]のユーザーの設定にもあります。LimeSurveyの全体設定からそれぞれのオプションを変更すると、'個人設定'タブにある各オプションのドロップダウンリストの'既定'のオプションが全体設定の値を継承します。たとえば、[[Manage users/ja#Set permissions for a single survey|設定とプラグイン権限]]を持つユーザーがHTMLエディタモードを'ポップアップ'モードに変更した場合、HTMLエディタモードの'既定値'オプションを個人設定で選択した他のすべてのユーザーもポップアップオプションを使用することになります。}}<br />
<br />
==メールアドレス設定==<br />
*'''既定のサイト管理者メールアドレス''': サイト管理者の既定の電子メールアドレスで、システムメッセージと連絡先オプションに使用されます。<br />
*'''管理者名''': サイト管理者の実名<br />
*'''メール送信方式''': 電子メールの送信方法を定義します。次のオプションを使用できます。<br />
**''PHP'' (既定値): 内部の[https://php.net/manual/function.mail.php PHPメール機能]を使用する。<br />
**''Sendmail'' : sendmailメーラーを使用する。<br />
**''SMTP'' : SMTPリレーを使用する。メールサーバー以外のホストでLimeSurveyを実行している場合は、この設定を使用します。<br />
***SMTPを使用している場合、SMTP設定メール(全体設定->メールアドレス設定)を確認してください。次のエラーが表示される可能性があります。'SMTP -> ERROR: RCPT not accepted from server: 553 5.7.1 : Sender address rejected: not owned by user'<br />
**''Qmail'' : Qmailメーラーを実行している場合に設定します。*'''SMTPホスト名''': 電子メール方式として'SMTP'を使用する場合は、SMTPサーバーをここで設定する必要があります。 ポート25(SMTPの標準)以外のポートを使用している場合は、コロンで区切ってポート番号を追加する必要があります(例: 'smtp.gmail.com:465')。<br />
*'''SMTPユーザ名''': SMTPサーバーが認証を必要とする場合は、ユーザー名を設定します。それ以外の場合は空白にします。<br />
*'''SMTPパスワード''': SMTPサーバーで認証が必要な場合は、パスワードを設定します。それ以外の場合は空白にします。<br />
*'''SMTP暗号''' - 3つのオプションがあります。<br />
**''オフ'' (既定値)<br />
**''SSL''<br />
**''TLS''{{Note|SSL/TLSの詳細は、[https://en.wikipedia.org/wiki/Transport_Layer_Security こちらのリンク]を参照してください。}}<br />
*'''SMTPデバッグモード''' - 3つのオプションがあります。<br />
**''オフ'' (既定値): SMTPリレーが機能せず、技術的な問題を解決するために詳細情報が必要な場合にのみ有効にします。<br />
**''発生したエラー'' : エラーが発生した場合、詳細な接続ログとエラーメッセージが表示されます。<br />
**''いつでも'' : SMTPリレーの動作に関する重要な情報を提供します。エラーが発生した場合は、さらに詳しい情報が提供されます。<br />
{{Note|デバッグ部分は、[[Survey_participants/ja#Send_email_invitation|参加者にメールを送信する]]ときに表示されます。}}*'''メールバッチ処理サイズ''': アンケート参加者に招待状またはリマインダを送信するとき、管理者が1回で送信できる電子メールの数を設定します。ウェブサーバーによってメールの容量が異なるため、送信に時間がかかりすぎてメールが届かない場合は、タイムアウトしてエラーが発生する可能性があります。ほとんどのウェブサーバーは、PHPスクリプトについて、既定の30秒の制限時間内に1回で100通の電子メールを送信できます。大量の電子メールを送信するときにスクリプトタイムアウトエラーが発生した場合は、この設定値を減らしてください。トークンの右側にあるトークンコントロールツールバーにある'案内メールを送付'ボタンをクリックすると、'maxemails'の招待状が送信され、メール送信済のアドレスのリストが表示され、''"1つのバッチで送信できるよりも多くの電子メールが保留中です。以下をクリックしてメールを送信します。あと###通の送信メールがあります。"''という警告が表示され、次のバッチを進めるための"続行ボタン"が表示されます。ユーザーは、一括で電子メールで送信された後、次のバッチをいつ送信するかを決定します。この画面がアクティブな状態で待つ必要はありません。管理者はログオフして後で戻り、次の招待状を送信することができます。<br />
<br />
==バウンス設定==<br />
*'''既定のサイトバウンス(エラー)メールアドレス''': バウンスされたメールを送信するメールアドレスです。バウンスバック処理を高速化するには、電子メールアドレスをバウンスバック専用にする必要があります。<br />
*'''サーバータイプ''': 'オフ'に設定すると、バウンス処理機能は使用できません。グローバルレベルでバウンス処理機能を有効にするには、これを'POP'または'IMAP'に設定します。バウンスされたメールを読んだ後にメールサーバーに保存するか(IMAP)否か(POP)を考えます。使用法の詳細については、[[Email_bounce_tracking_system/ja|ウィキセクション]]を確認してください。*'''サーバー名、ポート''': サーバーの名前と(必要に応じて)ポートをコロンで区切って指定します。電子メールホストが非標準のポートを使用しない限り、ポート番号は通常は必要ありません。<br />
*'''ユーザ名''': POP/IMAPアカウントのユーザー名。<br />
*'''パスワード''': POP/IMAPアカウントのパスワード。<br />
*'''暗号化タイプ''': 暗号化を使用する場合は、ここで正しいタイプ(SSLまたはTLS)を設定してください。<br />
<br />
==セキュリティ==<br />
*'''管理者ユーザのみアンケートプレビュー''': 既定では、アクティブでないアンケートのプレビューは認証済みユーザーに限定されています。これを'オフ'に設定すると、管理者としてログインせず、アンケートを最初に有効にせずに、アンケートURLを使用してアンケートをテストできます。<br />
*'''HTMLのXSSフィルター''': 既定では'オン'になっています。アンケート/グループ/質問/ラベルテキストで(JavaScriptコードなど)危険なHTMLタグを使用する権限はありません。この背後にある考え方として、アンケートのオペレーターがシステムで高い権限を得るために悪質なスクリプトを追加するのを防ぐことがあります。'''ただし、アンケートにFlashアプレットのJavascriptなど、スクリプトオブジェクトを使用する場合は、これをオフにする必要があります'''(ビデオホスティングプラットフォーム用のスクリプトを使用できます)。<br />
{{Hint|Text=スーパー管理者は、保存時または公開アンケートビューでHTMLがフィルタリングされることはありません。XSSフィルタリングの効果を確認するには、通常のユーザーアカウントを使用することをお勧めします。}}<br />
{{Alert|title=注意|text=XSSを有効にすると、式マネージャーシステムの一部を使用できなくなります([[ExpressionScript_-_Presentation/ja#XSS security|XSSとExpressionScript]]を参照)。}}<br />
*'''XSS制限付きユーザーの質問スクリプトを無効にする''' {{NewIn/ja|4.1.0}}: 既定では'on'に設定されているため、一般のユーザーは質問エディターでスクリプトを追加または更新することはできません。XSS保護を無効にした場合は、この設定は使用されません。'off'に設定すると、XSSフィルターがアクティブな場合であっても、質問にスクリプトを追加または更新することができます。<br />
*'''グループメンバーは自グループのみ見ることができる''': 既定では、LimeSurvey管理インターフェースで定義された管理者以外のユーザーは、少なくとも1つの共通グループに属している場合にのみ他のユーザーを見ることができます。管理者がこれを'オフ'に設定すると、そのグループに属しているかどうかに関係なくLimeSurvey[[Manage users/ja|ユーザーコントロールパネル]]に定義されているすべてのユーザーが表示されます。<br />
*'''IFrameの組込が許可されています''': このオプションは、ブラウザが<frame>、<iframe>または<object>の中でアンケートページをレンダリングするかどうかを指定するために使用できます。これにより、アンケートが他のサイトに埋め込まれていないことを確認し、クリックジャック攻撃を回避することができます。'許可'(既定値)に設定すると、制限はありません。'同じ原点'に設定すると、<frame>、<iframe>、<object>と同じドメインとポートでアンケートが実行されている場合にのみコンテンツが読み込まれるようになります。<br />
{{Alert|title=注意|text=iframeでcookieを使用するには、config.phpファイルを更新する必要があります。詳細は、[[Optional_settings/ja#iFrame.E3.81.A7.E3.82.BB.E3.83.83.E3.82.B7.E3.83.A7.E3.83.B3.E3.81.A8Csrf.E6.A4.9C.E8.A8.BC.E3.81.AE.E4.BD.BF.E7.94.A8.E3.82.92.E8.A8.B1.E5.8F.AF.E3.81.99.E3.82.8B_.283.24.3_.E3.81.8B.E3.82.89.E8.BF.BD.E5.8A.A0.29|iFrameでセッションとCsrf検証の使用を許可する]]を参照してください。}}<br />
{{Hint|Text=理論的には動作します。ただし、この機能は、使用されているウェブブラウザと、iframeを許可するかどうかに大きく依存するため、有効になっていると機能しない可能性があります。}} <br />
*'''HTTPSを強制''': これは、既定では"on/offを強制しない"に設定されています。HTTPSを使用する接続を強制するには、設定を"オン"に切り替えます。<br />
{{Alert|title=注意|text=サーバーがHTTPSを正しくサポートしていない場合は、システムから自分自身をロックすることができます。したがって、オプションの下にある'''"このリンクがちゃんと機能するか確認してください。"'''をクリックしてください。リンクが機能しないのにHTTPSをオンにすると、LimeSurveyが機能しなくなり、アクセスできなくなります。}} <br />
{{Hint|Text=誤ってHTTPSを有効にした場合は、application/config/config.phpファイルで、ssl_emergency_overrideの値を1に変更することによって無効にすることができます。}}<br />
*'''ログインまたはトークンアクセスのためのIPホワイトリスト''': このオプションを使用すると、ログイン画面やトークンアクセス画面で行われる"最大ログイン試行回数"のチェックから特定のIPを除外し、これらIPからのリクエストをブロックしないようにできます。<br />
<br />
==表示==<br />
*'''質問番号と質問コードのどちらかまたは両方を表示''': アンケート参加者に質問番号や質問コードを表示するかを設定します。このオプションをアンケート管理者が選択できる第5のオプションもあります。質問コードはアンケートの各質問の隣に表示されます。<br />
*'''X個のサブ質問の配列の要素ごとに見出しを繰り返す''': 配列タイプの質問を使用すると、サブ質問がたくさんあり、複数のページわたって画面に表示することがよくあります。リピートヘッダーの設定では、質問のヘッダー情報を繰り返す前に表示する回答の数を決定できます。適度な設定は約25です。見出しをまったく繰り返さないようにするには、0に設定します。*'''「このアンケートはX問あります」を表示"''': アンケートに含まれる質問の数を表示します。質問の数は、誰かがアンケートを開始するときに表示されます。<br />
*'''PDFのフォントサイズ''': 通常のテキストの既定サイズは9です。グループタイトルのフォントサイズは、このボックスの設定値に2を加えた値です。アンケートのタイトルのフォントサイズは、このボックスの値に4を加えたものです。既定のシナリオでは、通常のテキストには9、グループタイトルには11、アンケートのタイトルには13のフォントサイズが使用されます。<br />
*'''PDFでのヘッダロゴの幅''': PDFヘッダロゴの'幅'です。''ロゴは参加者によるアンケート回答が含まれるPDFファイルにのみ表示されます。アンケート参加者はアンケート終了後に回答をエクスポートすることができます。''<br />
*'''PDFのヘッダタイトル''': 空のままにすると、サイト名が使用されます。''PDFヘッダーのタイトルは、アンケート完了後に回答をエクスポートした結果のPDFファイルにのみ表示されます。''<br />
*'''PDFのヘッダ文字''': 空の場合、アンケート名が使用されます。''PDFヘッダー文字は、アンケート完了後に回答をエクスポートした結果のPDFファイルにのみ表示されます。''*'''グループ名とグループ説明のどちらかまたは両方を表示''': ''質問番号と質問コードのどちらかまたは両方を表示''機能と同じように動作します。<br />
*'''入力必須でない質問に「回答なし」という選択肢''': 編集可能な回答(つまり、リストと配列の質問)を含むラジオボタンや選択タイプの質問への回答が必須ではなく、"'回答なし'を表示"も有効な(既定)場合、回答者が質問に回答しないことを選択できるよう、各サブ質問に追加の項目"回答なし"が表示されます。グローバル設定から次のオプションのいずれかを選択できます。<br />
**''選択可能'' : LimeSurvey管理者がこれを選択した場合、アンケート管理者は、自分が管理するアンケートで必須でない質問に対する"回答なし"オプションを表示するどうかを選択できるようになります(詳細は、[[Presentation/ja|表示]]のウィキセクションを参照してください)。<br />
**''オン''(既定値): このオプションを選択すると、すべての必須でない質問には、"回答なし"オプションが追加されます。全体設定が[[Survey settings/ja|アンケート設定]]よりも優先されるため、アンケート管理者が変更することはできません。<br />
**''オフ'' : オフの場合、必須でない質問には"回答なし"オプションは表示されません。全体設定が[[Survey settings/ja|アンケート設定]]よりも優先されるため、アンケート管理者が変更することはできません。*'''回答のPDF出力ファイルでヘッダを表示''': 回答者による回答が含まれているPDFヘッダーに何も表示しない場合は、オフにします(既定値)。オンにすると、回答者による回答を含むPDFのヘッダーに次の情報が表示されます。<br />
*'''PDFで質問の背景にグレーを追加''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDF質問をボールド''': 既定では'オフ'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDFでの質問の周りの境界線''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDFでの回答の周りの境界線''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
<br />
==データポリシー==<br />
*'''アンケートリストページにデータポリシーを表示:''' アンケートリストに"データポリシー"ボタンを表示するかを設定します。これをクリックすると、"データポリシー"メッセージをポップアップ(モーダル)するためのボタンが表示されます。<br />
*'''アンケートページに法的通知を表示:''' アンケートリストに"法的通知"ボタンを表示するかを設定します。これをクリックすると、"法的通知"をポップアップ(モーダル)するためのボタンが表示されます。<br />
*'''データポリシー:''' テキストボックスにアンケートのデータポリシーに関する情報(データの保存場所、保存期間など)を入力します。<br />
*'''法的通知:''' テキストボックスにアンケートの法的通知に関する情報(権利、義務など)を入力します。<br />
<br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]]上記のすべてのオプションは、アンケート/アンケートに対する回答を含むPDFのパラメータに'''のみ'''影響します。したがって、上記のオプションは、'回答をPDFでエクスポート'する機能による出力結果にのみ影響します。</div><br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]]LimeSurveyでは、アンケートを印刷してオフラインで完成させることもできますが、アンケートをPDFでエクスポートする機能は実験的なオプションであり、完璧ではありません。パラメータは、[https://manual.limesurvey.org/Exporting_a_survey_structure/ja queXML PDFエクスポートページ]の'スタイル'か、[https://manual.limesurvey.org/Optional_settings/ja#Statistics_and_response_browsing config.phpファイル]から変更できます。</div><br />
<br />
==言語==<br />
*'''既定のサイト言語''': このオプションでは、管理パネルで使用される既定の言語を選択できます。また、公開アンケートリストの既定の言語でもあります。<br />
*'''有効な言語''': '既定のサイト言語'ボックスですべての言語を使用できないようにするには、左のボックスから言語を削除します。この設定によって、管理者がアンケートで使用できる言語を制限することができます。<br />
<br />
==インターフェイス==<br />
*'''RPCインターフェイス有効''': この機能を使用すると、LimeSurveyの[[RemoteControl 2 API/ja|RemoteControl2]]インターフェイスAPIを、JSON-RPC(推奨)またはXML-RPCを使用してアクティブにするか設定できます。<br />
<br />
*'''URL''': http://<your_domain>/<your_limesurvey_dir>/index.php/admin/remotecontrol<br />
<br />
*'''/admin/remotecontrolでAPIを公開''': このオプションを有効にすると、指定されたURLの下にAPI関数の簡単な説明が表示されます。通常は、有効にする必要はなく、デバッグ目的でのみ有効にする必要があります。<br />
<br />
<div class='simplebox'>[[File:help.png]] '''注意:''' リモートコントロール機能は、一般に開発者が他のアプリケーションからLimeSurveyにアクセスするために使用されます(この方法では、PHPのみに限定されません)。上級ユーザーにのみ推奨されます。使用法の詳細については、以下の[[RemoteControl 2 API/ja|ウィキセクション]]をチェックするか、[https://www.limesurvey.org/community/forums LimeSurvey フォーラム]に参加してください。</div></div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Global_settings/39/ja&diff=286965
Translations:Global settings/39/ja
2023-11-08T22:38:29Z
<p>Bravehorse: Created page with "* '''アセットキャッシュのクリア:''' cssおよびjsアセットのURLをリセットします。すべての新しいcssおよびjsファイルが更新されて..."</p>
<hr />
<div>* '''アセットキャッシュのクリア:''' cssおよびjsアセットのURLをリセットします。すべての新しいcssおよびjsファイルが更新されているか確認してください。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Global_settings/ja&diff=286964
Global settings/ja
2023-11-08T22:36:45Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div><languages /> <br />
__TOC__<br />
<br />
=概要=<br />
<br />
グローバルセッティングへのアクセス方法: '''設定''' -> '''グローバル設定'''<br />
<br />
<br />
<center>[[File:global.png]]</center> <br />
<br />
<br />
グローバル設定は、[[Manage_users/ja#Setting_global_permissions_for_a_user|設定とプラグイン権限]]を持つ管理者だけが変更できます。これは、LimeSurveyの設定をグローバルに調整するために使用します。 グローバル設定ダイアログに入り、必要な設定を保存すると、それ以前に設定されたLimeSurveyの値は上書きされます。<br />
<br />
=設定に関する説明=<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Global Settings Tabs.png]]</center><br />
<br />
<br />
==概要==<br />
*'''概要''': LimeSurveyに関する全般的な情報を提供します。<br />
**'''ユーザー''': 内部データベース認証システムを介してLimeSurveyインストールにアクセスできるユーザー数を表示します。<br />
**'''アンケート''': アンケート(実行中・停止中)の総数を表示します。<br />
**'''実行中のアンケート''': ウェブを介してユーザーがアクセスできる実行中のアンケートの総数を表示します。<br />
**'''停止中の結果テーブル''': アンケート実行中にいくつかの質問を変更したい場合があります。変更を行うと、それぞれのアンケートに関連する以前のすべての回答は、新しく編集したアンケートから分離されます。以前に収集されたデータは、'停止中の結果テーブル'に格納されます。<br />
**'''稼働アンケート参加者テーブル''': 稼働中の(対応する稼働中のアンケートがある)アンケート参加者テーブルの数です。<br />
**'''停止中アンケート参加者テーブル''': 停止中のアンケートの参加者テーブルの数を示します。<br />
<br />
{{Note|詳細は、[[Survey_participants/ja#Introduction|アンケート参加者テーブルのウィキ]]を参照してください。}}<br />
<br />
{{Note|デバッグの目的で、PHP情報を表示するボタンもあります。}}<br />
<br />
==全般==<br />
*'''サイト名''': アンケートサイト名です。この名前は、アンケートリストの概要と管理ヘッダーに表示されます。<br />
*'''既定のテンプレート''': この設定では、アンケートの'公開リスト'、新しいアンケート、存在しないテンプレートを使用したアンケートに使用される既定のデザインテンプレートを指定します。パーソナライズされたテンプレートを使用する場合は、LimeSurveyの[https://manual.limesurvey.org/The_template_editor テンプレートエディター]の使用方法をお読みください。<br />
{{Note|テンプレートは'/limesurvey/templates/'に格納されます。}} <br />
*'''質問グループと質問の例を作成しますか?''': この設定は、新しいアンケートを作成した後に、質問グループと質問のサンプルを自動的に生成するかを指定します。<br />
*'''管理者テーマ''': この設定は、LimeSurvey管理に使用される既定のデザインテンプレートを指定します。カスタマイズされたテンプレートを使用するには、'/limesurvey/upload/admintheme/'に追加します。<br />
*'''時間差(時間)''': ウェブサーバーがアンケートの対象となる場所と異なるタイムゾーンにある場合は、サーバー設置場所とアンケート実施場所のタイムゾーンの差をここに入力します。たとえば、オーストラリアに住んでいて、米国のWebサーバーを持っているとします。ウェブサーバーの設置場所は、アンケート実施場所のタイムゾーンから14時間遅れています。この場合、設定は "+14"です。つまり、ウェブサーバーの時刻に14時間を追加します。この設定は、アンケートの回答のタイムスタンプを取得する場合は特に重要です。<br />
<br />
*'''セッション有効期間(秒)''' (''データベースセッションでのみ有効''): アンケートセッションが終了するまで(参加者からのアクションがない場合)の時間を秒単位で定義します。通常のファイルベースのセッションを使用する場合、PHPの設定で'session.gc_maxlifetime'や'session.save_path'などに正しい値を定義するのはシステム管理者の責任です。ウェブサーバー設定に限らず、他のアプリケーションの同様の設定をアプリケーション経由でローカルに編集すると、ファイルベースのセッションの設定を上書きします。導入可能な最大値は65000(秒)です。データベースセッションを使用する場合、アンケートによっては2MB以上のセッションデータを生成することがあるため、MySQLの設定'''max_allowed_packet'''が大きな値になっているかを確認してください。<br />
*'''IP情報データベースのAPIキー''': [https://ipinfodb.com IP-Info-DB サービス]との統合が可能になり、アンケート参加者のIPアドレスに基づいて地理的な位置を特定できます。キーを使用するには、APIへの[http://ipinfodb.com/register.php 登録]が必要です。<br />
<br />
*'''Google Maps APIキー''': Google Mapsとの統合が可能になります。<br />
*'''GoogleアナリティクストラッキングID''': Googleアナリティクスとの統合が可能です。アンケートでは、ここで設定するサイトレベルの値を上書きできます。トラッキングIDは、{GOOGLE_ANALYTICS_API_KEY}を使用してテンプレートに挿入できます。Googleアナリティクスが期待する完全なJavaScript(キーを含む)は、{GOOGLE_ANALYTICS_JAVASCRIPT}を介してテンプレートに含めることができます。<br />
{{Note|LimeSurveyでGoogleのAPIを使用する方法の詳細については、[[Google API こちらのページ]]を参照してください。}}<br />
*'''Google翻訳APIキー''': 自動翻訳機能は、Google翻訳のAPIのバージョン2を使用します。Googleはこのサービスに対して課金します。自動翻訳機能を使用するには、[https://code.google.com/apis/console/?api=translate このサイト]からAPIキーを取得し、このフィールドにキーを入力します。<br />
*'''ファイルインポート/エクスポートの文字コード''': エクスポート/インポート機能に問題が発生した場合、あなたとあなたが使用するシステムに最も適した文字セットを指定できます。<br />
*'''アンケートにLimeSurveyブランドを表示する''': アンケートでLimeSurveyのブランドを表示するかしないか。 <br />
:この設定はLimeSurvey Cloud onlyのみで使用できます。 <br />
<br />
:既定では、LimeSurvey Cloudはアンケートにブランドを表示します。これには、アンケートページの下部にある"Made in LimeSurvey"(LimeSurveyで作られました)というテキストのボタンと、アンケートの最後にある"Thank you for taking this survey powered by LimeSurvey"(LimeSurveyで作られたアンケートに協力ありがとうございます)というテキストのメッセージが含まれます。<br />
<br />
:Expertプラン以上の場合にブランドを非表示にすることができます。FreeまたはBasicプランの場合、この設定を使用するにはまずプランをアップグレードする必要があります。<br />
<br />
<br />
*'''サイドメニューの動作'''{{ObsoleteIn|3.0}}: アンケートの編集中にサイドメニューがどのように動作するかを設定します。既定値は '変更可'です。つまり、ユーザーがサイドメニューをいつでもどのようにでも変更できます。その他の値は'常に開く'と'常に閉じる'です。<br />
<br />
* '''Clear assets cache:''' Reset the css and js assets url, be sure to have all new css and js file updated.<br />
<br />
*'''既定のHTMLエディタモード:''' 統合HTMLエディターの既定のモードを設定します。有効な設定は次のとおりです。<br />
** ''インライン''(既定値): HTMLエディターによるフィールドのインライン編集が可能です。動作はゆっくりですが、便利で使いやすいものです。<br />
** ''ポップアップ'' : HTMLエディターのポップアップウィンドウを開くアイコンを追加します。より高速ですが、HTMLコードがフォームに表示されます。<br />
** ''HTMLソース'' : HTMLエディターを使用せず、htmlソースそのものを編集します。<br />
<br />
*'''質問タイプセレクタ''': 'フルセレクター'を選択すると、プレビュー付きの質問タイプセレクターが表示され、'シンプル'を選択するとプレーンな選択ボックスが表示されます。<br />
<br />
*'''テンプレートエディタ''': 'フルテンプレートエディター'を選択すると、アンケートテンプレートを編集するときに拡張されたエディター(シンタックスハイライト付き)が使われ、'シンプルテンプレートエディター'を選択すると単純なエディターフィールドが表示されます。<br />
<br />
{{Alert|title=注意|text=オプションのいくつかは、[[First_login_-_your_user_preferences/ja#Your_account_preferences#Your_personal_settings|個人設定タブ]]のユーザーの設定にもあります。LimeSurveyの全体設定からそれぞれのオプションを変更すると、'個人設定'タブにある各オプションのドロップダウンリストの'既定'のオプションが全体設定の値を継承します。たとえば、[[Manage users/ja#Set permissions for a single survey|設定とプラグイン権限]]を持つユーザーがHTMLエディタモードを'ポップアップ'モードに変更した場合、HTMLエディタモードの'既定値'オプションを個人設定で選択した他のすべてのユーザーもポップアップオプションを使用することになります。}}<br />
<br />
==メールアドレス設定==<br />
*'''既定のサイト管理者メールアドレス''': サイト管理者の既定の電子メールアドレスで、システムメッセージと連絡先オプションに使用されます。<br />
*'''管理者名''': サイト管理者の実名<br />
*'''メール送信方式''': 電子メールの送信方法を定義します。次のオプションを使用できます。<br />
**''PHP'' (既定値): 内部の[https://php.net/manual/function.mail.php PHPメール機能]を使用する。<br />
**''Sendmail'' : sendmailメーラーを使用する。<br />
**''SMTP'' : SMTPリレーを使用する。メールサーバー以外のホストでLimeSurveyを実行している場合は、この設定を使用します。<br />
***SMTPを使用している場合、SMTP設定メール(全体設定->メールアドレス設定)を確認してください。次のエラーが表示される可能性があります。'SMTP -> ERROR: RCPT not accepted from server: 553 5.7.1 : Sender address rejected: not owned by user'<br />
**''Qmail'' : Qmailメーラーを実行している場合に設定します。*'''SMTPホスト名''': 電子メール方式として'SMTP'を使用する場合は、SMTPサーバーをここで設定する必要があります。 ポート25(SMTPの標準)以外のポートを使用している場合は、コロンで区切ってポート番号を追加する必要があります(例: 'smtp.gmail.com:465')。<br />
*'''SMTPユーザ名''': SMTPサーバーが認証を必要とする場合は、ユーザー名を設定します。それ以外の場合は空白にします。<br />
*'''SMTPパスワード''': SMTPサーバーで認証が必要な場合は、パスワードを設定します。それ以外の場合は空白にします。<br />
*'''SMTP暗号''' - 3つのオプションがあります。<br />
**''オフ'' (既定値)<br />
**''SSL''<br />
**''TLS''{{Note|SSL/TLSの詳細は、[https://en.wikipedia.org/wiki/Transport_Layer_Security こちらのリンク]を参照してください。}}<br />
*'''SMTPデバッグモード''' - 3つのオプションがあります。<br />
**''オフ'' (既定値): SMTPリレーが機能せず、技術的な問題を解決するために詳細情報が必要な場合にのみ有効にします。<br />
**''発生したエラー'' : エラーが発生した場合、詳細な接続ログとエラーメッセージが表示されます。<br />
**''いつでも'' : SMTPリレーの動作に関する重要な情報を提供します。エラーが発生した場合は、さらに詳しい情報が提供されます。<br />
{{Note|デバッグ部分は、[[Survey_participants/ja#Send_email_invitation|参加者にメールを送信する]]ときに表示されます。}}*'''メールバッチ処理サイズ''': アンケート参加者に招待状またはリマインダを送信するとき、管理者が1回で送信できる電子メールの数を設定します。ウェブサーバーによってメールの容量が異なるため、送信に時間がかかりすぎてメールが届かない場合は、タイムアウトしてエラーが発生する可能性があります。ほとんどのウェブサーバーは、PHPスクリプトについて、既定の30秒の制限時間内に1回で100通の電子メールを送信できます。大量の電子メールを送信するときにスクリプトタイムアウトエラーが発生した場合は、この設定値を減らしてください。トークンの右側にあるトークンコントロールツールバーにある'案内メールを送付'ボタンをクリックすると、'maxemails'の招待状が送信され、メール送信済のアドレスのリストが表示され、''"1つのバッチで送信できるよりも多くの電子メールが保留中です。以下をクリックしてメールを送信します。あと###通の送信メールがあります。"''という警告が表示され、次のバッチを進めるための"続行ボタン"が表示されます。ユーザーは、一括で電子メールで送信された後、次のバッチをいつ送信するかを決定します。この画面がアクティブな状態で待つ必要はありません。管理者はログオフして後で戻り、次の招待状を送信することができます。<br />
<br />
==バウンス設定==<br />
*'''既定のサイトバウンス(エラー)メールアドレス''': バウンスされたメールを送信するメールアドレスです。バウンスバック処理を高速化するには、電子メールアドレスをバウンスバック専用にする必要があります。<br />
*'''サーバータイプ''': 'オフ'に設定すると、バウンス処理機能は使用できません。グローバルレベルでバウンス処理機能を有効にするには、これを'POP'または'IMAP'に設定します。バウンスされたメールを読んだ後にメールサーバーに保存するか(IMAP)否か(POP)を考えます。使用法の詳細については、[[Email_bounce_tracking_system/ja|ウィキセクション]]を確認してください。*'''サーバー名、ポート''': サーバーの名前と(必要に応じて)ポートをコロンで区切って指定します。電子メールホストが非標準のポートを使用しない限り、ポート番号は通常は必要ありません。<br />
*'''ユーザ名''': POP/IMAPアカウントのユーザー名。<br />
*'''パスワード''': POP/IMAPアカウントのパスワード。<br />
*'''暗号化タイプ''': 暗号化を使用する場合は、ここで正しいタイプ(SSLまたはTLS)を設定してください。<br />
<br />
==セキュリティ==<br />
*'''管理者ユーザのみアンケートプレビュー''': 既定では、アクティブでないアンケートのプレビューは認証済みユーザーに限定されています。これを'オフ'に設定すると、管理者としてログインせず、アンケートを最初に有効にせずに、アンケートURLを使用してアンケートをテストできます。<br />
*'''HTMLのXSSフィルター''': 既定では'オン'になっています。アンケート/グループ/質問/ラベルテキストで(JavaScriptコードなど)危険なHTMLタグを使用する権限はありません。この背後にある考え方として、アンケートのオペレーターがシステムで高い権限を得るために悪質なスクリプトを追加するのを防ぐことがあります。'''ただし、アンケートにFlashアプレットのJavascriptなど、スクリプトオブジェクトを使用する場合は、これをオフにする必要があります'''(ビデオホスティングプラットフォーム用のスクリプトを使用できます)。<br />
{{Hint|Text=スーパー管理者は、保存時または公開アンケートビューでHTMLがフィルタリングされることはありません。XSSフィルタリングの効果を確認するには、通常のユーザーアカウントを使用することをお勧めします。}}<br />
{{Alert|title=注意|text=XSSを有効にすると、式マネージャーシステムの一部を使用できなくなります([[ExpressionScript_-_Presentation/ja#XSS security|XSSとExpressionScript]]を参照)。}}<br />
*'''XSS制限付きユーザーの質問スクリプトを無効にする''' {{NewIn/ja|4.1.0}}: 既定では'on'に設定されているため、一般のユーザーは質問エディターでスクリプトを追加または更新することはできません。XSS保護を無効にした場合は、この設定は使用されません。'off'に設定すると、XSSフィルターがアクティブな場合であっても、質問にスクリプトを追加または更新することができます。<br />
*'''グループメンバーは自グループのみ見ることができる''': 既定では、LimeSurvey管理インターフェースで定義された管理者以外のユーザーは、少なくとも1つの共通グループに属している場合にのみ他のユーザーを見ることができます。管理者がこれを'オフ'に設定すると、そのグループに属しているかどうかに関係なくLimeSurvey[[Manage users/ja|ユーザーコントロールパネル]]に定義されているすべてのユーザーが表示されます。<br />
*'''IFrameの組込が許可されています''': このオプションは、ブラウザが<frame>、<iframe>または<object>の中でアンケートページをレンダリングするかどうかを指定するために使用できます。これにより、アンケートが他のサイトに埋め込まれていないことを確認し、クリックジャック攻撃を回避することができます。'許可'(既定値)に設定すると、制限はありません。'同じ原点'に設定すると、<frame>、<iframe>、<object>と同じドメインとポートでアンケートが実行されている場合にのみコンテンツが読み込まれるようになります。<br />
{{Alert|title=注意|text=iframeでcookieを使用するには、config.phpファイルを更新する必要があります。詳細は、[[Optional_settings/ja#iFrame.E3.81.A7.E3.82.BB.E3.83.83.E3.82.B7.E3.83.A7.E3.83.B3.E3.81.A8Csrf.E6.A4.9C.E8.A8.BC.E3.81.AE.E4.BD.BF.E7.94.A8.E3.82.92.E8.A8.B1.E5.8F.AF.E3.81.99.E3.82.8B_.283.24.3_.E3.81.8B.E3.82.89.E8.BF.BD.E5.8A.A0.29|iFrameでセッションとCsrf検証の使用を許可する]]を参照してください。}}<br />
{{Hint|Text=理論的には動作します。ただし、この機能は、使用されているウェブブラウザと、iframeを許可するかどうかに大きく依存するため、有効になっていると機能しない可能性があります。}} <br />
*'''HTTPSを強制''': これは、既定では"on/offを強制しない"に設定されています。HTTPSを使用する接続を強制するには、設定を"オン"に切り替えます。<br />
{{Alert|title=注意|text=サーバーがHTTPSを正しくサポートしていない場合は、システムから自分自身をロックすることができます。したがって、オプションの下にある'''"このリンクがちゃんと機能するか確認してください。"'''をクリックしてください。リンクが機能しないのにHTTPSをオンにすると、LimeSurveyが機能しなくなり、アクセスできなくなります。}} <br />
{{Hint|Text=誤ってHTTPSを有効にした場合は、application/config/config.phpファイルで、ssl_emergency_overrideの値を1に変更することによって無効にすることができます。}}<br />
*'''ログインまたはトークンアクセスのためのIPホワイトリスト''': このオプションを使用すると、ログイン画面やトークンアクセス画面で行われる"最大ログイン試行回数"のチェックから特定のIPを除外し、これらIPからのリクエストをブロックしないようにできます。<br />
<br />
==表示==<br />
*'''質問番号と質問コードのどちらかまたは両方を表示''': アンケート参加者に質問番号や質問コードを表示するかを設定します。このオプションをアンケート管理者が選択できる第5のオプションもあります。質問コードはアンケートの各質問の隣に表示されます。<br />
*'''X個のサブ質問の配列の要素ごとに見出しを繰り返す''': 配列タイプの質問を使用すると、サブ質問がたくさんあり、複数のページわたって画面に表示することがよくあります。リピートヘッダーの設定では、質問のヘッダー情報を繰り返す前に表示する回答の数を決定できます。適度な設定は約25です。見出しをまったく繰り返さないようにするには、0に設定します。*'''「このアンケートはX問あります」を表示"''': アンケートに含まれる質問の数を表示します。質問の数は、誰かがアンケートを開始するときに表示されます。<br />
*'''PDFのフォントサイズ''': 通常のテキストの既定サイズは9です。グループタイトルのフォントサイズは、このボックスの設定値に2を加えた値です。アンケートのタイトルのフォントサイズは、このボックスの値に4を加えたものです。既定のシナリオでは、通常のテキストには9、グループタイトルには11、アンケートのタイトルには13のフォントサイズが使用されます。<br />
*'''PDFでのヘッダロゴの幅''': PDFヘッダロゴの'幅'です。''ロゴは参加者によるアンケート回答が含まれるPDFファイルにのみ表示されます。アンケート参加者はアンケート終了後に回答をエクスポートすることができます。''<br />
*'''PDFのヘッダタイトル''': 空のままにすると、サイト名が使用されます。''PDFヘッダーのタイトルは、アンケート完了後に回答をエクスポートした結果のPDFファイルにのみ表示されます。''<br />
*'''PDFのヘッダ文字''': 空の場合、アンケート名が使用されます。''PDFヘッダー文字は、アンケート完了後に回答をエクスポートした結果のPDFファイルにのみ表示されます。''*'''グループ名とグループ説明のどちらかまたは両方を表示''': ''質問番号と質問コードのどちらかまたは両方を表示''機能と同じように動作します。<br />
*'''入力必須でない質問に「回答なし」という選択肢''': 編集可能な回答(つまり、リストと配列の質問)を含むラジオボタンや選択タイプの質問への回答が必須ではなく、"'回答なし'を表示"も有効な(既定)場合、回答者が質問に回答しないことを選択できるよう、各サブ質問に追加の項目"回答なし"が表示されます。グローバル設定から次のオプションのいずれかを選択できます。<br />
**''選択可能'' : LimeSurvey管理者がこれを選択した場合、アンケート管理者は、自分が管理するアンケートで必須でない質問に対する"回答なし"オプションを表示するどうかを選択できるようになります(詳細は、[[Presentation/ja|表示]]のウィキセクションを参照してください)。<br />
**''オン''(既定値): このオプションを選択すると、すべての必須でない質問には、"回答なし"オプションが追加されます。全体設定が[[Survey settings/ja|アンケート設定]]よりも優先されるため、アンケート管理者が変更することはできません。<br />
**''オフ'' : オフの場合、必須でない質問には"回答なし"オプションは表示されません。全体設定が[[Survey settings/ja|アンケート設定]]よりも優先されるため、アンケート管理者が変更することはできません。*'''回答のPDF出力ファイルでヘッダを表示''': 回答者による回答が含まれているPDFヘッダーに何も表示しない場合は、オフにします(既定値)。オンにすると、回答者による回答を含むPDFのヘッダーに次の情報が表示されます。<br />
*'''PDFで質問の背景にグレーを追加''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDF質問をボールド''': 既定では'オフ'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDFでの質問の周りの境界線''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDFでの回答の周りの境界線''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
<br />
==データポリシー==<br />
*'''アンケートリストページにデータポリシーを表示:''' アンケートリストに"データポリシー"ボタンを表示するかを設定します。これをクリックすると、"データポリシー"メッセージをポップアップ(モーダル)するためのボタンが表示されます。<br />
*'''アンケートページに法的通知を表示:''' アンケートリストに"法的通知"ボタンを表示するかを設定します。これをクリックすると、"法的通知"をポップアップ(モーダル)するためのボタンが表示されます。<br />
*'''データポリシー:''' テキストボックスにアンケートのデータポリシーに関する情報(データの保存場所、保存期間など)を入力します。<br />
*'''法的通知:''' テキストボックスにアンケートの法的通知に関する情報(権利、義務など)を入力します。<br />
<br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]]上記のすべてのオプションは、アンケート/アンケートに対する回答を含むPDFのパラメータに'''のみ'''影響します。したがって、上記のオプションは、'回答をPDFでエクスポート'する機能による出力結果にのみ影響します。</div><br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]]LimeSurveyでは、アンケートを印刷してオフラインで完成させることもできますが、アンケートをPDFでエクスポートする機能は実験的なオプションであり、完璧ではありません。パラメータは、[https://manual.limesurvey.org/Exporting_a_survey_structure/ja queXML PDFエクスポートページ]の'スタイル'か、[https://manual.limesurvey.org/Optional_settings/ja#Statistics_and_response_browsing config.phpファイル]から変更できます。</div><br />
<br />
==言語==<br />
*'''既定のサイト言語''': このオプションでは、管理パネルで使用される既定の言語を選択できます。また、公開アンケートリストの既定の言語でもあります。<br />
*'''有効な言語''': '既定のサイト言語'ボックスですべての言語を使用できないようにするには、左のボックスから言語を削除します。この設定によって、管理者がアンケートで使用できる言語を制限することができます。<br />
<br />
==インターフェイス==<br />
*'''RPCインターフェイス有効''': この機能を使用すると、LimeSurveyの[[RemoteControl 2 API/ja|RemoteControl2]]インターフェイスAPIを、JSON-RPC(推奨)またはXML-RPCを使用してアクティブにするか設定できます。<br />
<br />
*'''URL''': http://<your_domain>/<your_limesurvey_dir>/index.php/admin/remotecontrol<br />
<br />
*'''/admin/remotecontrolでAPIを公開''': このオプションを有効にすると、指定されたURLの下にAPI関数の簡単な説明が表示されます。通常は、有効にする必要はなく、デバッグ目的でのみ有効にする必要があります。<br />
<br />
<div class='simplebox'>[[File:help.png]] '''注意:''' リモートコントロール機能は、一般に開発者が他のアプリケーションからLimeSurveyにアクセスするために使用されます(この方法では、PHPのみに限定されません)。上級ユーザーにのみ推奨されます。使用法の詳細については、以下の[[RemoteControl 2 API/ja|ウィキセクション]]をチェックするか、[https://www.limesurvey.org/community/forums LimeSurvey フォーラム]に参加してください。</div></div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Global_settings/27/ja&diff=286963
Translations:Global settings/27/ja
2023-11-08T22:36:44Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div>*'''サイドメニューの動作'''{{ObsoleteIn|3.0}}: アンケートの編集中にサイドメニューがどのように動作するかを設定します。既定値は '変更可'です。つまり、ユーザーがサイドメニューをいつでもどのようにでも変更できます。その他の値は'常に開く'と'常に閉じる'です。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Global_settings/ja&diff=286962
Global settings/ja
2023-11-08T22:36:23Z
<p>Bravehorse: Created page with "*'''既定のHTMLエディタモード:''' 統合HTMLエディターの既定のモードを設定します。有効な設定は次のとおりです。 ** ''インライン''..."</p>
<hr />
<div><languages /> <br />
__TOC__<br />
<br />
=概要=<br />
<br />
グローバルセッティングへのアクセス方法: '''設定''' -> '''グローバル設定'''<br />
<br />
<br />
<center>[[File:global.png]]</center> <br />
<br />
<br />
グローバル設定は、[[Manage_users/ja#Setting_global_permissions_for_a_user|設定とプラグイン権限]]を持つ管理者だけが変更できます。これは、LimeSurveyの設定をグローバルに調整するために使用します。 グローバル設定ダイアログに入り、必要な設定を保存すると、それ以前に設定されたLimeSurveyの値は上書きされます。<br />
<br />
=設定に関する説明=<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Global Settings Tabs.png]]</center><br />
<br />
<br />
==概要==<br />
*'''概要''': LimeSurveyに関する全般的な情報を提供します。<br />
**'''ユーザー''': 内部データベース認証システムを介してLimeSurveyインストールにアクセスできるユーザー数を表示します。<br />
**'''アンケート''': アンケート(実行中・停止中)の総数を表示します。<br />
**'''実行中のアンケート''': ウェブを介してユーザーがアクセスできる実行中のアンケートの総数を表示します。<br />
**'''停止中の結果テーブル''': アンケート実行中にいくつかの質問を変更したい場合があります。変更を行うと、それぞれのアンケートに関連する以前のすべての回答は、新しく編集したアンケートから分離されます。以前に収集されたデータは、'停止中の結果テーブル'に格納されます。<br />
**'''稼働アンケート参加者テーブル''': 稼働中の(対応する稼働中のアンケートがある)アンケート参加者テーブルの数です。<br />
**'''停止中アンケート参加者テーブル''': 停止中のアンケートの参加者テーブルの数を示します。<br />
<br />
{{Note|詳細は、[[Survey_participants/ja#Introduction|アンケート参加者テーブルのウィキ]]を参照してください。}}<br />
<br />
{{Note|デバッグの目的で、PHP情報を表示するボタンもあります。}}<br />
<br />
==全般==<br />
*'''サイト名''': アンケートサイト名です。この名前は、アンケートリストの概要と管理ヘッダーに表示されます。<br />
*'''既定のテンプレート''': この設定では、アンケートの'公開リスト'、新しいアンケート、存在しないテンプレートを使用したアンケートに使用される既定のデザインテンプレートを指定します。パーソナライズされたテンプレートを使用する場合は、LimeSurveyの[https://manual.limesurvey.org/The_template_editor テンプレートエディター]の使用方法をお読みください。<br />
{{Note|テンプレートは'/limesurvey/templates/'に格納されます。}} <br />
*'''質問グループと質問の例を作成しますか?''': この設定は、新しいアンケートを作成した後に、質問グループと質問のサンプルを自動的に生成するかを指定します。<br />
*'''管理者テーマ''': この設定は、LimeSurvey管理に使用される既定のデザインテンプレートを指定します。カスタマイズされたテンプレートを使用するには、'/limesurvey/upload/admintheme/'に追加します。<br />
*'''時間差(時間)''': ウェブサーバーがアンケートの対象となる場所と異なるタイムゾーンにある場合は、サーバー設置場所とアンケート実施場所のタイムゾーンの差をここに入力します。たとえば、オーストラリアに住んでいて、米国のWebサーバーを持っているとします。ウェブサーバーの設置場所は、アンケート実施場所のタイムゾーンから14時間遅れています。この場合、設定は "+14"です。つまり、ウェブサーバーの時刻に14時間を追加します。この設定は、アンケートの回答のタイムスタンプを取得する場合は特に重要です。<br />
<br />
*'''セッション有効期間(秒)''' (''データベースセッションでのみ有効''): アンケートセッションが終了するまで(参加者からのアクションがない場合)の時間を秒単位で定義します。通常のファイルベースのセッションを使用する場合、PHPの設定で'session.gc_maxlifetime'や'session.save_path'などに正しい値を定義するのはシステム管理者の責任です。ウェブサーバー設定に限らず、他のアプリケーションの同様の設定をアプリケーション経由でローカルに編集すると、ファイルベースのセッションの設定を上書きします。導入可能な最大値は65000(秒)です。データベースセッションを使用する場合、アンケートによっては2MB以上のセッションデータを生成することがあるため、MySQLの設定'''max_allowed_packet'''が大きな値になっているかを確認してください。<br />
*'''IP情報データベースのAPIキー''': [https://ipinfodb.com IP-Info-DB サービス]との統合が可能になり、アンケート参加者のIPアドレスに基づいて地理的な位置を特定できます。キーを使用するには、APIへの[http://ipinfodb.com/register.php 登録]が必要です。<br />
<br />
*'''Google Maps APIキー''': Google Mapsとの統合が可能になります。<br />
*'''GoogleアナリティクストラッキングID''': Googleアナリティクスとの統合が可能です。アンケートでは、ここで設定するサイトレベルの値を上書きできます。トラッキングIDは、{GOOGLE_ANALYTICS_API_KEY}を使用してテンプレートに挿入できます。Googleアナリティクスが期待する完全なJavaScript(キーを含む)は、{GOOGLE_ANALYTICS_JAVASCRIPT}を介してテンプレートに含めることができます。<br />
{{Note|LimeSurveyでGoogleのAPIを使用する方法の詳細については、[[Google API こちらのページ]]を参照してください。}}<br />
*'''Google翻訳APIキー''': 自動翻訳機能は、Google翻訳のAPIのバージョン2を使用します。Googleはこのサービスに対して課金します。自動翻訳機能を使用するには、[https://code.google.com/apis/console/?api=translate このサイト]からAPIキーを取得し、このフィールドにキーを入力します。<br />
*'''ファイルインポート/エクスポートの文字コード''': エクスポート/インポート機能に問題が発生した場合、あなたとあなたが使用するシステムに最も適した文字セットを指定できます。<br />
*'''アンケートにLimeSurveyブランドを表示する''': アンケートでLimeSurveyのブランドを表示するかしないか。 <br />
:この設定はLimeSurvey Cloud onlyのみで使用できます。 <br />
<br />
:既定では、LimeSurvey Cloudはアンケートにブランドを表示します。これには、アンケートページの下部にある"Made in LimeSurvey"(LimeSurveyで作られました)というテキストのボタンと、アンケートの最後にある"Thank you for taking this survey powered by LimeSurvey"(LimeSurveyで作られたアンケートに協力ありがとうございます)というテキストのメッセージが含まれます。<br />
<br />
:Expertプラン以上の場合にブランドを非表示にすることができます。FreeまたはBasicプランの場合、この設定を使用するにはまずプランをアップグレードする必要があります。<br />
<br />
<br />
<div class="mw-translate-fuzzy"><br />
*'''サイドメニューの動作'''{{ObsoleteIn|3.0}}: アンケートの編集中にサイドメニューがどのように動作するかを設定します。既定値は '変更可'です。つまり、ユーザーがサイドメニューをいつでもどのようにでも変更できます。その他の値は'常に開く'と'常に閉じる'です。<br />
*'''既定のHTMLエディタモード:''' 統合HTMLエディターの既定のモードを設定します。有効な設定は次のとおりです。<br />
** ''インライン''(既定値): HTMLエディターによるフィールドのインライン編集が可能です。動作はゆっくりですが、便利で使いやすいものです。<br />
** ''ポップアップ'' : HTMLエディターのポップアップウィンドウを開くアイコンを追加します。より高速ですが、HTMLコードがフォームに表示されます。<br />
** ''HTMLソース'' : HTMLエディターを使用せず、単純なhtmlソースで編集します。<br />
*'''質問タイプセレクタ''': 'フル'セレクターを選択すると、プレビュー付きの質問タイプセレクターが表示され、'シンプル'を選択するとプレーンな選択ボックスが表示されます。<br />
*'''テンプレートエディタ''': 'フルテンプレートエディター'を選択すると、アンケートテンプレートを編集するときに拡張されたエディター(シンタックスハイライト付き)が使われ、'シンプルテンプレートエディター'を選択すると単純なエディターフィールドを使用します。<br />
</div><br />
<br />
* '''Clear assets cache:''' Reset the css and js assets url, be sure to have all new css and js file updated.<br />
<br />
*'''既定のHTMLエディタモード:''' 統合HTMLエディターの既定のモードを設定します。有効な設定は次のとおりです。<br />
** ''インライン''(既定値): HTMLエディターによるフィールドのインライン編集が可能です。動作はゆっくりですが、便利で使いやすいものです。<br />
** ''ポップアップ'' : HTMLエディターのポップアップウィンドウを開くアイコンを追加します。より高速ですが、HTMLコードがフォームに表示されます。<br />
** ''HTMLソース'' : HTMLエディターを使用せず、htmlソースそのものを編集します。<br />
<br />
*'''質問タイプセレクタ''': 'フルセレクター'を選択すると、プレビュー付きの質問タイプセレクターが表示され、'シンプル'を選択するとプレーンな選択ボックスが表示されます。<br />
<br />
*'''テンプレートエディタ''': 'フルテンプレートエディター'を選択すると、アンケートテンプレートを編集するときに拡張されたエディター(シンタックスハイライト付き)が使われ、'シンプルテンプレートエディター'を選択すると単純なエディターフィールドが表示されます。<br />
<br />
{{Alert|title=注意|text=オプションのいくつかは、[[First_login_-_your_user_preferences/ja#Your_account_preferences#Your_personal_settings|個人設定タブ]]のユーザーの設定にもあります。LimeSurveyの全体設定からそれぞれのオプションを変更すると、'個人設定'タブにある各オプションのドロップダウンリストの'既定'のオプションが全体設定の値を継承します。たとえば、[[Manage users/ja#Set permissions for a single survey|設定とプラグイン権限]]を持つユーザーがHTMLエディタモードを'ポップアップ'モードに変更した場合、HTMLエディタモードの'既定値'オプションを個人設定で選択した他のすべてのユーザーもポップアップオプションを使用することになります。}}<br />
<br />
==メールアドレス設定==<br />
*'''既定のサイト管理者メールアドレス''': サイト管理者の既定の電子メールアドレスで、システムメッセージと連絡先オプションに使用されます。<br />
*'''管理者名''': サイト管理者の実名<br />
*'''メール送信方式''': 電子メールの送信方法を定義します。次のオプションを使用できます。<br />
**''PHP'' (既定値): 内部の[https://php.net/manual/function.mail.php PHPメール機能]を使用する。<br />
**''Sendmail'' : sendmailメーラーを使用する。<br />
**''SMTP'' : SMTPリレーを使用する。メールサーバー以外のホストでLimeSurveyを実行している場合は、この設定を使用します。<br />
***SMTPを使用している場合、SMTP設定メール(全体設定->メールアドレス設定)を確認してください。次のエラーが表示される可能性があります。'SMTP -> ERROR: RCPT not accepted from server: 553 5.7.1 : Sender address rejected: not owned by user'<br />
**''Qmail'' : Qmailメーラーを実行している場合に設定します。*'''SMTPホスト名''': 電子メール方式として'SMTP'を使用する場合は、SMTPサーバーをここで設定する必要があります。 ポート25(SMTPの標準)以外のポートを使用している場合は、コロンで区切ってポート番号を追加する必要があります(例: 'smtp.gmail.com:465')。<br />
*'''SMTPユーザ名''': SMTPサーバーが認証を必要とする場合は、ユーザー名を設定します。それ以外の場合は空白にします。<br />
*'''SMTPパスワード''': SMTPサーバーで認証が必要な場合は、パスワードを設定します。それ以外の場合は空白にします。<br />
*'''SMTP暗号''' - 3つのオプションがあります。<br />
**''オフ'' (既定値)<br />
**''SSL''<br />
**''TLS''{{Note|SSL/TLSの詳細は、[https://en.wikipedia.org/wiki/Transport_Layer_Security こちらのリンク]を参照してください。}}<br />
*'''SMTPデバッグモード''' - 3つのオプションがあります。<br />
**''オフ'' (既定値): SMTPリレーが機能せず、技術的な問題を解決するために詳細情報が必要な場合にのみ有効にします。<br />
**''発生したエラー'' : エラーが発生した場合、詳細な接続ログとエラーメッセージが表示されます。<br />
**''いつでも'' : SMTPリレーの動作に関する重要な情報を提供します。エラーが発生した場合は、さらに詳しい情報が提供されます。<br />
{{Note|デバッグ部分は、[[Survey_participants/ja#Send_email_invitation|参加者にメールを送信する]]ときに表示されます。}}*'''メールバッチ処理サイズ''': アンケート参加者に招待状またはリマインダを送信するとき、管理者が1回で送信できる電子メールの数を設定します。ウェブサーバーによってメールの容量が異なるため、送信に時間がかかりすぎてメールが届かない場合は、タイムアウトしてエラーが発生する可能性があります。ほとんどのウェブサーバーは、PHPスクリプトについて、既定の30秒の制限時間内に1回で100通の電子メールを送信できます。大量の電子メールを送信するときにスクリプトタイムアウトエラーが発生した場合は、この設定値を減らしてください。トークンの右側にあるトークンコントロールツールバーにある'案内メールを送付'ボタンをクリックすると、'maxemails'の招待状が送信され、メール送信済のアドレスのリストが表示され、''"1つのバッチで送信できるよりも多くの電子メールが保留中です。以下をクリックしてメールを送信します。あと###通の送信メールがあります。"''という警告が表示され、次のバッチを進めるための"続行ボタン"が表示されます。ユーザーは、一括で電子メールで送信された後、次のバッチをいつ送信するかを決定します。この画面がアクティブな状態で待つ必要はありません。管理者はログオフして後で戻り、次の招待状を送信することができます。<br />
<br />
==バウンス設定==<br />
*'''既定のサイトバウンス(エラー)メールアドレス''': バウンスされたメールを送信するメールアドレスです。バウンスバック処理を高速化するには、電子メールアドレスをバウンスバック専用にする必要があります。<br />
*'''サーバータイプ''': 'オフ'に設定すると、バウンス処理機能は使用できません。グローバルレベルでバウンス処理機能を有効にするには、これを'POP'または'IMAP'に設定します。バウンスされたメールを読んだ後にメールサーバーに保存するか(IMAP)否か(POP)を考えます。使用法の詳細については、[[Email_bounce_tracking_system/ja|ウィキセクション]]を確認してください。*'''サーバー名、ポート''': サーバーの名前と(必要に応じて)ポートをコロンで区切って指定します。電子メールホストが非標準のポートを使用しない限り、ポート番号は通常は必要ありません。<br />
*'''ユーザ名''': POP/IMAPアカウントのユーザー名。<br />
*'''パスワード''': POP/IMAPアカウントのパスワード。<br />
*'''暗号化タイプ''': 暗号化を使用する場合は、ここで正しいタイプ(SSLまたはTLS)を設定してください。<br />
<br />
==セキュリティ==<br />
*'''管理者ユーザのみアンケートプレビュー''': 既定では、アクティブでないアンケートのプレビューは認証済みユーザーに限定されています。これを'オフ'に設定すると、管理者としてログインせず、アンケートを最初に有効にせずに、アンケートURLを使用してアンケートをテストできます。<br />
*'''HTMLのXSSフィルター''': 既定では'オン'になっています。アンケート/グループ/質問/ラベルテキストで(JavaScriptコードなど)危険なHTMLタグを使用する権限はありません。この背後にある考え方として、アンケートのオペレーターがシステムで高い権限を得るために悪質なスクリプトを追加するのを防ぐことがあります。'''ただし、アンケートにFlashアプレットのJavascriptなど、スクリプトオブジェクトを使用する場合は、これをオフにする必要があります'''(ビデオホスティングプラットフォーム用のスクリプトを使用できます)。<br />
{{Hint|Text=スーパー管理者は、保存時または公開アンケートビューでHTMLがフィルタリングされることはありません。XSSフィルタリングの効果を確認するには、通常のユーザーアカウントを使用することをお勧めします。}}<br />
{{Alert|title=注意|text=XSSを有効にすると、式マネージャーシステムの一部を使用できなくなります([[ExpressionScript_-_Presentation/ja#XSS security|XSSとExpressionScript]]を参照)。}}<br />
*'''XSS制限付きユーザーの質問スクリプトを無効にする''' {{NewIn/ja|4.1.0}}: 既定では'on'に設定されているため、一般のユーザーは質問エディターでスクリプトを追加または更新することはできません。XSS保護を無効にした場合は、この設定は使用されません。'off'に設定すると、XSSフィルターがアクティブな場合であっても、質問にスクリプトを追加または更新することができます。<br />
*'''グループメンバーは自グループのみ見ることができる''': 既定では、LimeSurvey管理インターフェースで定義された管理者以外のユーザーは、少なくとも1つの共通グループに属している場合にのみ他のユーザーを見ることができます。管理者がこれを'オフ'に設定すると、そのグループに属しているかどうかに関係なくLimeSurvey[[Manage users/ja|ユーザーコントロールパネル]]に定義されているすべてのユーザーが表示されます。<br />
*'''IFrameの組込が許可されています''': このオプションは、ブラウザが<frame>、<iframe>または<object>の中でアンケートページをレンダリングするかどうかを指定するために使用できます。これにより、アンケートが他のサイトに埋め込まれていないことを確認し、クリックジャック攻撃を回避することができます。'許可'(既定値)に設定すると、制限はありません。'同じ原点'に設定すると、<frame>、<iframe>、<object>と同じドメインとポートでアンケートが実行されている場合にのみコンテンツが読み込まれるようになります。<br />
{{Alert|title=注意|text=iframeでcookieを使用するには、config.phpファイルを更新する必要があります。詳細は、[[Optional_settings/ja#iFrame.E3.81.A7.E3.82.BB.E3.83.83.E3.82.B7.E3.83.A7.E3.83.B3.E3.81.A8Csrf.E6.A4.9C.E8.A8.BC.E3.81.AE.E4.BD.BF.E7.94.A8.E3.82.92.E8.A8.B1.E5.8F.AF.E3.81.99.E3.82.8B_.283.24.3_.E3.81.8B.E3.82.89.E8.BF.BD.E5.8A.A0.29|iFrameでセッションとCsrf検証の使用を許可する]]を参照してください。}}<br />
{{Hint|Text=理論的には動作します。ただし、この機能は、使用されているウェブブラウザと、iframeを許可するかどうかに大きく依存するため、有効になっていると機能しない可能性があります。}} <br />
*'''HTTPSを強制''': これは、既定では"on/offを強制しない"に設定されています。HTTPSを使用する接続を強制するには、設定を"オン"に切り替えます。<br />
{{Alert|title=注意|text=サーバーがHTTPSを正しくサポートしていない場合は、システムから自分自身をロックすることができます。したがって、オプションの下にある'''"このリンクがちゃんと機能するか確認してください。"'''をクリックしてください。リンクが機能しないのにHTTPSをオンにすると、LimeSurveyが機能しなくなり、アクセスできなくなります。}} <br />
{{Hint|Text=誤ってHTTPSを有効にした場合は、application/config/config.phpファイルで、ssl_emergency_overrideの値を1に変更することによって無効にすることができます。}}<br />
*'''ログインまたはトークンアクセスのためのIPホワイトリスト''': このオプションを使用すると、ログイン画面やトークンアクセス画面で行われる"最大ログイン試行回数"のチェックから特定のIPを除外し、これらIPからのリクエストをブロックしないようにできます。<br />
<br />
==表示==<br />
*'''質問番号と質問コードのどちらかまたは両方を表示''': アンケート参加者に質問番号や質問コードを表示するかを設定します。このオプションをアンケート管理者が選択できる第5のオプションもあります。質問コードはアンケートの各質問の隣に表示されます。<br />
*'''X個のサブ質問の配列の要素ごとに見出しを繰り返す''': 配列タイプの質問を使用すると、サブ質問がたくさんあり、複数のページわたって画面に表示することがよくあります。リピートヘッダーの設定では、質問のヘッダー情報を繰り返す前に表示する回答の数を決定できます。適度な設定は約25です。見出しをまったく繰り返さないようにするには、0に設定します。*'''「このアンケートはX問あります」を表示"''': アンケートに含まれる質問の数を表示します。質問の数は、誰かがアンケートを開始するときに表示されます。<br />
*'''PDFのフォントサイズ''': 通常のテキストの既定サイズは9です。グループタイトルのフォントサイズは、このボックスの設定値に2を加えた値です。アンケートのタイトルのフォントサイズは、このボックスの値に4を加えたものです。既定のシナリオでは、通常のテキストには9、グループタイトルには11、アンケートのタイトルには13のフォントサイズが使用されます。<br />
*'''PDFでのヘッダロゴの幅''': PDFヘッダロゴの'幅'です。''ロゴは参加者によるアンケート回答が含まれるPDFファイルにのみ表示されます。アンケート参加者はアンケート終了後に回答をエクスポートすることができます。''<br />
*'''PDFのヘッダタイトル''': 空のままにすると、サイト名が使用されます。''PDFヘッダーのタイトルは、アンケート完了後に回答をエクスポートした結果のPDFファイルにのみ表示されます。''<br />
*'''PDFのヘッダ文字''': 空の場合、アンケート名が使用されます。''PDFヘッダー文字は、アンケート完了後に回答をエクスポートした結果のPDFファイルにのみ表示されます。''*'''グループ名とグループ説明のどちらかまたは両方を表示''': ''質問番号と質問コードのどちらかまたは両方を表示''機能と同じように動作します。<br />
*'''入力必須でない質問に「回答なし」という選択肢''': 編集可能な回答(つまり、リストと配列の質問)を含むラジオボタンや選択タイプの質問への回答が必須ではなく、"'回答なし'を表示"も有効な(既定)場合、回答者が質問に回答しないことを選択できるよう、各サブ質問に追加の項目"回答なし"が表示されます。グローバル設定から次のオプションのいずれかを選択できます。<br />
**''選択可能'' : LimeSurvey管理者がこれを選択した場合、アンケート管理者は、自分が管理するアンケートで必須でない質問に対する"回答なし"オプションを表示するどうかを選択できるようになります(詳細は、[[Presentation/ja|表示]]のウィキセクションを参照してください)。<br />
**''オン''(既定値): このオプションを選択すると、すべての必須でない質問には、"回答なし"オプションが追加されます。全体設定が[[Survey settings/ja|アンケート設定]]よりも優先されるため、アンケート管理者が変更することはできません。<br />
**''オフ'' : オフの場合、必須でない質問には"回答なし"オプションは表示されません。全体設定が[[Survey settings/ja|アンケート設定]]よりも優先されるため、アンケート管理者が変更することはできません。*'''回答のPDF出力ファイルでヘッダを表示''': 回答者による回答が含まれているPDFヘッダーに何も表示しない場合は、オフにします(既定値)。オンにすると、回答者による回答を含むPDFのヘッダーに次の情報が表示されます。<br />
*'''PDFで質問の背景にグレーを追加''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDF質問をボールド''': 既定では'オフ'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDFでの質問の周りの境界線''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDFでの回答の周りの境界線''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
<br />
==データポリシー==<br />
*'''アンケートリストページにデータポリシーを表示:''' アンケートリストに"データポリシー"ボタンを表示するかを設定します。これをクリックすると、"データポリシー"メッセージをポップアップ(モーダル)するためのボタンが表示されます。<br />
*'''アンケートページに法的通知を表示:''' アンケートリストに"法的通知"ボタンを表示するかを設定します。これをクリックすると、"法的通知"をポップアップ(モーダル)するためのボタンが表示されます。<br />
*'''データポリシー:''' テキストボックスにアンケートのデータポリシーに関する情報(データの保存場所、保存期間など)を入力します。<br />
*'''法的通知:''' テキストボックスにアンケートの法的通知に関する情報(権利、義務など)を入力します。<br />
<br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]]上記のすべてのオプションは、アンケート/アンケートに対する回答を含むPDFのパラメータに'''のみ'''影響します。したがって、上記のオプションは、'回答をPDFでエクスポート'する機能による出力結果にのみ影響します。</div><br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]]LimeSurveyでは、アンケートを印刷してオフラインで完成させることもできますが、アンケートをPDFでエクスポートする機能は実験的なオプションであり、完璧ではありません。パラメータは、[https://manual.limesurvey.org/Exporting_a_survey_structure/ja queXML PDFエクスポートページ]の'スタイル'か、[https://manual.limesurvey.org/Optional_settings/ja#Statistics_and_response_browsing config.phpファイル]から変更できます。</div><br />
<br />
==言語==<br />
*'''既定のサイト言語''': このオプションでは、管理パネルで使用される既定の言語を選択できます。また、公開アンケートリストの既定の言語でもあります。<br />
*'''有効な言語''': '既定のサイト言語'ボックスですべての言語を使用できないようにするには、左のボックスから言語を削除します。この設定によって、管理者がアンケートで使用できる言語を制限することができます。<br />
<br />
==インターフェイス==<br />
*'''RPCインターフェイス有効''': この機能を使用すると、LimeSurveyの[[RemoteControl 2 API/ja|RemoteControl2]]インターフェイスAPIを、JSON-RPC(推奨)またはXML-RPCを使用してアクティブにするか設定できます。<br />
<br />
*'''URL''': http://<your_domain>/<your_limesurvey_dir>/index.php/admin/remotecontrol<br />
<br />
*'''/admin/remotecontrolでAPIを公開''': このオプションを有効にすると、指定されたURLの下にAPI関数の簡単な説明が表示されます。通常は、有効にする必要はなく、デバッグ目的でのみ有効にする必要があります。<br />
<br />
<div class='simplebox'>[[File:help.png]] '''注意:''' リモートコントロール機能は、一般に開発者が他のアプリケーションからLimeSurveyにアクセスするために使用されます(この方法では、PHPのみに限定されません)。上級ユーザーにのみ推奨されます。使用法の詳細については、以下の[[RemoteControl 2 API/ja|ウィキセクション]]をチェックするか、[https://www.limesurvey.org/community/forums LimeSurvey フォーラム]に参加してください。</div></div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Global_settings/40/ja&diff=286961
Translations:Global settings/40/ja
2023-11-08T22:36:22Z
<p>Bravehorse: Created page with "*'''既定のHTMLエディタモード:''' 統合HTMLエディターの既定のモードを設定します。有効な設定は次のとおりです。 ** ''インライン''..."</p>
<hr />
<div>*'''既定のHTMLエディタモード:''' 統合HTMLエディターの既定のモードを設定します。有効な設定は次のとおりです。<br />
** ''インライン''(既定値): HTMLエディターによるフィールドのインライン編集が可能です。動作はゆっくりですが、便利で使いやすいものです。<br />
** ''ポップアップ'' : HTMLエディターのポップアップウィンドウを開くアイコンを追加します。より高速ですが、HTMLコードがフォームに表示されます。<br />
** ''HTMLソース'' : HTMLエディターを使用せず、htmlソースそのものを編集します。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Global_settings/ja&diff=286960
Global settings/ja
2023-11-08T22:34:25Z
<p>Bravehorse: Created page with "*'''質問タイプセレクタ''': 'フルセレクター'を選択すると、プレビュー付きの質問タイプセレクターが表示され、'シンプル'を選択..."</p>
<hr />
<div><languages /> <br />
__TOC__<br />
<br />
=概要=<br />
<br />
グローバルセッティングへのアクセス方法: '''設定''' -> '''グローバル設定'''<br />
<br />
<br />
<center>[[File:global.png]]</center> <br />
<br />
<br />
グローバル設定は、[[Manage_users/ja#Setting_global_permissions_for_a_user|設定とプラグイン権限]]を持つ管理者だけが変更できます。これは、LimeSurveyの設定をグローバルに調整するために使用します。 グローバル設定ダイアログに入り、必要な設定を保存すると、それ以前に設定されたLimeSurveyの値は上書きされます。<br />
<br />
=設定に関する説明=<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Global Settings Tabs.png]]</center><br />
<br />
<br />
==概要==<br />
*'''概要''': LimeSurveyに関する全般的な情報を提供します。<br />
**'''ユーザー''': 内部データベース認証システムを介してLimeSurveyインストールにアクセスできるユーザー数を表示します。<br />
**'''アンケート''': アンケート(実行中・停止中)の総数を表示します。<br />
**'''実行中のアンケート''': ウェブを介してユーザーがアクセスできる実行中のアンケートの総数を表示します。<br />
**'''停止中の結果テーブル''': アンケート実行中にいくつかの質問を変更したい場合があります。変更を行うと、それぞれのアンケートに関連する以前のすべての回答は、新しく編集したアンケートから分離されます。以前に収集されたデータは、'停止中の結果テーブル'に格納されます。<br />
**'''稼働アンケート参加者テーブル''': 稼働中の(対応する稼働中のアンケートがある)アンケート参加者テーブルの数です。<br />
**'''停止中アンケート参加者テーブル''': 停止中のアンケートの参加者テーブルの数を示します。<br />
<br />
{{Note|詳細は、[[Survey_participants/ja#Introduction|アンケート参加者テーブルのウィキ]]を参照してください。}}<br />
<br />
{{Note|デバッグの目的で、PHP情報を表示するボタンもあります。}}<br />
<br />
==全般==<br />
*'''サイト名''': アンケートサイト名です。この名前は、アンケートリストの概要と管理ヘッダーに表示されます。<br />
*'''既定のテンプレート''': この設定では、アンケートの'公開リスト'、新しいアンケート、存在しないテンプレートを使用したアンケートに使用される既定のデザインテンプレートを指定します。パーソナライズされたテンプレートを使用する場合は、LimeSurveyの[https://manual.limesurvey.org/The_template_editor テンプレートエディター]の使用方法をお読みください。<br />
{{Note|テンプレートは'/limesurvey/templates/'に格納されます。}} <br />
*'''質問グループと質問の例を作成しますか?''': この設定は、新しいアンケートを作成した後に、質問グループと質問のサンプルを自動的に生成するかを指定します。<br />
*'''管理者テーマ''': この設定は、LimeSurvey管理に使用される既定のデザインテンプレートを指定します。カスタマイズされたテンプレートを使用するには、'/limesurvey/upload/admintheme/'に追加します。<br />
*'''時間差(時間)''': ウェブサーバーがアンケートの対象となる場所と異なるタイムゾーンにある場合は、サーバー設置場所とアンケート実施場所のタイムゾーンの差をここに入力します。たとえば、オーストラリアに住んでいて、米国のWebサーバーを持っているとします。ウェブサーバーの設置場所は、アンケート実施場所のタイムゾーンから14時間遅れています。この場合、設定は "+14"です。つまり、ウェブサーバーの時刻に14時間を追加します。この設定は、アンケートの回答のタイムスタンプを取得する場合は特に重要です。<br />
<br />
*'''セッション有効期間(秒)''' (''データベースセッションでのみ有効''): アンケートセッションが終了するまで(参加者からのアクションがない場合)の時間を秒単位で定義します。通常のファイルベースのセッションを使用する場合、PHPの設定で'session.gc_maxlifetime'や'session.save_path'などに正しい値を定義するのはシステム管理者の責任です。ウェブサーバー設定に限らず、他のアプリケーションの同様の設定をアプリケーション経由でローカルに編集すると、ファイルベースのセッションの設定を上書きします。導入可能な最大値は65000(秒)です。データベースセッションを使用する場合、アンケートによっては2MB以上のセッションデータを生成することがあるため、MySQLの設定'''max_allowed_packet'''が大きな値になっているかを確認してください。<br />
*'''IP情報データベースのAPIキー''': [https://ipinfodb.com IP-Info-DB サービス]との統合が可能になり、アンケート参加者のIPアドレスに基づいて地理的な位置を特定できます。キーを使用するには、APIへの[http://ipinfodb.com/register.php 登録]が必要です。<br />
<br />
*'''Google Maps APIキー''': Google Mapsとの統合が可能になります。<br />
*'''GoogleアナリティクストラッキングID''': Googleアナリティクスとの統合が可能です。アンケートでは、ここで設定するサイトレベルの値を上書きできます。トラッキングIDは、{GOOGLE_ANALYTICS_API_KEY}を使用してテンプレートに挿入できます。Googleアナリティクスが期待する完全なJavaScript(キーを含む)は、{GOOGLE_ANALYTICS_JAVASCRIPT}を介してテンプレートに含めることができます。<br />
{{Note|LimeSurveyでGoogleのAPIを使用する方法の詳細については、[[Google API こちらのページ]]を参照してください。}}<br />
*'''Google翻訳APIキー''': 自動翻訳機能は、Google翻訳のAPIのバージョン2を使用します。Googleはこのサービスに対して課金します。自動翻訳機能を使用するには、[https://code.google.com/apis/console/?api=translate このサイト]からAPIキーを取得し、このフィールドにキーを入力します。<br />
*'''ファイルインポート/エクスポートの文字コード''': エクスポート/インポート機能に問題が発生した場合、あなたとあなたが使用するシステムに最も適した文字セットを指定できます。<br />
*'''アンケートにLimeSurveyブランドを表示する''': アンケートでLimeSurveyのブランドを表示するかしないか。 <br />
:この設定はLimeSurvey Cloud onlyのみで使用できます。 <br />
<br />
:既定では、LimeSurvey Cloudはアンケートにブランドを表示します。これには、アンケートページの下部にある"Made in LimeSurvey"(LimeSurveyで作られました)というテキストのボタンと、アンケートの最後にある"Thank you for taking this survey powered by LimeSurvey"(LimeSurveyで作られたアンケートに協力ありがとうございます)というテキストのメッセージが含まれます。<br />
<br />
:Expertプラン以上の場合にブランドを非表示にすることができます。FreeまたはBasicプランの場合、この設定を使用するにはまずプランをアップグレードする必要があります。<br />
<br />
<br />
<div class="mw-translate-fuzzy"><br />
*'''サイドメニューの動作'''{{ObsoleteIn|3.0}}: アンケートの編集中にサイドメニューがどのように動作するかを設定します。既定値は '変更可'です。つまり、ユーザーがサイドメニューをいつでもどのようにでも変更できます。その他の値は'常に開く'と'常に閉じる'です。<br />
*'''既定のHTMLエディタモード:''' 統合HTMLエディターの既定のモードを設定します。有効な設定は次のとおりです。<br />
** ''インライン''(既定値): HTMLエディターによるフィールドのインライン編集が可能です。動作はゆっくりですが、便利で使いやすいものです。<br />
** ''ポップアップ'' : HTMLエディターのポップアップウィンドウを開くアイコンを追加します。より高速ですが、HTMLコードがフォームに表示されます。<br />
** ''HTMLソース'' : HTMLエディターを使用せず、単純なhtmlソースで編集します。<br />
*'''質問タイプセレクタ''': 'フル'セレクターを選択すると、プレビュー付きの質問タイプセレクターが表示され、'シンプル'を選択するとプレーンな選択ボックスが表示されます。<br />
*'''テンプレートエディタ''': 'フルテンプレートエディター'を選択すると、アンケートテンプレートを編集するときに拡張されたエディター(シンタックスハイライト付き)が使われ、'シンプルテンプレートエディター'を選択すると単純なエディターフィールドを使用します。<br />
</div><br />
<br />
* '''Clear assets cache:''' Reset the css and js assets url, be sure to have all new css and js file updated.<br />
<br />
*'''Default HTML editor mode:''' Sets the default mode for integrated HTML editor. The valid settings are:<br />
** ''inline'' (default): Inline replacement of fields by an HTML editor. Slow, but convenient and user-friendly<br />
** ''popup'' : Adds an icon that opens a popup window with the HTML editor. Faster, but the HTML code is displayed on the form<br />
** ''HTML source'' : No HTML editor used, just the plain HTML source<br />
<br />
*'''質問タイプセレクタ''': 'フルセレクター'を選択すると、プレビュー付きの質問タイプセレクターが表示され、'シンプル'を選択するとプレーンな選択ボックスが表示されます。<br />
<br />
*'''テンプレートエディタ''': 'フルテンプレートエディター'を選択すると、アンケートテンプレートを編集するときに拡張されたエディター(シンタックスハイライト付き)が使われ、'シンプルテンプレートエディター'を選択すると単純なエディターフィールドが表示されます。<br />
<br />
{{Alert|title=注意|text=オプションのいくつかは、[[First_login_-_your_user_preferences/ja#Your_account_preferences#Your_personal_settings|個人設定タブ]]のユーザーの設定にもあります。LimeSurveyの全体設定からそれぞれのオプションを変更すると、'個人設定'タブにある各オプションのドロップダウンリストの'既定'のオプションが全体設定の値を継承します。たとえば、[[Manage users/ja#Set permissions for a single survey|設定とプラグイン権限]]を持つユーザーがHTMLエディタモードを'ポップアップ'モードに変更した場合、HTMLエディタモードの'既定値'オプションを個人設定で選択した他のすべてのユーザーもポップアップオプションを使用することになります。}}<br />
<br />
==メールアドレス設定==<br />
*'''既定のサイト管理者メールアドレス''': サイト管理者の既定の電子メールアドレスで、システムメッセージと連絡先オプションに使用されます。<br />
*'''管理者名''': サイト管理者の実名<br />
*'''メール送信方式''': 電子メールの送信方法を定義します。次のオプションを使用できます。<br />
**''PHP'' (既定値): 内部の[https://php.net/manual/function.mail.php PHPメール機能]を使用する。<br />
**''Sendmail'' : sendmailメーラーを使用する。<br />
**''SMTP'' : SMTPリレーを使用する。メールサーバー以外のホストでLimeSurveyを実行している場合は、この設定を使用します。<br />
***SMTPを使用している場合、SMTP設定メール(全体設定->メールアドレス設定)を確認してください。次のエラーが表示される可能性があります。'SMTP -> ERROR: RCPT not accepted from server: 553 5.7.1 : Sender address rejected: not owned by user'<br />
**''Qmail'' : Qmailメーラーを実行している場合に設定します。*'''SMTPホスト名''': 電子メール方式として'SMTP'を使用する場合は、SMTPサーバーをここで設定する必要があります。 ポート25(SMTPの標準)以外のポートを使用している場合は、コロンで区切ってポート番号を追加する必要があります(例: 'smtp.gmail.com:465')。<br />
*'''SMTPユーザ名''': SMTPサーバーが認証を必要とする場合は、ユーザー名を設定します。それ以外の場合は空白にします。<br />
*'''SMTPパスワード''': SMTPサーバーで認証が必要な場合は、パスワードを設定します。それ以外の場合は空白にします。<br />
*'''SMTP暗号''' - 3つのオプションがあります。<br />
**''オフ'' (既定値)<br />
**''SSL''<br />
**''TLS''{{Note|SSL/TLSの詳細は、[https://en.wikipedia.org/wiki/Transport_Layer_Security こちらのリンク]を参照してください。}}<br />
*'''SMTPデバッグモード''' - 3つのオプションがあります。<br />
**''オフ'' (既定値): SMTPリレーが機能せず、技術的な問題を解決するために詳細情報が必要な場合にのみ有効にします。<br />
**''発生したエラー'' : エラーが発生した場合、詳細な接続ログとエラーメッセージが表示されます。<br />
**''いつでも'' : SMTPリレーの動作に関する重要な情報を提供します。エラーが発生した場合は、さらに詳しい情報が提供されます。<br />
{{Note|デバッグ部分は、[[Survey_participants/ja#Send_email_invitation|参加者にメールを送信する]]ときに表示されます。}}*'''メールバッチ処理サイズ''': アンケート参加者に招待状またはリマインダを送信するとき、管理者が1回で送信できる電子メールの数を設定します。ウェブサーバーによってメールの容量が異なるため、送信に時間がかかりすぎてメールが届かない場合は、タイムアウトしてエラーが発生する可能性があります。ほとんどのウェブサーバーは、PHPスクリプトについて、既定の30秒の制限時間内に1回で100通の電子メールを送信できます。大量の電子メールを送信するときにスクリプトタイムアウトエラーが発生した場合は、この設定値を減らしてください。トークンの右側にあるトークンコントロールツールバーにある'案内メールを送付'ボタンをクリックすると、'maxemails'の招待状が送信され、メール送信済のアドレスのリストが表示され、''"1つのバッチで送信できるよりも多くの電子メールが保留中です。以下をクリックしてメールを送信します。あと###通の送信メールがあります。"''という警告が表示され、次のバッチを進めるための"続行ボタン"が表示されます。ユーザーは、一括で電子メールで送信された後、次のバッチをいつ送信するかを決定します。この画面がアクティブな状態で待つ必要はありません。管理者はログオフして後で戻り、次の招待状を送信することができます。<br />
<br />
==バウンス設定==<br />
*'''既定のサイトバウンス(エラー)メールアドレス''': バウンスされたメールを送信するメールアドレスです。バウンスバック処理を高速化するには、電子メールアドレスをバウンスバック専用にする必要があります。<br />
*'''サーバータイプ''': 'オフ'に設定すると、バウンス処理機能は使用できません。グローバルレベルでバウンス処理機能を有効にするには、これを'POP'または'IMAP'に設定します。バウンスされたメールを読んだ後にメールサーバーに保存するか(IMAP)否か(POP)を考えます。使用法の詳細については、[[Email_bounce_tracking_system/ja|ウィキセクション]]を確認してください。*'''サーバー名、ポート''': サーバーの名前と(必要に応じて)ポートをコロンで区切って指定します。電子メールホストが非標準のポートを使用しない限り、ポート番号は通常は必要ありません。<br />
*'''ユーザ名''': POP/IMAPアカウントのユーザー名。<br />
*'''パスワード''': POP/IMAPアカウントのパスワード。<br />
*'''暗号化タイプ''': 暗号化を使用する場合は、ここで正しいタイプ(SSLまたはTLS)を設定してください。<br />
<br />
==セキュリティ==<br />
*'''管理者ユーザのみアンケートプレビュー''': 既定では、アクティブでないアンケートのプレビューは認証済みユーザーに限定されています。これを'オフ'に設定すると、管理者としてログインせず、アンケートを最初に有効にせずに、アンケートURLを使用してアンケートをテストできます。<br />
*'''HTMLのXSSフィルター''': 既定では'オン'になっています。アンケート/グループ/質問/ラベルテキストで(JavaScriptコードなど)危険なHTMLタグを使用する権限はありません。この背後にある考え方として、アンケートのオペレーターがシステムで高い権限を得るために悪質なスクリプトを追加するのを防ぐことがあります。'''ただし、アンケートにFlashアプレットのJavascriptなど、スクリプトオブジェクトを使用する場合は、これをオフにする必要があります'''(ビデオホスティングプラットフォーム用のスクリプトを使用できます)。<br />
{{Hint|Text=スーパー管理者は、保存時または公開アンケートビューでHTMLがフィルタリングされることはありません。XSSフィルタリングの効果を確認するには、通常のユーザーアカウントを使用することをお勧めします。}}<br />
{{Alert|title=注意|text=XSSを有効にすると、式マネージャーシステムの一部を使用できなくなります([[ExpressionScript_-_Presentation/ja#XSS security|XSSとExpressionScript]]を参照)。}}<br />
*'''XSS制限付きユーザーの質問スクリプトを無効にする''' {{NewIn/ja|4.1.0}}: 既定では'on'に設定されているため、一般のユーザーは質問エディターでスクリプトを追加または更新することはできません。XSS保護を無効にした場合は、この設定は使用されません。'off'に設定すると、XSSフィルターがアクティブな場合であっても、質問にスクリプトを追加または更新することができます。<br />
*'''グループメンバーは自グループのみ見ることができる''': 既定では、LimeSurvey管理インターフェースで定義された管理者以外のユーザーは、少なくとも1つの共通グループに属している場合にのみ他のユーザーを見ることができます。管理者がこれを'オフ'に設定すると、そのグループに属しているかどうかに関係なくLimeSurvey[[Manage users/ja|ユーザーコントロールパネル]]に定義されているすべてのユーザーが表示されます。<br />
*'''IFrameの組込が許可されています''': このオプションは、ブラウザが<frame>、<iframe>または<object>の中でアンケートページをレンダリングするかどうかを指定するために使用できます。これにより、アンケートが他のサイトに埋め込まれていないことを確認し、クリックジャック攻撃を回避することができます。'許可'(既定値)に設定すると、制限はありません。'同じ原点'に設定すると、<frame>、<iframe>、<object>と同じドメインとポートでアンケートが実行されている場合にのみコンテンツが読み込まれるようになります。<br />
{{Alert|title=注意|text=iframeでcookieを使用するには、config.phpファイルを更新する必要があります。詳細は、[[Optional_settings/ja#iFrame.E3.81.A7.E3.82.BB.E3.83.83.E3.82.B7.E3.83.A7.E3.83.B3.E3.81.A8Csrf.E6.A4.9C.E8.A8.BC.E3.81.AE.E4.BD.BF.E7.94.A8.E3.82.92.E8.A8.B1.E5.8F.AF.E3.81.99.E3.82.8B_.283.24.3_.E3.81.8B.E3.82.89.E8.BF.BD.E5.8A.A0.29|iFrameでセッションとCsrf検証の使用を許可する]]を参照してください。}}<br />
{{Hint|Text=理論的には動作します。ただし、この機能は、使用されているウェブブラウザと、iframeを許可するかどうかに大きく依存するため、有効になっていると機能しない可能性があります。}} <br />
*'''HTTPSを強制''': これは、既定では"on/offを強制しない"に設定されています。HTTPSを使用する接続を強制するには、設定を"オン"に切り替えます。<br />
{{Alert|title=注意|text=サーバーがHTTPSを正しくサポートしていない場合は、システムから自分自身をロックすることができます。したがって、オプションの下にある'''"このリンクがちゃんと機能するか確認してください。"'''をクリックしてください。リンクが機能しないのにHTTPSをオンにすると、LimeSurveyが機能しなくなり、アクセスできなくなります。}} <br />
{{Hint|Text=誤ってHTTPSを有効にした場合は、application/config/config.phpファイルで、ssl_emergency_overrideの値を1に変更することによって無効にすることができます。}}<br />
*'''ログインまたはトークンアクセスのためのIPホワイトリスト''': このオプションを使用すると、ログイン画面やトークンアクセス画面で行われる"最大ログイン試行回数"のチェックから特定のIPを除外し、これらIPからのリクエストをブロックしないようにできます。<br />
<br />
==表示==<br />
*'''質問番号と質問コードのどちらかまたは両方を表示''': アンケート参加者に質問番号や質問コードを表示するかを設定します。このオプションをアンケート管理者が選択できる第5のオプションもあります。質問コードはアンケートの各質問の隣に表示されます。<br />
*'''X個のサブ質問の配列の要素ごとに見出しを繰り返す''': 配列タイプの質問を使用すると、サブ質問がたくさんあり、複数のページわたって画面に表示することがよくあります。リピートヘッダーの設定では、質問のヘッダー情報を繰り返す前に表示する回答の数を決定できます。適度な設定は約25です。見出しをまったく繰り返さないようにするには、0に設定します。*'''「このアンケートはX問あります」を表示"''': アンケートに含まれる質問の数を表示します。質問の数は、誰かがアンケートを開始するときに表示されます。<br />
*'''PDFのフォントサイズ''': 通常のテキストの既定サイズは9です。グループタイトルのフォントサイズは、このボックスの設定値に2を加えた値です。アンケートのタイトルのフォントサイズは、このボックスの値に4を加えたものです。既定のシナリオでは、通常のテキストには9、グループタイトルには11、アンケートのタイトルには13のフォントサイズが使用されます。<br />
*'''PDFでのヘッダロゴの幅''': PDFヘッダロゴの'幅'です。''ロゴは参加者によるアンケート回答が含まれるPDFファイルにのみ表示されます。アンケート参加者はアンケート終了後に回答をエクスポートすることができます。''<br />
*'''PDFのヘッダタイトル''': 空のままにすると、サイト名が使用されます。''PDFヘッダーのタイトルは、アンケート完了後に回答をエクスポートした結果のPDFファイルにのみ表示されます。''<br />
*'''PDFのヘッダ文字''': 空の場合、アンケート名が使用されます。''PDFヘッダー文字は、アンケート完了後に回答をエクスポートした結果のPDFファイルにのみ表示されます。''*'''グループ名とグループ説明のどちらかまたは両方を表示''': ''質問番号と質問コードのどちらかまたは両方を表示''機能と同じように動作します。<br />
*'''入力必須でない質問に「回答なし」という選択肢''': 編集可能な回答(つまり、リストと配列の質問)を含むラジオボタンや選択タイプの質問への回答が必須ではなく、"'回答なし'を表示"も有効な(既定)場合、回答者が質問に回答しないことを選択できるよう、各サブ質問に追加の項目"回答なし"が表示されます。グローバル設定から次のオプションのいずれかを選択できます。<br />
**''選択可能'' : LimeSurvey管理者がこれを選択した場合、アンケート管理者は、自分が管理するアンケートで必須でない質問に対する"回答なし"オプションを表示するどうかを選択できるようになります(詳細は、[[Presentation/ja|表示]]のウィキセクションを参照してください)。<br />
**''オン''(既定値): このオプションを選択すると、すべての必須でない質問には、"回答なし"オプションが追加されます。全体設定が[[Survey settings/ja|アンケート設定]]よりも優先されるため、アンケート管理者が変更することはできません。<br />
**''オフ'' : オフの場合、必須でない質問には"回答なし"オプションは表示されません。全体設定が[[Survey settings/ja|アンケート設定]]よりも優先されるため、アンケート管理者が変更することはできません。*'''回答のPDF出力ファイルでヘッダを表示''': 回答者による回答が含まれているPDFヘッダーに何も表示しない場合は、オフにします(既定値)。オンにすると、回答者による回答を含むPDFのヘッダーに次の情報が表示されます。<br />
*'''PDFで質問の背景にグレーを追加''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDF質問をボールド''': 既定では'オフ'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDFでの質問の周りの境界線''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDFでの回答の周りの境界線''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
<br />
==データポリシー==<br />
*'''アンケートリストページにデータポリシーを表示:''' アンケートリストに"データポリシー"ボタンを表示するかを設定します。これをクリックすると、"データポリシー"メッセージをポップアップ(モーダル)するためのボタンが表示されます。<br />
*'''アンケートページに法的通知を表示:''' アンケートリストに"法的通知"ボタンを表示するかを設定します。これをクリックすると、"法的通知"をポップアップ(モーダル)するためのボタンが表示されます。<br />
*'''データポリシー:''' テキストボックスにアンケートのデータポリシーに関する情報(データの保存場所、保存期間など)を入力します。<br />
*'''法的通知:''' テキストボックスにアンケートの法的通知に関する情報(権利、義務など)を入力します。<br />
<br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]]上記のすべてのオプションは、アンケート/アンケートに対する回答を含むPDFのパラメータに'''のみ'''影響します。したがって、上記のオプションは、'回答をPDFでエクスポート'する機能による出力結果にのみ影響します。</div><br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]]LimeSurveyでは、アンケートを印刷してオフラインで完成させることもできますが、アンケートをPDFでエクスポートする機能は実験的なオプションであり、完璧ではありません。パラメータは、[https://manual.limesurvey.org/Exporting_a_survey_structure/ja queXML PDFエクスポートページ]の'スタイル'か、[https://manual.limesurvey.org/Optional_settings/ja#Statistics_and_response_browsing config.phpファイル]から変更できます。</div><br />
<br />
==言語==<br />
*'''既定のサイト言語''': このオプションでは、管理パネルで使用される既定の言語を選択できます。また、公開アンケートリストの既定の言語でもあります。<br />
*'''有効な言語''': '既定のサイト言語'ボックスですべての言語を使用できないようにするには、左のボックスから言語を削除します。この設定によって、管理者がアンケートで使用できる言語を制限することができます。<br />
<br />
==インターフェイス==<br />
*'''RPCインターフェイス有効''': この機能を使用すると、LimeSurveyの[[RemoteControl 2 API/ja|RemoteControl2]]インターフェイスAPIを、JSON-RPC(推奨)またはXML-RPCを使用してアクティブにするか設定できます。<br />
<br />
*'''URL''': http://<your_domain>/<your_limesurvey_dir>/index.php/admin/remotecontrol<br />
<br />
*'''/admin/remotecontrolでAPIを公開''': このオプションを有効にすると、指定されたURLの下にAPI関数の簡単な説明が表示されます。通常は、有効にする必要はなく、デバッグ目的でのみ有効にする必要があります。<br />
<br />
<div class='simplebox'>[[File:help.png]] '''注意:''' リモートコントロール機能は、一般に開発者が他のアプリケーションからLimeSurveyにアクセスするために使用されます(この方法では、PHPのみに限定されません)。上級ユーザーにのみ推奨されます。使用法の詳細については、以下の[[RemoteControl 2 API/ja|ウィキセクション]]をチェックするか、[https://www.limesurvey.org/community/forums LimeSurvey フォーラム]に参加してください。</div></div>
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https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Global_settings/41/ja&diff=286959
Translations:Global settings/41/ja
2023-11-08T22:34:24Z
<p>Bravehorse: Created page with "*'''質問タイプセレクタ''': 'フルセレクター'を選択すると、プレビュー付きの質問タイプセレクターが表示され、'シンプル'を選択..."</p>
<hr />
<div>*'''質問タイプセレクタ''': 'フルセレクター'を選択すると、プレビュー付きの質問タイプセレクターが表示され、'シンプル'を選択するとプレーンな選択ボックスが表示されます。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Global_settings/ja&diff=286958
Global settings/ja
2023-11-08T22:33:45Z
<p>Bravehorse: Created page with "*'''テンプレートエディタ''': 'フルテンプレートエディター'を選択すると、アンケートテンプレートを編集するときに拡張された..."</p>
<hr />
<div><languages /> <br />
__TOC__<br />
<br />
=概要=<br />
<br />
グローバルセッティングへのアクセス方法: '''設定''' -> '''グローバル設定'''<br />
<br />
<br />
<center>[[File:global.png]]</center> <br />
<br />
<br />
グローバル設定は、[[Manage_users/ja#Setting_global_permissions_for_a_user|設定とプラグイン権限]]を持つ管理者だけが変更できます。これは、LimeSurveyの設定をグローバルに調整するために使用します。 グローバル設定ダイアログに入り、必要な設定を保存すると、それ以前に設定されたLimeSurveyの値は上書きされます。<br />
<br />
=設定に関する説明=<br />
<br />
<br />
<center>[[File:Global Settings Tabs.png]]</center><br />
<br />
<br />
==概要==<br />
*'''概要''': LimeSurveyに関する全般的な情報を提供します。<br />
**'''ユーザー''': 内部データベース認証システムを介してLimeSurveyインストールにアクセスできるユーザー数を表示します。<br />
**'''アンケート''': アンケート(実行中・停止中)の総数を表示します。<br />
**'''実行中のアンケート''': ウェブを介してユーザーがアクセスできる実行中のアンケートの総数を表示します。<br />
**'''停止中の結果テーブル''': アンケート実行中にいくつかの質問を変更したい場合があります。変更を行うと、それぞれのアンケートに関連する以前のすべての回答は、新しく編集したアンケートから分離されます。以前に収集されたデータは、'停止中の結果テーブル'に格納されます。<br />
**'''稼働アンケート参加者テーブル''': 稼働中の(対応する稼働中のアンケートがある)アンケート参加者テーブルの数です。<br />
**'''停止中アンケート参加者テーブル''': 停止中のアンケートの参加者テーブルの数を示します。<br />
<br />
{{Note|詳細は、[[Survey_participants/ja#Introduction|アンケート参加者テーブルのウィキ]]を参照してください。}}<br />
<br />
{{Note|デバッグの目的で、PHP情報を表示するボタンもあります。}}<br />
<br />
==全般==<br />
*'''サイト名''': アンケートサイト名です。この名前は、アンケートリストの概要と管理ヘッダーに表示されます。<br />
*'''既定のテンプレート''': この設定では、アンケートの'公開リスト'、新しいアンケート、存在しないテンプレートを使用したアンケートに使用される既定のデザインテンプレートを指定します。パーソナライズされたテンプレートを使用する場合は、LimeSurveyの[https://manual.limesurvey.org/The_template_editor テンプレートエディター]の使用方法をお読みください。<br />
{{Note|テンプレートは'/limesurvey/templates/'に格納されます。}} <br />
*'''質問グループと質問の例を作成しますか?''': この設定は、新しいアンケートを作成した後に、質問グループと質問のサンプルを自動的に生成するかを指定します。<br />
*'''管理者テーマ''': この設定は、LimeSurvey管理に使用される既定のデザインテンプレートを指定します。カスタマイズされたテンプレートを使用するには、'/limesurvey/upload/admintheme/'に追加します。<br />
*'''時間差(時間)''': ウェブサーバーがアンケートの対象となる場所と異なるタイムゾーンにある場合は、サーバー設置場所とアンケート実施場所のタイムゾーンの差をここに入力します。たとえば、オーストラリアに住んでいて、米国のWebサーバーを持っているとします。ウェブサーバーの設置場所は、アンケート実施場所のタイムゾーンから14時間遅れています。この場合、設定は "+14"です。つまり、ウェブサーバーの時刻に14時間を追加します。この設定は、アンケートの回答のタイムスタンプを取得する場合は特に重要です。<br />
<br />
*'''セッション有効期間(秒)''' (''データベースセッションでのみ有効''): アンケートセッションが終了するまで(参加者からのアクションがない場合)の時間を秒単位で定義します。通常のファイルベースのセッションを使用する場合、PHPの設定で'session.gc_maxlifetime'や'session.save_path'などに正しい値を定義するのはシステム管理者の責任です。ウェブサーバー設定に限らず、他のアプリケーションの同様の設定をアプリケーション経由でローカルに編集すると、ファイルベースのセッションの設定を上書きします。導入可能な最大値は65000(秒)です。データベースセッションを使用する場合、アンケートによっては2MB以上のセッションデータを生成することがあるため、MySQLの設定'''max_allowed_packet'''が大きな値になっているかを確認してください。<br />
*'''IP情報データベースのAPIキー''': [https://ipinfodb.com IP-Info-DB サービス]との統合が可能になり、アンケート参加者のIPアドレスに基づいて地理的な位置を特定できます。キーを使用するには、APIへの[http://ipinfodb.com/register.php 登録]が必要です。<br />
<br />
*'''Google Maps APIキー''': Google Mapsとの統合が可能になります。<br />
*'''GoogleアナリティクストラッキングID''': Googleアナリティクスとの統合が可能です。アンケートでは、ここで設定するサイトレベルの値を上書きできます。トラッキングIDは、{GOOGLE_ANALYTICS_API_KEY}を使用してテンプレートに挿入できます。Googleアナリティクスが期待する完全なJavaScript(キーを含む)は、{GOOGLE_ANALYTICS_JAVASCRIPT}を介してテンプレートに含めることができます。<br />
{{Note|LimeSurveyでGoogleのAPIを使用する方法の詳細については、[[Google API こちらのページ]]を参照してください。}}<br />
*'''Google翻訳APIキー''': 自動翻訳機能は、Google翻訳のAPIのバージョン2を使用します。Googleはこのサービスに対して課金します。自動翻訳機能を使用するには、[https://code.google.com/apis/console/?api=translate このサイト]からAPIキーを取得し、このフィールドにキーを入力します。<br />
*'''ファイルインポート/エクスポートの文字コード''': エクスポート/インポート機能に問題が発生した場合、あなたとあなたが使用するシステムに最も適した文字セットを指定できます。<br />
*'''アンケートにLimeSurveyブランドを表示する''': アンケートでLimeSurveyのブランドを表示するかしないか。 <br />
:この設定はLimeSurvey Cloud onlyのみで使用できます。 <br />
<br />
:既定では、LimeSurvey Cloudはアンケートにブランドを表示します。これには、アンケートページの下部にある"Made in LimeSurvey"(LimeSurveyで作られました)というテキストのボタンと、アンケートの最後にある"Thank you for taking this survey powered by LimeSurvey"(LimeSurveyで作られたアンケートに協力ありがとうございます)というテキストのメッセージが含まれます。<br />
<br />
:Expertプラン以上の場合にブランドを非表示にすることができます。FreeまたはBasicプランの場合、この設定を使用するにはまずプランをアップグレードする必要があります。<br />
<br />
<br />
<div class="mw-translate-fuzzy"><br />
*'''サイドメニューの動作'''{{ObsoleteIn|3.0}}: アンケートの編集中にサイドメニューがどのように動作するかを設定します。既定値は '変更可'です。つまり、ユーザーがサイドメニューをいつでもどのようにでも変更できます。その他の値は'常に開く'と'常に閉じる'です。<br />
*'''既定のHTMLエディタモード:''' 統合HTMLエディターの既定のモードを設定します。有効な設定は次のとおりです。<br />
** ''インライン''(既定値): HTMLエディターによるフィールドのインライン編集が可能です。動作はゆっくりですが、便利で使いやすいものです。<br />
** ''ポップアップ'' : HTMLエディターのポップアップウィンドウを開くアイコンを追加します。より高速ですが、HTMLコードがフォームに表示されます。<br />
** ''HTMLソース'' : HTMLエディターを使用せず、単純なhtmlソースで編集します。<br />
*'''質問タイプセレクタ''': 'フル'セレクターを選択すると、プレビュー付きの質問タイプセレクターが表示され、'シンプル'を選択するとプレーンな選択ボックスが表示されます。<br />
*'''テンプレートエディタ''': 'フルテンプレートエディター'を選択すると、アンケートテンプレートを編集するときに拡張されたエディター(シンタックスハイライト付き)が使われ、'シンプルテンプレートエディター'を選択すると単純なエディターフィールドを使用します。<br />
</div><br />
<br />
* '''Clear assets cache:''' Reset the css and js assets url, be sure to have all new css and js file updated.<br />
<br />
*'''Default HTML editor mode:''' Sets the default mode for integrated HTML editor. The valid settings are:<br />
** ''inline'' (default): Inline replacement of fields by an HTML editor. Slow, but convenient and user-friendly<br />
** ''popup'' : Adds an icon that opens a popup window with the HTML editor. Faster, but the HTML code is displayed on the form<br />
** ''HTML source'' : No HTML editor used, just the plain HTML source<br />
<br />
*'''Question type selector''': Choose 'Full selector' to get a question type selector with preview and 'Simple' to get a plain select box<br />
<br />
*'''テンプレートエディタ''': 'フルテンプレートエディター'を選択すると、アンケートテンプレートを編集するときに拡張されたエディター(シンタックスハイライト付き)が使われ、'シンプルテンプレートエディター'を選択すると単純なエディターフィールドが表示されます。<br />
<br />
{{Alert|title=注意|text=オプションのいくつかは、[[First_login_-_your_user_preferences/ja#Your_account_preferences#Your_personal_settings|個人設定タブ]]のユーザーの設定にもあります。LimeSurveyの全体設定からそれぞれのオプションを変更すると、'個人設定'タブにある各オプションのドロップダウンリストの'既定'のオプションが全体設定の値を継承します。たとえば、[[Manage users/ja#Set permissions for a single survey|設定とプラグイン権限]]を持つユーザーがHTMLエディタモードを'ポップアップ'モードに変更した場合、HTMLエディタモードの'既定値'オプションを個人設定で選択した他のすべてのユーザーもポップアップオプションを使用することになります。}}<br />
<br />
==メールアドレス設定==<br />
*'''既定のサイト管理者メールアドレス''': サイト管理者の既定の電子メールアドレスで、システムメッセージと連絡先オプションに使用されます。<br />
*'''管理者名''': サイト管理者の実名<br />
*'''メール送信方式''': 電子メールの送信方法を定義します。次のオプションを使用できます。<br />
**''PHP'' (既定値): 内部の[https://php.net/manual/function.mail.php PHPメール機能]を使用する。<br />
**''Sendmail'' : sendmailメーラーを使用する。<br />
**''SMTP'' : SMTPリレーを使用する。メールサーバー以外のホストでLimeSurveyを実行している場合は、この設定を使用します。<br />
***SMTPを使用している場合、SMTP設定メール(全体設定->メールアドレス設定)を確認してください。次のエラーが表示される可能性があります。'SMTP -> ERROR: RCPT not accepted from server: 553 5.7.1 : Sender address rejected: not owned by user'<br />
**''Qmail'' : Qmailメーラーを実行している場合に設定します。*'''SMTPホスト名''': 電子メール方式として'SMTP'を使用する場合は、SMTPサーバーをここで設定する必要があります。 ポート25(SMTPの標準)以外のポートを使用している場合は、コロンで区切ってポート番号を追加する必要があります(例: 'smtp.gmail.com:465')。<br />
*'''SMTPユーザ名''': SMTPサーバーが認証を必要とする場合は、ユーザー名を設定します。それ以外の場合は空白にします。<br />
*'''SMTPパスワード''': SMTPサーバーで認証が必要な場合は、パスワードを設定します。それ以外の場合は空白にします。<br />
*'''SMTP暗号''' - 3つのオプションがあります。<br />
**''オフ'' (既定値)<br />
**''SSL''<br />
**''TLS''{{Note|SSL/TLSの詳細は、[https://en.wikipedia.org/wiki/Transport_Layer_Security こちらのリンク]を参照してください。}}<br />
*'''SMTPデバッグモード''' - 3つのオプションがあります。<br />
**''オフ'' (既定値): SMTPリレーが機能せず、技術的な問題を解決するために詳細情報が必要な場合にのみ有効にします。<br />
**''発生したエラー'' : エラーが発生した場合、詳細な接続ログとエラーメッセージが表示されます。<br />
**''いつでも'' : SMTPリレーの動作に関する重要な情報を提供します。エラーが発生した場合は、さらに詳しい情報が提供されます。<br />
{{Note|デバッグ部分は、[[Survey_participants/ja#Send_email_invitation|参加者にメールを送信する]]ときに表示されます。}}*'''メールバッチ処理サイズ''': アンケート参加者に招待状またはリマインダを送信するとき、管理者が1回で送信できる電子メールの数を設定します。ウェブサーバーによってメールの容量が異なるため、送信に時間がかかりすぎてメールが届かない場合は、タイムアウトしてエラーが発生する可能性があります。ほとんどのウェブサーバーは、PHPスクリプトについて、既定の30秒の制限時間内に1回で100通の電子メールを送信できます。大量の電子メールを送信するときにスクリプトタイムアウトエラーが発生した場合は、この設定値を減らしてください。トークンの右側にあるトークンコントロールツールバーにある'案内メールを送付'ボタンをクリックすると、'maxemails'の招待状が送信され、メール送信済のアドレスのリストが表示され、''"1つのバッチで送信できるよりも多くの電子メールが保留中です。以下をクリックしてメールを送信します。あと###通の送信メールがあります。"''という警告が表示され、次のバッチを進めるための"続行ボタン"が表示されます。ユーザーは、一括で電子メールで送信された後、次のバッチをいつ送信するかを決定します。この画面がアクティブな状態で待つ必要はありません。管理者はログオフして後で戻り、次の招待状を送信することができます。<br />
<br />
==バウンス設定==<br />
*'''既定のサイトバウンス(エラー)メールアドレス''': バウンスされたメールを送信するメールアドレスです。バウンスバック処理を高速化するには、電子メールアドレスをバウンスバック専用にする必要があります。<br />
*'''サーバータイプ''': 'オフ'に設定すると、バウンス処理機能は使用できません。グローバルレベルでバウンス処理機能を有効にするには、これを'POP'または'IMAP'に設定します。バウンスされたメールを読んだ後にメールサーバーに保存するか(IMAP)否か(POP)を考えます。使用法の詳細については、[[Email_bounce_tracking_system/ja|ウィキセクション]]を確認してください。*'''サーバー名、ポート''': サーバーの名前と(必要に応じて)ポートをコロンで区切って指定します。電子メールホストが非標準のポートを使用しない限り、ポート番号は通常は必要ありません。<br />
*'''ユーザ名''': POP/IMAPアカウントのユーザー名。<br />
*'''パスワード''': POP/IMAPアカウントのパスワード。<br />
*'''暗号化タイプ''': 暗号化を使用する場合は、ここで正しいタイプ(SSLまたはTLS)を設定してください。<br />
<br />
==セキュリティ==<br />
*'''管理者ユーザのみアンケートプレビュー''': 既定では、アクティブでないアンケートのプレビューは認証済みユーザーに限定されています。これを'オフ'に設定すると、管理者としてログインせず、アンケートを最初に有効にせずに、アンケートURLを使用してアンケートをテストできます。<br />
*'''HTMLのXSSフィルター''': 既定では'オン'になっています。アンケート/グループ/質問/ラベルテキストで(JavaScriptコードなど)危険なHTMLタグを使用する権限はありません。この背後にある考え方として、アンケートのオペレーターがシステムで高い権限を得るために悪質なスクリプトを追加するのを防ぐことがあります。'''ただし、アンケートにFlashアプレットのJavascriptなど、スクリプトオブジェクトを使用する場合は、これをオフにする必要があります'''(ビデオホスティングプラットフォーム用のスクリプトを使用できます)。<br />
{{Hint|Text=スーパー管理者は、保存時または公開アンケートビューでHTMLがフィルタリングされることはありません。XSSフィルタリングの効果を確認するには、通常のユーザーアカウントを使用することをお勧めします。}}<br />
{{Alert|title=注意|text=XSSを有効にすると、式マネージャーシステムの一部を使用できなくなります([[ExpressionScript_-_Presentation/ja#XSS security|XSSとExpressionScript]]を参照)。}}<br />
*'''XSS制限付きユーザーの質問スクリプトを無効にする''' {{NewIn/ja|4.1.0}}: 既定では'on'に設定されているため、一般のユーザーは質問エディターでスクリプトを追加または更新することはできません。XSS保護を無効にした場合は、この設定は使用されません。'off'に設定すると、XSSフィルターがアクティブな場合であっても、質問にスクリプトを追加または更新することができます。<br />
*'''グループメンバーは自グループのみ見ることができる''': 既定では、LimeSurvey管理インターフェースで定義された管理者以外のユーザーは、少なくとも1つの共通グループに属している場合にのみ他のユーザーを見ることができます。管理者がこれを'オフ'に設定すると、そのグループに属しているかどうかに関係なくLimeSurvey[[Manage users/ja|ユーザーコントロールパネル]]に定義されているすべてのユーザーが表示されます。<br />
*'''IFrameの組込が許可されています''': このオプションは、ブラウザが<frame>、<iframe>または<object>の中でアンケートページをレンダリングするかどうかを指定するために使用できます。これにより、アンケートが他のサイトに埋め込まれていないことを確認し、クリックジャック攻撃を回避することができます。'許可'(既定値)に設定すると、制限はありません。'同じ原点'に設定すると、<frame>、<iframe>、<object>と同じドメインとポートでアンケートが実行されている場合にのみコンテンツが読み込まれるようになります。<br />
{{Alert|title=注意|text=iframeでcookieを使用するには、config.phpファイルを更新する必要があります。詳細は、[[Optional_settings/ja#iFrame.E3.81.A7.E3.82.BB.E3.83.83.E3.82.B7.E3.83.A7.E3.83.B3.E3.81.A8Csrf.E6.A4.9C.E8.A8.BC.E3.81.AE.E4.BD.BF.E7.94.A8.E3.82.92.E8.A8.B1.E5.8F.AF.E3.81.99.E3.82.8B_.283.24.3_.E3.81.8B.E3.82.89.E8.BF.BD.E5.8A.A0.29|iFrameでセッションとCsrf検証の使用を許可する]]を参照してください。}}<br />
{{Hint|Text=理論的には動作します。ただし、この機能は、使用されているウェブブラウザと、iframeを許可するかどうかに大きく依存するため、有効になっていると機能しない可能性があります。}} <br />
*'''HTTPSを強制''': これは、既定では"on/offを強制しない"に設定されています。HTTPSを使用する接続を強制するには、設定を"オン"に切り替えます。<br />
{{Alert|title=注意|text=サーバーがHTTPSを正しくサポートしていない場合は、システムから自分自身をロックすることができます。したがって、オプションの下にある'''"このリンクがちゃんと機能するか確認してください。"'''をクリックしてください。リンクが機能しないのにHTTPSをオンにすると、LimeSurveyが機能しなくなり、アクセスできなくなります。}} <br />
{{Hint|Text=誤ってHTTPSを有効にした場合は、application/config/config.phpファイルで、ssl_emergency_overrideの値を1に変更することによって無効にすることができます。}}<br />
*'''ログインまたはトークンアクセスのためのIPホワイトリスト''': このオプションを使用すると、ログイン画面やトークンアクセス画面で行われる"最大ログイン試行回数"のチェックから特定のIPを除外し、これらIPからのリクエストをブロックしないようにできます。<br />
<br />
==表示==<br />
*'''質問番号と質問コードのどちらかまたは両方を表示''': アンケート参加者に質問番号や質問コードを表示するかを設定します。このオプションをアンケート管理者が選択できる第5のオプションもあります。質問コードはアンケートの各質問の隣に表示されます。<br />
*'''X個のサブ質問の配列の要素ごとに見出しを繰り返す''': 配列タイプの質問を使用すると、サブ質問がたくさんあり、複数のページわたって画面に表示することがよくあります。リピートヘッダーの設定では、質問のヘッダー情報を繰り返す前に表示する回答の数を決定できます。適度な設定は約25です。見出しをまったく繰り返さないようにするには、0に設定します。*'''「このアンケートはX問あります」を表示"''': アンケートに含まれる質問の数を表示します。質問の数は、誰かがアンケートを開始するときに表示されます。<br />
*'''PDFのフォントサイズ''': 通常のテキストの既定サイズは9です。グループタイトルのフォントサイズは、このボックスの設定値に2を加えた値です。アンケートのタイトルのフォントサイズは、このボックスの値に4を加えたものです。既定のシナリオでは、通常のテキストには9、グループタイトルには11、アンケートのタイトルには13のフォントサイズが使用されます。<br />
*'''PDFでのヘッダロゴの幅''': PDFヘッダロゴの'幅'です。''ロゴは参加者によるアンケート回答が含まれるPDFファイルにのみ表示されます。アンケート参加者はアンケート終了後に回答をエクスポートすることができます。''<br />
*'''PDFのヘッダタイトル''': 空のままにすると、サイト名が使用されます。''PDFヘッダーのタイトルは、アンケート完了後に回答をエクスポートした結果のPDFファイルにのみ表示されます。''<br />
*'''PDFのヘッダ文字''': 空の場合、アンケート名が使用されます。''PDFヘッダー文字は、アンケート完了後に回答をエクスポートした結果のPDFファイルにのみ表示されます。''*'''グループ名とグループ説明のどちらかまたは両方を表示''': ''質問番号と質問コードのどちらかまたは両方を表示''機能と同じように動作します。<br />
*'''入力必須でない質問に「回答なし」という選択肢''': 編集可能な回答(つまり、リストと配列の質問)を含むラジオボタンや選択タイプの質問への回答が必須ではなく、"'回答なし'を表示"も有効な(既定)場合、回答者が質問に回答しないことを選択できるよう、各サブ質問に追加の項目"回答なし"が表示されます。グローバル設定から次のオプションのいずれかを選択できます。<br />
**''選択可能'' : LimeSurvey管理者がこれを選択した場合、アンケート管理者は、自分が管理するアンケートで必須でない質問に対する"回答なし"オプションを表示するどうかを選択できるようになります(詳細は、[[Presentation/ja|表示]]のウィキセクションを参照してください)。<br />
**''オン''(既定値): このオプションを選択すると、すべての必須でない質問には、"回答なし"オプションが追加されます。全体設定が[[Survey settings/ja|アンケート設定]]よりも優先されるため、アンケート管理者が変更することはできません。<br />
**''オフ'' : オフの場合、必須でない質問には"回答なし"オプションは表示されません。全体設定が[[Survey settings/ja|アンケート設定]]よりも優先されるため、アンケート管理者が変更することはできません。*'''回答のPDF出力ファイルでヘッダを表示''': 回答者による回答が含まれているPDFヘッダーに何も表示しない場合は、オフにします(既定値)。オンにすると、回答者による回答を含むPDFのヘッダーに次の情報が表示されます。<br />
*'''PDFで質問の背景にグレーを追加''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDF質問をボールド''': 既定では'オフ'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDFでの質問の周りの境界線''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
*'''PDFでの回答の周りの境界線''': 既定では'オン'になっています。''回答PDFをエクスポートするときに機能します。''<br />
<br />
==データポリシー==<br />
*'''アンケートリストページにデータポリシーを表示:''' アンケートリストに"データポリシー"ボタンを表示するかを設定します。これをクリックすると、"データポリシー"メッセージをポップアップ(モーダル)するためのボタンが表示されます。<br />
*'''アンケートページに法的通知を表示:''' アンケートリストに"法的通知"ボタンを表示するかを設定します。これをクリックすると、"法的通知"をポップアップ(モーダル)するためのボタンが表示されます。<br />
*'''データポリシー:''' テキストボックスにアンケートのデータポリシーに関する情報(データの保存場所、保存期間など)を入力します。<br />
*'''法的通知:''' テキストボックスにアンケートの法的通知に関する情報(権利、義務など)を入力します。<br />
<br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]]上記のすべてのオプションは、アンケート/アンケートに対する回答を含むPDFのパラメータに'''のみ'''影響します。したがって、上記のオプションは、'回答をPDFでエクスポート'する機能による出力結果にのみ影響します。</div><br />
<div class="simplebox">[[File:help.png]]LimeSurveyでは、アンケートを印刷してオフラインで完成させることもできますが、アンケートをPDFでエクスポートする機能は実験的なオプションであり、完璧ではありません。パラメータは、[https://manual.limesurvey.org/Exporting_a_survey_structure/ja queXML PDFエクスポートページ]の'スタイル'か、[https://manual.limesurvey.org/Optional_settings/ja#Statistics_and_response_browsing config.phpファイル]から変更できます。</div><br />
<br />
==言語==<br />
*'''既定のサイト言語''': このオプションでは、管理パネルで使用される既定の言語を選択できます。また、公開アンケートリストの既定の言語でもあります。<br />
*'''有効な言語''': '既定のサイト言語'ボックスですべての言語を使用できないようにするには、左のボックスから言語を削除します。この設定によって、管理者がアンケートで使用できる言語を制限することができます。<br />
<br />
==インターフェイス==<br />
*'''RPCインターフェイス有効''': この機能を使用すると、LimeSurveyの[[RemoteControl 2 API/ja|RemoteControl2]]インターフェイスAPIを、JSON-RPC(推奨)またはXML-RPCを使用してアクティブにするか設定できます。<br />
<br />
*'''URL''': http://<your_domain>/<your_limesurvey_dir>/index.php/admin/remotecontrol<br />
<br />
*'''/admin/remotecontrolでAPIを公開''': このオプションを有効にすると、指定されたURLの下にAPI関数の簡単な説明が表示されます。通常は、有効にする必要はなく、デバッグ目的でのみ有効にする必要があります。<br />
<br />
<div class='simplebox'>[[File:help.png]] '''注意:''' リモートコントロール機能は、一般に開発者が他のアプリケーションからLimeSurveyにアクセスするために使用されます(この方法では、PHPのみに限定されません)。上級ユーザーにのみ推奨されます。使用法の詳細については、以下の[[RemoteControl 2 API/ja|ウィキセクション]]をチェックするか、[https://www.limesurvey.org/community/forums LimeSurvey フォーラム]に参加してください。</div></div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Global_settings/42/ja&diff=286957
Translations:Global settings/42/ja
2023-11-08T22:33:43Z
<p>Bravehorse: Created page with "*'''テンプレートエディタ''': 'フルテンプレートエディター'を選択すると、アンケートテンプレートを編集するときに拡張された..."</p>
<hr />
<div>*'''テンプレートエディタ''': 'フルテンプレートエディター'を選択すると、アンケートテンプレートを編集するときに拡張されたエディター(シンタックスハイライト付き)が使われ、'シンプルテンプレートエディター'を選択すると単純なエディターフィールドが表示されます。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Optional_settings/ja&diff=267339
Optional settings/ja
2023-10-14T23:36:31Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div><languages /> <br />
__TOC__<br />
<br />
以下のセクションでは、LimeSurveyのGUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)によって変更できない設定を編集したい人を対象に説明します。LimeSurveyのルートディレクトリからの変更はすべて自己責任で行ってください。ただ、問題が生じ、さらなるガイダンスが必要な場合は、[https://www.limesurvey.org/forum ディスカッションフォーラム]や[irc://irc.freenode.net/limesurvey|IRC IRCチャンネル]に参加してLimeSurveyコミュニティの助けを借りてください。<br />
<br />
=はじめに=<br />
<br />
設定を変更するには、オプションの設定を編集する必要があります。これらは、LimeSurveyのルートディレクトリーにある、/application/config/'''config-defaults.php'''にあります。標準インストールの既定の設定は、config-defaults.phpにあります。[[Global settings/ja|グローバル設定]]ダイアログを使用して上書きできるものもありますが、そうでないものは手動で編集する必要があります。 <br />
<br />
{{Alert|これらの設定を変更したい場合は、config-defaults.phpで変更せず、該当の設定/行を/application/config/'''config.php'''の<nowiki>'config'=>array( )</nowiki>の中にコピーし、そこで変更します。config.phpファイルから新たに変更/導入されたすべての設定は、config-defaults.phpの既定値よりも優先されます。}}<br />
<br />
アップグレードが行われると、config-defaults.php設定だけが変更されます。したがって、config.phpファイルを編集すると、カスタマイズした設定が保存されます。 <br />
<br />
/application/'''config/config.php'''にあるLimeSurvey設定を更新/追加するには、config配列を更新します。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'config'=>array(<br />
'debug'=>0,<br />
'debugsql'=>0,<br />
'LimeSurveySetting'=>'New value', // ここでLimeSurveyの既定の設定を更新します。<br />
)<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
=Yii設定=<br />
<br />
LimeSurveyは、application/config/'''config.php'''ファイルに独自の設定パラメータを持つYiiフレームワークを使用します。LimeSurveyの設定は、Yii設定を介してアクセスすることもできます。<br />
<br />
config.php配列はconfig全体にマージされるので、config.phpファイル内のYiiパラメータを置き換えることができます。<br />
<br />
Yii固有の設定はcomponents配列に設定されています。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'components' => array(<br />
'db' => array(<br />
....<br />
),<br />
'Specific settings'=>array(<br />
....<br />
),<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
{{Note|Yiiフレームワークの詳細については、[http://www.yiiframework.com/doc-2.0/guide-index.html 次のリンク]を参照してください。}}<br />
<br />
==データベース設定==<br />
データベース設定は、LimeSurveyを初めてインストールするときにインストーラファイルによってconfig.phpに書き込まれます。必要に応じて、config.phpファイルのこの部分を更新することができます。これはあなた自身の責任で行ってください。<br />
[http://www.yiiframework.com/doc/blog/1.1/en/prototype.database#establishing-database-connection Yiiのドキュメント]も参照してください。LimeSurveyは、mysql、pgsql、dblib、mssql、sqlsrvのみをサポートしています。<br />
<br />
==セッション設定==<br />
<br />
config.phpにいくつかのセッションパラメータを設定することができます(以下の2つの例を確認してください)。config.phpに必要な部分をコメントアウトしたり追加したりすることができます。その他の設定については、[http://www.yiiframework.com/doc/api/1.1/CHttpSession Yiiのドキュメント]を参照してください。<br />
<br />
{{Alert|同じサーバー上で複数のLimeSurveyインスタンスを実行するようにセッション設定を修正する必要がある場合は、crsf cookieの[[Optional_settings/ja#.E3.83.AA.E3.82.AF.E3.82.A8.E3.82.B9.E3.83.88.E3.81.AE.E8.A8.AD.E5.AE.9A|リクエスト設定]]を修正する必要がないかどうかを確認してください。}}<br />
<br />
===テーブルベースのセッションを使用する===<br />
<br />
LimeSurveyはテーブルベースのセッションを使うことができます。テーブルベースのセッションを使用するには、既定のconfig.phpファイルでコメント部分を見つけ、各行の前にある//を削除します。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'session' => array (<br />
'class' => 'application.core.web.DbHttpSession',<br />
'connectionID' => 'db',<br />
'sessionTableName' => '{{sessions}}',<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
{{Alert|テーブルベースのセッションは現在のところ、MSSQLサーバーではサポートされていません。}}<br />
<br />
===その他のセッションに関する修正===<br />
<br />
LimeSurveyにSSL('https')を使用する場合は、config.phpに次の行を追加すると、セッションのセキュリティが向上します。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // SSL経由でcookieを設定<br />
'session' => array (<br />
'cookieParams' => array(<br />
'secure' => true, // cookieにSSLを使用する<br />
'httponly' => true // cookieは他のプロトコルで使用できない(実験的)<br />
),<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
Cookieのドメインを修正する場合は、config.phpで次の構文を使用します。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // cookieのドメインを指定<br />
'session' => array (<br />
'cookieParams' => array(<br />
'domain' => '.example.org',<br />
),<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
同じサーバーに複数のインストールしている場合は、LimeSurveyのインスタンスごとに異なるセッション名を設定する方が簡単です。これは、IE11においていくつかの条件で必要となることがあります([https://bugs.limesurvey.org/view.php?id=12083#c42892 issue 12083]を参照)。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // Set the name of the session<br />
'session' => array (<br />
'sessionName' => "LimeSurveyN1",<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
==リクエストの設定==<br />
リクエストの設定は重要ですが、デフォルト設定はLimeSurveyの使用に合わせて既に最適化されています。詳細については、[http://www.yiiframework.com/doc/api/1.1/CHttpRequest Yiiドキュメント]を参照してください。<br />
<br />
たとえば、LimeSurveyリクエスト設定の設定は、次のように変更することができます(自己責任で行ってください)。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // CSRF保護を無効にする<br />
'request' => array(<br />
'enableCsrfValidation'=>false, <br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // 特定のURLベースを強制する <br />
'request' => array(<br />
'hostInfo' => 'http://www.example.org/' <br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // CSRF保護のためのCookieドメイン名とパスを設定します。パスは同じドメインに別のインスタンスがある場合に使います。<br />
'request' => array(<br />
'csrfCookie' => array( <br />
'domain' => '.example.com',<br />
'path' => '/limesurvey/',<br />
)<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
トークン電子メールのURLのみを更新する必要がある場合は、config.phpファイルで[[Optional_settings/ja#Advanced_path_settings|publicurl]]を設定してください。<br />
<br />
<br />
==iFrameでのアンケート使用を許可する==<br />
<br />
[[Global_settings/ja#.E3.82.BB.E3.82.AD.E3.83.A5.E3.83.AA.E3.83.86.E3.82.A3|Iframeの組込]]を許可した場合、フレームを使用するサイトが同一のルートドメインを使用する場合にのみ信頼性が100%保証されます。LimeSurvey Cloudを使用している場合は、[https://www.limesurvey.org/support/faq/37-limesurvey-cloud/499-what-is-domain-aliasing-and-why-do-i-need-it ドメインエイリアス]を使用して実現します。<br />
<br />
==URL設定==<br />
<br />
{{Alert|トークンやその他のメールのURLのみを更新する必要がある場合は、config.phpファイルの[[Optional_settings/ja#.E9.AB.98.E5.BA.A6.E3.81.AAURL.E8.A8.AD.E5.AE.9A|publicurl]]を設定します。}}<br />
<br />
既定のURL設定を変更するには、urlManagerを更新します。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // Use short URL<br />
'urlManager' => array(<br />
'urlFormat' => 'path',<br />
'showScriptName' => false,<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
<br />
アンケートIDの後に次のように.htmlを追加することもできます。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // Use short URL<br />
'urlManager' => array(<br />
'urlFormat' => 'path',<br />
'rules' => array (<br />
'<sid:\d+>' => array('survey/index','urlSuffix'=>'.html','matchValue'=>true),<br />
),<br />
'showScriptName' => false,<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
詳細は、[http://www.yiiframework.com/doc/guide/1.1/en/topics.url Yiiのドキュメント]を参照してください。<br />
<br />
==ロギング設定==<br />
<br />
Yiiは、ログを生成するさまざまなソリューションを提供します。詳細については、[http://www.yiiframework.com/doc/guide/1.1/en/topics.logging ロギングについて]をチェックしてください。LimeSurveyは、既定で'1'または'2'を使用しています。これにより、すべてのウェブユーザーがログを参照できます。あなたはYiiを使って自分の設定を直接作成することができます。<br />
<br />
たとえば、ファイル内のエラーと警告を記録する簡単な方法は次のとおりです。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
return array(<br />
'components' => array(<br />
/* 'db'など他のコンポーネント部分 */<br />
'log' => array(<br />
'routes' => array(<br />
'fileError' => array(<br />
'class' => 'CFileLogRoute',<br />
'levels' => 'warning, error',<br />
'except' => 'exception.CHttpException.404',<br />
),<br />
),<br />
),<br />
/* 'urlManager'など他のコンポーネント部分 */<br />
),<br />
/* 最終パート('runtimePath'や'config'など) */<br />
);<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
{{Hint|Text=ファイルは既定で<code><nowiki>limesurvey/tmp/runtime/application.log</nowiki></code>に保存されています。これはLimeSurveyのルートフォルダにあります。}}<br />
{{Alert|Yiiはランタイムパスを使用します。既定では、ログにはウェブからアクセスできます。ログにはサーバーからの多くの情報を含んでいるかもしれません。ウェブ経由でアクセスできないディレクトリを使用する方がよいでしょう。ルートで設定するか、[[Optional settings/ja#Yii settings#Runtime path|ランタイムパス]]を更新して設定できます。}}.<br />
<br />
==ランタイムパス==<br />
<br />
[http://www.yiiframework.com/doc/guide/1.1/en/basics.convention#directory ランタイムパス]は、"webユーザー"が読み書きできるディレクトリでなければなりません。ただし、ランタイムパスには、公開ウェブアクセス領域にある潜在的なセキュリティ情報を持つファイルが含まれています。LimeSurveyは、これらのファイルをLimeSurveyルートディレクトリのtempディレクトリに収集します。このような重要なデータへのアクセスを排除するために、/application/config/config.phpファイルの各行を編集することで、外部からウェブでアクセスできない場所にランタイムパスを設定することができます。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> <br />
return array(<br />
'components' => array(<br />
[…]<br />
'runtimePath'=>'/var/limesurvey/runtime/',<br />
'config'=>array(<br />
[…]<br />
)<br />
)<br />
)<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
=全体設定=<br />
<br />
*'''sitename''': アンケートサイトつける名前です。この名前は、アンケートリストの概要と管理画面のヘッダーに表示されます。既定値は'LimeSurvey'で、[[Global settings/ja|グローバル設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
*'''siteadminemail:''' サイト管理者の既定の電子メールアドレスで、システムメッセージと連絡先オプションに使用されます。この設定は既定値としてのみ使用され、[[Global settings/ja|グローバル設定]]ダイアログで上書きできます。<br />
*'''siteadminbounce:''' これは、バウンスされた電子メールの宛先となる電子メールアドレスです。この設定は既定値としてのみ使用され、[[Global settings/ja|グローバル設定]]ダイアログで上書きできます。<br />
*'''siteadminname:''' サイト管理者の実際の名前です。この設定は既定値としてのみ使用され、[[Global settings/ja|グローバル設定]]ダイアログで上書きできます。<br />
*'''proxy_host_name:''' プロキシサーバーのホスト名です(サーバーがプロキシの背後にあり、LimeSurveyを[[ComfortUpdate/ja|ComfortUpdate]]を使用して更新したい場合にこれを設定する必要があります)。<br />
*'''proxy_host_port:''' プロキシサーバーのポート番号です(サーバーがプロキシの背後にあり、LimeSurveyを[[ComfortUpdate/ja|ComfortUpdate]]を使用して更新したい場合にこれを設定する必要があります)。<br />
<br />
= セキュリティ=<br />
<br />
* '''maxLoginAttempt''': ユーザーがパスワードを入力する際の、IPアドレスをブロックまたはロックアウトするまでの試行回数です。既定値は3で、config.phpから変更できます。<br />
* '''timeOutTime''': ユーザーがパスワードを誤って入力し<maxLoginAttempt>に対してに達した場合、<timeOutTime>秒間ロックアウトされます。既定値は10分で、config.phpから変更できます。<br />
* '''maxLoginAttemptParticipants''': 参加者が、有効なトークンを入力しなかった場合に、参加者のIPアドレスがブロック/ロックアウトされるまでの試行回数。既定値は3であり、config.phpで変更できます。 <br />
* '''timeOutParticipants''': 参加者が<maxLoginAttemptParticipants>で指定した回数分正しくないトークンを入力した場合、その参加者は<timeOutParticipants>秒の間、ロックアウトされます。既定値は10分であり、config.phpで変更できます。<br />
* '''surveyPreview_require_Auth''': 既定ではtrueに設定されます。これを'false'に設定すると、アンケートパネルにログインしなくても、またアンケートを有効にしなくても、アンケート用URLを使用してアンケートをテストすることができます。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
* '''usercontrolSameGroupPolicy''': 既定値はtrueです。LimeSurvey管理インターフェースで定義した管理者でないユーザーは、自身が作成したユーザー、もしくは、少なくとも1つの同じグループに所属する場合にのみ、他のユーザーを見ることができます。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
*'''filterxsshtml:''' この設定では、アンケート/グループ/質問、回答テキストの中にある不審なHTMLタグと管理インターフェイスの回答テキストにフィルタをかけることができます。LimeSurveyの管理者として作成したユーザーを完全に信頼できる場合で、JavascriptやFlashムービーなどをそのユーザーに許可する場合にのみ'false'にします。<span class="warning">スーパー管理者のHTMLはフィルタリングされません。</span>この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
*'''demoMode:''' config.phpでこのオプションが 'true'に設定されている場合、LimeSurveyはデモモードになります。デモモードでは以下の変更が行われます。<br />
** 管理者の詳細とパスワードの変更を無効にします。<br />
** テンプレートエディタでのファイルのアップロードを無効にします。<br />
** 電子メールの招待状やリマインダの送信を無効にします。<br />
** データベースダンプの作成を無効にします。<br />
** サイト名、デフォルト言語、デフォルトHTMLエディタモード、XSSフィルタに関する全体設定の変更を無効にします。<br />
*'''forcedsuperadmin:''' すべてのLimeSurveyに対するすべての権限を持つユーザーIDの配列。この設定はconfig.phpファイルでのみ更新できます。ユーザーの権限は、他のスーパー管理者であっても[[Manage_users/ja#Set_global_permissions_for_a_user|ユーザーのグローバル権限]]は編集できません。既定では、この権限を持つユーザーのidは1です。インストール後に最初に作成されるユーザーです。<br />
*'''force_ssl:''' LimeSurveyを強制的にHTTPSを介して実行するか、HTTPSをブロックするかを設定します。全体設定管理GUIの[https://manual.limesurvey.org/Global_settings/ja#.E3.82.BB.E3.82.AD.E3.83.A5.E3.83.AA.E3.83.86.E3.82.A3 HTTPSを強制]を参照してください。<br />
*'''ssl_emergency_override:'''この設定はSSLを強制的にオフにします。全体設定でHTTPS/SSLがオンの状態で、サーバーでHTTPSが有効になっていない場合、SSLをオフにするには、データベースの値を直接変更するしかありません。これにより、全体設定でForce Secureに変更していても、HTTPSを強制的にオフにできます。これは、問題を修正するまでtrueに変更する緊急の場合を除き、常にfalseでなければなりません。この設定は、config.phpファイルを介してのみ設定できます。<br />
*'''ssl_disable_alert:''' SSLを強制できない、または強制したくない場合は、SSLを強制しない旨のスーパー管理者への警告を無効にします。この設定は、config.phpファイルを介してのみ設定できます。<br />
<br />
= リソース=<br />
*'''sessionlifetime:''' アンケートセッションが終了するまでの時間を秒単位で定義します。これは、データベースセッションを使用している場合にのみ適用されます。データベースセッションを使用する場合は、config.phpのパラメータを変更するか、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログから既定値を上書きしてください。<br />
*'''memorylimit:''' LimeSurveyがアクセスできるメモリー量を指定します。少なくとも'128MB'(MB =メガバイト)以上が推奨です。タイムアウトエラーが発生したり、統計の生成やファイルのエクスポートに問題がある場合は、この制限を'256MB'以上にしてください。ウェブサーバーがconfig.phpに上限を設定している場合、この設定は無視されます。 <br />
<br />
<div class="warningbox">'''このようなローカル設定は、全体設定ダイアログで行われた変更によって常に無効になる可能性があることに注意してください。'''</div><br />
<br />
メモリの上限を128Mに増やすには、以下を追加することもできます。<br />
*memory_limit = 128M(サーバーのメインのphp.iniファイル。アクセス権がある場合におすすめします。)<br />
*memory_limit = 128M (LimeSurveyルートのphp.iniファイル。)<br />
*php_value memory_limit 128M (LimeSurveyルートの.htaccessファイル。)<br />
<br />
*'''max_execution_time:''' スクリプトの実行が許可される秒数を設定します。これに達すると、スクリプトは'致命的エラー'を返します。巨大なアンケートデータと統計情報をエクスポートするため、LimeSurveyでは既定で1200秒に設定してあります。必要に応じて、より大きな時間またはより短い時間を設定することができます。PHPの設定ファイルからのみアクセスできます。<br />
<br />
=外観=<br />
*'''dropdownthreshold'''{{ObsoleteIn|2.50}}: <code>$dropdowns</code>に"R"が選択されている場合、管理者はラジオボタンとして表示されるオプションの最大数を設定してからドロップダウンリストに戻すことができます。多数の選択肢がある質問の場合、ラジオボタンとして一度に表示すると、扱いにくく見え、ユーザーにとってわかりにくくなります。これを多くとも25(既定値)などに設定すると、大きなリストでもアンケート参加者が使いやすいものにすることができます。<br />
*'''repeatheadings:''' 配列質問タイプでは、画面表示の際、複数ページにわたるサブ質問がある場合があります。この設定では、質問のヘッダー情報を繰り返す前に表示するサブ質問の数を決定できます。15程度が程よい設定となります。見出しをまったく繰り返さないようにするには、0に設定します。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログ{{NewIn/ja|2.05}}で上書きされます。<br />
*'''minrepeatheadings:''' 配列の質問で見出しを繰り返す前に必要な残りのサブ質問の最小数。既定値は3で、config.phpで編集できます。<br />
*'''defaulttemplate:''' この設定は、アンケートの'公開リスト'に使用する既定のテーマを指定します。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
*'''defaulthtmleditormode:''' 統合HTMLエディターのデフォルトモードを設定します。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。有効な設定は次のとおりです。<br />
** 'inline' - HTMLエディター上でフィールドがインラインで置換されます。動作はゆっくりですが便利で使いやすくなっています。<br />
** 'popup' - 必要に応じてポップアップでHTMLエディターを実行するアイコンを追加します。より高速ですが、HTMLコードがフォームに表示されます。<br />
** 'none'- HTMLエディターなし。<br />
*'''column_style:''' [[QS:Display_columns/ja|display_columns]]を使用しているとき、アンケート回答の列の表示方法を定義します。これはconfig.phpファイルで編集できます。有効な設定は次のとおりです。<br />
** 'css' - さまざまなCSSメソッドの1つを使用して列を作成します(詳細は、テンプレートスタイルシートを参照してください)。<br />
** 'ul' - 複数の順序のないリストとしてレンダリングされます(既定)。<br />
** 'table' - 従来のテーブルベースのレイアウトを使用します。<br />
** NULL - 列の使用を無効にします。<br />
<br />
=言語と時間=<br />
*'''defaultlang:''' これは、管理スクリプトで使用される既定の言語、公開アンケートリストの既定の言語として設定する必要があります。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
*'''timeadjust:''' ウェブサーバーがアンケートの対象となる場所と異なるタイムゾーンにある場合は、サーバーとホームタイムゾーンの差をここに入力します。たとえば、オーストラリアに住んでいるとして、米国のウェブサーバーを使用しているとします。ウェブサーバーは、現地時間から14時間遅れています。この場合の設定は"14"です。この設定は、アンケートの回答にタイムスタンプを付ける場合に特に重要です。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
<br />
=アンケートの動作=<br />
*'''deletenonvalues:''' この機能は慎重に使用してください。既定値(1)にすると、表示条件に合致しない質問はデータベースにNULLが格納されます。これにより、データベースのデータの内部的な一貫性が保証されます。ただし、表示条件に合致しない場合の関連値、つまり0を保持したい場合があります。たとえば、男性に性別を問い合せ、誤って'女性'と答えてから、女性向けの質問(女性であることを前提とした質問で、女性の場合のみ表示されます)に答えたとします。回答者は間違いに気づき、前に戻って性別を'男性'に変え、アンケートを継続します。このとき、女性向けの質問は表示条件に合致しないことになります。<code>$deletenonvalues==1</code>となっている場合、値がクリアされデータベースにはNULLが格納されます。<code>$deletenonvalues==0</code>の場合、間違った答えは削除されず、分析の際にデータベースに残ったままになります。 <br />
*'''shownoanswer:''' 編集可能な回答(すなわち、リスト、配列の質問)を含むラジオボタン/選択タイプの質問が回答必須ではなく、 'shownoanswer'が1に設定されている場合、追加で'回答なし'の項目が表示され、回答者が回答しないことを選択することができます。これを利用できないようにしたいと考えることもあるでしょう。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。有効な値は次のとおりです。<br />
**'0': いいえ<br />
**'1': はい<br />
**'2': アンケート管理者が選択できる<br />
*'''printanswershonorsconditions:''' 回答印刷機能で、条件分岐によって隠された質問のエントリーを表示するかどうかを定義します(既定値は1で、条件により隠された質問の回答を非表示にします)。<br />
*'''hide_groupdescr_allinone:''' この設定は、条件を使用したオールインワンアンケートに関係します。これを'true'に設定すると、グループ内のすべての質問が非表示になっていると、グループ名と説明が非表示になります。既定値は'true'で、グループ内のすべての質問が条件によって非表示となる場合、グループ名と説明も非表示になります。config.phpで編集することができます。<br />
*'''showpopups:''' 必須または条件付きの質問に正しく答えられなかった場合にポップアップメッセージを表示します。<br />
** '2' = テーマオプションで決める(既定)<br />
** '1'=ポップアップメッセージを表示する<br />
** '0'=ページにメッセージを表示する<br />
** '-1'=メッセージを一切表示しない(この場合、回答が必須であることを示すヒントが表示されます)<br />
<br />
==数値の質問タイプの動作==<br />
<br />
*'''bFixNumAuto:''' 数値フィールドを自動的にフィルタリングして、すべての非数値を削除できます。既定では有効になっていますが、グローバルに無効にすることができます。この設定は、コアテーマオプションの''Fix automatically numeric value(数値を自動的に修正する)''に関連しています。''はい''に対しては有効、''式のみ''と''いいえ''に対しては無効となります。<br />
*'''bNumRealValue:''' 式マネージャーで使用される数値フィールドを、修正するかどうかを設定できます。既定では修正するように設定されています。数値型の質問NUMERICについて、無効(0)に設定すると、{NUMERIC}に不正な文字が含まれる場合、<nowiki>''</nowiki>が送信されます。有効(1)に設定すると、{NUMERIC}に入力された文字が送信されます。この設定は、コアテーマオプションの''Fix automatically numeric value(数値を自動的に修正する)''に関連しています。''はい''に対しては有効、''式のみ''と''いいえ''に対しては無効となります。<br />
<br />
=開発とデバッグ=<br />
*'''デバッグ:''' この設定では、PHPエラー報告をE_ALLに設定します。これは、スクリプトに関連する通知、警告、またはエラーが小さなものでもすべて表示されることを意味します。この設定は、何らかの理由でアプリケーションをデバッグしようとしている場合にのみ '1'に切り替える必要があります。開発者の場合は、'2'に切り替えます。パスの開示につながる可能性があるため、本番環境では'1'または '2'にしないでください。既定値は '0'で、config.phpで編集することができます。<br />
*'''debugsql:''' 各ページの下部のスクリプトに対して実行されたすべてのSQL問い合わせを表示する場合に、この設定をアクティブにします。クエリ数の最適化に非常に便利です。有効にするには、config.phpファイルで既定値から'1'に変更します。<br />
*'''use_asset_manager:''' 既定では、デバッグモードではアセットマネージャーは無効ですが、この設定によりデバッグモードでもアセットマネージャーを使用することができます。 <br />
<br />
アプリケーションでエラーが発生した場合は、バグレポートで提出できる詳細なエラーを取得するため、デバッグ設定を有効にすることを強くお勧めします。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'config'=>array(<br />
'debug'=>2,<br />
'debugsql'=>0,<br />
)<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
プラグインで作業をしていて、変数を画面上に素早くダンプするために、traceVar関数を使うことができます。デバッグが設定されている場合は、CWebLogRouteを使ってHTMLページに表示します。使用方法: <code>traceVar($MyVariable)</code><br />
<br />
=メール設定=<br />
<br />
下のすべての設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きすることができます。<br />
*'''emailmethod:'' 電子メールメッセージの送信方法を決定します。次のオプションを使用できます。<br />
**'mail:' 内部のPHPメーラーを使用します。<br />
**'sendmail:' sendmailメーラーを使用します。<br />
**'smtp:' SMTPリレーを使用します。メールサーバーではないホストでLimeSurveyを実行している場合は、この設定を使用します。<br />
*'''emailsmtphost:'' <code>$emailmethod</code>として'smtp'を使用する場合、ここにSMTPサーバを設定する必要があります。Googleメールを使用している場合は、ポート番号をふかし$emailsmtphost = 'smtp.gmail.com:465'のようにします。<br />
*''emailsmtpuser:'' SMTPサーバーが認証を必要とする場合は、ここにユーザー名を設定します。それ以外の場合は空白にする必要があります。<br />
*''emailsmtppassword:'' SMTPサーバーで認証が必要な場合は、パスワードを設定します。それ以外の場合は空白にする必要があります。<br />
*''emailsmtpssl:'' SMTP接続にSSL/TLSを使用するには、'ssl'または 'tls'と設定します。<br />
*''maxemails:'' アンケート参加者に招待状またはリマインダを送信するとき、管理者が1回で送信できる電子メールの数を設定します。ウェブサーバーによってメールの容量が異なるため、送信に時間がかかりすぎてメールが届かない場合は、タイムアウトしてエラーが発生する可能性があります。ウェブサーバーによってメールの容量が異なるため、送信に時間がかかりすぎてメールが届かない場合は、タイムアウトしてエラーが発生する可能性があります。大量の電子メールを送信するときにスクリプトタイムアウトエラーが発生した場合は、この設定値を減らしてください。トークンの右側にあるトークンコントロールツールバーにある'案内メールを送付'ボタン(トークンの右にあるボタンではありません)をクリックすると、'maxemails'の招待状が送信され、メール送信済のアドレスのリストが表示され、''"1つのバッチで送信できるよりも多くの電子メールが保留中です。以下をクリックしてメールを送信します。あとXXX通の送信メールがあります。"''という警告が表示され、次のバッチを進めるための"続行ボタン"が表示されます。ユーザーは、一括で電子メールで送信された後、次のバッチをいつ送信するかを決定します。この画面がアクティブな状態で待つ必要はありません。管理者はログオフして後で戻り、次の招待状を送信することができます。<br />
<br />
= 統計と回答の閲覧=<br />
*'''filterout_incomplete_answers:''' 回答を閲覧したり解析したりするときに、未完了の回答をフィルタする既定の動作を制御します。未完了の回答についての議論は、[[Responses & statistics/ja#.E5.9B.9E.E7.AD.94.E6.A6.82.E8.A6.81|アンケート結果閲覧に関するウィキ]]を参照してください。これらのレコードは統計情報を破損する可能性があるため、このフィルタをいくつかのGUIフォームでオンまたはオフに切り替えられるようになっています。パラメーターはconfig.phpで編集できます。次のオプションを使用できます。<br />
**'show': 完了した回答と未完了の回答の両方を表示することができます。<br />
**'filter': 完了した回答のみ表示します。<br />
**'incomplete': 未完了の回答のみ表示します。<br />
*'''strip_query_from_referer_url''': この設定は、参照元URLのパラメーター部分を破棄するかどうかを決定するものです。既定値は'false'です(この場合、リファラーURLはすべてのパラメータを保存します)。一方、この値を'true'に設定して、リファラーURLのパラメータ部分を削除することもできます。<br />
*'''showaggregateddata:''' 有効にすると、算術平均や標準偏差などの追加の統計値が表示されます。データをさらに集約し、より迅速に概要を確認することもできます。たとえば、得点が1と2、4と5となった結果は、"良い"(1と2)、"平均"(3)、"悪い"(4と5)のような一般的なランキングとなるように集約されます。これは質問タイプ"A"(5点尺度配列)と"5"(5点尺度)にのみ当てはまります。<br />
* '''PDFエクスポート設定:''' この機能は、印刷可能なアンケートのPDFエクスポートと回答の印刷を有効にします。PDFエクスポート機能は実験的なものであり、出力は完全ではありません。残念ながら、現時点でサポートは提供されていません。修正を手助けしたい場合は、私たちに連絡してください。<br />
**'usepdfexport': 無効にするには'0'、有効にするには'1'とします。<br />
**'pdfdefaultfont': PDFエクスポート機能で使用される既定のフォントを指定します。既定値は'auto'です。これを変更するには、[https://tcpdf.org/docs/fonts/ PDF core fonts]の1つに設定する必要があります。<br />
**'alternatepdffontfile': 言語キーと対応するフォントを持つ配列です。各言語の既定のフォントは、config.phpファイルで置き換えることができます。<br />
**'pdffontsize': 通常のテキストのフォントサイズを表示します。アンケートのタイトルは<pdffontsize>+4、グループタイトルは<pdffontsize>+2です。config.phpファイルまたは[[Global settings/ja|全般設定]]ダイアログで編集できます。<br />
**'notsupportlanguages': PDFフォントが見つからない言語のリストが含まれています。このリストには、アムハラ語('am')、シンハラ語('si')、タイ語('th')が含まれており、config-defaults.phpファイルにあります。<br />
**'pdforientation': 横置きの場合は'L'、縦置きの場合は'P'を設定します。これはconfig.phpファイルから編集できます。<br />
*'''グラフ設定'''<br />
**'chartfontfile': 統計グラフの作成に使用されるフォントファイル名を設定します。このファイルは、LimeSurveyのルートフォルダにあるfontsディレクトリに配置する必要があります。これはconfig.phpファイルで編集できます。<br />
**'alternatechartfontfile': 言語キーと対応するフォントを持つ配列です。これはconfig.phpファイルで編集できます。<br />
*'''showsgqacode:''' この設定は印刷可能なアンケート機能で使用され、既定値は'false'です。showsgqacode = 'true'と設定すると、各質問のIDと、回答(該当する場合)が表示されます。このIDは、アンケートの回答データを保持するLime_survey_12345表の列見出しと一致します。IDは、手動によるデータベースクエリーのコードブックに使用できます。<br />
<br />
= [[LDAP settings/ja|LDAP設定]]=<br />
<br />
これは広範なトピックであるため、 LDAP設定は[[LDAP settings/ja|別のページ]]に移動しました。<br />
<br />
= 認証=<br />
<br />
LimeSurvey 2.05以降、認証はプラグインによって処理されます。その結果、以下の情報が古くなっている可能性があります。最新情報については、[[Plugins/ja|プラグインのウィキ]]を参照してください。<br />
<br />
== ウェブサーバーへの認証委任==<br />
<br />
システム管理者は、アンケート管理者の認証を内部のLimeSurveyデータベースを使用するのではなく、セントラル認証システム(Active Directory、openLdap、Radius、...)にさせたい場合があります。これを簡単に行うには、この外部認証システムを使用するようにウェブサーバーソフトウェアを設定し、ウェブサーバーが報告したユーザーIDを信頼するようLimeSurveyに設定します。この機能を有効にするには、次の操作が必要です。<br />
* config.phpで'''auth_webserver'''を 'true'に設定します。<br />
* ウェブサーバー側からの認証を有効にします。<br />
<br />
以下の点に注意してください。<br />
* LimeSurveyは、(パスワードを要求せず、ウェブサーバーから報告されたログイン名を使用して)独自の認証プロセスをバイパスします。<br />
* これは、'''アンケートに招待する仕組み(参加者インターフェイス) ではなく'''、単にLimeSurveyのGUI認証システムを置き換えるものです。<br />
<br />
== 自動ユーザーインポートを使用しない認証委任==<br />
<br />
<u>既定では、認証委任はLimeSurvey認証システムをバイパスしません。</u>つまり、LimeSurveyでパスワードを管理する必要がなくても、LimeSurveyデータベースでユーザーを定義し、管理パネルにアクセスさせるために適切な権限セットを割り当てる必要があります。<br />
<br />
LimeSurveyへのアクセスが許可されるのは、次の場合のみです。<br />
* ウェブサーバーに認証されている。<br />
* ログイン名がLimeSurveyユーザーデータベースのユーザーとして定義されている(LimeSurveyユーザーデータベースで定義されたユーザー権限がユーザーに与えられている)。<br />
<br />
== 自動ユーザーインポートを使用する認証委任==<br />
<br />
膨大なユーザーデータベースを管理する場合、LimeSurveyデータベースにユーザーを自動インポートする方が簡単な場合があります。<br />
*'''auth_webserver_autocreate_user''': 'true'に設定されている場合、LimeSurveyはウェブサーバーによって認証されたユーザーが、ユーザーデータベースに存在しない場合、自動インポートします。<br />
*'''auth_webserver_autocreate_profile''': 名前、電子メール、権限など、ユーザーに割り当てられる既定のプロファイルを記述する配列。<br />
<br />
ログインしたユーザーと一致するようにユーザープロファイルをカスタマイズする場合は、'''hook_get_autouserprofile'''という簡単な関数を開発する必要があります。この関数を使用すると、中央ユーザーアカウントデータベース(LDAPディレクトリーなど)からユーザーの実名、名前、電子メールを取得することができます。外部データベースに割り当てられたグループに基づいて、システムの権限をカスタマイズすることもできます。<br />
<br />
'''hook_get_auth_webserver_profile'''関数は、ユーザーのログイン名を唯一の引数として受け取り、次の値を返します。<br />
* Falseまたは空の配列 - この場合、ユーザーはLimeSurveyへのアクセスが拒否されます。<br />
* <code>$WebserverAuth_autouserprofile</code>に記述されているすべての共通のuserprofileエントリーを含む配列<br />
<syntaxhighlight lang="php">function hook_get_auth_webserver_profile($user_name)<br />
{<br />
// Retrieve user's data from your database backend (for instance LDAP) here<br />
... get $user_name_from_backend<br />
... get $user_email_from_backend<br />
... get $user_lang_from_backend<br />
... from groups defined in your backend set $user_admin_status_frombackend_0_or_1<br />
return Array(<br />
'full_name' => "$user_name_from_backend",<br />
'email' => "$user_email_from_backend",<br />
'lang' => '$user_lang_from_backend',<br />
'htmleditormode' => 'inline',<br />
'templatelist' => 'default,basic,MyOrgTemplate',<br />
'create_survey' => 1,<br />
'create_user' => 0,<br />
'delete_user' => 0,<br />
'superadmin' => $user_admin_status_frombackend_0_or_1,<br />
'configurator' =>0,<br />
'manage_template' => 0,<br />
'manage_label' => 0);<br />
}<br />
<br />
// If user should be denied access, return an empty array<br />
<br />
// return Array();</syntaxhighlight><br />
{{Alert|'hook_get_auth_webserver_profile'機能は高度なユーザー向けです。詳細については、config-defaults.phpファイルのコメントを読んでください。}}<br />
<br />
== ユーザー名のマッピング==<br />
<br />
LimeSurveyのユーザー名とは異なる外部ユーザー名を持つユーザーがいる場合は、ユーザー名のマッピングを使用すると便利です。 LimeSurveyでは、 '''auth_webserver_user_map'''パラメータを使用して実現します。たとえば、外部認証データベースに'admin'ユーザー名が定義されていないとします。adminとしてLimeSurveyにログインするには、LimeSurveyのログイン名adminに外部ユーザー名(仮に'myname'とします)をマップする必要があります。このための設定は次のとおりです。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php">'config'=>array(<br />
...<br />
'auth_webserver_user_map' => array ('myname' => 'admin');<br />
)</syntaxhighlight><br />
'myname'ログインとウェブサーバーのパスワードで認証が成功すると、LimeSurveyを'admin'ユーザーとして直接使用する権限が与えられます。 <br />
<br />
これには重大なセキュリティ上の影響がありますので、注意して使用してください。 また、ウェブサーバーによる書き込みができないようconfig.phpを保護してください。<br />
<br />
==ワンタイムパスワードを使用する==<br />
<br />
ユーザーはdefault.com/limesurvey/adminにあるLimeSurveyのログインページを開き、ユーザー名とワンタイムパスワード(以前は、外部アプリケーションによって、ユーザーテーブルの''column one_time_pw''に書き込まれていた)を入力できます。<br />
<br />
ワンタイムパスワードを使用するには、config.phpでこの設定を有効にする必要があります(既定値はfalse)。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'config'=>array(<br />
'debug'=>0,<br />
'debugsql'=>0,<br />
'use_one_time_passwords'=>true,<br />
)<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
詳細については、[[Manage users/ja#.E3.83.AF.E3.83.B3.E3.82.BF.E3.82.A4.E3.83.A0.E3.83.91.E3.82.B9.E3.83.AF.E3.83.BC.E3.83.89.E3.82.92.E4.BD.BF.E7.94.A8.E3.81.99.E3.82.8B|"ユーザの管理"セクション]]を参照してください。<br />
<br />
<br />
= 暗号化設定 {{NewIn/ja|4.0.0}} =<br />
<br />
{{Alert|title=注意|text=一旦設定したら、暗号キーは変更しないでください。変更すると、暗号化データがすべて失われてしまいます。}}<br />
<br />
{{Note|更新またはインストールをする際に、LimeSurveyはこのパラメーターを生成し、<code>application/config/security.php</code>ファイルにセットされます。この設定をsecurity.phpに残すか、必要に応じ、config.phpに移すこともできます。}}<br />
<br />
この機能の詳細は、[[data encryption/ja|データ暗号化]]を参照してください。<br />
<br />
*'''encryptionkeypair'''<br />
*'''encryptionpublickey'''<br />
*'''encryptionsecretkey'''<br />
<br />
=高度なURL設定=<br />
<br />
*'''publicurl:''' これは、'公開スクリプト'のURLを設定します。公開スクリプトは、"limesurvey"フォルダー(または、他のすべてのスクリプトやディレクトリーが入っているディレクトリーにつけた名前)にあるものです。'''この設定は、config.phpで利用でき、LimeSurveyが絶対URLを必要とするときに使用します(例えば、トークンメールを送信するときなど)。'''<br />
*'''homeurl:''' これは、管理用スクリプトのURLを設定します。これらは、/limesurvey/adminフォルダーにあります。ここにはhttp://www.example.com/limesurvey/html/admin のように、WEBのURLを設定してください。この項目には、末尾にスラッシュを付けないでください。config.phpの既定の設定では、<code>{$_SERVER<nowiki>[</nowiki>'SERVER_NAME']}</code>というphp変数の設定を使って、サーバー名を自動的に検出しようとします。'''ほとんどの場合、このままにしておき、残りの文字列をLimeSurveyスクリプトを置いたディレクトリー名に合わせて変更すればよいでしょう。'''<br />
*'''tempurl:''' これは、"/limesurvey/tmp"ディレクトリー、またはLimeSurveyが一時的なファイルを提供するために使用したいディレクトリーのURLを設定します。 <br />
*'''uploadurl:''' これは、"/limesurvey/upload"ディレクトリー、またはLimeSurveyがアップロードされたファイルを提供するのに使用するディレクトリーのURLを設定します。これにより、アップロードファイルを別のURLドメインに設定することができます。<br />
<br />
= 高度なパス設定=<br />
<br />
*'''homedir:''' これは、管理用スクリプトの物理的なディスクの場所を設定してください(例:"/home/usr/htdocs/limesurvey/admin")。このエントリーには、末尾にスラッシュを付けないでください。config.phpの既定の設定では、php変数の設定<code>{$_SERVER<nowiki>[</nowiki>'DOCUMENT_ROOT']}</code>を使って、すべてのドキュメントの既定ののルートパスを検出しようとします。ほとんどの場合、このままにしておき、残りの文字列をLimeSurveyスクリプトを置いたディレクトリー名に合わせて変更すればよいでしょう。<br />
*'''publicdir:''' これは、'公開スクリプト'の物理的なディスクの場所を設定します。<br />
*'''tempdir:''' スクリプトがファイルを読み書きできるよう、/limesurvey/tmpディレクトリーの物理的なディスクの場所を設定します。<br />
*'''uploaddir:''' スクリプトがファイルを読み書きできるよう、/limesurvey/uploadディレクトリーの物理的なディスクの場所を設定します。<br />
*'''sCKEditorURL:''' fckeditorスクリプトのURLです。<br />
*'''fckeditexpandtoolbar:''' 既定でfckeditorのツールバーを開くかどうかを定義します。<br />
*'''pdfexportdir:''' tcpdf.php extensiontcpdf.phpのあるディレクトリーです。<br />
*'''pdffonts:''' TCPDFフォントのディレクトリーです。<br />
<br />
=その他の詳細設定=<br />
<br />
==ファイルのアップロード==<br />
<br />
*'''allowedthemeuploads:''' テーマエディターでアップロードできるファイルタイプ<br />
*'''allowedresourcesuploads:''' リソースセクション及びHTMLエディターでアップロードできるファイルタイプ<br />
*'''allowedfileuploads''' {{NewIn/ja|4.0.0}} アップロードするファイルタイプのグローバルな制限<br />
*'''magic_database:''' {{NewIn/ja|3.17.17}} [https://www.php.net/manual/en/function.finfo-open.php finfo_open]に別のMIMEデータベースの使用を許可します。 config.phpファイルでのみ更新できます。例: redhatベースのlinuxの場合<code>/usr/share/misc/magic.mgc</code> for redhat based linux.<br />
*'''magic_file:''' {{NewIn/ja|3.17.17}} [https://github.com/LimeSurvey/LimeSurvey/blob/master/application/core/utils/fileExtensions.php 標準のファイル]とは別のファイルを使用して、MIMEタイプごとの拡張子の配列を取得することができます。配列を返すPHPファイルである必要があります。config.phpファイルでのみ更新できます。<br />
<br />
==アップデート==<br />
<br />
*'''updatable:''' この設定はversion.phpにあります。trueかfalseに設定できます。trueに設定した場合、スーパー管理者ユーザーがログインしたとき、LimeSurveyはアップデートが利用可能かどうかを確認して警告を表示します。falseに設定した場合、チェックは行われず、ComfortUpdateを使用できません。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Optional_settings/119/ja&diff=267338
Translations:Optional settings/119/ja
2023-10-14T23:36:30Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div>[[Global_settings/ja#.E3.82.BB.E3.82.AD.E3.83.A5.E3.83.AA.E3.83.86.E3.82.A3|Iframeの組込]]を許可した場合、フレームを使用するサイトが同一のルートドメインを使用する場合にのみ信頼性が100%保証されます。LimeSurvey Cloudを使用している場合は、[https://www.limesurvey.org/support/faq/37-limesurvey-cloud/499-what-is-domain-aliasing-and-why-do-i-need-it ドメインエイリアス]を使用して実現します。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Optional_settings/ja&diff=267337
Optional settings/ja
2023-10-14T23:32:00Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div><languages /> <br />
__TOC__<br />
<br />
以下のセクションでは、LimeSurveyのGUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)によって変更できない設定を編集したい人を対象に説明します。LimeSurveyのルートディレクトリからの変更はすべて自己責任で行ってください。ただ、問題が生じ、さらなるガイダンスが必要な場合は、[https://www.limesurvey.org/forum ディスカッションフォーラム]や[irc://irc.freenode.net/limesurvey|IRC IRCチャンネル]に参加してLimeSurveyコミュニティの助けを借りてください。<br />
<br />
=はじめに=<br />
<br />
設定を変更するには、オプションの設定を編集する必要があります。これらは、LimeSurveyのルートディレクトリーにある、/application/config/'''config-defaults.php'''にあります。標準インストールの既定の設定は、config-defaults.phpにあります。[[Global settings/ja|グローバル設定]]ダイアログを使用して上書きできるものもありますが、そうでないものは手動で編集する必要があります。 <br />
<br />
{{Alert|これらの設定を変更したい場合は、config-defaults.phpで変更せず、該当の設定/行を/application/config/'''config.php'''の<nowiki>'config'=>array( )</nowiki>の中にコピーし、そこで変更します。config.phpファイルから新たに変更/導入されたすべての設定は、config-defaults.phpの既定値よりも優先されます。}}<br />
<br />
アップグレードが行われると、config-defaults.php設定だけが変更されます。したがって、config.phpファイルを編集すると、カスタマイズした設定が保存されます。 <br />
<br />
/application/'''config/config.php'''にあるLimeSurvey設定を更新/追加するには、config配列を更新します。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'config'=>array(<br />
'debug'=>0,<br />
'debugsql'=>0,<br />
'LimeSurveySetting'=>'New value', // ここでLimeSurveyの既定の設定を更新します。<br />
)<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
=Yii設定=<br />
<br />
LimeSurveyは、application/config/'''config.php'''ファイルに独自の設定パラメータを持つYiiフレームワークを使用します。LimeSurveyの設定は、Yii設定を介してアクセスすることもできます。<br />
<br />
config.php配列はconfig全体にマージされるので、config.phpファイル内のYiiパラメータを置き換えることができます。<br />
<br />
Yii固有の設定はcomponents配列に設定されています。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'components' => array(<br />
'db' => array(<br />
....<br />
),<br />
'Specific settings'=>array(<br />
....<br />
),<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
{{Note|Yiiフレームワークの詳細については、[http://www.yiiframework.com/doc-2.0/guide-index.html 次のリンク]を参照してください。}}<br />
<br />
==データベース設定==<br />
データベース設定は、LimeSurveyを初めてインストールするときにインストーラファイルによってconfig.phpに書き込まれます。必要に応じて、config.phpファイルのこの部分を更新することができます。これはあなた自身の責任で行ってください。<br />
[http://www.yiiframework.com/doc/blog/1.1/en/prototype.database#establishing-database-connection Yiiのドキュメント]も参照してください。LimeSurveyは、mysql、pgsql、dblib、mssql、sqlsrvのみをサポートしています。<br />
<br />
==セッション設定==<br />
<br />
config.phpにいくつかのセッションパラメータを設定することができます(以下の2つの例を確認してください)。config.phpに必要な部分をコメントアウトしたり追加したりすることができます。その他の設定については、[http://www.yiiframework.com/doc/api/1.1/CHttpSession Yiiのドキュメント]を参照してください。<br />
<br />
{{Alert|同じサーバー上で複数のLimeSurveyインスタンスを実行するようにセッション設定を修正する必要がある場合は、crsf cookieの[[Optional_settings/ja#.E3.83.AA.E3.82.AF.E3.82.A8.E3.82.B9.E3.83.88.E3.81.AE.E8.A8.AD.E5.AE.9A|リクエスト設定]]を修正する必要がないかどうかを確認してください。}}<br />
<br />
===テーブルベースのセッションを使用する===<br />
<br />
LimeSurveyはテーブルベースのセッションを使うことができます。テーブルベースのセッションを使用するには、既定のconfig.phpファイルでコメント部分を見つけ、各行の前にある//を削除します。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'session' => array (<br />
'class' => 'application.core.web.DbHttpSession',<br />
'connectionID' => 'db',<br />
'sessionTableName' => '{{sessions}}',<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
{{Alert|テーブルベースのセッションは現在のところ、MSSQLサーバーではサポートされていません。}}<br />
<br />
===その他のセッションに関する修正===<br />
<br />
LimeSurveyにSSL('https')を使用する場合は、config.phpに次の行を追加すると、セッションのセキュリティが向上します。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // SSL経由でcookieを設定<br />
'session' => array (<br />
'cookieParams' => array(<br />
'secure' => true, // cookieにSSLを使用する<br />
'httponly' => true // cookieは他のプロトコルで使用できない(実験的)<br />
),<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
Cookieのドメインを修正する場合は、config.phpで次の構文を使用します。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // cookieのドメインを指定<br />
'session' => array (<br />
'cookieParams' => array(<br />
'domain' => '.example.org',<br />
),<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
同じサーバーに複数のインストールしている場合は、LimeSurveyのインスタンスごとに異なるセッション名を設定する方が簡単です。これは、IE11においていくつかの条件で必要となることがあります([https://bugs.limesurvey.org/view.php?id=12083#c42892 issue 12083]を参照)。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // Set the name of the session<br />
'session' => array (<br />
'sessionName' => "LimeSurveyN1",<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
==リクエストの設定==<br />
リクエストの設定は重要ですが、デフォルト設定はLimeSurveyの使用に合わせて既に最適化されています。詳細については、[http://www.yiiframework.com/doc/api/1.1/CHttpRequest Yiiドキュメント]を参照してください。<br />
<br />
たとえば、LimeSurveyリクエスト設定の設定は、次のように変更することができます(自己責任で行ってください)。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // CSRF保護を無効にする<br />
'request' => array(<br />
'enableCsrfValidation'=>false, <br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // 特定のURLベースを強制する <br />
'request' => array(<br />
'hostInfo' => 'http://www.example.org/' <br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // CSRF保護のためのCookieドメイン名とパスを設定します。パスは同じドメインに別のインスタンスがある場合に使います。<br />
'request' => array(<br />
'csrfCookie' => array( <br />
'domain' => '.example.com',<br />
'path' => '/limesurvey/',<br />
)<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
トークン電子メールのURLのみを更新する必要がある場合は、config.phpファイルで[[Optional_settings/ja#Advanced_path_settings|publicurl]]を設定してください。<br />
<br />
<br />
==iFrameでのアンケート使用を許可する==<br />
<br />
<div class="mw-translate-fuzzy"><br />
[[Global_settings/ja#.E3.82.BB.E3.82.AD.E3.83.A5.E3.83.AA.E3.83.86.E3.82.A3|Iframeの組込]]を許可した後、 いくつかの設定部分を更新する必要があります。<br />
</div><br />
<br />
==URL設定==<br />
<br />
{{Alert|トークンやその他のメールのURLのみを更新する必要がある場合は、config.phpファイルの[[Optional_settings/ja#.E9.AB.98.E5.BA.A6.E3.81.AAURL.E8.A8.AD.E5.AE.9A|publicurl]]を設定します。}}<br />
<br />
既定のURL設定を変更するには、urlManagerを更新します。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // Use short URL<br />
'urlManager' => array(<br />
'urlFormat' => 'path',<br />
'showScriptName' => false,<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
<br />
アンケートIDの後に次のように.htmlを追加することもできます。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> // Use short URL<br />
'urlManager' => array(<br />
'urlFormat' => 'path',<br />
'rules' => array (<br />
'<sid:\d+>' => array('survey/index','urlSuffix'=>'.html','matchValue'=>true),<br />
),<br />
'showScriptName' => false,<br />
),<br />
</syntaxhighlight><br />
詳細は、[http://www.yiiframework.com/doc/guide/1.1/en/topics.url Yiiのドキュメント]を参照してください。<br />
<br />
==ロギング設定==<br />
<br />
Yiiは、ログを生成するさまざまなソリューションを提供します。詳細については、[http://www.yiiframework.com/doc/guide/1.1/en/topics.logging ロギングについて]をチェックしてください。LimeSurveyは、既定で'1'または'2'を使用しています。これにより、すべてのウェブユーザーがログを参照できます。あなたはYiiを使って自分の設定を直接作成することができます。<br />
<br />
たとえば、ファイル内のエラーと警告を記録する簡単な方法は次のとおりです。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
return array(<br />
'components' => array(<br />
/* 'db'など他のコンポーネント部分 */<br />
'log' => array(<br />
'routes' => array(<br />
'fileError' => array(<br />
'class' => 'CFileLogRoute',<br />
'levels' => 'warning, error',<br />
'except' => 'exception.CHttpException.404',<br />
),<br />
),<br />
),<br />
/* 'urlManager'など他のコンポーネント部分 */<br />
),<br />
/* 最終パート('runtimePath'や'config'など) */<br />
);<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
{{Hint|Text=ファイルは既定で<code><nowiki>limesurvey/tmp/runtime/application.log</nowiki></code>に保存されています。これはLimeSurveyのルートフォルダにあります。}}<br />
{{Alert|Yiiはランタイムパスを使用します。既定では、ログにはウェブからアクセスできます。ログにはサーバーからの多くの情報を含んでいるかもしれません。ウェブ経由でアクセスできないディレクトリを使用する方がよいでしょう。ルートで設定するか、[[Optional settings/ja#Yii settings#Runtime path|ランタイムパス]]を更新して設定できます。}}.<br />
<br />
==ランタイムパス==<br />
<br />
[http://www.yiiframework.com/doc/guide/1.1/en/basics.convention#directory ランタイムパス]は、"webユーザー"が読み書きできるディレクトリでなければなりません。ただし、ランタイムパスには、公開ウェブアクセス領域にある潜在的なセキュリティ情報を持つファイルが含まれています。LimeSurveyは、これらのファイルをLimeSurveyルートディレクトリのtempディレクトリに収集します。このような重要なデータへのアクセスを排除するために、/application/config/config.phpファイルの各行を編集することで、外部からウェブでアクセスできない場所にランタイムパスを設定することができます。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"> <br />
return array(<br />
'components' => array(<br />
[…]<br />
'runtimePath'=>'/var/limesurvey/runtime/',<br />
'config'=>array(<br />
[…]<br />
)<br />
)<br />
)<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
=全体設定=<br />
<br />
*'''sitename''': アンケートサイトつける名前です。この名前は、アンケートリストの概要と管理画面のヘッダーに表示されます。既定値は'LimeSurvey'で、[[Global settings/ja|グローバル設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
*'''siteadminemail:''' サイト管理者の既定の電子メールアドレスで、システムメッセージと連絡先オプションに使用されます。この設定は既定値としてのみ使用され、[[Global settings/ja|グローバル設定]]ダイアログで上書きできます。<br />
*'''siteadminbounce:''' これは、バウンスされた電子メールの宛先となる電子メールアドレスです。この設定は既定値としてのみ使用され、[[Global settings/ja|グローバル設定]]ダイアログで上書きできます。<br />
*'''siteadminname:''' サイト管理者の実際の名前です。この設定は既定値としてのみ使用され、[[Global settings/ja|グローバル設定]]ダイアログで上書きできます。<br />
*'''proxy_host_name:''' プロキシサーバーのホスト名です(サーバーがプロキシの背後にあり、LimeSurveyを[[ComfortUpdate/ja|ComfortUpdate]]を使用して更新したい場合にこれを設定する必要があります)。<br />
*'''proxy_host_port:''' プロキシサーバーのポート番号です(サーバーがプロキシの背後にあり、LimeSurveyを[[ComfortUpdate/ja|ComfortUpdate]]を使用して更新したい場合にこれを設定する必要があります)。<br />
<br />
= セキュリティ=<br />
<br />
* '''maxLoginAttempt''': ユーザーがパスワードを入力する際の、IPアドレスをブロックまたはロックアウトするまでの試行回数です。既定値は3で、config.phpから変更できます。<br />
* '''timeOutTime''': ユーザーがパスワードを誤って入力し<maxLoginAttempt>に対してに達した場合、<timeOutTime>秒間ロックアウトされます。既定値は10分で、config.phpから変更できます。<br />
* '''maxLoginAttemptParticipants''': 参加者が、有効なトークンを入力しなかった場合に、参加者のIPアドレスがブロック/ロックアウトされるまでの試行回数。既定値は3であり、config.phpで変更できます。 <br />
* '''timeOutParticipants''': 参加者が<maxLoginAttemptParticipants>で指定した回数分正しくないトークンを入力した場合、その参加者は<timeOutParticipants>秒の間、ロックアウトされます。既定値は10分であり、config.phpで変更できます。<br />
* '''surveyPreview_require_Auth''': 既定ではtrueに設定されます。これを'false'に設定すると、アンケートパネルにログインしなくても、またアンケートを有効にしなくても、アンケート用URLを使用してアンケートをテストすることができます。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
* '''usercontrolSameGroupPolicy''': 既定値はtrueです。LimeSurvey管理インターフェースで定義した管理者でないユーザーは、自身が作成したユーザー、もしくは、少なくとも1つの同じグループに所属する場合にのみ、他のユーザーを見ることができます。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
*'''filterxsshtml:''' この設定では、アンケート/グループ/質問、回答テキストの中にある不審なHTMLタグと管理インターフェイスの回答テキストにフィルタをかけることができます。LimeSurveyの管理者として作成したユーザーを完全に信頼できる場合で、JavascriptやFlashムービーなどをそのユーザーに許可する場合にのみ'false'にします。<span class="warning">スーパー管理者のHTMLはフィルタリングされません。</span>この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
*'''demoMode:''' config.phpでこのオプションが 'true'に設定されている場合、LimeSurveyはデモモードになります。デモモードでは以下の変更が行われます。<br />
** 管理者の詳細とパスワードの変更を無効にします。<br />
** テンプレートエディタでのファイルのアップロードを無効にします。<br />
** 電子メールの招待状やリマインダの送信を無効にします。<br />
** データベースダンプの作成を無効にします。<br />
** サイト名、デフォルト言語、デフォルトHTMLエディタモード、XSSフィルタに関する全体設定の変更を無効にします。<br />
*'''forcedsuperadmin:''' すべてのLimeSurveyに対するすべての権限を持つユーザーIDの配列。この設定はconfig.phpファイルでのみ更新できます。ユーザーの権限は、他のスーパー管理者であっても[[Manage_users/ja#Set_global_permissions_for_a_user|ユーザーのグローバル権限]]は編集できません。既定では、この権限を持つユーザーのidは1です。インストール後に最初に作成されるユーザーです。<br />
*'''force_ssl:''' LimeSurveyを強制的にHTTPSを介して実行するか、HTTPSをブロックするかを設定します。全体設定管理GUIの[https://manual.limesurvey.org/Global_settings/ja#.E3.82.BB.E3.82.AD.E3.83.A5.E3.83.AA.E3.83.86.E3.82.A3 HTTPSを強制]を参照してください。<br />
*'''ssl_emergency_override:'''この設定はSSLを強制的にオフにします。全体設定でHTTPS/SSLがオンの状態で、サーバーでHTTPSが有効になっていない場合、SSLをオフにするには、データベースの値を直接変更するしかありません。これにより、全体設定でForce Secureに変更していても、HTTPSを強制的にオフにできます。これは、問題を修正するまでtrueに変更する緊急の場合を除き、常にfalseでなければなりません。この設定は、config.phpファイルを介してのみ設定できます。<br />
*'''ssl_disable_alert:''' SSLを強制できない、または強制したくない場合は、SSLを強制しない旨のスーパー管理者への警告を無効にします。この設定は、config.phpファイルを介してのみ設定できます。<br />
<br />
= リソース=<br />
*'''sessionlifetime:''' アンケートセッションが終了するまでの時間を秒単位で定義します。これは、データベースセッションを使用している場合にのみ適用されます。データベースセッションを使用する場合は、config.phpのパラメータを変更するか、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログから既定値を上書きしてください。<br />
*'''memorylimit:''' LimeSurveyがアクセスできるメモリー量を指定します。少なくとも'128MB'(MB =メガバイト)以上が推奨です。タイムアウトエラーが発生したり、統計の生成やファイルのエクスポートに問題がある場合は、この制限を'256MB'以上にしてください。ウェブサーバーがconfig.phpに上限を設定している場合、この設定は無視されます。 <br />
<br />
<div class="warningbox">'''このようなローカル設定は、全体設定ダイアログで行われた変更によって常に無効になる可能性があることに注意してください。'''</div><br />
<br />
メモリの上限を128Mに増やすには、以下を追加することもできます。<br />
*memory_limit = 128M(サーバーのメインのphp.iniファイル。アクセス権がある場合におすすめします。)<br />
*memory_limit = 128M (LimeSurveyルートのphp.iniファイル。)<br />
*php_value memory_limit 128M (LimeSurveyルートの.htaccessファイル。)<br />
<br />
*'''max_execution_time:''' スクリプトの実行が許可される秒数を設定します。これに達すると、スクリプトは'致命的エラー'を返します。巨大なアンケートデータと統計情報をエクスポートするため、LimeSurveyでは既定で1200秒に設定してあります。必要に応じて、より大きな時間またはより短い時間を設定することができます。PHPの設定ファイルからのみアクセスできます。<br />
<br />
=外観=<br />
*'''dropdownthreshold'''{{ObsoleteIn|2.50}}: <code>$dropdowns</code>に"R"が選択されている場合、管理者はラジオボタンとして表示されるオプションの最大数を設定してからドロップダウンリストに戻すことができます。多数の選択肢がある質問の場合、ラジオボタンとして一度に表示すると、扱いにくく見え、ユーザーにとってわかりにくくなります。これを多くとも25(既定値)などに設定すると、大きなリストでもアンケート参加者が使いやすいものにすることができます。<br />
*'''repeatheadings:''' 配列質問タイプでは、画面表示の際、複数ページにわたるサブ質問がある場合があります。この設定では、質問のヘッダー情報を繰り返す前に表示するサブ質問の数を決定できます。15程度が程よい設定となります。見出しをまったく繰り返さないようにするには、0に設定します。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログ{{NewIn/ja|2.05}}で上書きされます。<br />
*'''minrepeatheadings:''' 配列の質問で見出しを繰り返す前に必要な残りのサブ質問の最小数。既定値は3で、config.phpで編集できます。<br />
*'''defaulttemplate:''' この設定は、アンケートの'公開リスト'に使用する既定のテーマを指定します。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
*'''defaulthtmleditormode:''' 統合HTMLエディターのデフォルトモードを設定します。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。有効な設定は次のとおりです。<br />
** 'inline' - HTMLエディター上でフィールドがインラインで置換されます。動作はゆっくりですが便利で使いやすくなっています。<br />
** 'popup' - 必要に応じてポップアップでHTMLエディターを実行するアイコンを追加します。より高速ですが、HTMLコードがフォームに表示されます。<br />
** 'none'- HTMLエディターなし。<br />
*'''column_style:''' [[QS:Display_columns/ja|display_columns]]を使用しているとき、アンケート回答の列の表示方法を定義します。これはconfig.phpファイルで編集できます。有効な設定は次のとおりです。<br />
** 'css' - さまざまなCSSメソッドの1つを使用して列を作成します(詳細は、テンプレートスタイルシートを参照してください)。<br />
** 'ul' - 複数の順序のないリストとしてレンダリングされます(既定)。<br />
** 'table' - 従来のテーブルベースのレイアウトを使用します。<br />
** NULL - 列の使用を無効にします。<br />
<br />
=言語と時間=<br />
*'''defaultlang:''' これは、管理スクリプトで使用される既定の言語、公開アンケートリストの既定の言語として設定する必要があります。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
*'''timeadjust:''' ウェブサーバーがアンケートの対象となる場所と異なるタイムゾーンにある場合は、サーバーとホームタイムゾーンの差をここに入力します。たとえば、オーストラリアに住んでいるとして、米国のウェブサーバーを使用しているとします。ウェブサーバーは、現地時間から14時間遅れています。この場合の設定は"14"です。この設定は、アンケートの回答にタイムスタンプを付ける場合に特に重要です。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。<br />
<br />
=アンケートの動作=<br />
*'''deletenonvalues:''' この機能は慎重に使用してください。既定値(1)にすると、表示条件に合致しない質問はデータベースにNULLが格納されます。これにより、データベースのデータの内部的な一貫性が保証されます。ただし、表示条件に合致しない場合の関連値、つまり0を保持したい場合があります。たとえば、男性に性別を問い合せ、誤って'女性'と答えてから、女性向けの質問(女性であることを前提とした質問で、女性の場合のみ表示されます)に答えたとします。回答者は間違いに気づき、前に戻って性別を'男性'に変え、アンケートを継続します。このとき、女性向けの質問は表示条件に合致しないことになります。<code>$deletenonvalues==1</code>となっている場合、値がクリアされデータベースにはNULLが格納されます。<code>$deletenonvalues==0</code>の場合、間違った答えは削除されず、分析の際にデータベースに残ったままになります。 <br />
*'''shownoanswer:''' 編集可能な回答(すなわち、リスト、配列の質問)を含むラジオボタン/選択タイプの質問が回答必須ではなく、 'shownoanswer'が1に設定されている場合、追加で'回答なし'の項目が表示され、回答者が回答しないことを選択することができます。これを利用できないようにしたいと考えることもあるでしょう。この設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きするか、config.phpで編集することができます。有効な値は次のとおりです。<br />
**'0': いいえ<br />
**'1': はい<br />
**'2': アンケート管理者が選択できる<br />
*'''printanswershonorsconditions:''' 回答印刷機能で、条件分岐によって隠された質問のエントリーを表示するかどうかを定義します(既定値は1で、条件により隠された質問の回答を非表示にします)。<br />
*'''hide_groupdescr_allinone:''' この設定は、条件を使用したオールインワンアンケートに関係します。これを'true'に設定すると、グループ内のすべての質問が非表示になっていると、グループ名と説明が非表示になります。既定値は'true'で、グループ内のすべての質問が条件によって非表示となる場合、グループ名と説明も非表示になります。config.phpで編集することができます。<br />
*'''showpopups:''' 必須または条件付きの質問に正しく答えられなかった場合にポップアップメッセージを表示します。<br />
** '2' = テーマオプションで決める(既定)<br />
** '1'=ポップアップメッセージを表示する<br />
** '0'=ページにメッセージを表示する<br />
** '-1'=メッセージを一切表示しない(この場合、回答が必須であることを示すヒントが表示されます)<br />
<br />
==数値の質問タイプの動作==<br />
<br />
*'''bFixNumAuto:''' 数値フィールドを自動的にフィルタリングして、すべての非数値を削除できます。既定では有効になっていますが、グローバルに無効にすることができます。この設定は、コアテーマオプションの''Fix automatically numeric value(数値を自動的に修正する)''に関連しています。''はい''に対しては有効、''式のみ''と''いいえ''に対しては無効となります。<br />
*'''bNumRealValue:''' 式マネージャーで使用される数値フィールドを、修正するかどうかを設定できます。既定では修正するように設定されています。数値型の質問NUMERICについて、無効(0)に設定すると、{NUMERIC}に不正な文字が含まれる場合、<nowiki>''</nowiki>が送信されます。有効(1)に設定すると、{NUMERIC}に入力された文字が送信されます。この設定は、コアテーマオプションの''Fix automatically numeric value(数値を自動的に修正する)''に関連しています。''はい''に対しては有効、''式のみ''と''いいえ''に対しては無効となります。<br />
<br />
=開発とデバッグ=<br />
*'''デバッグ:''' この設定では、PHPエラー報告をE_ALLに設定します。これは、スクリプトに関連する通知、警告、またはエラーが小さなものでもすべて表示されることを意味します。この設定は、何らかの理由でアプリケーションをデバッグしようとしている場合にのみ '1'に切り替える必要があります。開発者の場合は、'2'に切り替えます。パスの開示につながる可能性があるため、本番環境では'1'または '2'にしないでください。既定値は '0'で、config.phpで編集することができます。<br />
*'''debugsql:''' 各ページの下部のスクリプトに対して実行されたすべてのSQL問い合わせを表示する場合に、この設定をアクティブにします。クエリ数の最適化に非常に便利です。有効にするには、config.phpファイルで既定値から'1'に変更します。<br />
*'''use_asset_manager:''' 既定では、デバッグモードではアセットマネージャーは無効ですが、この設定によりデバッグモードでもアセットマネージャーを使用することができます。 <br />
<br />
アプリケーションでエラーが発生した場合は、バグレポートで提出できる詳細なエラーを取得するため、デバッグ設定を有効にすることを強くお勧めします。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'config'=>array(<br />
'debug'=>2,<br />
'debugsql'=>0,<br />
)<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
プラグインで作業をしていて、変数を画面上に素早くダンプするために、traceVar関数を使うことができます。デバッグが設定されている場合は、CWebLogRouteを使ってHTMLページに表示します。使用方法: <code>traceVar($MyVariable)</code><br />
<br />
=メール設定=<br />
<br />
下のすべての設定は、[[Global settings/ja|全体設定]]ダイアログで上書きすることができます。<br />
*'''emailmethod:'' 電子メールメッセージの送信方法を決定します。次のオプションを使用できます。<br />
**'mail:' 内部のPHPメーラーを使用します。<br />
**'sendmail:' sendmailメーラーを使用します。<br />
**'smtp:' SMTPリレーを使用します。メールサーバーではないホストでLimeSurveyを実行している場合は、この設定を使用します。<br />
*'''emailsmtphost:'' <code>$emailmethod</code>として'smtp'を使用する場合、ここにSMTPサーバを設定する必要があります。Googleメールを使用している場合は、ポート番号をふかし$emailsmtphost = 'smtp.gmail.com:465'のようにします。<br />
*''emailsmtpuser:'' SMTPサーバーが認証を必要とする場合は、ここにユーザー名を設定します。それ以外の場合は空白にする必要があります。<br />
*''emailsmtppassword:'' SMTPサーバーで認証が必要な場合は、パスワードを設定します。それ以外の場合は空白にする必要があります。<br />
*''emailsmtpssl:'' SMTP接続にSSL/TLSを使用するには、'ssl'または 'tls'と設定します。<br />
*''maxemails:'' アンケート参加者に招待状またはリマインダを送信するとき、管理者が1回で送信できる電子メールの数を設定します。ウェブサーバーによってメールの容量が異なるため、送信に時間がかかりすぎてメールが届かない場合は、タイムアウトしてエラーが発生する可能性があります。ウェブサーバーによってメールの容量が異なるため、送信に時間がかかりすぎてメールが届かない場合は、タイムアウトしてエラーが発生する可能性があります。大量の電子メールを送信するときにスクリプトタイムアウトエラーが発生した場合は、この設定値を減らしてください。トークンの右側にあるトークンコントロールツールバーにある'案内メールを送付'ボタン(トークンの右にあるボタンではありません)をクリックすると、'maxemails'の招待状が送信され、メール送信済のアドレスのリストが表示され、''"1つのバッチで送信できるよりも多くの電子メールが保留中です。以下をクリックしてメールを送信します。あとXXX通の送信メールがあります。"''という警告が表示され、次のバッチを進めるための"続行ボタン"が表示されます。ユーザーは、一括で電子メールで送信された後、次のバッチをいつ送信するかを決定します。この画面がアクティブな状態で待つ必要はありません。管理者はログオフして後で戻り、次の招待状を送信することができます。<br />
<br />
= 統計と回答の閲覧=<br />
*'''filterout_incomplete_answers:''' 回答を閲覧したり解析したりするときに、未完了の回答をフィルタする既定の動作を制御します。未完了の回答についての議論は、[[Responses & statistics/ja#.E5.9B.9E.E7.AD.94.E6.A6.82.E8.A6.81|アンケート結果閲覧に関するウィキ]]を参照してください。これらのレコードは統計情報を破損する可能性があるため、このフィルタをいくつかのGUIフォームでオンまたはオフに切り替えられるようになっています。パラメーターはconfig.phpで編集できます。次のオプションを使用できます。<br />
**'show': 完了した回答と未完了の回答の両方を表示することができます。<br />
**'filter': 完了した回答のみ表示します。<br />
**'incomplete': 未完了の回答のみ表示します。<br />
*'''strip_query_from_referer_url''': この設定は、参照元URLのパラメーター部分を破棄するかどうかを決定するものです。既定値は'false'です(この場合、リファラーURLはすべてのパラメータを保存します)。一方、この値を'true'に設定して、リファラーURLのパラメータ部分を削除することもできます。<br />
*'''showaggregateddata:''' 有効にすると、算術平均や標準偏差などの追加の統計値が表示されます。データをさらに集約し、より迅速に概要を確認することもできます。たとえば、得点が1と2、4と5となった結果は、"良い"(1と2)、"平均"(3)、"悪い"(4と5)のような一般的なランキングとなるように集約されます。これは質問タイプ"A"(5点尺度配列)と"5"(5点尺度)にのみ当てはまります。<br />
* '''PDFエクスポート設定:''' この機能は、印刷可能なアンケートのPDFエクスポートと回答の印刷を有効にします。PDFエクスポート機能は実験的なものであり、出力は完全ではありません。残念ながら、現時点でサポートは提供されていません。修正を手助けしたい場合は、私たちに連絡してください。<br />
**'usepdfexport': 無効にするには'0'、有効にするには'1'とします。<br />
**'pdfdefaultfont': PDFエクスポート機能で使用される既定のフォントを指定します。既定値は'auto'です。これを変更するには、[https://tcpdf.org/docs/fonts/ PDF core fonts]の1つに設定する必要があります。<br />
**'alternatepdffontfile': 言語キーと対応するフォントを持つ配列です。各言語の既定のフォントは、config.phpファイルで置き換えることができます。<br />
**'pdffontsize': 通常のテキストのフォントサイズを表示します。アンケートのタイトルは<pdffontsize>+4、グループタイトルは<pdffontsize>+2です。config.phpファイルまたは[[Global settings/ja|全般設定]]ダイアログで編集できます。<br />
**'notsupportlanguages': PDFフォントが見つからない言語のリストが含まれています。このリストには、アムハラ語('am')、シンハラ語('si')、タイ語('th')が含まれており、config-defaults.phpファイルにあります。<br />
**'pdforientation': 横置きの場合は'L'、縦置きの場合は'P'を設定します。これはconfig.phpファイルから編集できます。<br />
*'''グラフ設定'''<br />
**'chartfontfile': 統計グラフの作成に使用されるフォントファイル名を設定します。このファイルは、LimeSurveyのルートフォルダにあるfontsディレクトリに配置する必要があります。これはconfig.phpファイルで編集できます。<br />
**'alternatechartfontfile': 言語キーと対応するフォントを持つ配列です。これはconfig.phpファイルで編集できます。<br />
*'''showsgqacode:''' この設定は印刷可能なアンケート機能で使用され、既定値は'false'です。showsgqacode = 'true'と設定すると、各質問のIDと、回答(該当する場合)が表示されます。このIDは、アンケートの回答データを保持するLime_survey_12345表の列見出しと一致します。IDは、手動によるデータベースクエリーのコードブックに使用できます。<br />
<br />
= [[LDAP settings/ja|LDAP設定]]=<br />
<br />
これは広範なトピックであるため、 LDAP設定は[[LDAP settings/ja|別のページ]]に移動しました。<br />
<br />
= 認証=<br />
<br />
LimeSurvey 2.05以降、認証はプラグインによって処理されます。その結果、以下の情報が古くなっている可能性があります。最新情報については、[[Plugins/ja|プラグインのウィキ]]を参照してください。<br />
<br />
== ウェブサーバーへの認証委任==<br />
<br />
システム管理者は、アンケート管理者の認証を内部のLimeSurveyデータベースを使用するのではなく、セントラル認証システム(Active Directory、openLdap、Radius、...)にさせたい場合があります。これを簡単に行うには、この外部認証システムを使用するようにウェブサーバーソフトウェアを設定し、ウェブサーバーが報告したユーザーIDを信頼するようLimeSurveyに設定します。この機能を有効にするには、次の操作が必要です。<br />
* config.phpで'''auth_webserver'''を 'true'に設定します。<br />
* ウェブサーバー側からの認証を有効にします。<br />
<br />
以下の点に注意してください。<br />
* LimeSurveyは、(パスワードを要求せず、ウェブサーバーから報告されたログイン名を使用して)独自の認証プロセスをバイパスします。<br />
* これは、'''アンケートに招待する仕組み(参加者インターフェイス) ではなく'''、単にLimeSurveyのGUI認証システムを置き換えるものです。<br />
<br />
== 自動ユーザーインポートを使用しない認証委任==<br />
<br />
<u>既定では、認証委任はLimeSurvey認証システムをバイパスしません。</u>つまり、LimeSurveyでパスワードを管理する必要がなくても、LimeSurveyデータベースでユーザーを定義し、管理パネルにアクセスさせるために適切な権限セットを割り当てる必要があります。<br />
<br />
LimeSurveyへのアクセスが許可されるのは、次の場合のみです。<br />
* ウェブサーバーに認証されている。<br />
* ログイン名がLimeSurveyユーザーデータベースのユーザーとして定義されている(LimeSurveyユーザーデータベースで定義されたユーザー権限がユーザーに与えられている)。<br />
<br />
== 自動ユーザーインポートを使用する認証委任==<br />
<br />
膨大なユーザーデータベースを管理する場合、LimeSurveyデータベースにユーザーを自動インポートする方が簡単な場合があります。<br />
*'''auth_webserver_autocreate_user''': 'true'に設定されている場合、LimeSurveyはウェブサーバーによって認証されたユーザーが、ユーザーデータベースに存在しない場合、自動インポートします。<br />
*'''auth_webserver_autocreate_profile''': 名前、電子メール、権限など、ユーザーに割り当てられる既定のプロファイルを記述する配列。<br />
<br />
ログインしたユーザーと一致するようにユーザープロファイルをカスタマイズする場合は、'''hook_get_autouserprofile'''という簡単な関数を開発する必要があります。この関数を使用すると、中央ユーザーアカウントデータベース(LDAPディレクトリーなど)からユーザーの実名、名前、電子メールを取得することができます。外部データベースに割り当てられたグループに基づいて、システムの権限をカスタマイズすることもできます。<br />
<br />
'''hook_get_auth_webserver_profile'''関数は、ユーザーのログイン名を唯一の引数として受け取り、次の値を返します。<br />
* Falseまたは空の配列 - この場合、ユーザーはLimeSurveyへのアクセスが拒否されます。<br />
* <code>$WebserverAuth_autouserprofile</code>に記述されているすべての共通のuserprofileエントリーを含む配列<br />
<syntaxhighlight lang="php">function hook_get_auth_webserver_profile($user_name)<br />
{<br />
// Retrieve user's data from your database backend (for instance LDAP) here<br />
... get $user_name_from_backend<br />
... get $user_email_from_backend<br />
... get $user_lang_from_backend<br />
... from groups defined in your backend set $user_admin_status_frombackend_0_or_1<br />
return Array(<br />
'full_name' => "$user_name_from_backend",<br />
'email' => "$user_email_from_backend",<br />
'lang' => '$user_lang_from_backend',<br />
'htmleditormode' => 'inline',<br />
'templatelist' => 'default,basic,MyOrgTemplate',<br />
'create_survey' => 1,<br />
'create_user' => 0,<br />
'delete_user' => 0,<br />
'superadmin' => $user_admin_status_frombackend_0_or_1,<br />
'configurator' =>0,<br />
'manage_template' => 0,<br />
'manage_label' => 0);<br />
}<br />
<br />
// If user should be denied access, return an empty array<br />
<br />
// return Array();</syntaxhighlight><br />
{{Alert|'hook_get_auth_webserver_profile'機能は高度なユーザー向けです。詳細については、config-defaults.phpファイルのコメントを読んでください。}}<br />
<br />
== ユーザー名のマッピング==<br />
<br />
LimeSurveyのユーザー名とは異なる外部ユーザー名を持つユーザーがいる場合は、ユーザー名のマッピングを使用すると便利です。 LimeSurveyでは、 '''auth_webserver_user_map'''パラメータを使用して実現します。たとえば、外部認証データベースに'admin'ユーザー名が定義されていないとします。adminとしてLimeSurveyにログインするには、LimeSurveyのログイン名adminに外部ユーザー名(仮に'myname'とします)をマップする必要があります。このための設定は次のとおりです。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php">'config'=>array(<br />
...<br />
'auth_webserver_user_map' => array ('myname' => 'admin');<br />
)</syntaxhighlight><br />
'myname'ログインとウェブサーバーのパスワードで認証が成功すると、LimeSurveyを'admin'ユーザーとして直接使用する権限が与えられます。 <br />
<br />
これには重大なセキュリティ上の影響がありますので、注意して使用してください。 また、ウェブサーバーによる書き込みができないようconfig.phpを保護してください。<br />
<br />
==ワンタイムパスワードを使用する==<br />
<br />
ユーザーはdefault.com/limesurvey/adminにあるLimeSurveyのログインページを開き、ユーザー名とワンタイムパスワード(以前は、外部アプリケーションによって、ユーザーテーブルの''column one_time_pw''に書き込まれていた)を入力できます。<br />
<br />
ワンタイムパスワードを使用するには、config.phpでこの設定を有効にする必要があります(既定値はfalse)。<br />
<syntaxhighlight lang="php" enclose="pre"><br />
'config'=>array(<br />
'debug'=>0,<br />
'debugsql'=>0,<br />
'use_one_time_passwords'=>true,<br />
)<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
詳細については、[[Manage users/ja#.E3.83.AF.E3.83.B3.E3.82.BF.E3.82.A4.E3.83.A0.E3.83.91.E3.82.B9.E3.83.AF.E3.83.BC.E3.83.89.E3.82.92.E4.BD.BF.E7.94.A8.E3.81.99.E3.82.8B|"ユーザの管理"セクション]]を参照してください。<br />
<br />
<br />
= 暗号化設定 {{NewIn/ja|4.0.0}} =<br />
<br />
{{Alert|title=注意|text=一旦設定したら、暗号キーは変更しないでください。変更すると、暗号化データがすべて失われてしまいます。}}<br />
<br />
{{Note|更新またはインストールをする際に、LimeSurveyはこのパラメーターを生成し、<code>application/config/security.php</code>ファイルにセットされます。この設定をsecurity.phpに残すか、必要に応じ、config.phpに移すこともできます。}}<br />
<br />
この機能の詳細は、[[data encryption/ja|データ暗号化]]を参照してください。<br />
<br />
*'''encryptionkeypair'''<br />
*'''encryptionpublickey'''<br />
*'''encryptionsecretkey'''<br />
<br />
=高度なURL設定=<br />
<br />
*'''publicurl:''' これは、'公開スクリプト'のURLを設定します。公開スクリプトは、"limesurvey"フォルダー(または、他のすべてのスクリプトやディレクトリーが入っているディレクトリーにつけた名前)にあるものです。'''この設定は、config.phpで利用でき、LimeSurveyが絶対URLを必要とするときに使用します(例えば、トークンメールを送信するときなど)。'''<br />
*'''homeurl:''' これは、管理用スクリプトのURLを設定します。これらは、/limesurvey/adminフォルダーにあります。ここにはhttp://www.example.com/limesurvey/html/admin のように、WEBのURLを設定してください。この項目には、末尾にスラッシュを付けないでください。config.phpの既定の設定では、<code>{$_SERVER<nowiki>[</nowiki>'SERVER_NAME']}</code>というphp変数の設定を使って、サーバー名を自動的に検出しようとします。'''ほとんどの場合、このままにしておき、残りの文字列をLimeSurveyスクリプトを置いたディレクトリー名に合わせて変更すればよいでしょう。'''<br />
*'''tempurl:''' これは、"/limesurvey/tmp"ディレクトリー、またはLimeSurveyが一時的なファイルを提供するために使用したいディレクトリーのURLを設定します。 <br />
*'''uploadurl:''' これは、"/limesurvey/upload"ディレクトリー、またはLimeSurveyがアップロードされたファイルを提供するのに使用するディレクトリーのURLを設定します。これにより、アップロードファイルを別のURLドメインに設定することができます。<br />
<br />
= 高度なパス設定=<br />
<br />
*'''homedir:''' これは、管理用スクリプトの物理的なディスクの場所を設定してください(例:"/home/usr/htdocs/limesurvey/admin")。このエントリーには、末尾にスラッシュを付けないでください。config.phpの既定の設定では、php変数の設定<code>{$_SERVER<nowiki>[</nowiki>'DOCUMENT_ROOT']}</code>を使って、すべてのドキュメントの既定ののルートパスを検出しようとします。ほとんどの場合、このままにしておき、残りの文字列をLimeSurveyスクリプトを置いたディレクトリー名に合わせて変更すればよいでしょう。<br />
*'''publicdir:''' これは、'公開スクリプト'の物理的なディスクの場所を設定します。<br />
*'''tempdir:''' スクリプトがファイルを読み書きできるよう、/limesurvey/tmpディレクトリーの物理的なディスクの場所を設定します。<br />
*'''uploaddir:''' スクリプトがファイルを読み書きできるよう、/limesurvey/uploadディレクトリーの物理的なディスクの場所を設定します。<br />
*'''sCKEditorURL:''' fckeditorスクリプトのURLです。<br />
*'''fckeditexpandtoolbar:''' 既定でfckeditorのツールバーを開くかどうかを定義します。<br />
*'''pdfexportdir:''' tcpdf.php extensiontcpdf.phpのあるディレクトリーです。<br />
*'''pdffonts:''' TCPDFフォントのディレクトリーです。<br />
<br />
=その他の詳細設定=<br />
<br />
==ファイルのアップロード==<br />
<br />
*'''allowedthemeuploads:''' テーマエディターでアップロードできるファイルタイプ<br />
*'''allowedresourcesuploads:''' リソースセクション及びHTMLエディターでアップロードできるファイルタイプ<br />
*'''allowedfileuploads''' {{NewIn/ja|4.0.0}} アップロードするファイルタイプのグローバルな制限<br />
*'''magic_database:''' {{NewIn/ja|3.17.17}} [https://www.php.net/manual/en/function.finfo-open.php finfo_open]に別のMIMEデータベースの使用を許可します。 config.phpファイルでのみ更新できます。例: redhatベースのlinuxの場合<code>/usr/share/misc/magic.mgc</code> for redhat based linux.<br />
*'''magic_file:''' {{NewIn/ja|3.17.17}} [https://github.com/LimeSurvey/LimeSurvey/blob/master/application/core/utils/fileExtensions.php 標準のファイル]とは別のファイルを使用して、MIMEタイプごとの拡張子の配列を取得することができます。配列を返すPHPファイルである必要があります。config.phpファイルでのみ更新できます。<br />
<br />
==アップデート==<br />
<br />
*'''updatable:''' この設定はversion.phpにあります。trueかfalseに設定できます。trueに設定した場合、スーパー管理者ユーザーがログインしたとき、LimeSurveyはアップデートが利用可能かどうかを確認して警告を表示します。falseに設定した場合、チェックは行われず、ComfortUpdateを使用できません。</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Translations:Optional_settings/118/ja&diff=267336
Translations:Optional settings/118/ja
2023-10-14T23:31:59Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div>==iFrameでのアンケート使用を許可する==</div>
Bravehorse
https://manual.limesurvey.org/index.php?title=Installation_-_LimeSurvey_CE/ja&diff=252880
Installation - LimeSurvey CE/ja
2023-10-02T22:50:42Z
<p>Bravehorse: </p>
<hr />
<div><languages /><br />
<br />
__TOC__<br />
<br />
<div class="simplebox">注意: このインストール方法は、バージョン2.0以上用です。1.92以前のものは[[Installation Version 1.92 or older|ここ]]、アップデート方法は[[Upgrading from a previous version|ここ]]にあります。</div><br />
<br />
==概要==<br />
<br />
LimeSurveyプロジェクトは、二通りのインストール方法を準備しています。<br />
*自分のウェブサーバー:<br />この場合は、このページのステップ1からそのとおりに行います。<br />
<br />
*ローカルのWindows PC:<br />アンケートをローカル環境で(主にスピードやテストのために)作り、あとからウェブサーバー上にインストールしたLimeSurveyにアップロードしたい場合、まずローカルPC上にインストールしたいということがあるでしょう。この目的のために、ウェブサーバー、データベース、LimeSurveyアプリケーション、[[Installation of the LimeSurvey XAMPP package/ja|インストール手順]]をすべて含んだ特別なパッケージを準備しました。<br />
<br />
==ウェブサイトでLimeSurveyが利用できるようにする==<br />
<br />
LimeSurveyを利用するには、サーバーが以下の要件を満たしている必要があります。<br />
<br />
{{Note|必須要件はインストールプロセスの中でもチェックされます。}}<br />
<br />
'''LimeSurvey 6.x'''の動作要件:<br />
* 250MB以上のディスクスペース。<br />
* MariaDB 10.3.38以上'''または'''MySQL 8以上'''または'''Microsoft SQL Server 2008以上'''または'''Postgres 12以上<br />
* PHPのバージョン要件:<br />
** LS 6.xでは、PHP 7.4.xから8.1.x<br />
** LS 5.Xでは、PHP7.2.5から8.0.x<br />
** LS 3.Xでは、PHP5.5.9から7.4.x<br />
* php.ini `short_open_tag` 設定を`ON`にすること<br />
* 以下のPHPモジュール/ライブラリーを有効にすること<br />
** [[Installation FAQ/ja#Requirements page#What is the mbstring (Multibyte String Functions) library|mbstring (マルチバイト文字機能)]]拡張ライブラリー<br />
** PDO database driver for MySQL (pdo_mysql or pdo_mysqli)、またはPostgres (pdo_pgsql)、またはMSSQL ([https://php.net/manual/en/ref.pdo-sqlsrv.php pdo_sqlsrv] for Windowsと[http://www.php.net/manual/en/ref.pdo-dblib.php pdo_dblib] for Linux)。<br />
** 上記に加え、PHPのデフォルトライブラリーが利用できること(hash、sessionなど)<br />
*** hash<br />
*** session<br />
*** openssl または mcrypt<br />
*** fileinfo<br />
*** SimpleXML<br />
*** etc …<br />
<br />
<div class="simplebox"> 注意: Linuxからdblib PDOドライバーを使ってWindows Server上のMSSQLデータベースに接続する場合、FreeTDSを正しくセットアップしておく必要があります。詳しくは、[[Troubleshooting/ja|トラブルシューティング]]ページを参照してください。</div><br />
<br />
PHP拡張のオプション:<br />
* '''GD-Library''' '''with FreeType support'''は、CAPTCHA、チャート、HTMLエディターを通じた画像のアップロードで必要になります。[https://php.net/manual/image.setup.php PHP GD-Library Extension documentation]を参照してください。<br />
* '''IMAP'''は、[[Email bounce tracking system/ja|バウンスメールトラッキングシステム]]で必要です。[https://php.net/manual/imap.setup.php PHP IMAP拡張ドキュメント]を参照してください。<br />
* '''LDAP'''は、LDAPを使ってアンケート参加者をインポートするのに必要です。[https://php.net/manual/en/book.ldap.php PHP LDAPドキュメント]を参照してください。<br />
* '''Zip'''は、テンプレートのアップロード、.zip形式のアーカイブファイルのインポート、Excelエクスポートで必要です。[https://php.net/manual/zip.setup.php PHP Zip拡張ドキュメント]を参照してください。<br />
* '''Zlib'''は、[[ComfortUpdate/ja|楽なアップデート]]に必要です。[https://php.net/manual/zlib.setup.php PHP Zlib拡張ドキュメント]を参照してください。<br />
<br />
これらの導入については、サーバ提供者の助けを借りるとうまくいく場合が多いでしょう。<br />
<br />
MicrosoftのIISサーバーで動作させたいときは、"[[Installation on XP with IIS/ja|XPにIISをインストールする]]" を参照してください。<br />
<br />
===ブラウザの互換性===<br />
'''アンケート回答者側としては'''、IE11(イントラネットモードを除く)、JavaScriptが利用できる新しい同等のブラウザ(Edge、FF、Chrome、Operaなど)をサポートします。 <br />
<br />
'''管理者側としては'''、Edge、JavaScriptが利用できる新しい同等のブラウザ(FF、Chrome、Operaなど)をサポートします。<u>管理者側ではInternet Explorerはサポートしません。</u><br />
<br />
====スクリーンサイズ====<br />
アンケートに適した任意のサイズをサポートします(360px x 640px以上)。<br />
LimeSurvey管理ページの最小解像度は1280px x 1024pxです。<br />
<br />
===LimeSurveyのホスティング===<br />
<br />
LimeSurveyは、PHPとMySQLが提供されていれば、たいていのホスティング業者で動作するはずです。インストール済みのLimeSurveyを使いたいときは、 [https://www.limesurvey.org/editions-and-prices/limesurvey-pro/editions-and-prices-professional LimeSurvey Cloud]の利用を検討してください。または、[[LimeSurvey-compatible hosting companies/ja|LimeSurveyに対応したホスティング業者]]もご参考に。<br />
<br />
==LimeSurveyパッケージをダウンロードする==<br />
<br />
最新の安定版LimeSurvey zipパッケージ(gzip、bz2、7zipのパッケージがあります)を[https://community.limesurvey.org/downloads/ ダウンロード]し、ローカルディスクに保存してください。<br />
<br />
==LimeSurveyのパッケージを解凍する==<br />
<br />
好みの解凍ソフトを使って、zipファイルを解凍し、任意のディレクトリに展開します。ファイルを解凍するときは、ディレクトリ構成を維持したまま展開するようにしてください(ほとんどの解凍ソフトでは既定の動作です)。インストールするディレクトリのパスには、特殊文字である'('や')'を含んではいけませんが、'''空白'''文字は含むことができます。<br />
<br />
==サーバの情報を集める==<br />
<br />
LimeSurveyを正しくインストールするために、次の情報が必要です。<br />
*プログラムを置くWebサイトのURL(例: 'http://my.domain.com/limesurvey')<br />
*プログラムを置くサーバ内の物理的なロケーション(例: '/home/usr/htdocs/limesurvey')<br />
*データベースサーバーのIP/ネットワークアドレス(例: ''localhost'')<br />
*データベースサーバーを標準でないポートで使用する場合、そのポート番号<br />
*データベースサーバーのユーザー名、パスワード<br />
*ほとんどのプロバイダーでは、スクリプトによってデータベースを作成することができません。そのようなプロバイダーの場合は、自身でデータベースを作成します(例: ''limesurvey'')。<br />
<br />
==ウェブサーバーにファイルをアップロードする==<br />
<br />
FTPツール(FileZillaなど)でウェブサーバーに接続し、スクリプトを格納するディレクトリを作り、そこにディレクトリ構造をまるごとアップロードします。FTPツールの設定を確認し、バイナリモードでアップロードするようにしてください。ASCIIモードでは変なエラーが出たり(インストール中に 'class not found' が出るなど)、画像が正しくアップロードされなかったりします。)<br />
<br />
==ディレクトリのパーミッションを設定する==<br />
<br />
スクリプトが正しく動くために、いくつかのディレクトリに正しいアクセス権が(特に、Linuxのようなシステムにおいて)必要です。<br />
*'''"/limesurvey/tmp"'''ディレクトリとその下のサブディレクトリとファイルは、インポートやアップロードに使われます。ウェブサーバーの実行ユーザーに、書き込みと読み込みの両方を許可してください。<br />
*'''"/limesurvey/upload/"'''ディレクトリとその下すべてについても、書き込み・読み込みを許可します。画像やメディアのアップロードに使われます。<br />
*'''"/limesurvey/application/config/"''' ディレクトリも書き込み・読み込みを許可してください。<br />
*その他のディレクトリは読み込み専用でも構いません。Linuxのようなシステムでは、/limesurvey/adminディレクトリにあるファイルに読み込み専用にしておくとよいでしょう。<br />
<br />
{{Alert|Linuxを使っている場合は、パーミッション設定はウェブサーバーの設定に依存します。例えば、CentOSでApache HTTPD を使っている場合は、'''chmod -R 755 <directory> ; chown -R apache <directory>'''とタイプします。これにより誰でも読み込み可能となり、ウェブサーバーが書き込み権限を持ちます。Linuxのパーミッションについて、詳しくは、[https://www.linux.com/learn/tutorials/309527-understanding-linux-file-permissions こちら]を参照してください。}}<br />
<br />
==データベースユーザー作成する==<br />
<br />
LimeSurveyは、データベースとその中のテーブルを作成します。そのためには、そのデータベースエンジンへのユーザー名とパスワードが必要です。以下のような権限を持つデータベースユーザーを作成することを推奨します。<br />
<br />
- MySQL:SELECT, CREATE, INSERT, UPDATE, DELETE, ALTER, DROP, INDEX<br />
<br />
- PostgreSQL: SELECT, INSERT, UPDATE, DELETE, TRUNCATE, TRIGGER<br />
<br />
- Microsoft SQL Server: ''不明 - わかった方はこの部分を完成させてください''。<br />
<br />
==インストールスクリプトを起動する==<br />
<br />
'''"example.org/limesurvey/admin"にアクセスします'''。すべて正しく設定すると、LimeSurveyインストーラーが動き始めるので、指示に従ってください。データベースを作成するか、データベースにテーブルを作成するか聞かれます。LimeSurveyは、必要に応じデータベースにテーブルを作成します。<br />
<br />
==最初に管理スクリプトに接続する==<br />
<br />
インストールが終了したら準備完了です。ブラウザーを開き、LimeSurvey管理のURLを入力します。'limesurvey'というディレクトリー名を使用している場合は、"http://www.example.com/limesurvey/admin"のようなURLになります。<br />
<br />
ログイン画面が現れるはずです。デフォルトでログインできるユーザーは(インストール中に明示的に変えない場合)、<br />
<br />
<syntaxhighlight lang='html'><br />
<br />
ユーザ名: admin<br />
パスワード: password<br />
<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
ログインすると、初期パスワードを変更するよう促されます。楽しんでください。<br />
<br />
==さらなる設定==<br />
<br />
===キャッシング===<br />
<br />
LimeSurveyはデフォルトでYiiファイルキャッシュを使いますが、他のキャッシュエンジンを使うように設定できます。次のようなキャッシュを使用できます。<br />
<br />
* Memcached<br />
* Redis<br />
* WinCache<br />
* XCache<br />
<br />
詳しくは、[https://www.yiiframework.com/doc/api/1.1/CCache Yiiドキュメント]を参照してください。<br />
<br />
LimeSurvey 4.0.0以降、ExpressionScriptで計算をキャッシュできるようになるかもしれません。これにより、アンケートの複雑さに応じて大幅なスピードアップが可能になります。emcacheを有効にするには、config.phpファイル(components配列)に追加します。<br />
<br />
<syntaxhighlight lang="php"><br />
'emcache' => array('class' => 'CFileCache'),<br />
</syntaxhighlight><br />
<br />
メインのYiiキャッシュと同様に、他のキャッシュシステムも使用できます。<br />
<br />
{{Note| emcacheはランダム化したアンケートと互換性がなく、自動的にオフになります。}}<br />
<br />
==何か問題があったら==<br />
<br />
どんなプログラムもそうですが、この手順の通りでたいていは動きますが、そうでないときもあります。原因はいろいろあるので、ここには書ききれません。何か問題があったら、まずは [[Installation FAQ/ja]]を見ましょう。そこで問題が解決しなければ、発生した問題とすべてのエラーメッセージを[https://www.limesurvey.org/forum LimeSurvey フォーラム]にポストし、[https://www.limesurvey.org/contact-us サポートチケット]をオープンするか(LimeSurver Cloudの顧客のみ)、[https://discord.gg/DEjguXn Discordチャネル]に参加してください。</div>
Bravehorse